MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559)は、日本を含む先進国、新興国の株式に分散投資ができる国内ETFです。
円換算したMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスに連動する投資成果を目指した運用を行うとのことですが、どんな内容のETFなのか確認してみました。
MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559)の特徴
投資対象
MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559)は、円換算した「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス」の動きに連動する投資成果を目指す国内ETFです。
「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス」は、日本を含む先進国23ヵ国と新興国26ヵ国の大型株・中型株3,000銘柄で構成されたインデックスで、世界の投資可能な株式市場の時価総額(浮動株調整後)の85%をカバーします。
参考 全世界株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?
※下記はMAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559)「月報(2020年1月)」からの情報です。
資産構成
組入上位10ヵ国・地域
組入上位10業種
組入上位10銘柄
※組入銘柄数:3,041銘柄
コスト
売買手数料 | 各証券会社により異なるが、SBI証券、楽天証券なら売買手数料が0円 参考 おすすめネット証券比較(国内株式・ETF編) |
信託報酬(税抜) | 0.078% |
信託財産留保額 | 0.1% |
分配金・配当金
MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559)は、決算は年2回で分配金が出される予定です。
ETFは税法により、発生した利子や配当などの収益から信託報酬などの費用を控除した全額を分配することになっているので、投資信託(非上場)でみられる自己資産を切り崩したタコ足配当がないので安心して受け取れます。
平均売買高・マーケットメイカー
MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559)は、平均売買高(直近90日)約2,000口と流動性は低いですが、マーケットメイク制度の対象銘柄なので、公正な価格で売買することができます。
参考 日本取引所グループ「マーケットメイク制度」
ETFは市場でいつでも売買できるのがメリットですが、買いたい時に買って、売りたい時に売るためには、出来高や売買代金が多い等の流動性が重要になってきますが、MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559)は心配する必要はなさそうです。
運用実績・利回り
ETF | |
設定来 | +0.4% |
※MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559)「月報(2020年1月)」より
※設定日は2020年1月8日
※税引前分配金を再投資したものとして算出されたもので、ファンドに関する費用(管理報酬およびその他の経費)は控除後です
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません
基準価額・純資産残高の推移
当ETFの情報
- 分類:国内ETF
- ベンチマーク:MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス
- 売買手数料:各証券会社により異なるが、SBI証券・楽天証券なら現物・信用ともに0円
- 信託報酬(税抜):0.078%
- 純資産残高:約5億円
- 分配金利回り:ー
- 売買単位:1口(約10,000円(2020年2月))
- 平均売買高(直近90日):約2,000口
- 決算:年2回(6、12月8日)
- 上場日:2020年1月9日(設定日:2020年1月8日)
評価・まとめ
MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559)は、円換算した「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス」の動きに連動する投資成果を目指すので、日本を含む先進国23ヵ国と新興国26ヵ国に分散投資ができる国内ETFです。
投資信託も含めて信託報酬は最安値となっていて、低コストで全世界株式に投資ができるメリットがありますが、分配金は手動で再投資しないといけなかったり、最低投資金額も100円から投資できる投資信託よりは高くなるなどのデメリットがあります。
参考 全世界株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?
ある程度の資金で一括で投資し、分配金を再投資せずに生活費の一部に充てたい場合などは「MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559)」を検討してみてください。
MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559)に投資するならSBI証券、楽天証券がおすすめ!
国内ETFは、国内株式同様に売買手数料が必要となりますが、SBI証券と楽天証券は簡単な手続きを行えばETF含む株式の売買手数料が無料となるのでお得です。
MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559)はSBI証券、楽天証券なら、上記の手続きを行わなくても売買手数料が無料の対象銘柄となっているので。
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