バンガード・米国情報技術セクターETF【VGT】の評価って?利回りや配当金はどのくらい?

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海外ETF

バンガード・米国情報技術セクターETF(VGT)は、米国の情報技術セクターの株式に分散投資ができる海外ETFです。

MSCI USインベスタブル・マーケット・情報技術25/50インデックスへの連動を目指すETFですが、過去はどの程度の利回りとなっていたのか内容について確認してみました。

バンガード・米国情報技術セクターETF(VGT)の特徴

投資対象

バンガード・米国情報技術セクターETF(VGT)は、「MSCI USインベスタブル・マーケット・情報技術25/50インデックス」の動きに連動する投資成果を目指す海外ETFです。

 

「MSCI USインベスタブル・マーケット・情報技術25/50インデックス」は、米国の情報技術セクター株式銘柄で構成され、テクノロジー・ソフトウェアおよびサービス、テクノロジー・ハードウェアおよび機器、半導体および半導体製造機器の3つの分野の企業で構成されています。

 

構成銘柄は、大型株、中型株、小型株を含んでいて、対象セクターを幅広く網羅しています。

 

※下記はバンガード・米国情報技術セクターETF(VGT)の2019年6月末時点の情報です。

時価総額の内訳

バンガード・米国情報技術セクターETF(VGT)の特徴

産業サブグループ別の構成比率

バンガード・米国情報技術セクターETF(VGT)の特徴

保有上位10銘柄

バンガード・米国情報技術セクターETF(VGT)の特徴

ETFの主なデータ

バンガード・米国情報技術セクターETF(VGT)の特徴

コスト

売買手数料各証券会社により異なるが、為替手数料も加味するとSBI証券が最安
参考 【海外株式・ETF】ネット証券口座おすすめ比較ランキング!手数料が安いのは?
総経費率0.10%

純資産残高・出来高

純資産残高は約2兆2,000億円で、月間出来高は約900万株と流動性も高い状態にあります。

配当・分配金

分配金利回りは1.27%(2019年10月)で直近の分配金は下記のとおりです。

バンガード・米国情報技術セクターETF(VGT)の特徴

ETFの分配金はファンドでの運用益からのみ出されるため、投資信託(非上場)でみられる自己資産を切り崩したタコ足配当がないので安心して受け取れます。

 

ただ、海外ETFの分配金は二重課税されていたり、再投資は手動で行う必要があるなど取り扱いがちょっと面倒なところがあるので注意が必要です。

参考 ETFとJDRの違いって?複雑な分配金に対する税金をまとめてみました!

運用実績・利回り

ETF(年率)ベンチマーク
1年+17.80%+17.91%
3年+26.87%+26.98%
5年+18.44%+18.56%
10年+18.64%+18.80%
設定来+10.64%+10.60%

※バンガード・米国情報技術セクターETF(VGT)2019年6月末時点の情報より
※設定日は2004年1月26日
※税引前分配金を再投資したものとして算出されたもので、ファンドに関する費用(管理報酬およびその他の経費)は控除後
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません
※ベンチマークは2010年2月26日まではMSCI USインベスタブル・マーケット・情報技術・インデックス、2018年5月2日まではMSCI USインベスタブル・マーケット・情報技術25/50インデックス、2018年12月2日まではMSCI USインベスタブル・マーケット・情報技術25/50トランジション・インデックス、その後はMSCI USインベスタブル・マーケット・情報技術25/50インデックス

過去のチャート

比較のために米国株式市場の代表的なインデクスであるS&P500に連動する「iシェアーズ・コアS&P500ETF(IVV)」と税引き前の分配金を再投資したトータルリターンを比較したのが下記となります。

参考 iシェアーズ・コア S&P500 ETF(IVV)の評価って?利回りや配当はどのくらい?

バンガード・米国情報技術セクターETF(VGT)の特徴

バンガード・米国情報技術セクターETF(VGT)の特徴

(引用元:ETFreplay.com)

緑がバンガード・米国情報技術セクターETF(VGT)青がiシェアーズ・コアS&P500ETF(IVV)の2004年1月26日からのトータルリターンのチャートです。

トータルリターンは2016年頃まではそれほど大きな差はなかったのですが、その後は「バンガード・米国情報技術セクターETF(VGT)」の方がS&P500以上に大きく上昇しています。

 

S&P500もリーマンショック後に右肩上がりで成長してきたインデックスですが、その市場平均を上回る成長をしてきています。

 

今後も情報技術セクターが経済を牽引すると想定されていますが、「バンガード・米国情報技術セクターETF(VGT)」では、日本でよく知られているAmazonやGoogle、Facebookといった企業は含まれていません。

 

Amazonは小売企業として、Google(親会社のアルファベット)やFacebookはコミュニケーション企業に分類されているためです。

当ETFの情報

  • 分類:海外ETF(上場市場:NYSE Arca)
  • ベンチマーク:MSCI USインベスタブル・マーケット・情報技術25/50インデックス
  • 売買手数料:各証券会社により異なる
  • 総経費率:0.10%
  • 純資産残高:約2兆2,000億円
  • 分配金利回り:1.27%
  • 売買単位:1株(約23,000円(2019年10月))
  • 決算:年4回
  • 設定日:2004年1月26日

評価・まとめ

バンガード・米国情報技術セクターETF(VGT)は、米国の情報技術セクター株式銘柄で構成され、テクノロジー・ソフトウェアおよびサービス、テクノロジー・ハードウェアおよび機器、半導体および半導体製造機器の3つの分野の企業に分散投資ができる海外ETFです。

 

構成銘柄は、大型株、中型株、小型株を含んでいて、対象セクターを幅広く網羅しています。

 

ソフトウェア企業や半導体メーカー、電子決済企業などが含まれていますが、日本でよく知られているAmazonやGoogle、Facebookといった企業は情報技術セクターには分類されていないため含まれていません。

 

このような企業にも投資をしたい場合には、「バンガード・米国情報技術セクターETF(VGT)」と似ている「バンガード・米国グロースETF(VUG)」というのがあるのでこちらも検討してみてください。

参考 バンガード・米国グロースETF【VUG】の評価って?利回りや配当金はどのくらい?

 

また、海外ETFは売買手数料、為替手数料がかかりますが、NISA口座を利用すれば買付手数料を無料にできたり、分配金の二重課税を解消できるというメリットがありますので有効に活用したいところです。

参考 海外ETFが身近になった?NISA口座で手数料などがお得に!

 

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⇒ SBI証券の米国貸株サービスの金利ってどのくらい?海外ETFも対象!
⇒ 米国株式・ETF定期買付サービスとは?NISAを有効に活用するには?


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