インヴァスト証券はFXやCFD、ETFなどを選ぶだけで始められる自動売買サービスのトライオートを運営しています。
他の自動売買と異なりFXもCFDもETFも一つのアプリで管理できるなど自動売買に強みがありますが、どんなサービス内容なのか確認してみました。
インヴァスト証券とは?
インヴァスト証券は、自動売買に強みを持つFX会社で、FXだけでなくETFやCFDの自動売買も行えるサービスを提供しています。
インヴァスト証券のサービス
- トライオート(FX、ETF、CFDの自動売買)
- くりっく365(FX裁量トレード)
トライオートは、FXやETF、CFDを対象に自動売買が行えるサービスで、くりっく365はFXの裁量トレードが行えます。
くりっく365は公的な国内唯一の取引所FXで、公正な取引所によって取引することができます。
参考 くりっく365のメリット・デメリットとは?店頭FXとの違いは?
トライオートFXとは?
トライオートFXは「セレクト」で自動売買のロジックが設定されているストラテジを選ぶだけで始められ、さらにストラテジは「ビルダー機能」で自分自身で設定することもできるので、柔軟な設定を行うことが可能です。
トライオートFXのメリット
- 自動売買セレクトで簡単に始められる
- ビルダー機能でオリジナルの自動売買を設定することができる
- 1,000通貨から取引が可能
- スプレッドが狭い
- スワップポイントが高い通貨ペアも
- 取扱通貨ペアは20通貨ペアと普通
- スマホアプリにも対応
トライオートFXのデメリット
- 取引手数料が必要
- 常に含み損を抱えている
- 設定は定期的に見直しが必要
参考 トライオートFXの評価・評判は?手数料やスワップポイントってどう?
トライオートFXは、自動売買の場合は取引手数料が必要ですがスプレッドが狭いので通貨ペアや取引数量によっては低コストで取引することができ、自動売買セレクトで選ぶだけで簡単に投資ができます。
また、下記のトライオートETFやトライオートCFDで選んだストラテジも同時に稼働させることができ、FXだけでなくETFやCFDも含めて分散投資が可能です。
さらに、トライオートETFやトライオートCFDのストラテジを同時に選べば過去のシミュレーションを確認でき、ETFとCFDに分散投資することも可能です。
もちろん口座開設・維持費用は無料です。
>> トライオートFX(公式サイト)
トライオートETFとは?
トライオートETFは、「店頭CFDの仕組みを利用して、国内・海外ETFを手動もしくは自動売買する仕組み」というサービスです。
トライオートETFのメリット
- 元本に対する為替リスクの影響はゼロ
- 売買手数料や両替手数料が無料
- レバレッジをかけることができる
- 配当がもらえる
- 自動売買でこつこつ利益を積み重ねることが可能
トライオートETFのデメリット
- 金利調整額の支払いが発生する
- NISAや外国税額控除は利用できない
- 手動での購入は10口から
参考 トライオートETFの評価ってどう?メリット・デメリットとは?
ETFは配当が出るファンドもありますが、配当狙いに適した仕組みではなく、ETFを利用して自動売買でこつこつ利益を積み重ねるのに適したサービスです。
投資対象がETFなので、米国株式の株価指数であるS&P500に連動する「SPDR S&P500ETF」や、日本を含む全世界の先進国、新興国の大型株、中型株に広く分散投資ができるMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスに連動する「iシェアーズ MSCI ACWI ETF」は、今後の成長も見込めるので一時的に値が下落して含み損になってもロスカットさえされなければ、将来取り戻してくれることが期待できます。
もちろん口座開設・維持費用は無料です。
>> トライオートETF(公式サイト)
トライオートCFDとは?
トライオートCFDは、店頭CFDを使った自動売買サービスで日経225やNYダウなどの株価指数の自動売買が出来るサービスです。
トライオートFXなどと同様に「セレクト」なら自動売買のロジックが設定されているストラテジを選ぶだけと誰でも簡単に始めることができます。
トライオートCFDのメリット
- 日経225やNYダウなど7つの株価指数の自動売買ができる
- トライオートETFより少額から取引が可能
- トライオートETFより取引時間が長く、取引チャンスが多い
- レバレッジをかけることができる
トライオートETFでも例えばナスダック100を取り扱ってますが。より少額から取引できるのがトライオートCFDです。
もちろん口座開設・維持費は無料で、自動売買を行っても売買手数料は無料です。
>> トライオートCFD(公式サイト)
インヴァスト証券の特徴やメリットって?
FXで自動売買を利用することができる
インヴァスト証券では、トライオートでFXを対象に自動売買を行うことができるサービスを提供していて、下記のような特徴があります。
トライオートFXの特徴
- 自動売買セレクトで簡単に始められる
- ビルダー機能でオリジナルの自動売買を設定することができる
- 1,000通貨から取引が可能
- スプレッドが狭い
- スワップポイントが高い通貨ペアも
- 取扱通貨ペアは20通貨ペア
- スマホアプリにも対応
トライオートFXの自動売買のプログラムはレンジ相場向きの「コアレンジャー」「ハーフ」、高金利通貨向きの「スワッパー」などの戦略と通貨ペアの組み合わせをリストから選ぶだけで簡単に始めることができます。
リストは人気順やリターン順、低リスク順、バランス順などに並び替えることもでき、各自動売買のプログラムの過去の損益のチャートも確認することができます。
また、自動売買プログラム自体を作れるビルダー機能も利用することができるので、思い通りの設定を行うこともでき、作った自動売買プログラムのシミュレーションも行うことができるので過去の値動きだった場合どの程度の成績となっていたかを確認することも可能です。
>> トライオートFX(公式サイト)
ETFやCFDの自動売買も可能
インヴァスト証券では、FXだけでなくトライオートETFやトライオートCFDでETFやCFDの自動売買も可能です。
例えば日経平均なら日本を代表する225銘柄に、S&P500なら米国を代表する500銘柄に分散投資ができ、他にもナスダック100の3倍の値動きをするハイリスク・ハイリターンなETFなどもあります。
ETFや株価指数は、投資対象にもよりますが基本的には右肩上がりの成長が期待できるので、含み損となってもロスカットさえされなければ値が戻ってくることが期待できます。
もちろん口座開設・維持費用は無料です。
>> トライオートETF(公式サイト)
>> トライオートCFD(公式サイト)
スプレッドは自動売買の中では低コスト
FXでの取引コストとしては、売買手数料とスプレッドがありますが、主要通貨ペアのスプレッドは下記のようになっています。
トライオートFX | くりっく365 | |
米ドル円 | 0.3銭 | 2.081銭 ※1 |
ユーロ円 | 0.5銭 | 3.027銭 ※1 |
ポンド円 | 1.0銭 | 4.462銭 ※1 |
豪ドル円 | 0.6銭 | 2.669銭 ※1 |
NZドル円 | 1.7銭 | ー |
カナダドル円 | 1.9銭 | ー |
トルコリラ円 | 1.5銭 | 3.277銭 ※2 |
メキシコペソ円 | 0.5銭 | 0.64銭 ※2 |
南アフリカランド円 | 1.8銭 | 0.769銭 ※2 |
※トライオートFXは100万通貨まで
※くりっく365は変動制
※1:くりっく365ラージの2024年12月の実績値
※2:くりっく365の2024年12月の実績値
トライオートFXの方が概ねスプレッドが狭いので低コストで取引ができ、くりっく365は上記スプレッド以外に片道1枚=10,000通貨あたり330円の売買手数料が必要となります。(南アランド/円、ノルウェークローネ/円、香港ドル/円、スウェーデンクローナ/円、 メキシコペソ/円は1枚=100,000通貨)
自動売買のサービスの中ではスプレッドは低コストで、FXの自動売買で有名なトラリピより低コストで取引できます。
くりっく365はりっく365は、東京金融取引所が運営する公的な国内唯一の取引所FXで、スワップポイントが業界でも常に高水準なのが特徴です。
参考 くりっく365のメリット・デメリットとは?店頭FXとの違いは?
スワップポイント狙いの投資をしたい場合には検討したいサービスですが、売買手数料がかかるので頻繁に取引すると売買手数料が負担となるので、売買手数料がかからずスワップポイントがくりっく365より全体的に高水準なGMOクリック証券などを検討してみてください。
>> GMOクリック証券【FXネオ】(公式サイト)[詳細解説]
また、くりっく365の取扱業者は他にもあり、スプレッドやスワップポイントはどの取扱業者でも同じですが取引手数料が無料の会社もあるので、そのような会社の方が低コストで取引できます。
参考 くりっく365の手数料を比較!おすすめの取扱業者ってどこ?
スワップポイントが高い通貨ペアもある
FXでは外貨預金の金利のように日々スワップポイントが発生しますが、主要通貨ペアのスワップポイント(買いの場合)は下記のようになっています。
参考 FXのスワップポイントとは?2国間の金利差を低リスクで日々もらうには?
トライオート | トラリピ | くりっく365 | |
米ドル円 | 185円 | 180円 | 191円 |
ユーロ円 | 190円 | 160円 | 138円 |
ポンド円 | 245円 | 221円 | 260円 |
豪ドル円 | 110円 | 118円 | 120円 |
NZドル円 | 110円 | 118円 | 91円 |
カナダドル円 | 125円 | 142円 | 103円 |
南アフリカランド円 | 16円 | 3円 | 16.4円 |
トルコリラ円 | 40円 | 7円 | 36円 |
メキシコペソ円 | 20円 | 9円 | 19.8円 |
※2025年1月24日前後適用分
スワップポイントは通貨ペアによってどこが高いか異なりますが、くりっく365とトライオート全般的に高水準となっています。
>> トライオートFX(公式サイト)
>> インヴァスト証券(公式サイト)
参考 くりっく365の手数料を比較!おすすめの取扱業者ってどこ?
くりっく365は公的な国内唯一の取引所FXとして安心感があり、スワップポイントも高いのですが、最低取引数量が10,000通貨からとなっているので、トライオートFXの1,000通貨より資金が必要となります。
そのため、貯まったスワップポイントで再度ポジションを建てて複利効果を狙う場合はトライオートFXの方が向いています。
参考 FXのポジションとは?ポジションを持ち続けることは可能?
>> トライオートFX(公式サイト)
FX会社によっては、松井証券のFXのように最低取引数量が1通貨から取引ができるFX会社もあり、スワップポイントの再投資を行うなら、松井証券のFXの方が早く再投資ができるので将来大きく資産を増やしてくれる可能性が高いです。
また、松井証券のFXなら自動売買も1通貨から始めることができるので、FXの自動売買を試してみたい方にも向いています。
>> 松井証券のFX(公式サイト)
インヴァスト証券のデメリットって?
裁量取引には向かない
トライオートFXは自動売買環境としては、優れていますが手動で行う裁量取引の場合は、売買手数料が無料なのですがスプレッドが他社と比較するとやや広くなっています。
例えば米ドル円の場合、トライオートFXは0.3銭ですが他社なら0.2銭としているところが多くより低コストで取引ができます。
また、スキャルピングのような短期売買は公に認めているわけではないので、スキャルピングをやるならスキャルピングを公に認めているFX会社を利用した方が安心です。
参考 FXスキャルピングとは?利益を上げるためのコツってなに?
参考 FXでスキャルピングOKのおすすめ口座ってどこ?スプレッドが狭いだけでいい?
くりっく365は裁量取引がメインとなりますが、最低取引数量が1万通貨からと他社のFXサービスと比較するとやや資金が必要となります。
デモ取引ができない
インヴァスト証券ではデモ口座がないので、デモ取引をすることができません。
バーチャルマネーを使って自動売買の動作確認ができるデモ取引なら、実際の資金を使わないのでノーリスクで取引することができます。
ただ、インヴァスト証券にはデモ口座がないので、自動売買に慣れてない方がトライオートFXを試してみたいといった時にちょっと敷居が高く感じるかもしれません。
FXの自動売買ならアイネット証券のループイフダンなどは無料のデモ口座があるので、ノーリスクで試してみることが可能です。
参考 ループイフダンの評価や評判とは?手数料や必要な資金はいくらで実績はどう?
トライオートFXの評判は?
FX初めての方でも、使いやすく、いい意味で機械任せに出来てしまうのに利益が狙いやすく、ハードルが低いです。
私も初めてFXを始めましたが、もっと早く始めてれば良かったと後悔?してるくらいです。
同じような初心者に是非是非おススメできます。(出典:価格.com)
初めてFXをしたいという方にはとにかくおすすめかなと思います。
スプレッドや、スワップなど、特に気になる点は無く
更に自動売買で何もわからない人でも利益出すこともできます。
とりあえず自動売買でやってみてから、自分で色々勉強しながら
取引していくのがいいかなと思うので、トライオート FXおすすめです!(出典:価格.com)
始めてからまだ一年ほどしかたっていませんが…
公式サイトにも最初は必ずマイナスが出る仕組みなので焦らないでください と書いているとおり今は赤字が長期で出ています。それは公式サイトにもマイナスが出ると書いてあったので今のところは焦っていません。今は状況としては、種を巻いてる最中かと思います。コストかかるのだが、時期がよくなったらいつか収穫でがっぽり稼げるかなと期待してます。 短期投資には向いていないと思います。 公式サイトの書いてるとおり長期的利益を目指している。 という人向きです。
FXはハイリスクというイメージありますがこれはローリスクで長期的戦略が必要です。 長い期間で大きく収益を出す感じです。
(出典:価格.com)
比較的好意的な評判が多く、特に初心者の方でも簡単に始められることが評価されているようですが、利益を出すためにはある程度の期間が必要と評価されています。
まとめ
インヴァスト証券は、自動売買に強みを持つFX会社で、FXだけでなくETFやCFDの自動売買も行えるサービスを提供しています。
インヴァスト証券のサービス
- トライオートFX(FXの自動売買)
- トライオートETF(ETFの自動売買)
- トライオートCFD(CFDの自動売買)
- くりっく365(FX裁量トレード)
トライオートは、FX・ETF・CFDを対象に自動売買が行えるサービスで、くりっく365はFXの裁量トレードが行えます。
そんなインヴァスト証券のメリット・デメリットは下記のような点が挙げられます。
インヴァスト証券のメリット
- FXで複数の自動売買を利用することができる
- ETFの自動売買も可能
- スプレッドは自動売買の中では低コスト
- スワップポイントが高い通貨ペアもある
インヴァスト証券のデメリット
- 裁量取引には向かない
- デモ取引ができない
インヴァスト証券では、FXの裁量取引にはあまり向きませんがトライオートといったFXやETF、CFDの自動売買が行えるのでFXなどの自動売買を行いたいなら抑えておきたいFX会社です。
また、日経平均やS&P500といった株価指数に連動するETFやCFDの自動売買も可能で、FXとの分散投資も可能なのでこの機会に検討してみてください。
FXやETFの自動売買に強みがあるインヴァスト証券
自動売買を利用するのに費用はかかりませんし、もちろん口座開設・維持費用も無料です。
>> トライオートFX(公式サイト)