スパークス・新・国際優良日本株ファンド(厳選投資)の評価ってどう?利回りはどのくらい?

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アクティブファンド

スパークス・新・国際優良日本株ファンド(厳選投資)は、国内株式の中から厳選した銘柄に投資を行うアクティブファンドです。

モーニングスターのファンド オブ ザ イヤーや、R&Iファンド大賞で最優秀ファンド賞を受賞するなど第三者機関からの評価も高いファンドですが、どのような内容のファンドなのか確認してみました。

スパークス・新・国際優良日本株ファンド(厳選投資)の特徴

投資対象

スパークス・新・国際優良日本株ファンド(厳選投資)は、国内株式の中から厳選した銘柄に投資を行うアクティブファンドで、下記のような特色があります。

  • 高い技術力やブランド力があり、今後グローバルでの活躍が期待できる日本企業を中心に投資する
  • ベンチマークは設けず、20銘柄程度に厳選投資を行う
  • 原則として短期的な売買は行わず、長期保有することを基本とする

新・国際優良企業とは、国内市場で圧倒的なシェアを持ち、海外売上高比率の拡大が期待でき、世界的なブランド力を有することが期待できる企業のことを言います。

 

ただ、20銘柄にまで厳選するということは、1銘柄への依存度が高くなりリスクも高くなり目論見書にもそのような記載があります。

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このファンドを運用するスパークス・アセット・マネジメントは、リッパー・ファンド・アワード・ジャパンで「最優秀運用会社(株式部門)」を何度も受賞するなど第三者機関からも高く評価されてます。

 

銘柄の選定は徹底した現場リサーチを重視していて、年間約2,800回以上の企業調査を行い徹底して企業リサーチしたうえで投資を行うスタイルを創業以来行っているようで、リサーチ力に相当の自信があるようで「過度な分散投資はせず、徹底的に調査をした信頼度の高い銘柄に厳選」するため20銘柄程度となっています。

 

親会社であるスパークス・グループ株式会社は、2001年12月にJASDAQに上場しています。

 

※下記はスパークス・新・国際優良日本株ファンド(厳選投資)「月報(2018年11月)」からの情報です。

資産別構成

株式市場別構成

組入上位5銘柄

※銘柄総数:16銘柄

買付手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

買付手数料(税抜)3.0%
信託報酬(税抜)1.64%
実質コスト(税抜)1.68%
信託財産留保額0.3%

分配金

スパークス・新・国際優良日本株ファンド(厳選投資)は年1回決算型で、直近での分配実績は下記となっていて、分配金利回りは1.66%(2018年12月時点)となっています。

分配金は、運用報告書によるとファンドでの運用益だけで賄えていて、元本が返還されているだけのたこ足配当とはなっていないようです。

過去の運用成績・利回り

基準価額騰落率

ファンド参考指標
TOPIX配当込
1ヶ月+4.63%+1.30%
3ヶ月ー2.85%ー3.14%
6ヶ月+0.92%ー3.59%
1年+5.18%ー4.95%
3年+39.20%+12.53%
設定来+286.75%+68.88%

※スパークス・新・国際優良日本株ファンド(厳選投資)「月報(2018年11月)」より
※ファンド設定日は2008年3月28日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産残高の推移

所感

ファンドが設定されて約10年半が経過しているので、単純な年率平均は約27.3%とかなりの好成績となっています。

 

主に国内株式に投資するアクティブファンドで有名な「ひふみ投信」や、過去10年でのリターンがトップクラスの「ジェイリバイブ」と比較したのが下記となります。

参考 ひふみ投信(ひふみプラス)の評価・評判ってどう?利回りや実質コストってどのくらい?

参考 SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(jrevive)ってどう?

(引用元:モーニングスター)

オレンジがスパークス・新・国際優良日本株ファンド赤がジェイリバイブ緑がひふみ投信青がTOPIXの直近3年のトータルリターンのチャートです。

「ジェイリバイブ」が2018年初まで大きく成績を伸ばしていましたが、2018年に入り3つのファンドともにかなり成績は落ち込んでいます。

 

特に直近1年で比較してみると下記のようになっています。

(引用元:モーニングスター)

オレンジがスパークス・新・国際優良日本株ファンド赤がジェイリバイブ緑がひふみ投信青がTOPIXの直近1年のトータルリターンのチャートです。

「ジェイリバイブ」「ひふみ投信」がかなり成績が悪化している中で「スパークス・新・国際優良日本株ファンド」はかなり踏ん張った方ではないでしょうか。

 

純資産残高は、2015年に急激に伸びた後は資金流出が一時期ありましたが、再度右肩上がりとなっています。

当ファンドの情報

  • ベンチマーク:なし
  • 買付手数料(税抜):3.0%
  • 信託報酬(税抜):1.64%(実質コスト:1.66%)
  • 信託財産留保額:0.3%
  • 純資産残高:約1,100億円
  • 分配金利回り:1.66%
  • 決算:年1回(3月27日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券などのネット証券)
  • 償還日:2028年3月27日(設定日:2008年3月28日)
  • iDeCo:マネックス証券

評価・まとめ

スパークス・新・国際優良日本株ファンド(厳選投資)は、国内株式の中から厳選した銘柄に投資を行うアクティブファンドで、下記のような特色があります。

  • 高い技術力やブランド力があり、今後グローバルでの活躍が期待できる日本企業を中心に投資する
  • ベンチマークは設けず、20銘柄程度に厳選投資を行う
  • 原則として短期的な売買は行わず、長期保有することを基本とする

 

ファンドが設定されて約10年半が経過しているので、単純な年率平均は約27.3%とかなりの好成績なファンドなので、信託報酬は若干高いですが、ここまでのパフォーマンスが出るのであれば、投資妙味はありそうです。

 

ただ、償還日が設定されているので長期投資には向かず、投資対象銘柄数も20程度と分散性は低く、1銘柄への依存度が高くリスクが高いので、あくまでサテライト投資として資産の一部を投資するにとどめておくのが無難です。

 

スパークス・新・国際優良日本株ファンドに投資するならSBI証券がおすすめ!

スパークス・新・国際優良日本株ファンドは、買付手数料が必要なファンドですが、下記のネット証券なら買付手数料が無料で投資できます。

SBI証券なら投資信託を保有しているだけで0.1~0.2%のポイントが付与されるのでお得で、マネックス証券ではiDeCoでスパークス・新・国際優良日本株ファンドの取り扱いがあります。

もちろんどのネット証券でも口座開設・維持費用は無料です。

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