海外ETFが身近になった?NISA口座なら手数料などがお得に!

投資信託

インデックス投資は、保有中のコストが長期的なリターンに影響がでるので、少しでもコストが安いものを探され、海外ETFを検討されてる方も多いのではないでしょうか?

海外ETFはコストが安いのですが、購入するにはいくつかのハードルがありました。

ただ、海外ETFの購入のハードルを下がってきています。特にNISA口座を使うとお得に購入できるようになったので解説したいと思います。

 

参考 ETFについてはこちらを参考にしてください。

⇒ 手数料が安いETFは資産運用に使える?メリット、デメリットは?

海外ETFとは?

海外ETFは「海外の証券取引所に上場している投資信託」のことをいい、主に海外の代表的な指数との連動を目指したETFのことを言います。

 

数千円から投資することができるものもあり、対象指数に投資することから分散効果が得られ、保有時のコストが低コストであるといったメリットがあります。

 

バンガード社やブラックロック社のiシェアーズシリーズなどが有名で、個人投資家の方には全世界の株式に分散投資ができ、信託報酬が0.11%と低コストなバンガード・トータル・ワールド・ストックETFなどが有名です。

参考 【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストックETFの評価って?利回りや配当金はどのくらい?

海外ETFのハードルはどの程度下がった?

海外ETFの購入にはいくつかのハードルがありましたが、NISA口座を利用することにより下記のようなメリットを享受できます。

  1. 買付手数料が無料
  2. 分配金の二重課税を解消
  3. 確定申告が不要

買付手数料が無料

SBI証券が米国株式手数料を値下げして、最低5ドルで購入できるようにはなりましたが、それでも数千円から数万円という取引では手数料負担は大きいです。

 

ただ、SBI証券や楽天証券、マネックス証券ではNISA口座で買付けることにより買付手数料が無料化されるサービスを提供しています。

 

自動積み立てのようにサービスはありませんが、それでも、数か月ごとに買い付けをするような買い付けかたも可能となるわけです。

 

ただ、売却時には手数料がかかりますので注意してください。

分配金の二重課税を解消

海外ETFの分配金は日本と米国それぞれで課税されるといった二重課税されるという問題があります。

 

これがNISA口座を使えば日本での課税はなくなるので、米国での10%のみの課税となりお得となります。(配当金の受領方法を「株式数比例配分方式」にする必要があります)

 

また、売却時の利益にかかる税金は課税されないのですが、売却時もしくは上記の配当金は外貨で受け取ることになりますが、これを日本円に戻した際の為替差損益は雑所得として確定申告の対象となります。

 

参考 国内、海外ETFの分配金にかかる税金についてはこちらにまとめましたので参考にしてみてください。

⇒ ETFとJDRの違いって?複雑な分配金に対する税金をまとめてみました!

確定申告が不要

海外ETFでもNISA口座なので確定申告は不要です。

 

またNISA口座ではありませんが、SBI証券やマネックス証券、楽天証券では海外株式や海外ETFの特定口座対応サービスを始めてるので、確定申告をする必要はなくなります。

 

ただし特定口座の場合、海外で売却益については課税されませんが、分配金は海外でも課税される二重課税となっているので外国税控除を行うことによって節税することができます。(NISA口座の場合は二重課税されていないので外国税控除の申請をする必要がありません)

 

参考 ETFの分配金に係わる課税については下記も参考にしてみてください。

⇒ ETFとJDRの違いって?複雑な分配金に対する税金をまとめてみました!

まとめ

海外ETFも購入にあたってだいぶハードルが下がってきましたが、NISA口座を利用しているというところが肝で今後NISAがどうなっていくかによっては、またハードルが上がってしまう可能性があります。

 

ただ、現時点でNISA口座をうまく利用することによって、購入のハードルを下げられるのは間違いないので、十分資産運用の一部に取り入れる価値はありますし、投資信託も低コストインデックスファンドが登場し信託報酬はかなり下がりましたが、海外ETFの信託報酬の方がまだ優位性があります

参考 初心者のNISA口座入門!メリット、デメリットを理解しよう!

参考 初心者のNISA口座入門2!NISA口座で買うおすすめの商品は?

 

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参考 SBI証券の米国ETFでの貸株サービスや自動積立については下記も参考にしてみてください。
⇒ SBI証券の米国貸株サービスの金利ってどのくらい?海外ETFも対象!
⇒ 米国株式・ETF定期買付サービスとは?NISAを有効に活用するには?


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参考 【海外株式・ETF】ネット証券口座おすすめ比較ランキング!手数料が安いのは?


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