メキシコペソ円のスワップポイントは高いが今後の見通しってどうなの?

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メキシコペソ円はFXでのスワップポイントが高く高金利通貨として注目が集まっていて、くりっく365に上場されたりFX会社でも取り扱いが増えている通貨ペアです。

メキシコとはどんな国で、FXで投資する場合メキシコペソ円でどのくらいの利回りが期待できそうなのか確認してみました。

参考 くりっく365については下記も参考にしてみて下さい。

⇒ くりっく365のメリット・デメリットとは?店頭FXとの違いは?

メキシコってどんな国?

メキシコに投資をするならまずは投資対象となるメキシコという国の基本情報を確認しておきましょう。

基本情報

国名 メキシコ合衆国(United Mexican States)
人口 約1億2,701万人(世界10位)
面積 約196万km2(日本の約5倍)
首都 メキシコシティ
GDP 1,046.93(10億USドル)(世界15位)
国債格付け※ ムーディーズ:A3
S&P、フィッチ:BBB+
経済成長率 2.19%(2018年)
政策金利 8.25%
主要産業 工業(自動車・同部品、電気・電子機器など)鉱業(石油、銀など)

※投資適格級

人口の推移

1980~2018年の日本とメキシコの人口の推移です。


(引用元:世界経済のネタ帳

データもとによっては日本を抜いていたりしているのですが、この伸びから考えてもすでに日本を抜いているもしくは近いうちに抜くことは確実かと思います。

また、平均年齢が圧倒的に異なり日本が47歳に対してメキシコでは28歳と若年層が多いのが特徴で、若い労働力が豊富にあります。

失業率

(引用元:世界経済のネタ帳

失業率も日本と比べてもそれほど悪くはなく、直近では下落傾向にあります。

名目GDP(USドル)の推移

(引用元:世界経済のネタ帳

GDPは日本が横ばいなのに対して、徐々に右肩上がりの成長をしていて1995年ころには約15倍程度の差があったのが、直近では約4倍程度の差まで縮まっています。

IMF(国際通貨基金)による5年先の見通しは下記の様に右肩上がりに成長することが予測されていて、今後も順調な経済成長が期待できます。

(引用元:世界経済のネタ帳

メキシコに投資するリスクは?

米国の影響が大きい

メキシコは世界最大の経済大国である米国との隣接しているため、良くも悪くも米国の影響が大きく、特に1994年の北米自由貿易協定(NAFTA)発行以降、米国との経済関係が強まり輸入全体の約47%、輸出全体の約81%を米国が占めています。

NAFTAを背景に安価な労働力を活かして日本などの海外の自動車、電気・電子メーカーが進出し米国向けの製造・輸出拠点として発展しています。

また、世界有数の資源国でもあり、銀・銅や石油などは世界有数の生産量となっています。

メキシコは1920年以降クーデターもなく政治情勢は安定していて、近年では経済成長率は2%台を推移していて中国のように大きな経済成長を遂げているわけではないですが、底堅く成長をしています。

(引用元:世界経済のネタ帳

そのような中で、「メキシコとの国境に壁を作る」や「NAFTAが自分の望むように改定されないなら米国は脱退する」とトランプ大統領はメキシコにとっては向かい風となる発言をしていましたが、NAFTAの再交渉に関しては米・メキシコ・カナダ協定(USMCA)として妥結されたことで今後の不安は解消されました。

参考 CNN「米とカナダ、NAFTA交渉で合意 メキシコ含む3カ国で協定維持

治安が悪い

メキシコは新婚旅行で有名なカンクンや世界遺産なども数多くあり、観光も重要な産業なのですが、治安が悪いというイメージがマイナスとなっています。

ただ、危険な地域はばらつきがあり外務省の情報によると下記の様に比較的治安がいい地域もあるようです。

(引用元:外務省「危険・スポット・広域情報」)

黄色:「レベル1:十分注意してください」
オレンジ:「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」

それでも、メキシコは治安が悪いというイメージが強い国で、実際殺人や誘拐件数は世界トップクラスの犯罪大国で、経済成長の足かせになっていると言われているため、治安の行方にも注意が必要です。

新大統領の経済政策の方針

2018年7月に実施された大統領選挙で、元メキシコシティ市長のロペスオブラドール氏が当選し、長年にわたって続いた既成政党による政治に終止符が打たれ2018年12月1日に正式に大統領に就任しました。

「汚職と(不正を行った政治家らが)処罰されない状態を終わらせる。新自由主義的な経済政策が腐敗を助長させてきた」と訴え、汚職撲滅や経済価格に力を入れる姿勢を示しています。

ロペスオブラドール氏は、トランプ米大統領にメキシコへの「敬意を払え」と訴える対米強硬派でしたが、就任演説ではトランプ米大統領に対し「当選後、丁寧な扱いを受けた」と謝意を示すなど米国との関係悪化の懸念は後退しているように思えます。

今後は、ロペスオブラドール氏の政策動向に左右されやすい展開が想定されていて、一般大衆に利益につながるような政策を続ければ財政赤字の拡大などの恐れもあり動向が注目されますが、米国の利上げ打ち止めとなる予測も出ていて、メキシコを含む新興国への資金流入が期待されそうです。

メキシコペソに投資するなら?

メキシコは新興国のため懸念点も多くありますが、下記のような特徴もあります。

  • 政策金利が高いのでスワップポイントが高い
  • 高金利通貨の中では格付けは高い
  • メキシコペソ円の為替レートは安いので最低投資金額が少なく済む

高金利通貨であるトルコリラや南アフリカランドと同じくらい政策金利が高いですが、今後も一段の通貨安がありうる前提で高金利を享受するためには、レバレッジを抑えたスワップポイント狙いの投資は有効となりそうです。

参考 FXのスワップポイントとは?2国間の金利差を低リスクで日々もらうには?

国債の格付けではトルコや南アフリカは投資不適格級ですが、メキシコは投資適格級と高い格付けとなっていて、メキシコペソ円については為替レートが過去10年くらいでは5円から11円くらいなので、レバレッジ1倍で1,000通貨対応のFX会社なら1万円もあれば投資可能です。

参考 トルコリラや南アフリカランドのスワップポイントを狙った投資については下記も参考にしてみてください。

⇒ 南アフリカランド円でスワップポイント狙いの投資をした時の利回りはどの位?

⇒ トルコリラのスワップ金利は高いけど投資して大丈夫?今後の見通しは?

メキシコの政策金利の推移

メキシコの政策金利の推移および高金利通貨であるトルコ、南アフリカの政策金利の推移は下記のようになっています。(2008年1月~2019年2月)

※トルコは2010年5月から、南アフリカは2008年10月から

一時期3%台となっていた政策金利は徐々に上がってきていて政策金利は8.25%と、異常な上昇をしているトルコに次いで高い政策金利となっています。

メキシコペソ円の過去10年間のチャート

上記はメキシコペソ円の10年間の月足のチャートですが、リーマンショック前は11円程度だった為替レートは6円程度まで下落し、その後は5円から8.5円くらいの間を推移しています。

特に直近では5円台のレンジ相場が続いています。

メキシコペソ円のスワップ投資の期待利回りは?

比較的安定的な推移をしてそうなメキシコペソ円ですが、それでも新興国通貨なので史上最安値をいつ更新してもおかしくはありません。

そのため、ドルコスト平均法で時間分散させることによって、通貨安のリスクを軽減させることができますし、レバレッジを抑えて投資すれば通貨安となってもロスカットまで余裕を持つことができます。

参考 FXのロスカットとは?計算方法や証拠金維持率、レバレッジとの関係は?

参考 FXのレバレッジって?1倍でも借金することはあるの?

例えば、メキシコペソ円5.7円、初期投資資金5.7万円、スワップ金利1日16円とすると下記のような感じになります。

取引数量 必要証拠金
(4%)
年間スワップ 年間利回り ロスカット
(証拠金維持率100%)
1万
(レバレッジ1倍)
2,280円 5,840円 10.25% 0.2円
2万
(レバレッジ2倍)
4,560円 11,680円 20.49% 3.1円
3万
(レバレッジ3倍)
6,840円 17,520円 30.74% 4円
5万
(レバレッジ5倍)
11,400円 29,200円 51.23% 4.8円
10万
(レバレッジ10倍)
22,800円 58,400円 102.46% 5.4円

※メキシコペソ円の史上最安値は2016年の時で4.87円です。

レバレッジ3倍でも過去最安値には耐えられそうですが、より一段の通貨安となってもロスカットまでの余裕があるレバレッジ1倍や2倍などで始めるのがおすすめです。

最低投資金額もレバレッジ1倍で1万通貨でも6万円からと最低投資金額が抑えられ、1,000通貨から取引できるFX会社なら6千円から投資できるのもメリットの一つと言えます。

まとめ

メキシコペソへの投資は米国との結びつきが強いため、米国経済の影響を受けやすく資源国でもあるので原油価格にも影響を受け易く大きく為替が変動します。

治安が悪く新大統領選の今後の舵取りも気になるところですが、メキシコは若年層が多く今後も成長が期待できる国で、ブルームバーグによると2018年の魅力ある新興市場ランキングで1位がメキシコ、2位がトルコとなっていましたが2019年はどうなるでしょうか。

参考 ブルームバーグ「メキシコとトルコが上位、2018年の魅力ある新興市場ランキング

メキシコは新興国のため懸念点もありますが、下記のような特徴もあります。

  • 政策金利が高いのでスワップポイントが高い
  • 高金利通貨の中では格付けは高い
  • メキシコペソ円の為替レートは安いので最低投資金額が少なく済む

高いスワップポイントを狙って、レバレッジを抑えた投資は有効となりそうです。

メキシコペソ円をレバレッジ1倍で初期投資6万円(1万通貨)の投資でも約10%、レバレッジ2倍なら約20%と高い利回りが期待できます。

メキシコペソ円に集中した資産運用はリスクが高いのでお勧めしませんが、サテライト運用として一部の資産を投資したり、他の通貨ペアと分散投資するなどするのがおすすめです。

参考 メキシコペソ円のスワップポイント・スプレッドの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ メキシコペソ円のスワップポイント比較ランキング!スプレッドも比較!

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参考 LIGHT FX(ライトFX)とみんなのFXの違いって?スプレッドやスワップポイントってどう?

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参考 他の通貨でスワップ運用するなら下記も参考にしてみてください。

⇒ 米ドル円のスワップポイント狙いの積立投資ってどう?利回りはどのくらい?

⇒ 豪ドル円のスワップポイント狙いの積立投資ってどう?利回りはどのくらい?

⇒ NZドル円のスワップポイント狙いの積立投資ってどう?利回りはどのくらい?

⇒ カナダドルの金利が上昇局面に突入したが今後の見通しは?スワップポイント狙いがいい?

⇒ 南アフリカランド円でスワップポイント狙いの投資をした時の利回りはどの位?

⇒ トルコリラのスワップ金利は高いけど投資して大丈夫?今後の見通しは?

参考 スワップポイント狙いの投資をするのにおすすめな通貨ペアについては下記も参考にしてみてください。

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