米ドル円のスワップ狙いの積立投資ってどう?利回りはどのくらい?

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外貨を利用したスワップポイントの積立投資では、高金利通貨などが人気ですが世界最大の経済大国の米国ドルはどうなのでしょうか?

他の通貨と比べると比較的波も穏やかな初心者向けの通貨で、米国は今までは低金利政策をとってましたが金利は徐々に上昇傾向にあります。

そんな米国ドル円でスワップポイント狙いの積立投資をするとどのくらいの利回りが期待できるのか確認してみました。

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米ドルの特徴とは?

世界の基軸通貨

基軸通貨というのは、その国だけでなく世界中の貿易などの決済に利用されている通貨で、供給量は12兆ドル以上にのぼり全世界にドルが流通しています。

そのため、急な暴騰・暴落が他の通貨に比べると少なく、安定している通貨といえます。

基軸通貨は、通貨発行国の経済規模や政治力、軍事力などで決まると言われ、通貨価値の安定、高度に発達した金融・為替・資本市場、対外取引規制がないことが必要となります。

第二次世界大戦前は英ポンドが基軸通貨でしたが、第二次世界大戦後は米国の躍進により米ドルが基軸通貨となったという背景があります。

米ドルに影響を与えるものって?

ドルに対する信用不安、アメリカの政治、経済状況等がドルを左右する直接的要因になると言われています。

様々な経済指標の発表がありますが、特に下記の経済指標の発表時には為替が大きく動きやすいことで有名です。

  • 米国非農業部門雇用者数(雇用統計)
  • 米国失業率
  • 米国GDP
  • 米国FOMCの発表

特に、労働省が毎月第一金曜日に発表する雇用統計の失業率と、非農業部門雇用者数という、アメリカの雇用に関する情報発表時はかなり為替が動きますので短期売買をする方は要注意です。(値動きが大きいので指標発表を狙った取引をする方もいますが・・)

国債の格付けは最高ではない?

主要格付け会社3社(ムーディーズ・S&P・フィッチ)で、ムーディーズ・フィッチでは最高格付けとなっていますが、S&Pは一段階下の「AA+」となっています。

それでも格付け会社2社が最高格付けとしているので、国としての安全度、信用度は世界でもトップレベルなのは間違いありません。

金相場と逆相関の関係

米ドルと金相場は一般的に逆相関の関係にあると言われていて、ドルが安くなると金が買われ、ドルが高くなると金が売られる傾向があります。

fx-usd-swap1

赤が米ドルインデックス青が金の月足の過去約10年間のチャートです。

※ドルインデックスとは、米ドルそのものの価値を相対的に算出した指標です。

基軸通貨の米ドルは、世界各国の政府や大企業などがあらゆる形で米ドルを保有し、世界経済が不安定になり米ドル安になれば資産が減少するために他の金融資産にお金を移動させます。

その際にお金の逃避先として「安全資産の金」が買われる傾向があります。(ほかにも日本円やスイスフランなどが買われやすい傾向にあります)

逆に株価が上昇するような相場や米ドル高になる場合、金利がつかない「金」を売って他の金融資産に移動させる傾向にあります。

アメリカの政策金利の推移

アメリカと日本の2003年1月から2017年7月までの政策金利の推移は下記の様になっています。

2009年からアメリカでは低金利政策をとっていましたが、2016年以降政策金利は上昇傾向となっていて、それに伴いFXでのスワップポイントも上昇しています。

対して日本の政策金利はほぼ0で利上げという話も聞こえてこない状況なので、米ドル円のスワップポイントを狙った投資手法というのは有効となりそうです。

米ドル円でスワップ運用した際の期待利回りは?

一括投資の場合

例えば、米ドル円111円、初期投資資金111万円、スワップ金利1日41円(SBIFXトレードの場合)とすると下記のような感じになります。

取引数量必要証拠金
(4%)
年間スワップ年間利回りロスカット
(証拠金維持率100%)
1万
(レバレッジ1倍)
44,400円14,965円1.35%4.4円
2万
(レバレッジ2倍)
88,800円29,930円2.70%59.9円
3万
(レバレッジ3倍)
133,200円44,895円4.04%78.4円
5万
(レバレッジ5倍)
222,000円74,825円6.74%93.2円
10万
(レバレッジ10倍)
444,000円149,650円13.48%104.3円

米ドル円の戦後最高値は2011年の時で75円32銭です。

レバレッジ2倍でも戦後最高値まで耐えられることを考えると、レバレッジ2倍で取引するのが効率がよさそうです

レバレッジ3倍だと利回り4.04%で、戦後最高値まで値が下がってしまうとロスカットとなってしまいます。

戦後最高値までは大分離れているので、そのレートに下降するまでに貯められるスワップポイントだけでロスカットを免れる可能性も高いですが、大暴落に備えて追加資金投入も視野にいれておいたほうがいいでしょう。

ちなみに、上記は初期投資資金111万円としてますが、取引数量1万通貨でレバレッジ2倍なら初期投資資金は111万円÷2=55万5千円と抑えることができますし、取引数量1千通貨でレバレッジ1倍なら初期投資金額は11万1千円と大きく抑えることができます。

積立投資の場合

戦後最高値になってもロスカットされないレバレッジ2倍で取引した場合を想定してみます。

米ドル円111円固定で毎月1,000通貨を購入すると仮定すると、毎月の積立金額は、111円×1,000通貨÷2=55,500円となります。

一日のスワップポイントを4.1円(SBIFXトレード)とすると1年間では下記のような感じとなります。

 1ヶ月2ヶ月3ヶ月・・・11ヶ月12ヶ月合計
投資金額55,500円55,500円55,500円・・・55,500円55,500円666,000円
保持通貨数1,000通貨1,000通貨1,000通貨・・・1,000通貨1,000通貨12,000通貨
スワップ123円246円369円・・・1353円1476円9,594円

上記では購入金額を米ドル円111円固定で計算してるので、実際に運用するときの投資金額は、

1,000通貨 × 投資するときの米ドル円のレート ÷ 2(レバレッジ)

で毎月計算してください。

で、上記のような積立投資をした場合年間利回りは1.4%となります。

スワップポイントの再投資という観点でみると、最低取引数量が1,000通貨だと当初1年たってもスワップポイントだけで再投資できる金額までは貯まらず、28か月目でやっとスワップポイントだけで1,000通貨購入ができます。

そのため、複利効果が出だすのは2年目以降ということになりそうで、複利効果がないと3年間で総投資金額約200万円で、不労所得として月に約5千円くらいのスワップポイントがもらえます

1,000通貨が最低取引数量だとスワップポイントのみを再投資するまでに時間がかかるので、SBIFXトレードのように最低取引数量が1通貨のFX会社を利用して1か月目からスワップポイントの再投資を行い複利で増やさないと資産は増えづらいです。

参考 FXのスワップポイントを複利運用するには?FX会社を選ぶポイントは?

米ドル円でスワップ投資するのに最適なFX会社は?

主要なFX会社の米ドル円のスワップポイントとスプレッドは下記のとおりです。(2017年7月21日分)

 スワップ
ポイント
スプレッド最低取引数量
(米ドル円)
GMOクリック証券【FX】48円0.3銭10,000通貨
SBIFXトレード41円0.27銭
(1万通貨まで)
1通貨
マネックスFX40円0.2銭
(1万通貨まで)
1,000通貨
FXPLUS40円2銭1,000通貨
FXダイレクトプラス37円1銭1,000通貨
FXプライムbyGMO37円0.6銭
+3銭(1万通貨未満)
1,000通貨
みんなのFX30円0.3銭1,000通貨
外為オンライン30円1銭1,000通貨
外為ジャパン24円0.3銭1,000通貨
DMM FX24円0.3銭10,000通貨
マネースクウェア・ジャパン24円3銭
+300円
1,000通貨
ヒロセ通商【LION FX】2円0.3銭1,000通貨

参考 スワップポイントを複利運用するなら各社のスワップポイントの取り扱い方は注意が必要ですので、こちらも参考にしてみてください。

⇒ FXの積立投資手法のスワップ投資って?毎日お小遣いが貰える?

GMOクリック証券

GMOクリック証券はスワップポイントが高いのですが、最低取引数量が10,000通貨からなので、スワップポイントを複利運用しようとすると資金量が少ないと最低取引数量までためるまでに時間がかかってしまいます。

また、ポジションが未決済の時でもスワップポイントに課税されるのでスワップ投資をするのにあまりいい条件とは言えません。

参考 それでもスワップポイントが高いので取引してみたい方は下記の公式サイトを確認してみてください。

>> GMOクリック証券【FX】(公式サイト)

SBIFXトレード

スワップポイントがどの通貨でも高い条件となっているのがSBIFXトレードで、最低取引数量が1通貨とスワップポイントを複利運用するにも適してますし、スプレッドも条件がいいので米ドル円でスワップポイント狙いの投資をするならSBIFXトレードが最もおすすめです。

豪ドル円やNZドル円、南アフリカランド円のほかにトルコリラ円も取引ができるようになりスワップ投資をするなら見逃せないFX会社となっています。

参考 SBIFXトレードでトルコリラ円が積立FXの対象に!気になる内容は?

また、FX業界で唯一自動で外貨を積立てることができる積立FXができるのもSBI FXトレードだけです。

参考 積立FXについては下記も参考にしてみてください。

⇒ 外貨預金に代わるおすすめサービス!積立FXとはどんな機能?

⇒ SBIFXの積立FXと通常のFX取引と比較!お得に取引できるのは?

参考 SBIFXトレードの詳細は下記の公式サイトでも確認してみてください。

>> SBIFXトレード(公式サイト)

まとめ

外貨投資で、全世界の基軸通貨の座にいる米ドル円は、急な暴騰・暴落が他の通貨に比べると少なく、安定している通貨です。

国としての安全性ももちろん高く、政策金利は上昇傾向にあるためスワップ狙いの中長期の投資として期待できる投資先です。

米国の政策金利は1.25%で、スワップ投資で人気の高いオーストラリアやニュージーランドの政策金利はそれぞれ1.5%、1.75%と米国が上昇傾向の中、下降傾向なので、今後米国の政策金利の方が上になる可能性もありそうです。

レバレッジ2倍程度だと戦後最高値になってもロスカットとはならないので比較的安全に投資ができ、年間利回りも約2.7%程度は期待できそうです。

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参考 他の通貨でスワップ運用するなら下記も参考にしてみてください。

⇒ 豪ドル円のスワップ狙いの積立投資ってどう?金利が低下しうまみがない?

⇒ NZドル円のスワップ運用ってどう?中長期運用するなら一番の本命か?

⇒ 南アフリカランド円のスワップ投資を安全運用した時の利回りは?

⇒ トルコリラのスワップ金利は高いけど投資して大丈夫?今後の見通しは?