ニッセイグローバルリートインデックスファンドの評価・評判は?利回りや実質コストは?

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ニッセイグローバルリートインデックスファンドの評価・評判は?利回りや実質コストは?インデックスファンド

ニッセイグローバルリートインデックスファンドは、ニッセイの<購入・換金手数料なし>シリーズで、日本を除く世界各国のリート市場に分散投資ができるインデックスファンドです。

S&Pグローバルリートインデックス(除く日本、配当込み)の動きに連動する成果を目標としていますが、実際どんな内容のファンドで、利回りはどのくらいだったのか確認してみました。

ニッセイグローバルリートインデックスファンドの特徴

投資対象

ニッセイグローバルリートインデックスファンドは、「S&Pグローバルリートインデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)」をベンチマークとするインデックスファンドです。

 

「S&Pグローバルリートインデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)」は、日本を除く先進国・新興国25ヵ国の約360銘柄のリート(不動産投資信託証券)で構成されているインデックスです。

 

※下記はニッセイグローバルリートインデックスファンド「月報(2023年9月)」からの情報です。

組入比率

ニッセイグローバルリートインデックスファンドの組み入れ比率

国・地域別組入比率

ニッセイグローバルリートインデックスファンドの国・地域別組入比率

組入上位10銘柄

ニッセイグローバルリートインデックスファンドの組入上位10銘柄

ポートフォリオ情報

ニッセイグローバルリートインデックスファンドのポートフォリオ情報

ベンチマークは約360銘柄で構成されているので、ニッセイグローバルリートインデックスファンドはそれよりも少ない銘柄数となっています。

 

目論見書にも構成銘柄すべてを組み入れないことが記載されているので、何かしらの基準で組み入れていない銘柄があるということになります。

ファンドの仕組み

ニッセイグローバルリートインデックスファンドはファミリーファンド方式で運用され、実質的な運用はニッセイグローバルリートスマザーファンドにて行われます。

ニッセイグローバルリートインデックスファンド-ファンドの仕組み

買付手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

買付手数料なし
信託報酬(税込)0.297%
実質コスト(税込)0.357%
信託財産留保額なし

分配金

本ファンドは設定来一度も分配金が出ていないので効率的な運用がされています。

 

ファンドで投資している株式や債券などから得られた利子や配当、売買益などを分配せず、さらに運用に回すことにより複利効果が期待できます。

つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況

ニッセイグローバルリートインデックスファンドはつみたてNISA対象外で、iDeCoで取り扱っているネット証券はありません。

 

参考 NISAとiDeCoの違いの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISAとiDeCoの違いを比較!どっちがいい?

ニッセイグローバルリートインデックスファンドのパフォーマンスは?

過去の運用成績

1年3年(年率)5年(年率)10年(年率)
トータルリターン7.70%(5位)15.94%(4位)6.20%(10位)–(–)
リスク(標準偏差)17.91(12位)19.07(8位)20.64(10位)–(–)
シャープレシオ0.43(5位)0.84(4位)0.30(10位)–(–)
対象ファンド数※51本43本35本

※:「国際REIT・グローバル・除く日本・為替ヘッジなし」カテゴリ

ベンチマークとの差

ファンドベンチマーク
1ヶ月ー5.5%ー5.7%
3ヶ月ー3.6%ー3.7%
6ヶ月+7.2%+7.0%
1年+7.7%+7.0%
3年+55.9%+54.4%
設定来+102.8%+100.8%

※ニッセイグローバルリートインデックスファンド「月報(2023年9月)」より
※ファンド設定日は2013年12月10日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

 

インデックスファンドなので、ベンチマークから信託報酬(実質コスト)を差し引いたくらいのパフォーマンスとなっていることが理想ですが、ニッセイグローバルリートインデックスファンドの方がパフォーマンスが良くなっています。

 

ただ、運用報告書にはなぜベンチマークよりプラスとなっているかの要因は記載されていないので、どのような要因かは不明ですが、ベンチマークの構成銘柄すべてを組み入れてないことが要因の一つかもしれません。

基準価額・純資産の推移

ニッセイグローバルリートインデックスファンドの基準価額・純資産の推移

ファンドの純資産額は一時期流出もありましたが、右肩上がりに推移しています。

 

ただ、毎月の資金流出入額を確認すると資金流入が少なくなってきているので人気に陰りが見えます。

ニッセイグローバルリートインデックスファンドの毎月の資金流出入額

当ファンドの情報のまとめ

  • ベンチマーク:S&Pグローバルリートインデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)
  • 買付手数料:なし
  • 信託報酬(税込):0.297%(実質コスト:0.357%)
  • 信託財産留保額:なし
  • 純資産残高:約116億円
  • 分配金利回り:なし
  • 決算:年1回(11月20日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券などのネット証券)
  • 償還日:無期限(設定日:2013年12月10日)
  • つみたてNISA:対応していない
  • iDeCo:取り扱いネット証券なし

評価・まとめ

ニッセイグローバルリートインデックスファンドは、「S&Pグローバルリートインデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)」をベンチマークとするインデックスファンドで、日本を除く先進国・新興国25ヵ国の約360銘柄のリート(不動産投資信託証券)に分散投資ができるインデックスファンドです。

 

同じくニッセイの<購入・換金手数料なし>シリーズのニッセイJリートインデックスファンドにも投資をすれば全世界のリート市場への投資を行うことができます。

参考 ニッセイJリートインデックスファンドの評価ってどう?利回りや実質コストは?

 

海外リートファンドの他のファンドではS&P先進国REIT指数(除く日本)をベンチマークとしていますが、新興国まで含んだS&Pグローバルリートインデックスをベンチマークとした数少ないファンドです。

 

過去10年間ではS&P先進国REIT指数(除く日本)がパフォーマンスが良かったのですが、直近5年ではS&PグローバルREIT指数(除く日本)の方がパフォーマンスが良かったりします。

 

ただ、新興国の比率は低いので今のところはパフォーマンスに大きな差がでていません。

参考 海外リートインデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめはどれ?

ニッセイグローバルリートインデックスファンドにおすすめのネット証券は?

投資信託はネット証券なら低コストなファンドでも投資信託を保有しているだけでポイントが貯まり、積立するならクレジットカードを利用すればさらにポイントが貯まるのでお得です。

 

ニッセイグローバルリートインデックスファンドを取り扱っていてポイントが貰えるネット証券は下記となっています。

 SBI証券マネックス証券auカブコム証券
クレカ積立三井住友カードマネックスカードauPayカード
クレカ積立
ポイント還元率
0.5~5.0%1.1%1%
クレカ積立
付与されるポイント
VポイントマネックスポイントPontaポイント
投資信託保有時
ポイント還元率
0.05%0.03%0.005%
投資信託保有時
付与されるポイント
・Tポイント
・Pontaポイント
・dポイント
・JALのマイル
上記のいずれか
マネックスポイントPontaポイント

※楽天証券は投資信託保有時のポイント付与が条件達成時の一度のみなので対象外

 

  • クレカ積立を利用しないなら  SBI証券がおすすめ
  • クレカ積立(一般カード)を利用するならマネックス証券がおすすめ
  • ゴールドやプラチナを利用してクレカ積立するなら SBI証券がおすすめ

ポイント還元率が高い方がお得ですが、付与されるポイントが各社異なるので、普段利用しているポイントが付与されるネット証券を選ぶことも検討してみてください。

 

トータルのポイント還元率が業界最高水準のマネックス証券

クレジットカード積立を利用するならトータルのポイント還元率が業界最高水準なのがマネックス証券です。

 

クレジットカード積立で必要なマネックスカードは、マネックス証券を口座開設すれば作ることができ、貯まったポイントは株式手数料や暗号資産に交換することや、他のポイントサービス(dポイント・Tポイント・Pontaポイントなど)に交換することも可能です。

 

>> マネックス証券(公式サイト)「詳細解説

 

保有残高によるポイント還元率は業界最高水準のSBI証券

投資信託の保有残高によるポイント還元率は業界でも最高水準で、クレジットカード積立を利用しない場合にはおすすめです。

 

クレジットカード積立で一般カードだと還元率は低いですが、ゴールドカードは年間で100万円以上利用すれば翌年以降の年会費永年無料となるので条件クリアできそうであればゴールドカードの方がおすすめです。(ただしクレジットカード積立は集計対象外です)

 

>> SBI証券(公式サイト)「詳細解説

 

Pontaポイントを貯めるならauカブコム証券

投資信託の保有残高によるポイント還元は低いのですが、クレジットカード積立によるポイント還元率は1%と還元率は高めです。

 

ただ、マネックス証券の方が保有残高による還元率も高いので還元率にこだわるならマネックス証券がおすすめです。

 

それでもスマホでauを利用していると貯めやすいPontaポイントが貯まるので、普段利用しているのであればauカブコム証券も検討してみてください。

 

>> auカブコム証券(公式サイト)「詳細解説

 

楽天ポイントが貯まる楽天証券

楽天証券では、保有残高によるポイント還元率が「一定の残高をはじめて達成した場合」のみポイントが還元されるルールに変更され、実質保有残高によるポイント還元はほぼなくなりました。

 

また、クレジットカード積立では楽天キャッシュを利用すると0.5%の還元率とはなりますが、還元率は他社と比較すると見劣りするし、楽天キャッシュを利用するのでやや複雑になります。

それでも楽天ポイントは楽天経済圏では貯めやすく、様々なサービスで利用できるので、楽天ポイントを貯めたい方は楽天証券という選択肢もあるかと思います。

 

>> 楽天証券(公式サイト)「詳細解説

 

その他下記の証券会社でも購入できます。

>> 松井証券詳細解説

>> 岡三オンライン詳細解説

>> GMOクリック証券

 

参考 口座開設時に必ず選ぶ特定口座については下記も参考にしてみてください。

⇒ 特定口座とは?証券会社の口座種類のまとめ!結局どれがいい?

 

投資信託に投資するのにおすすめの証券会社は?

ネット証券では投資信託に関するポイント還元など様々なサービスを行っていますが、どのような違いがあるのか、おすすめはどこかは下記も参考にしてみてください。

参考 【投資信託】ネット証券おすすめ比較ランキング!お得な口座は?

 

各資産クラスのインデックスファンドの比較についてはこちら!

 

個人投資家に人気の投資信託ランキングをチェックしたい方はこちら!

参考 【最新】投資信託ランキング!個人投資家が選ぶ人気のファンドは?