オーナーズブック(OwnersBook)は、国内初の不動産投資に特化したソーシャルレンディングサービスです。
貸付型案件は全案件不動産担保付きと安心感が高いですが、どんな特徴があるサービスなのか内容を確認してみました。
参考 ソーシャルレンディングについては下記を参考にしてみてください。
オーナーズブック(OwnersBook)とは?
オーナーズブックの概要は下記のとおりです。
運営会社 | ロードスターインベストメンツ株式会社 |
株主 | ロードスターキャピタル株式会社(東証プライム上場) |
代表者 | 成田 洋 |
資本金 | 50百万円(資本準備金とあわせて80百万円) |
上場証券取引所 | 未上場 |
免許・登録 | 投資運用業、第二種金融商品取引業、投資助言・代理業 関東財務局長(金商)第3260号 宅地建物取引業 東京都知事(1)第104014号 総合不動産投資顧問業 国土交通大臣 総合 – 第164号 |
加入団体 | 一般社団法人 日本投資顧問業協会 一般社団法人 第二種金融商品取引業協会 公益社団法人 全国宅地建物取引業保証協会 |
予定年利回り | 3~5% |
運用実績 | 累計投資額:39,950,050,000円 投資実行済案件数:276件 償還済案件数:241件 返済遅延件数:1件 元本割れ件数:0件 |
オーナーズブックは2014年にスタートした国内初の不動産特化型のソーシャルレンディングサービスです。
親会社は東証プライム上場のロードスターキャピタル株式会社で、「JPX 日経中小型株指数」の構成銘柄に選定されてるので良好な経営状態なことがうかがえます。
累計投資額も約400億円で、276件投資し241件が償還済となっていて、元本割れ件数は0件と安定した実績を残しています。
オーナーズブック(OwnersBook)のメリット・特徴とは?
オーナーズブックのメリットや特徴は下記のような点が挙げられます。
- 貸付型案件は全案件不動産担保付きで不動産のプロが厳選
- 元本割れリスク対策を講じている
- 1万円からと少額から投資が可能
- 先着順だけでなく抽選方式もある
- 安定した配当利益が得られる
- 株主優待で優先投資枠が貰える
貸付型案件は全案件不動産担保付きで不動産のプロが厳選
オーナーズブックでは貸付型とエクイティ型といった2種類の案件タイプがありますが、貸付型については全案件不動産担保付きとなっているので、元本割れするリスクを低減しています。
オーナーズブックの親会社であるロードスターキャピタル株式会社は、不動産の自己運用・仲介・コンサルティング等を行っている総合不動産会社で不動産のプロの会社です。
オーナーズブックの案件も不動産の運用や仲介などを行っているプロの目で厳選された不動産が案件の対象となっているので、安心感が高いです。
元本割れリスク対策を講じている
貸付型については全案件不動産担保付きということでも元本割れするリスクを低減しています。
担保となる不動産はグループ会社の不動産鑑定士による精査+外部の専門家による査定と、社内外の専門家によるダブルチェックによって担保不動産の市場価値を正確に算出しています。
さらに貸付額は担保物件の評価額の80%までとし、物件売却価格の下落や諸費用が生じた場合でも、20%以内であれば投資家の元本は毀損しないような対策がなされています。
1万円からと少額から投資が可能
実際の不動産投資はかなりの資金が必要となりますが、オーナーズブックなら1万円からと少額から不動産投資が可能です。
1万円と少額なので複数の案件に投資してリスクを分散させるような運用も可能です。
また、もし案件が貸し倒れとなった場合でも出資額の範囲以上に追加資金が必要になることはありません。
先着順だけでなく抽選方式もある
オーナーズブックの案件は先着順だけでなく抽選方式の案件も一部あります。
先着順だと募集開始と同時に申し込みをしないと数分で満額に達成してしまう場合もありなかなか投資できないといったことが良くあります。
抽選方式なら先着順で投資ができなかった方でも当選するチャンスがあります。
安定した配当利益が得られる
オーナーズブックでは貸付先企業から原則3ヶ月ごとに定期的に利息の支払いを受け、それを投資家に分配するようになっています。
配当利益は貸付先からの利息が源泉で、担保不動産の価値上昇を前提としたキャピタルゲインは含まれていないので安定的な配当を受けとれます。
株主優待で優先投資枠が貰える
ロードスターキャピタル(3482)の株主になると株主優待としてオーナーズブックの案件の優先投資枠が貰えます。
株主優待は下記の条件で貰うことができます。
- 1,000株を6か月以上保有
- 優待基準日(6月30日及び12月31日)に株主名簿に記載または記録された方
オーナーズブックの案件は募集開始後数分で満額に達してしまうようなこともあり、優先枠は先着順なので必ず当たるわけではないですが投資できる可能性は高くなります。
オーナーズブックのデメリットは?
オーナーズブックのデメリットについては下記のような点が挙げられます。
- 分配は毎月分配ではなく四半期毎の分配
- 解約は原則できない
- 元本保証ではない
- オーナーズブックへの口座への入金は振込手数料が必要
分配は毎月分配ではなく四半期毎の分配
他のソーシャルレンディングでは毎月分配としているサービスもありますが、オーナーズブックは原則3ヶ月毎の分配となっています。
分配金をさらに再投資するといった運用をする場合は、毎月分配の方が効率よく運用できるのでややパフォーマンスが落ちることになります。
解約は原則できない
オーナーズブックだけではないですがソーシャルレンディングの多くは、一度投資をしたら途中で解約することはできません。
貸付型の場合は平均予定運用期間は21.1カ月となっているので、2年近くは投資した資金を拘束されてしまうので余剰資金内で投資することが大前提となります。
元本保証ではない
投資においてはどのような金融商品でも同じですが、例え担保付きの案件でも元本は保証されていません。
ただ、投資した資金以上の損失が出ることはありません。
オーナーズブックへの口座への入金は振込手数料が必要
ソーシャルレンディング会社はどこでもそうなのですが、口座開設や維持費は無料ですが、投資口座への入金は手数料が必要となります。
証券会社やFX会社では大体即時入金サービスを行っていて、入金時の振込手数料を取られないのが一般的ですが、ソーシャルレンディングの多くは入金手数料が必要となるので、ネット銀行の振込手数料無料のサービスなどをうまく活用したいところです。
また、払い戻し時には330円(税込)が必要です。
オーナーズブック(OwnersBook)の口コミ・評判は?
「サラリーマンは寝ながらお金を増やしなさい」って本は、不動産投資を勧める内容のようだけど、不動産投資ならロードスターキャピタルのオーナーズブックが最適だな。不動産売買手数料もかからないし、登録免許税、固定資産税等もかからない。
— ラー (@rah_six_colors) November 30, 2021
OwnersBook申し込み完了!
ぞろ目をゲット。
後ろから4番目のギリギリセーフでした。#ソーシャルレンディング #オーナーズブック pic.twitter.com/9PjR4N4jvb
— きたの (@kitano_income) March 24, 2022
オーナーズブックは貸付型案件は全件担保付ということもあり人気が高いようで、なかには募集開始から1分程度で満額となるようなケースもあるようです。
先着順で投資できた方や抽選で当たった方の当選報告なども数多く見かけるので、この機会に検討してみてください。
>> OwnersBook(公式サイト)
オーナーズブック(OwnersBook)をより安全に利用するなら?
オーナーズブックは貸付型案件については全案件不動産担保付きとなっていて、1万円からと少額投資ができます。
2014年のサービス開始以来、償還済件数が241件に対して返済遅延件数は1件、元本割れ件数は0件といった実績もあるサービスです。
ただ、今まで元本割れは発生してなくても今後も発生しない保証はありません。
そのため、複数案件に分散投資をすることによって元本割れや返済遅延リスクを軽減させることができます。
オーナーズブック(OwnersBook)は1万円と低額から投資ができるので、1つの案件に集中投資をせず複数案件に投資しやすいとは思います。
もちろん、ソーシャルレンディングでは、ソーシャルレンディング会社自体の倒産リスクもあるので、複数のソーシャルレンディング会社の複数案件に分散投資をすればよりリスクが低減されます。
まとめ
オーナーズブック(OwnersBook)のメリット・特徴については、下記のような点が挙げられます。
オーナーズブック(OwnersBook)のメリット・特徴
- 貸付型案件は全案件不動産担保付きで不動産のプロが厳選
- 元本割れリスク対策を講じている
- 1万円からと少額から投資が可能
- 先着順だけでなく抽選方式もある
- 安定した配当利益が得られる
- 株主優待で優先投資枠が貰える
逆にデメリットとしては、下記のような点が挙げられます。
オーナーズブック(OwnersBook)のデメリット
- 分配は毎月分配ではなく四半期毎の分配
- 解約は原則できない
- 元本保証ではない
- オーナーズブックへの口座への入金は振込手数料が必要
貸付型は全案件不動産担保付きで1万円から投資ができるのは魅力があり非常に人気となっています。
ただ、抽選方式の案件もあるのでだれにでもチャンスがあるのでこの機会に検討してみてください。
不動産担保付きで1万円からと低額投資ができるオーナーズブック(OwnersBook)!
オーナーズブックの親会社であるロードスターキャピタル株式会社は、東証プライムへ上場しています。もちろん口座開設・維持費は無料です。
>> OwnersBook(公式サイト)
不動産特化型のクラウドファンディングなら物件の詳細まで開示されてます
ソーシャルレンディングのデメリットである投資先物件の情報開示が限定的といったデメリットが解消されているのが不動産特化型のクラウドファンディングです。
詳細な物件情報確認したいのであれば下記のような不動産特化型のクラウドファンディングも検討してみてください。