インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式の評価ってどう?利回りや実質コストは?

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インデックスファンド

日興アセットマネジメントが運用するインデックスファンド海外新興国(エマージング)株式は、新興国株式に分散投資ができるインデックスファンドです。

MSCI エマージング・マーケット・インデックス(円ベース)に連動する投資成果を目指した運用を行うとのことですが、低コストなインデックスファンドが登場している中、これから投資するのに適しているのか内容を確認してみました。

インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式の特徴

投資対象

インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式は、「MSCI エマージング・マーケット・インデックス(円ベース)」の動きに連動する成果を目標とするインデックスファンドです。

 

「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」は新興国24ヵ国の大型および中型株式約1,000銘柄で構成され、新興国株式のインデックスファンドの多くで利用されているインデックスです。

参考 新興国株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

 

※下記はインデックスファンド海外新興国(エマージング)株式「月報(2019年4月)」からの情報です。

資産構成

インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式の特徴

先物の使用は、「利便性に優れ、売買コストが低い」利点がある反面、必ずしも指数の値動きと一致しないことから、ベンチマークからの乖離を生む可能性があります

株式国別配分上位

インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式の特徴

株式組入上位10銘柄

インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式の特徴

ファンドの仕組み

インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式はファミリーファンド方式で運用され、実質的な運用は下記のマザーファンドにて行われます。

インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式の特徴

購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

購入時手数料(税込)3.24%
信託報酬(税込)0.594%
実質コスト(税込)0.919%
信託財産留保額なし

分配金

インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式では、毎年分配金を出していて分配金の実績は下記となっていて、分配金利回りは0.08%(2019年5月時点)となっています。

インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式の特徴

分配金はファンドの収益で賄えていて、タコ足配当とはなっていません。

インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式の特徴

つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況

インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式は、つみたてNISAの対象外ですが楽天証券のiDeCoで取り扱いがあります。

参考 NISAとiDeCoの違いの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISAとiDeCoの違いを比較!どっちがいい?

過去の運用成績(リターン・リスク)

リターン・リスク

1年3年(年率)5年(年率)10年(年率)
リターンー2.66%(100位)10.64%(42位)4.85%(60位)8.21%(42位)
リスク(標準偏差)19.64(150位)14.12(91位)16.73(91位)19.99(38位)
シャープレシオー0.14(99位)0.75(48位)0.29(59位)0.41(40位)
対象ファンド数※203本161本136本68本

※:「国際株式・エマージング・複数国(為替ヘッジ無し)」カテゴリ

基準価額騰落率

ファンドベンチマーク
3ヶ月+6.48%+6.62%
6ヶ月+13.70%+13.56%
1年ー2.66%ー3.76%
3年+35.43%+30.14%
設定来+32.98%+8.02%

※インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式「月報(2019年4月)」より
※ファンド設定日は2008年4月1日
※分配金を再投資した収益率で、購入時手数料および分配金にかかる税金は考慮されてません
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産の推移

インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式の特徴

所感

ファンドが設定されてから約11年が経過しているので、単純な年率平均は約3%で設定来ではベンチマークと比較すると上方乖離しています。

 

株式に投資をしているので、ファンドでは配当金を受け取っていますが、ベンチマークが配当を加味していないため、乖離が発生しているだけで、当ファンドが特に成績が良いわけではありません。

 

同じ「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」をベンチマークとする低コストなインデックスファンドである「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」と比較すると過去1年のリターンでは約0.6%の差がついています。

参考 eMAXIS Slim 新興国株式インデックスの評価・評判は?利回りや実質コストは?

インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式の特徴

まだ、期間が短いので差はあまりありませんが、中長期で保有すれば差が大きくなっていくことが想定されるので、今から投資するなら「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」のようなより実質コストが低コストなインデックスファンドをおすすめします。

参考 新興国株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

当ファンドの情報

  • ベンチマーク:MSCI エマージング・マーケット・インデックス(円ベース)
  • 購入時手数料(税込):3.24%以内
  • 信託報酬(税込):0.594%(実質コスト:0.919%)
  • 信託財産留保額:なし
  • 純資産残高:約150億円
  • 分配金利回り:0.08%
  • 決算:年1回(11月16日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券などのネット証券)
  • 償還日:無期限(設定日:2008年4月1日)
  • つみたてNISA:対象外
  • iDeCo:楽天証券

評価・まとめ

インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式は、「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」をベンチマークとし、新興国24ヵ国の大型および中型株式約1,000銘柄に分散等ができるインデックスファンドです。

 

「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」をベンチマークとするインデックスファンドが低コスト化していく中で、インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式は信託報酬の引き下げなどは行われておらず、信託報酬や実質コストが割高な点は否めません。

 

これから「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」をベンチマークとするファンドに投資するなら、より低コストなファンドがあるのでそちらをおすすめします。

参考 先進国株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

 

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⇒ 特定口座とは?証券会社の口座種類のまとめ!結局どれがいい?

 

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これから投資信託で資産運用を始める方は、ネット証券選びで失敗しないようにこちらも参考にしてみてください。

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