iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF【TLT】の評価って?利回りはどのくらい?

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iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF(TLT)は、残存期間20年超の米国長期国債に分散投資ができる海外ETFです。

ICE米国国債20年超指数への連動を目指すETFですが、過去はどの程度の利回りとなっていたのか内容について確認してみました。

iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF(TLT)の特徴

投資対象

iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF(TLT)は、「ICE米国国債20年超指数」の動きに連動する投資成果を目指す海外ETFです。

「ICE米国国債20年超指数」は、残存期間が20年超の米国財務省証券で構成された指数です。

※下記はiシェアーズ 米国国債 20年超 ETF(TLT)2019年9月時点の情報です。

業種

残存年数

信用格付

組入上位10銘柄

ポートフォリオの特性

実効デュレーション18.23年
加重平均残存期間25.47年
標準偏差(過去3年)11.79%
ベータ値※ー0.24

※ベータ値はファンドと市場(S&P500)の値動きの連動性を示すリスク指標

ベータ値がー0.24ということなので、S&P500が1%上昇すれば当ETFは0.24%下落し、逆にS&P500が1%下落すれば当ETFは0.24%上昇することを意味します。

コスト

売買手数料各証券会社により異なるが、為替手数料も加味するとSBI証券が最安
参考 おすすめネット証券比較(海外ETF、海外株式編)!手数料が安いのは?
総経費率0.15%

純資産残高・出来高

純資産残高は約2兆3,000億円で、月間出来高は約33,400万株と流動性も高い状態にあります。

配当・分配金

分配金利回りは2.23%(2019年9月)で直近の分配金は下記のとおりです。

ETFの分配金はファンドでの運用益からのみ出されるため、投資信託(非上場)でみられる自己資産を切り崩したタコ足配当がないので安心して受け取れます。

 

ただ、海外ETFの分配金は二重課税されていたり、再投資は手動で行う必要があるなど取り扱いがちょっと面倒なところがあるので注意が必要です。

参考 ETFとJDRの違いって?複雑な分配金に対する税金をまとめてみました!

運用実績・利回り

ETF(年率)ベンチマーク
1年+24.49%+24.70%
3年+4.31%+4.42%
5年+7.04%+7.14%
10年+7.45%+7.56%
設定来+7.25%+7.35%

※iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF(TLT)2019年8月末時点より
※設定日は2002年7月22日
※税引前分配金を再投資したものとして算出されたもので、ファンドに関する費用(管理報酬およびその他の経費)は控除後です
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

過去のチャート

「iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF(TLT)」とは投資対象がちょっと異なる残存期間が20~30年の米国財務省証券ストリップス債(ストリップス債は利息が貰えない代わりに額面金額より低い価格で発行される債券)に投資する「バンガード・超長期米国債ETF(EDV)」、米国株式市場の動向を表す代表的なインデックスの一つあるS&P500に連動する「iシェアーズ・コアS&P500ETF(IVV)」と比較したのが下記の込みのチャートとなります。

参考 バンガード・超長期米国債ETF【EDV】の評価って?利回りや配当金はどのくらい?

参考 iシェアーズ・コア S&P500 ETF(IVV)の評価って?利回りや配当はどのくらい?

(引用元:Yahooファイナンス)

緑がiシェアーズ 米国国債 20年超 ETF(TLT)青がバンガード・超長期米国債ETF(EDV)黄色がiシェアーズ・コアS&P500ETF(IVV)の、2007年12月6日からのチャートです。(設定日が若いEDVに合わせるため)

基準価額ベースでは、S&P500と比較すると安定的な値動きとなっていて、S&P500が下がってるときには「iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF(TLT)」は上がっている場面も見られるなど逆の値動きとなる局面が見られます。

S&P500のような株式に投資するETFと「iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF(TLT)」を組み合わせることによりリスクを低減させた運用が期待できそうです。

また、分配金を再投資(課税前)した場合のチャートは下記となっています。

(引用元:ETFreplay.com)

緑がiシェアーズ 米国国債 20年超 ETF(TLT)青がバンガード・超長期米国債ETF(EDV)黄色がiシェアーズ・コアS&P500ETF(IVV)の、2007年12月6日からのトータルリターンのチャートです。(設定日が若いEDVに合わせるため)

対象期間では、「バンガード・超長期米国債ETF(EDV)」の方がパフォーマンスが良くはなっていますが、その分ボラティリティ(価格変動)も大きくなっていて、よりハイリスク・ハイリターンな動きとなっています。

「iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF(TLT)」は、比較したETFの中ではボラティリティ(価格変動)は一番小さいものの、値動きはそれなりに大きく過去3年の標準偏差が12%弱となっているので、1年間で±12%程度の値動きはあり得ます。

当ETFの情報

  • 分類:海外ETF(上場市場:ナスダック)
  • ベンチマーク:ICE米国国債20年超指数
  • 売買手数料:各証券会社により異なる
  • 総経費率:0.15%
  • 純資産残高:約2兆3,000億円
  • 分配金利回り:2.23%
  • 売買単位:1株(約15,000円(2019年9月))
  • 決算:年12回
  • 設定日:2002年7月22日

評価・まとめ

iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF(TLT)は、「ICE米国国債20年超指数」の動きに連動する投資成果を目指し、残存期間が20年超の米国財務省証券に分散投資ができる海外ETFです。

「バンガード・超長期米国債ETF(EDV)」よりは値動きは小さいですが、デュレーションが約18年なので金利が1%動けば、約18%の値動きをすることとなるので債券といっても比較的値動きは大きいことになります。

ただ、毎月分配金が貰えベータ値がマイナスということで、S&P500とは逆の値動きとなる場面が期待できるので、S&P500のような株式に投資するETFと組み合わせることでリスクの低減が期待できそうです。

海外ETFは売買手数料、為替手数料がかかりますが、NISA口座を利用すれば買付時の手数料を無料にできたり、分配金の二重課税を解消できるというメリットがありますので検討してみてください。

参考 海外ETFが身近になった?NISA口座で手数料などがお得に!

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参考 SBI証券の米国ETFでの貸株サービスや自動積立については下記も参考にしてみてください。
⇒ SBI証券の米国貸株サービスの金利ってどのくらい?海外ETFも対象!
⇒ 米国株式・ETF定期買付サービスとは?NISAを有効に活用するには?


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