iシェアーズ・コア米国高配当株ETF(HDV)ってどう?過去の成績は?

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iシェアーズ・コア米国高配当株ETF(HDV)はブラックロック社のiシェアーズシリーズのETFで、米国の株式銘柄の中で比較的配当水準が高い銘柄に分散投資ができるETFです。

株式投資で配当利回りが高い企業に投資すると、市場平均を上回る確率が高いというデータもあり、高配当銘柄は人気が高いですが、当ETFはどのような内容で過去の成績はどうだったのか確認してみました。

iシェアーズ・コア米国高配当株ETF(HDV)の特徴

投資対象

iシェアーズ・コア米国高配当株ETFは、配当水準が比較的高位の米国株式で構成される「モーニングスター配当フォーカス指数」と同等の投資成果を目指す海外ETFです。

米国の財務状態が健全で、配当金を支払っている企業の株式75銘柄(2017年12月時点)に分散投資ができます。

参考 約400銘柄の米国の高配当銘柄に投資する「バンガード米国高配当株式ETF」の方が分散性は優れています。

⇒ バンガード米国高配当株式ETF(VYM)の評価って?利回りはどのくらい?

業種別投資内訳

業種HDVIVV
生活必需品21.71%8.22%
エネルギー19.10%6.08%
電気通信14.70%2.16%
情報技術11.56%23.18%
ヘルスケア11.51%14.47%
金融7.23%14.57%
公益事業6.70%3.11%
資本財・サービス3.97%10.20%
一般消費財・サービス2.37%11.82%
素材0.81%2.97%
キャッシュ等0.34%0.24%

※2017年9月末時点

「IVV」は同じiシェアーズシリーズの「iシェアーズ・コアS&P500ETF」でS&P500をベンチマークとしています。

参考 iシェアーズ・コアS&P500ETF(IVV)への投資ってどう?

IVVと比較するとセクターの比率はかなり違っていて、生活必需品などのディフェンシブ銘柄の比率が高いようです。

組入上位10銘柄

EXXON MOBIL CORPエネルギー8.53%
AT&T INC電気通信7.72%
VERIZON COMMUNICATIONS INC電気通信6.53%
CHEVRON CORPエネルギー5.44%
WELLS FARGO金融5.14%
PFIZER INCヘルスケア5.09%
PFIZER INCヘルスケア2.7%
PROCTER & GAMBLE生活必需品4.29%
CISCO SYSTEMS INC情報技術4.29%
INTEL CORPORATION CORP情報技術3.85%
PHILIP MORRIS INTERNATIONAL INC生活必需品3.65%

※2017年12月14日時点

コスト

売買手数料各証券会社により異なる
経費率0.08%

純資産残高・出来高

純資産残高は約8,200億円(2017年12月)で、平均出来高は約34万株と流動性も高い状態にあります。

分配金

分配金利回りは3.14%(2017年12月)で直近の分配金は下記のとおりです。

日付分配金
2017年09月26日0.73165
2017年06月27日0.718133
2017年03月24日0.722884
2016年12月21日0.655685
2016年09月26日0.687623
2016年06月21日0.679421
2016年03月23日0.676805

(通貨単位:米ドル)

ETFの分配金はファンドでの運用益からのみ出されるため、投資信託(非上場)でみられる自己資産を切り崩したタコ足配当がないので安心して受け取れます。

ただ、海外ETFの分配金は二重課税されていたり、再投資は手動で行う必要があるなど取り扱いがちょっと面倒なところがあるので注意が必要です。

参考 ETFとJDRの違いって?複雑な分配金に対する税金をまとめてみました!

運用実績

ETF(年率)ベンチマーク(年率)
1年+14.53%+14.62%
3年+8.17%+8.27%
5年+12.00%+12.21%
設定来+12.48%+12.78%

※iシェアーズ・コア米国高配当株ETF「ファンドの実績」より
※ファンド設定日は2011年3月29日
※税引前分配金を再投資したものとして算出されたもので、ファンドに関する費用(管理報酬およびその他の経費)は控除後です
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

当ETFの情報のまとめ

  • 分類:海外ETF(上場市場:NYSE アーカ)
  • ベンチマーク:モーニングスター配当フォーカス指数
  • 売買手数料:各証券会社により異なる
  • 経費率:0.08%
  • 純資産残高:約8,200億円(2017年12月)
  • 分配金利回り:3.14%(2017年12月)
  • 売買単位:1株(約10,170円(2017年12月))
  • 決算:年4回(3・6・9・12月)
  • 設定日:2011年3月29日

まとめ・所感

iシェアーズ・コア米国高配当株ETF(VYM)はモーニングスター配当フォーカス指数への連動を目指すETFで、配当水準が比較的高位の米国株式75銘柄(2017年12月時点)で構成されています。

S&P500に連動する「iシェアーズ・コアS&P500ETF」とセクター別の構成比率を比較すると、生活必需品などのディフェンシブ銘柄の比率が高いようなので、成長性を期待して売買差益を狙うというよりは、分配金狙いで投資をするといった感じです。

また、米国の高配当銘柄に投資ができ構成銘柄数が約400銘柄と分散性に優れた「バンガード米国高配当株式ETF」、S&P500と比較したチャートは下記となります。

(引用元:モーニングスター)

青がiシェアーズ・コア米国高配当株ETFオレンジがバンガード米国高配当株式ETF緑がS&P500の設定日(2011年3月29日)からのチャートです。

iシェアーズ・コア米国高配当株ETFが一番成績が悪く、他が下落しているときの下落率は比較的抑えられてそうですが、上昇相場時の上昇率も抑えられてそうで特に2016年後半からのトランプ相場ではあまり伸びなかったようです。

どのような要因で相場が変動したかによりますが、比較した中ではリスク・リターンともに抑えられていて、手堅く年約3%の配当をもらうには選択肢の一つとなるかと思います。

海外ETFはインデックスファンドと違って、売買手数料、為替手数料がかかりますが、NISA口座を利用すれば買付手数料を無料にできたり、分配金の二重課税を解消できるというメリットがありますので有効に活用しましょう。

参考 海外ETFが身近になった?NISA口座で手数料などがお得に!

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⇒ SBI証券の米国貸株サービスの金利ってどのくらい?海外ETFも対象!
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