MAXIS高利回りJリート上場投信(1660)の評価ってどう?利回りはどのくらい?

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国内ETF

MAXIS高利回りJリート上場投信(1660)は、Jリート(不動産投資信託)の中でも予想分配金利回りの高い銘柄に分散投資ができる国内ETFです。

野村高利回りJリート指数に連動する投資成果を目指した運用を行うとのことですが、どんな内容のETFなのか確認してみました。

MAXIS高利回りJリート上場投信(1660)の特徴

投資対象

MAXIS高利回りJリート上場投信(1660)は、「野村高利回りJリート指数」の動きに連動する投資成果を目指す国内ETFです。

 

「野村高利回りJリート指数」は、国内金融商品取引所に上場するすべての不動産投資信託の中から予想分配金利回りの高い銘柄(30~40銘柄)を組み入れた非時価総額加重型の指数です。

 

構成銘柄の組入比率は「予想分配金利回りスコア × 時価総額」に比例して決められ、1銘柄の上限は5%となっています。

 

※下記はMAXIS高利回りJリート上場投信(1660)「月報(2019年10月)」からの情報です。

資産構成

組入上位10銘柄

※組入銘柄数:40銘柄

コスト

売買手数料楽天証券なら現物・信用ともに0円
信託報酬(税抜)0.25%

分配金・配当金

MAXIS高利回りJリート上場投信(1660)は、決算は年4回で下記の様に分配金が出されていて、分配金利回りは3.38%(2019年11月)です。

ETFは税法により、発生した利子や配当などの収益から信託報酬などの費用を控除した全額を分配することになっているので、投資信託(非上場)でみられる自己資産を切り崩したタコ足配当がないので安心して受け取れます。

平均売買高・マーケットメイカー

MAXIS高利回りJリート上場投信(1660)は、平均売買高(直近90日)約2,500口と流動性は低いですが、マーケットメイク制度の対象銘柄なので、公正な価格で売買することができます。

参考 日本取引所グループ「マーケットメイク制度

 

ETFは市場でいつでも売買できるのがメリットですが、買いたい時に買って、売りたい時に売るためには、出来高や売買代金が多い等の流動性が重要になってきます。

運用実績・利回り

ETF
1ヶ月+4.2%
3ヶ月+12.8%
6ヶ月+20.9%
1年+34.5%
設定来+49.6%

※MAXIS高利回りJリート上場投信(1660)「月報(2019年10月)」より
※設定日は2017年10月10日
※税引前分配金を再投資したものとして算出されたもので、ファンドに関する費用(管理報酬およびその他の経費)は控除後です
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

過去のチャート

同じMAXISシリーズで、東京証券取引所に上場している約60銘柄の不動産投資信託(J-REIT)の全銘柄を対象とした「東証REIT指数」に連動する「MAXIS Jリート上場投信(1597)」と税引き前分配金を再投資したトータルリターンを比較したのが下記となります。

(引用元:モーニングスター)

オレンジがMAXIS高利回りJリート上場投信(1660)赤がMAXIS Jリート上場投信(1597)の2018年11月からのトータルリターンのチャートです。

MAXIS高利回りJリート上場投信(1660)は、予想分配金利回りの高い銘柄を選別している効果がでているのか、直近1年では東証REIT指数に連動する「MAXIS Jリート上場投信(1597)」より高いパフォーマンスとなっています。

 

モーニングスターでの国内ETFの1年間のリターンランキングでもNo1と、Jリート市場が好調だったおかげもあり好成績となっていて、今後どのように推移していくのか注目されます。

当ETFの情報

  • 分類:国内ETF
  • ベンチマーク:野村高利回りJリート指数
  • 売買手数料:各証券会社により異なるが、楽天証券なら現物・信用ともに無料
  • 信託報酬(税抜):0.25%
  • 純資産残高:約140億円
  • 分配金利回り:3.38%
  • 売買単位:1口(約12,000円(2019年11月))
  • 平均売買高(直近90日):2,500口
  • 決算:年4回(1、4,7、10月10日)
  • 上場日:2017年10月11日(設定日:2017年10月10日)

評価・まとめ

MAXIS高利回りJリート上場投信(1660)は、「野村高利回りJリート指数」の動きに連動する投資成果を目指し、国内金融商品取引所に上場するすべての不動産投資信託の中から予想分配金利回りの高い銘柄(30~40銘柄)に分散投資ができる国内ETFです。

 

国内のリート市場全般の値動きを示す代表的なインデックスである東証REIT指数に連動する「MAXIS Jリート上場投信(1597)」より高いパフォーマンスとなっていて、国内ETFの1年間のリターンランキングでもNo1と好成績となっています。

 

分配金利回りも3.38%と高く、ETFは税法により、発生した利子や配当などの収益から信託報酬などの費用を控除した全額を分配するので安定して高い分配金を得るのに適したETFです。

 

ただ、MAXIS高利回りJリート上場投信(1660)は平均売買高が低く流動性に難がありますが、マーケットメーク制度の対象銘柄なので、極端に不利な価格で売買される心配はあまりしなくてもよさそうです。

 

また、ETFは株式と同様の売買手数料が必要となりますが、MAXIS高利回りJリート上場投信(1660)は楽天証券なら売買手数料は無料で取引することができます。

 

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国内ETFは通常の株式の売買手数料が必要となりますが、楽天証券ならMAXISシリーズのETFは約定代金に関わらず手数料が無料となり、キャッシュバックでもないので税金の心配もないのでおすすめです。もちろん口座開設・維持費用は無料です。

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