ニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンドの評価ってどう?利回りはどのくらい?

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アクティブファンド

ニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンドは、新興国の株式に分散投資ができるアクティブファンドです。

フランスの独立系運用会社であるコムジェストが厳選した高い利益成長が持続すると見込まれる銘柄に投資を行うとのことですが、どのような内容のファンドで過去の利回りはどの位だったのか確認してみました。

ニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンドの特徴

投資対象

ニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンドは、成長企業への長期投資で定評のあるコムジェストが厳選した、相対的に高い利益成長が持続すると見込まれる新興国株式に分散投資ができるアクティブファンドです。

 

コムジェストは、下記のような特徴を持つ運用会社です。

コムジェスト・グループはフランスのパリに本拠地をおく独立系の運用会社です。株式のアクティブ運用に特化した運用会社で、「クオリティグロース」の御旗を掲げて長期投資を行っています。クオリティグロースをひと言でいえば、「持続的なEPS(一株当り利益)成長は、優れたリターンにつながる」を信念の基に、高成長株を厳選して運用していくスタイルです」

(引用元:All About「持続的な成長をする企業に投資する注目ファンド」)

 

運用プロセスは下記となっていて企業を厳選するにあたってESGに対する取り組みなども考慮するようです。

 

ニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンドには「資産成長型」「年2回決算型」の2つのファンドがあります。

 

※下記はニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンド(資産成長型)「月報(2019年12月)」からの情報です。

組入比率

国・地域別組入比率

業種別組入比率

通貨別組入比率

組入上位10銘柄

※組入銘柄数:42銘柄

ファンドの仕組み

ニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンド(資産成長型)はファンド・オブ・ファンズ方式で運用されます。

購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

購入時手数料(税込)3.3%が上限
(SBI証券の場合)
なし
信託報酬(税込)2.024%
実質コスト(税込)資産成長型:1.806%
年2回決算型:1.831%
信託財産留保額なし

分配金

資産成長型と年2回決算型ともに、過去に分配金は出しておらず、効率的な運用がされています。

過去の運用成績(リターン・リスク)

リターン・リスク

【資産成長型】

1年
リターン17.20%(88位)
リスク(標準偏差)18.10(114位)
シャープレシオ0.95(80位)
対象ファンド数※192本

※:「国際株式・エマージング・複数国(為替ヘッジ無)」カテゴリ

 

【年2回決算型】

1年
リターン17.58%(83位)
リスク(標準偏差)18.08(113位)
シャープレシオ0.97(69位)
対象ファンド数※192本

※:「国際株式・エマージング・複数国(為替ヘッジ無)」カテゴリ

基準価額騰落率

資産成長型年2回決算型
1ヶ月+5.8%+5.8%
3ヶ月+10.6%+10.5%
6ヶ月+7.6%+7.4%
1年+17.2%+17.6%
設定来ー6.9%ー7.2%

※ニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンド(資産成長型)「月報(2019年12月)」より
※ニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンド(年2回決算型型)「月報(2019年12月)」より
※ファンド設定日は資産成長型・年1回決算型ともに2017年10月16日
※分配金を再投資した収益率で、購入時手数料および分配金にかかる税金は考慮されてません

※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産残高の推移

【資産成長型】

 

【年2回決算型】

所感

ニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンドは、それぞれ2年半弱運用されているので、単純な年率平均は資産成長型が約ー2.76%、年2回決算型が約ー2.88%となっています。

 

どちらのファンドも分配金を出していないので、ほぼ同じ成績となっています。

 

また、「ニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンド(資産成長型)」と新興国24ヵ国の株式で構成されるインデックスの「MSCIエマージング・マーケット・インデックス」と比較したのが下記となります。

参考 新興国株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

(引用元:モーニングスター)

オレンジがニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンド(資産成長型)赤がMSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込、円ベース)の2017年10月からのトータルリターンのチャートです。

対象期間では、「ニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンド(資産成長型)」は新興国株式のインデックスである「MSCIエマージング・マーケット・インデックス」よりもパフォーマンスが悪くあまりいい成績とはなっていません。

 

今後パフォーマンスが改善されるかもしれませんが、現時点では「MSCIエマージング・マーケット・インデックス」に連動する低コストなインデックスファンドに投資をするほうがパフォーマンスが良くなります。

当ファンドの情報

  • ベンチマーク:なし
  • 購入時手数料(税込):3.3%が上限
  • 信託報酬(税込):2.024%
  • 実質コスト
    資産成長型:1.806%
    年2回決算型:1.831%
  • 信託財産留保額:なし
  • 純資産残高
    3ヶ月決算型:約18億円
    年1回決算型:約2億円
  • 分配金利回り:なし
  • 決算
    資産成長型:年1回(4月15日)
    年2回決算型:4月、10月の15日
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券などのネット証券)
  • 償還日:2027年10月15日
  • 設定日:2017年10月16日
  • つみたてNISA:対象外
  • iDeCo:取扱いネット証券無し

評価・まとめ

ニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンドは、相対的に高い利益成長が持続すると見込まれる新興国株式に分散投資を行うアクティブファンドで、ファンド・オブ・ファンズ方式により、フランスの独立系運用会社であるコムジェストが運用を行うファンドを通して投資を行います。

 

設定されてから2年半弱程度ですが、新興国株式のインデックスである「MSCIエマージング・マーケット・インデックス」よりもパフォーマンスが悪くあまりいい成績とはなっていません。

 

今後パフォーマンスが改善されるかもしれませんが、現時点では「MSCIエマージング・マーケット・インデックス」に連動する低コストなインデックスファンドに投資をするほうがパフォーマンスが良くなります。

参考 新興国株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

 

また、資産成長型と年2回決算型がありますが、両方ともに分配金は出ておらず、今後出す可能性はあるものの、分配金狙いでの投資でも魅力はなく、償還日が設定されているのでこれから伸びそうと思っていても運用終了となってしまう可能性もあり投資するにはリスクがある点には注意が必要です。

 

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ニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンドは、購入時手数料が必要なファンドですが、SBI証券、楽天証券なら通常注文・積立注文どちらも購入時手数料が無料で投資できます。

 

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