【実績公開】FOLIO ROBO PROの評価・評判ってどう?メリット・デメリットは?

ロボアドバイザー

FOLIO ROBO PRO(フォリオロボプロ)は、金融機関のみに提供されていたAlpacaJapan社のAI技術を個人向けに初解禁し、ETFを投資対象としたロボアドバイザーです。

「おまかせ投資」というロボアドバイザーサービスを提供しているFOLIOが、進化したロボアドバイザーと呼ぶFOLIO ROBO PRO(フォリオロボプロ)とはどんな内容なのか確認してみました。

FOLIO ROBO PRO(フォリオロボプロ)のメリット・特徴とは?

AIを活用し長期的だけでなく短期的なパフォーマンス向上を目指す進化したロボアドバイザー

従来のロボアドバイザーは、1つの運用ロジック(現代ポートフォリオ理論)に従って、ポートフォリオを作成し、市況の変化に合わせてそのバランスが崩れないように調整するので、大体株式や債券などは同じ比率をキープする運用となっています。

 

そのため、下落局面には強いが、上昇局面となっても意外とロボアドバイザーの含み益が増えなかったりするので、より高い収益が得られないかを求めたりします。

 

そのような要望に応えるのがFOLIO ROBO PROで、毎月ダイナミックなリバランスを行うことで、従来のロボアドバイザーが対応していなかった、積極的な利益の追及や損失の軽減を目指すサービスとなっています。

 

従来のロボアドバイザーでは各資産の配分を決めたら、その比率を維持するような運用となりますが、FOLIO ROBO PROでは、もし事前に株価が値下がりすることが見込まれるなら、株式の比率を下げて、債権の比率を上げれば影響を緩和できますが、どのタイミングでどの資産の比率を増減させるのかの判断にAIを活用しています。

FOLIO ROBO PROのAIの特徴とは?

従来のロボアドバイザーで採用されている現代ポートフォリオ理論では、各資産の期待リターンとリスクを推定し、リターンを最大化しつつリスクを最小化するものですが、リターンの予測は難しいにもかかわらず、すべての資産の期待リターンを指定する必要があり、その期待リターンのわずかな変化でポートフォリオが大きく変わってしまうという問題点があります。

 

FOLIO ROBO PROでは、この問題点を回避するために、ブラック・リッターマンモデルを採用しています。

 

ブラック・リッターマンモデルでは、すべての資産の期待リターンを指定せずに現在の市場の時価総額と推定リスクから市場が想定している期待リターンを逆算し、その期待リターンに、マーケットデータを学習したAIから導かれたリターン予測を、ベイズ推定を用いてブレンドし、各資産のリターン予測を更新します。

 

ここで算出されたリターン予測とリスクを用いて平均分散法でポートフォリオのバランスを決定していて、以下のような運用プロセスを行っています。

 

運用プロセス

  • 世界各国の株式指数や債券・通貨など40種類以上のマーケットデータなどを収集し、統計的処理によって数百種類以上の特徴量を計算
  • 特徴量から機械学習の技術を用いて大量の予測スコアを生成して厳選
  • 厳選された予測スコアをさらに厳密に評価して、平均精度が高く、かつ性能のばらつきが少ない予測スコアを採用
  • 採用された予測スコアから期待リターンを推定し、マーケットリスクも考慮した上で最適な資産配分を計算。

 

FOLIO ROBO PROでは、従来のロボアドバイザーで採用されている現代ポートフォリオ理論の問題点でもあり、算出するのが難しい各資産のリターンを予測することにAIを使った点が他のロボアドバイザーと大きく異なるポイントです。

 

>> FOLIO ROBO PRO(公式サイト)

過去5年間のシミュレーションでは年率換算8.5%の収益率(*1)

「FOLIO ROBO PRO」の過去5年間のバックテストによる運用成績は年率換算で8.5%でFOLIOの「おまかせ投資」の積極運用プランと比較した場合、+2.8%(*2)上回っている結果となっています。

FOLIO ROBO PROの特徴とは?

*1は2015年1月1日〜2019年12月31日の5年間、「FOLIO ROBO PRO」で運用を行ったと仮定してパフォーマンスをシミュレーションしたものです。

*2は同期間において「おまかせ投資」の積極運用プランで運用を行ったと仮定してパフォーマンスをシミュレーションした結果(年率換算5.7%)と*1の数値の比較です。*1*2ともに少数第2位以下を切り捨てています。グラフは、同期間における「FOLIO ROBO PRO」及び「おまかせ投資」の積極運用プランの運用シミュレーションです。各シミュレーションでは、運用手数料を年率1%(税抜)徴収し、リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定しています。また、分配金は投資の拠出金銭に自動的に組み入れ、リバランスにより再投資すると仮定して計算しています。信頼できると考えられる情報を用いて算出しておりますが、情報の正確性、完全性等について保証するものではありません。シミュレーションは将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。

最低投資金額は10万円から、手数料は1%

FOLIO ROBO PROは10万円以上1円単位で始めることができ、追加購入時は1万円以上1円単位と、大手ロボアドバイザーであるウェルスナビやTHEOと同等レベルとなっています。(THEOは2020年4月7日12:00以降に最低投資金額を1万円から10万円に変更)

参考 ウェルスナビ(WealthNavi)の評価・評判ってどう?SBI証券と同じサービス?

参考 THEO(テオ)の評価・評判ってどう?投資初心者に人気が高いが運用実績は?

 

また、手数料は預かり資産の年率1%(税抜)で、運用額が3,000万円を超える部分には年率0.5%(税抜)の割引料率が適用され、他の大手ロボアドバイザーと同水準となっています。

特定口座に対応

FOLIO ROBO PROでは、設定の際に「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶことができるので、収益があった場合でも税金の計算や徴収、納付を自動で行ってくれるので、原則、確定申告は不要となります。

 

ただし、損失が出た場合の損失繰越控除を行う場合や、他社の損益と通算する場合には確定申告が必要であったり、給与所得者や年金所得者で利益が年間20万円以下の場合は申告・納税が原則不要にもかかわらず税金が引かれてしまうといった点について認識しておく必要があります。

 

また、FOLIO ROBO PROが投資するのは海外ETFのため、分配金は米国と日本で二重課税されてしまっているので、確定申告で一定の金額を所得税の額から差し引くことができる外国税額控除を利用することができます。

 

参考 外国税額控除については下記のサイトでわかりやすく説明してくれています。

外国株で配当が出たら使える!外国税額控除ってどんな仕組み?

日本投資者保護基金に加盟しているので安心

FOLIO ROBO PROを運営するFOLIO(フォリオ)では、投資家から預かっている有価証券や預かり金は法令に従い「分別保管」を行っているので、もしFOLIO(フォリオ)が倒産したとしても資産は投資家に返還されます。

 

さらに、日本投資者保護基金に加盟しているので、破綻証券会社が顧客資産の流用など分別保管のルールを遵守していなかった場合など、投資家一人につき1,000万円を上限として補償してくれます

 

>> FOLIO ROBO PRO(公式サイト)

FOLIO ROBO PRO(フォリオロボプロ)のデメリットは?

積立投資はできない

FOLIO ROBO PROでは投資信託の積立投資のように自動で定期的に買い付けをしてくれるような仕組みはないので、投資家自身でタイミングを見計らって投資を行う必要があります。

 

ただ、FOLIO ROBO PROの投資対象であるETFは銘柄によって分配金が出ますが、リバランスにより自動で再投資されるので複利効果が期待できます。

NISAには対応していない

NISAとは、毎年一定金額の範囲内で購入した金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度ですが、FOLIO ROBO PROはNISAには対応していません。

参考 NISAとは?メリット、デメリットを理解して有効に使おう!

AIの実力は未知数

AIは、コンピューターや技術の発展により、例えば各国の株式や債券、通貨、先物などの時系列データといった膨大なデータを読み込み、人間では不可能な各数値の関係を分析するといったことが可能になっています。

 

ただ、あくまでAIが参照しているのは過去のデータなので、過去に起きたことがないような有事の際には予測精度が低下することが想定され、AIを利用しているからといっても決して万能ではない点は理解しておく必要があります。

リスク許容度が選べない

従来のロボアドバイザーではいくつかの質問を答えることによって、その人のリスク許容度(どの程度の損失に耐えられるか)が設定され、それによってリスクが高い商品や低い商品の比率が決定されます。

 

例えば、下落相場となった時にリスク許容度を超えてしまうと、これ以上の損失を回避するために売却して損失を確定してしまうようなことがあります、

 

そのためリスク許容度にあったポートフォリオを設定することが重要となってきますが、FOLIO ROBO PROでは、リスク許容度に応じたポートフォリオは設定することができません。

 

投資経験が浅い方など、リスク許容度に合わせて投資をしたいなら、FOLIOなら「おまかせ投資」、他社ならウェルスナビやTHEOなどへの投資も検討してみてください。

参考 ウェルスナビ(WealthNavi)の評価・評判ってどう?SBI証券と同じサービス?

参考 THEO(テオ)の評価・評判ってどう?投資初心者に人気が高いが運用実績は?

出金手数料がかかる

FOLIO ROBO PROでは、入金は「リアルタイム入金」「銀行振込での入金」の2通りの入金方法があり、下記金融機関であれば「リアルタイム入金」が1,000円以上から可能で、振込手数料は無料です。(「銀行振込での入金」では振込手数料が必要)

  • みずほ銀行
  • 三井住友銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • イオン銀行
  • ジャパンネット銀行

 

出金は、1,000円以上1円単位、一日1,000万円まで可能ですが、出金手数料は1回につき300円(税込)が必要となります。

FOLIO ROBO PRO(フォリオロボプロ)の実績は?

FOLIO ROBO PROに2020年7月8日に10万円投資をし、2020年8月25日までの推移は下記となっています。

FOLIO ROBO PROの実績

2か月で+3%とまずまずの成績となっています。

 

ポートフォリオが初期とはだいぶ異なっていて、ダイナミックにリバランスしていることがわかります

初期(2020年7月8日)最新(2020年8月25日)
株式56.53%69.59%
債券12.24%
不動産3.36%
コモディティ27.87%27.85%
現金2.56%

最新の状態では株式市場と金(gold)へ資産のほとんど割り振っていて、両資産ともに含み益の状態となっています。

 

株式では米国市場に約半分の資産を割り当てているので、米国の株式市場が今後も上昇していけば利益も期待できそうです。

FOLIO ROBO PROの実績(株式)

FOLIO ROBO PROは、かなりダイナミックにポートフォリオを入れ替えるので、市況によって面白いポートフォリオとなりそうで今後も注目です。

 

積立ができればさらにいいのですが・・

FOLIO ROBO PRO(フォリオロボプロ)の口座開設の流れ

FOLIO ROBO PROの口座開設は下記の4ステップと簡単に口座開設することができ、スマホだけで完結し、最短翌営業日には口座開設が完了します。

FOLIO ROBO PROの口座開設の流れ

FOLIO ROBO PROの口座開設の流れ
  • STEP1
    書面の確認・プロフィール
    FOLIO ROBO PROの公式サイトにアクセスし、「START」を押下して始めていきます。

     

    FOLIO ROBO PROは、FOLIOに口座開設が必要ですが、FOLIOに口座を持ってない場合は、右上や画面下部にある「アカウント登録」から始めます。

    FOLIO ROBO PROの口座開設の流れ

    その後は登録したメールアドレスに届くメールのURLをクリックして、メールアドレスとパスワードを入力してログインし、書類の確認や氏名・生年月日、連絡先などのプロフィール情報を入力します。

  • STEP2
    本人確認書類

    本人確認書類は、マイナンバー(個人番号)の記載がある書類と本人確認書類が必要で、以下のいずれかの組み合わせを提出します。

     

    FOLIO ROBO PROの口座開設の流れ

     

    特に、マイナンバー(個人番号)カードまたは運転免許証を持っていて、本人確認に「スマホで完結、本人確認」を利用する場合は、マイナンバー(個人番号)カードまたは運転免許証と本人の写真を、画面の案内に従って撮影し、マイナンバー(個人番号)の記載がある書類を、申込画面の所定の位置にアップロードします。

  • STEP3
    口座開設完了

    本人確認に「スマホで完結、本人確認」を利用すると最短で翌営業日に口座開設が完了します。

     

    それ以外の場合は、通常1週間ほどでウェルカムレターが届き、その後取引設定を行いますが、途中で「確定申告の方法を選びください」という質問があります。

    FOLIO ROBO PROの口座開設の流れ

    「フォリオにまかせる」を選択すると「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶこととなりますので、確定申告したくないなら「フォリオにまかせる」を選びましょう。

     

    ただ、給与所得者や年金所得者で利益が年間20万円以下の場合は申告・納税が原則不要にもかかわらず税金が引かれてしまうので、少額での投資を行う方は「自分でおこなう」を選択したほうが節税効果が期待できます。

     

    あとは、入金して注文を行えばAIが自動で投資をしてくれます。

>> FOLIO ROBO PRO(公式サイト)

まとめ

FOLIO ROBO PROは、金融機関のみに提供されていたAlpacaJapan社のAI技術を個人向けに初解禁し、ETFを投資対象としたロボアドバイザーで、下記のような特徴、デメリットが挙げられます。

 

FOLIO ROBO PROの特徴

  • AIを活用し長期的だけでなく短期的なパフォーマンス向上を目指す進化したロボアドバイザー
  • 過去5年間のシミュレーションでは年率換算8.5%の収益率
  • 最低投資金額は10万円から、手数料は1%
  • 特定口座に対応
  • 日本投資者保護基金に加盟しているので安心

 

FOLIO ROBO PROのデメリット

  • 積立投資はできない
  • NISAには対応していない
  • AIの実力は未知数
  • リスク許容度が選べない
  • 出金手数料がかかる

FOLIO ROBO PROも従来のロボアドバイザー同様に国際分散投資が行え、資産運用をすべて自動化したサービスで、さらに、従来のロボアドバイザーより一歩踏み込んでAIを活用し、長期だけでなく短期的なパフォーマンス向上が期待できます。

 

従来のロボアドバイザーより、AIを活用したマーケット予測×ダイナミック運用で、積極的な利益の追求や損失の軽減を期待したいなら検討してみてください。

 

>> FOLIO ROBO PRO(公式サイト)

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