オーナーズブック(OwnersBook)は不動産に特化し貸付型案件は全案件不動産担保付きのソーシャルレンディングの一つです。
高金利で注目を浴びているソーシャルレンディングでも特に人気が高い不動産に投資ができ貸付型案件は全案件不動産担保付きということで安心感が高いですが、どんな特徴があるサービスなのか内容を確認してみました。
参考 ソーシャルレンディングについては下記を参考にしてみてください。
オーナーズブック(OwnersBook)の特徴とは?
メリットは?
- 貸付型案件は全案件不動産担保付きで不動産のプロが厳選
- 1万円からの低額投資が可能
- 実績投資利回りは4.8%~14.5%と高金利
- SNSを通じで他の投資家と情報交換ができる
貸付型案件は全案件不動産担保付きで不動産のプロが厳選
オーナーズブックの運営元であるロードスターキャピタル株式会社は、不動産の自己運用・仲介・コンサルティング等を行っている総合不動産会社で不動産のプロの会社です。
自社で不動産の運用や仲介などを行っているプロの目で厳選された不動産が案件の対象となっているので、安心感が高いです。
1万円からの低額投資が可能
ソーシャルレンディング自体まだまだ新しい投資手法ということもあり、リスクは高めなので、分散投資を行いたいところなので1万円から投資ができるのは大きなメリットです。
利回りがよくてもいきなり大きな金額を投資するのはリスクが高いので、まずはどんな仕組みなのかを知るためにも低額からの投資が無難です。
ソーシャルレンディングでは、もし案件が貸し倒れとなった場合でも出資額の範囲以上に追加資金が必要になることはありません。
実績投資利回りは4.5%~14.6%と高金利
オーナーズブックの予定利回りは4~5%の案件が多いのですが、実績利回りでは4.5%~14.6%と差があります。
これはオーナーズブックの独自の運用方法と言えますが、投資してる不動産が償還日前にうまく売却されると、期限前弁済手数料として投資家に最終的に分配されるため、予定利回りより高い実績利回りとなるためです。
うまく売却がされなければそのまま予定利回りが、うまく売却されれば15%近い実績利回りを得ることができます。
うまく売却された場合には予定された期間より短い期間で償還完了となってしまいますが、償還された金額をまた別案件に再投資していれば複利効果も出やすくよりお金が増えるスピードが速くなります。
SNSを通じで他の投資家と情報交換ができる
ソーシャルレンディングのような新しい投資手法では情報もまだ少ないため、すでに案件に投資している方の話が聞けるのは重要ですよね。
オーナーズブックでは口座開設者のみが実名、匿名でグループ内のコミュニケーションをとることができますので、積極的にいろいろな方と情報交換を行ってみてはいかがでしょうか?
>> OwnersBook(公式サイト)
デメリットは?
- 配当は毎月配当ではなく四半期毎の配当が中心
- 解約は原則できない
- 元本保証ではない
- 投資先物件の情報開示は限定的
- オーナーズブックへの口座への入金は振込手数料が必要
配当は毎月配当ではなく四半期毎の配当が中心
他のソーシャルレンディング会社では配当は毎月配当型が多い中、オーナーズブックでは、四半期毎配当が中心となっています。
毎月配当で生活費の足しにと思ってる方はこの点は注意が必要です。
解約は原則できない
オーナーズブックだけではなくソーシャルレンディングの多くは、一度投資をしたら途中で解約することはできません。
運用期間が2~3年の案件が多く、その期間は解約はできないので、あくまで余剰資金内で投資することが大前提となります。
元本保証ではない
投資においてはどのような金融商品でも同じですが、例え担保付きの案件でも元本は保証されていません。
ただ、投資した資金以上の損失が出ることはありません。
投資先物件の情報開示は限定的
ソーシャルレンディングの仕組み上しょうがないのですが、投資先となる物件の情報開示は限定されています。
一応投資対象となる物件の地域などはわかりますが、物件の詳細な情報は限定的となっています。
物件の詳細が不明なのはちょっとと思われるなら、ソーシャルレンディングとは異なる仕組みで投資する物件の詳細情報まで開示しているような不動産特化型のクラウドファンディングのサービスもあります。
参考 FANTAS funding(ファンタスファンディング)の評価・評判って?どんな特徴がある不動産クラウドファンディング?
参考 CREAL(クリアル)の評価・評判ってどう?不動産特化のクラウドファンディングサービス!
オーナーズブックへの口座への入金は振込手数料が必要
ソーシャルレンディング会社はどこでもそうなのですが、口座開設や維持費は無料ですが、投資口座への入金手数料が必要となります。
証券会社やFX会社では大体即時入金サービスを行っていて、入金時の振込手数料を取られないのが一般的ですが、ソーシャルレンディングの多くは入金手数料が必要となるので、ネット銀行の振込手数料無料のサービスなどをうまく活用したいところです。
オーナーズブック(OwnersBook)をより安全に利用するなら?
オーナーズブックは貸付型案件については全案件不動産担保付きとなっていて、1万円からと低額投資ができるのが魅力で、2014年のサービス開始以来、貸し倒れや返済遅延などは発生していません。
ただ、今まで案件の貸し倒れや返済遅延が発生してないといって言っても今後も発生しない保証はないので、複数案件に分散投資をすることによって貸し倒れや返済遅延リスクを軽減させることができます。(貸し倒れが発生しても、不動産担保がついているので0円となってしまう可能性はかなり低いですが、投資した金額すべてが戻ってくる可能性も低いでしょう)
オーナーズブック(OwnersBook)は1万円と低額から投資ができるので、1つの案件に集中投資をせず複数案件に投資しやすい環境であると思います。
もちろん、ソーシャルレンディングでは、ソーシャルレンディング会社自体の倒産リスクもあるので、複数のソーシャルレンディング会社の複数案件に分散投資をすればよりリスクが低減されます。
参考 ソーシャルレンディング会社って怪しい?金融業の資格があるから安心?
まとめ
オーナーズブック(OwnersBook)のメリットは、下記の通りで
- 全案件不動産担保付きで不動産のプロが厳選
- 1万円からの低額投資が可能
- 実績投資利回りは4.8%~14.5%と高金利
- SNSを通じで他の投資家と情報交換ができる
逆にデメリットは、下記のとおりです。
- 配当は毎月配当ではなく四半期毎の配当が中心
- 解約は原則できない
- 元本保証ではない
- 投資先物件の情報開示は限定的
- オーナーズブックへの口座への入金は振込手数料が必要
全案件不動産担保付きで1万円から投資ができるのは非常に魅力があります。
ただ、ソーシャルレンディングに投資する場合には、貸し倒れリスクの軽減のために案件の分散投資を、できればソーシャルレンディング会社自体の倒産リスクの軽減のために複数のソーシャルレンディング会社の複数の案件に分散投資をするのがおすすめです。
銀行の普通預金や定期預金の金利が全く期待できない中、一部の資産をソーシャルレンディングに投資してお金に働いてもらうことを検討してみてはいかがでしょうか。
不動産担保付きで1万円からと低額投資ができるオーナーズブック(OwnersBook)!
オーナーズブックの運営会社であるロードスターキャピタル株式会社は、2017年9月にマザーズへ上場しています。もちろん口座開設・維持費は無料です。
>> OwnersBook(公式サイト)
不動産特化型のクラウドファンディングなら物件の詳細まで開示されてます
ソーシャルレンディングのデメリットである投資先物件の情報開示が限定的といったデメリットが解消されているのが不動産特化型のクラウドファンディングです。
参考 FANTAS funding(ファンタスファンディング)の評価・評判って?どんな特徴がある不動産クラウドファンディング?