外貨預金をおすすめできない理由とは?高金利には裏がある?

外貨投資

日本の普通預金金利は0.001%と利息が全く期待できない中で、外貨預金は高い金利となっているので一見すると魅力的に感じます。

外貨への投資はインフレのヘッジにもなりおすすめですが、銀行などで気軽に始められる外貨預金はおすすめできません。

なぜ外貨預金をおすすめできないのか紹介したいと思います。

外貨預金とは?

外貨預金は、外貨への投資の1つで日本円で「アメリカドル(米ドル)・ユーロ・イギリスポンド・オーストラリアドル(豪ドル)・ニュージーランドドル・南アフリカランド」などの、外国の通貨に交換して預金をすることです。

外貨預金とは?

日本円と同じように普通預金や定期預金といった種類があり、普通預金はいつでも出し入れができ、定期預金は満期日に元本と外貨で運用した利息がもらえ、通常は外貨定期預金の方が高金利です。

外貨預金のメリットって?

高い金利が期待できる

日本は低金利が続いていますが、海外では相対的に高い金利となっているため、その差分の金利が外貨預金の金利のベースとなっています。

 

例えば日本は、低金利のため金利は約0%程度ですが、世界最大の経済大国であるアメリカの金利は0.25%となっているので、その差分である0.25%が外貨預金の金利の原資となっているので、円での預金より高い金利が魅力の一つです。

 

外貨預金では高金利通貨の南アフリカランドを扱っている銀行もありますが、南アフリカの金利は3.75%とさらに高い金利となっています。

円安となれば為替差益による利益も

外貨預金では、日本円を例えば米ドルに交換し米ドルを保有することとなりますが、米ドル円はニュースなどでも目にするように常に変動しています。

 

外貨購入時の為替レートが例えば100円で、その後円安となり110円となればその差分の差益は利益となります。

外貨預金のメリットって?

逆に円高となって90円となってしまったら損失となります。

外貨預金をおすすめできない理由とは?

外貨預金は金利が高く、円安となれば為替差益による利益も期待できますが、おすすめできない理由として下記のような点が挙げられます。

元本保証ではない(円ベースでは)

預金と聞くと元本が保証されてるんじゃないのと思いがちですが、外貨預金では外貨での元本は保証されていますが、円で受け取るときの為替レートによっては元本割れすることがあり得ます

 

例えば1ドル=100円の時に100万円分を米ドルの外貨預金に預けると、1万米ドル預金することになります。(各種手数料は考慮しないこととします)

 

金利が1%だとして、1年間預けると10,100ドルになりますが、円高となってしまい1ドル=99円にときに売却し円に戻してしまうと999,900円と円ベースでは元本割れしてしまいます。

 

外貨を売却せずに外貨のまま保有し続けることや、定期預金の場合も外貨のまま普通預金に変更したり、再度定期預金として預けておくことも可能ですが、外貨から外貨への金利が低い銀行もあるので適用される金利はどの程度なのかは確認しておく必要があります。

為替手数料が高い

三菱UFJ銀行の外為相場一覧は下記のような記載がされています。

為替手数料が高い

(引用元:三菱UFJ銀行のHPより)

例えば米ドルを100万円分購入しようとしたときには、円から外貨へはTTSの107.42円が適用されるため、「100万円÷107.42円=9,309米ドル」と交換されます。

 

例えばこのまま円に交換しようとすると、今度はTTBの106.92円が適用されるため、9,309米ドル×106.92円=995,318円となり、購入した時点で4,682円の損となっている状態で、手数料が約0.47%必要となっています。

 

それに対して、税引き前の金利でも下記のように普通預金でも定期預金でも0.47%以下となっているので、1年預けていても金利より手数料のコストがかかっているので、利益を出すためには円安とならないと利益は出ないことになります。

 

【普通預金金利】

為替手数料が高い

 

【定期預金金利】

為替手数料が高い

外貨預金では金利以上に手数料が高いことがあり、少なくとも手数料が比較的低コストなネット銀行などを選ばないと利益を出しづらくなっています。

 

参考 各銀行の金利と手数料の比較については下記も参考にしてみてください。

金利も金融機関に取られている

外貨預金は円預金より金利が高いといったことだけが宣伝されていますが、この金利も実際には銀行に中抜きされています。

 

例えば、米ドルの外貨預金の場合、日本円で米ドルを交換しているので、日本とアメリカの金利差が本来米ドルの外貨預金の金利と近しい値となっていてもおかしくありません。

 

日本の金利が0%、アメリカの金利が0.25%の場合の金利差は0.25%程度の金利となっていてもおかしくありませんが、上記のように三菱UFJ銀行の外貨預金の普通預金は0.01%、1年の定期預金で最も高くて0.01%と、金利だけでも銀行側は約0.24%の利益を得ている計算になります。

 

もちろん外貨預金に預けていればいるほど、自動的に銀行側はその差分の金利を利益として得ることができます。

 

預金する方は、為替変動リスクをとっているにもかかわらず、銀行側では為替がどのように動こうが、金利を中抜きしてずっと利益を得ていることになり、銀行にとってはノーリスクで利益を得られるおいしい金融商品となっています。

金利のキャンペーンは要注意

銀行で外貨預金のキャンペーンを見かけることが良くあり、高金利を宣伝しています。

 

ただ、日本円から外貨定期預金への預け入れ限定で1ヶ月ものなど適用期間が短いケースが多く、最初だけ高い金利が適用されその後は通常の金利となる場合が多いです。

 

しかも、一度外貨定期預金に預けると保有しているのは外貨となるので、満期を迎えた外貨定期預金は円に戻すか、再度外貨定期預金などで運用するのかといった選択をすることとなります。

 

銀行によっては、「外貨から外貨への定期預金の金利」を「円から外貨への定期預金の金利」より低く設定している銀行があり、思ったほど金利がつかないと行った場合があります。

 

もちろん満期を迎えた時点で売却することは可能ですが、もし多少でも円高となっていた場合には、手数料などを加味すると円換算ではマイナスとなる可能性が高く、もしマイナスとなっていた場合にもう少し外貨預金を続けようと考えてしまったら銀行の思うつぼです。

 

キャンペーンが終わった後の金利は通常の金利に戻るため、銀行に中抜きされた金利で運用を続けることになるので、円安にならないと利益は出ませんし、定期預金だと原則中途解約ができないので、円安になって売却したいときに売却できないといったデメリットがあります。

 

外貨に投資するならFXでレバレッジ1倍で運用した方が、外貨預金の金利に相当するスワップポイントが外貨預金より高く、手数料は数百分の1と非常に低コストで、いつでも売却可能です。

 

 

ペイオフの対象ではない

ペイオフとは、金融機関が破綻しても元本1,000万円とその利息が保護される制度ですが、日本円での預金などはペイオフの対象ですが、外貨預金はペイオフの対象とはなりません

 

銀行が倒産するというのはよほどのことではありますが、今後絶対銀行が倒産しないとは限らないので、ちゃんと認識しておく必要があります。

外貨預金ならFX(外国為替証拠金取引)がお得

外貨預金は銀行に都合のいい商品となっていて、金利は中抜きされ手数料も高い金融商品です。

 

ネット銀行を利用すれば大手銀行と比較すると外貨預金の手数料は大分低コストとなっていますが、それでもFXと比較すると手数料は高いです。

金融機関米ドル豪ドルNZドル南アフリカランドトルコリラ
東京三菱UFJ銀行25銭50銭50銭
三井住友銀行100銭250銭255銭
みずほ銀行40銭100銭100銭
ジャパンネット銀行5銭30銭30銭15銭
住信SBIネット銀行4銭25銭25銭14銭
楽天銀行25銭45銭45銭30銭
GMOあおぞらネット銀行2銭15銭15銭7銭
イオン銀行 ※150銭50銭50銭
ソニー銀行15銭45銭45銭20銭
じぶん銀行 ※125銭50銭40銭20銭
新生銀行15銭40銭40銭25銭100銭
東京スター銀行50銭50銭50銭12銭
【参考】SBI FXトレード ※2
(レバレッジ1倍)
0.09銭0.4銭0.9銭0.8銭1.4銭

※2020年7月時点の片道手数料
※1:往復手数料
※2:1,000通貨まで

 

ネット銀行で手数料が低コストなGMOあおぞらネット銀行でも、例えば米ドルでもFX取引ができるSBIFXトレードと比較すると約2倍のコストがかかります

外貨預金の代わりにSBIFXトレードを利用する場合

FXでは取引手数料が無料のところが多いので、外貨預金の為替手数料に相当するのがスプレッドで、金利に相当するのはスワップポイントとなります。

 

 

 

例えば米ドル円と豪ドル円をそれぞれ1万米ドル、1万豪ドル投資し、1年後にすべて売却した場合(為替変動がなかったと仮定)、金利から手数料を引いたトータルリターンを銀行とFXで比較すると以下のようになります。(利子ー手数料×2)

米ドル豪ドル
金融機関普通預金定期預金(1年)普通預金定期預金(1年)
東京三菱UFJ銀行ー4,900円ー4,900円ー9,600円ー9,600円
三井住友銀行ー19,900円ー19,900円ー49,600円ー49,600円
みずほ銀行ー7,900円ー5,500円ー19,992円ー17,200円
ジャパンネット銀行ー990円ー700円ー5,992円ー5,992円
住信SBIネット銀行ー790円1,700円ー4,992円ー3,800円
楽天銀行ー4,900円ー3,800円ー8,920円ー5,800円
GMOあおぞらネット銀行2,100円ー1,800円
イオン銀行ー3,500円ー3,500円ー4,600円ー4,600円
ソニー銀行ー2,990円ー1,000円ー8,992円ー8,600円
じぶん銀行ー2,400円500円ー4,920円ー2,600円
新生銀行ー2,900円2,000円ー7,992円ー4,800円
東京スター銀行ー9,900円ー8,500円ー9,760円ー8,800円
【参考】SBIFXトレード
(レバレッジ1倍)
4,065円702円

 

銀行では普通預金はGMOあおぞらネット銀行、定期預金は新生銀行やじぶん銀行が高くなっていますが、それを上回る利益が期待できるのがSBIFXトレードでレバレッジ1倍で投資した場合です。

 

SBIFXトレードはFX業者では珍しく1通貨から投資ができるので、レバレッジ1倍でも外貨預金と同様に米ドルであれば100円程度から投資ができ、しかも、FXのメリットを享受しながら外貨を積立てることができる「積立FX」というサービスもあります。

 

 

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また、FXは信託保全が義務づけられていて、自己資産と顧客の資産を区分して分別管理し、顧客の資産は信託銀行などの口座で別管理されているので、万一FX業者が破綻した場合でも「証拠金・取引損益・スワップポイント」などは代理人を通じて信託銀行などから資産が返還されます。

まとめ

外貨預金をおすすめできない理由とし下記の点が挙げられます。

外貨預金をおすすめできない理由

  • 元本保証ではない(円ベースでは)
  • 為替手数料が高い
  • 金利も金融機関に取られている
  • 金利のキャンペーンは要注意
  • ペイオフの対象ではない

外貨に投資するなら外貨預金より金利が良く、手数料が低コストなFXを利用した方が有利です。

 

FXはギャンブル的に見られますが、それはレバレッジという預けた資金の何十倍(国内FX業者であれば25倍まで)もの金額の取引ができるからで、レバレッジ1倍にすれば、外貨預金と基本的には変わらず為替手数料、金利ともに非常に有利となります。

 

外貨に投資するのであれば、外貨預金ではなくFXでレバレッジ1倍で取引することを検討してみてください。

 

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