FTSE100に投資するなら投資信託・ETF・CFDどれがいい?

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FTSE100に投資するなら投資信託・ETF・CFDどれがいい?投資信託

FTSE100は、イギリスのロンドン証券取引所に上場されている株式のうち、時価総額の大きい100社を対象に構成された株価指数(インデックス)で、ロンドン証券取引所上場企業の時価総額の約80%を占めています。

そんなFTSE100へ投資するなら投資信託・ETF・CFDではどれがいいのか比較してみました。

FTSE100とは?

FTSE100は、「FT100指数」や「FTSE100種総合株価指数」とも呼ばれ、イギリス(英国)のロンドン証券取引所に上場する時価総額上位100銘柄で構成される株価指数で、イギリスの代表的な株価指数です。

 

ロンドン証券取引所が100%出資するFTSEが算出・公表している指数で、ロンドン証券取引所に上場されている時価総額が最も大きい100社を対象とし、1983年12月31日の価格を基準値1,000として時価総額加重平均で算出されています。

 

構成銘柄の見直しは四半期に一度行われています。

業種別構成比率

FTSE100業種別構成比率

組入上位銘柄

銘柄比率
アストラゼネカ8.59%
シェル8.45%
HSBCホールディングス5.72%
ユニリーバ4.52%
BP4.68%

アストラゼネカはコロナワクチンで聞いたことがある方も多いと思いますが、イギリスの製薬大手です。

 

シェルは、石油や天然ガスなどのエネルギー関連事業を展開するグローバル企業で、日本ではシェル石油としてガソリンスタンドなどを展開していましたが、出光興産に統合されました。

 

HSBCホールディングスは売上高は10兆円を超える全世界展開している金融グループです。

 

ユニリーバはヘアケアブランドの「LUX」、トータルビューティケアブランド「Dove」などを展開していて日本でも馴染みがある世界有数の一般消費財メーカーです。

 

BPは、石油・ガス等のエネルギー関連事業を展開するグローバル企業で、シェル同様に超大手の石油会社の略称である「スーパーメジャー」の6社のうちの1社です。

 

他にも、ロールスロースやバーバリー、紅茶「リプトン」、風邪薬「コンタック」、歯磨き粉「アクアフレッシュ」「シュミテクト」などで有名なグラクソ・スミスクライン、「薬用せっけんミューズ」やニキビ治療の「クレアラシル」着圧ソックスの「メディキュット」などで有名なレキットベンキーザーといった企業もあります。

 

このようにイギリスだけというより全世界で活動している企業も数多くあり、世界全体の景気動向などに左右されるような会社が多いのが特徴です。

FTSE100に投資する魅力は?

配当利回りが高い

FTSE100は配当利回りが高いという魅力があります。

 

日本と米国でFTSE100と同様に時価総額加重平均で算出される「TOPIX」「S&P500」と比較するとFTSE100の配当利回りが高いことがわかります。

配当利回り
(レバレッジ1倍)
配当利回り
(レバレッジ2倍)
配当利回り
(レバレッジ3倍)
FTSE1003.54%7.08%10.62%
S&P5001.67%3.34%5.01%
TOPIX2.06%4.12%6.18%

※FTSE100、S&P500はそれぞれのファクトシートより
※TOPIXは純資産残高が大きいNEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信(1306)より

 

FTSE100はCFDで取引することができるので、レバレッジをかけた取引も可能です。

 

レバレッジ3倍までかければ約10%の配当利回りを得ることも可能です。

リスクが小さい

投資におけるリスクとは価格変動の振れ幅のことを言い、一般的には標準偏差で表します。

 

標準偏差が大きければリターンの振れ幅が大きくリスクが高いといわれ、小さければリターンの振れ幅が小さくリスクが小さく安定的な運用が期待できます。

 

FTSE100と「TOPIX」「S&P500」と比較すると直近3年ではTOPIXの方がややリスクは小さかったですが、より長期の5年でみるとFTSE100のリスクが最も小さく安定的な値動きとなっていると言えます。

年換算リスク(3年)年換算リスク(5年)
FTSE10013.40%13.80%
S&P50017.92%18.63%
TOPIX13.31%15.04%

FTSE100は時価総額が最も大きい100社により構成されているインデックスで、時価総額が大きい企業ほど企業価値が高く経営が安定し、株価の変動も小さい傾向にあります。

 

しかもFTSE100で構成されている銘柄は、グローバルに展開している企業も多くあるため株価は比較的安定的に推移し結果リスクは小さくなっていると言えます。

チャートは基本的には右肩上がり

下記はFTSE100の30年超の長期チャートですが、リーマンショックやコロナショックなどで一時的に値を下げてる場面はありますが、基本的には右肩上がりで成長しています。

FTSE100の長期チャート

※引用:TradingView

配当利回りが高く、長期的には右肩上がりなので高い配当を貰いながら長期的にはインデックスの上昇による売買益も期待できるという特徴があります。

FTSE100に投資する方法とは?

FTSE100に連動する投資信託はある?

FTSE100に連動する投資信託(非上場)があるかと思っていたのですが、見つけることができませんでしたので、見つけたらここに追加したいと思います。

FTSE100に連動するETFの比較表

名称ティッカー信託報酬
(税込)
純資産残高
(百万円)
平均売買高直近
配当利回り
種類
UBS ETF 英国大型株10013890.22%168株3.83%国内ETF
iシェアーズ・コア
FTSE 100 UCITS ETF
ISF0.07%654,4423.86%海外ETF
バンガード・FTSE100・
UCITS・ETF
VUKE0.09%342,0033.7%海外ETF

国内ETFの「UBS ETF 英国大型株100(1389)」は監理銘柄に指定されていて、2023年7月21日に上場廃止となる予定なので、国内ETFではFTSE100に投資することができなくなりました。

 

海外ETFの2つの銘柄は大手ネット証券では購入ができず、手数料は高いですが野村証券などでは投資が可能です。

 

また、ISFのみですがサクソバンク証券では購入可能です。

CFDでFTSE100に投資ができる

CFDは「差金決済取引」のことで、FXもCFDの一つなのですが、株式などの取引の場合は、株券という現物のもの保有し、売却すると株券を手放すことになりますが、差金決済取引であるCFDでは現物がない取引のことを言います。

 

CFDもFXと同様にレバレッジをかけた取引を行うことができるので、少額から投資ができるという特徴があります。

 

参考 CFDとは?取引の仕組みや投資する上でのメリット・デメリットは?

 

CFDでは主に下記のどちらかでFTSE100を取引することができます。

  • くりっく株365
  • 店頭CFD(GMOクリック証券など)

くりっく株365は公的な取引所である東京金融取引所に上場する株価指数証拠金取引のことで、取引所CFDと呼ばれ、SBI証券や手数料が最安のひまわり証券、独自のツールなどを無料で利用できる岡三オンラインなどで購入することができます。

 

店頭CFDは、証券会社等が取引する価格を決め、投資家はその価格に納得すれば買い・売りを行うという取引の方法です。

参考 くりっく株365(取引所CFD)と店頭CFDの比較!取引するならどっち?

 

くりっく株365は最大で約15ヶ月しか保有できず、保有し続けたい場合は手動で再度注文をしなければならず長期保有するのには向いていません

 

15カ月以上の保有を考えているなら店頭CFDのみが選択肢となります。

FTSE100に投資するのにおすすめの証券会社は?

GMOクリック証券

GMOクリック証券のCFD

  • 国内店頭CFD取引高8年連続No1
  • NYダウやS&P500といった株価指数や商品、ETF、株式など約150銘柄の取引が可能
  • 取引手数料は無料でスプレッドは業界最狭水準

GMOクリック証券のCFDでは、取引手数料が全銘柄無料で実質的な取引コストであるスプレッドも狭いので低コストで取引できます。

 

取扱銘柄はIG証券などと比べると少ないですが、日経225やNYダウ、S&P500といった株価指数や金、銀、原油といった商品、AmazonやGoogle(Alphabet)といった米国株式や中国株式なども取引することができます。

取引ツールも初心者から上級者までレベルに応じて対応した高機能なツールが用意され、スマホアプリだけで取引は完結します。

 

もちろん口座開設・維持費用は無料です。

 

>> GMOクリック証券【CFD】(公式サイト) <<

IG証券

IG証券のCFD

  • 世界15カ国以上で31万人以上の方が利用している老舗証券会社
  • 17,000以上のCFD銘柄を取引可能
  • リスク限定でFXやCFDを取引できるノックアウト・オプションが利用可能
  • 学習コンテンツが充実している

IG証券はイギリスに拠点を置き、FTSE250の構成銘柄にも採用されている証券会社で、日本でも約20年営業している実績ある証券会社です。

 

取引銘柄は日系ネット証券を圧倒する17,000銘柄でFTSE100などの株価指数や商品、株式、債券と豊富な銘柄に投資することができます。

 

IG証券では、ノックアウト・オプションというリスクが限定された条件で行うオプション取引が可能で、資金効率がいいことから人気となっています。

 

また、IGアカデミーという独自の学習プログラムを無料で利用することができトレードに関する知識を習得することができます。

 

口座開設費用は無料ですが、口座に証拠金がある状態で6カ月以上ポジションがなく取引をしていないと口座管理手数料(月550円税込)が発生します。口座に証拠金がなければ引落などはされません。

 

>> IG証券(公式サイト) <<

まとめ

FTSE100は、イギリス(英国)のロンドン証券取引所に上場する時価総額上位100銘柄で構成されるイギリスの代表的な株価指数で、下記のような魅力が挙げられます。

  • 配当利回りが高い
  • リスクが小さい
  • チャートは基本的には右肩上がり

FTSE100に投資するにはCFDなら最も気軽にかつ低コストで投資することが可能です。

 

CFDにもくりっく株365と店頭CFDと2つの方法がありますが、くりっく株365は最大で15ヶ月後には決済しないといけないので中長期の投資であれば店頭CFDのみが選択肢となります。

 

店頭CFDなら国内店頭CFD取引高8年連続No1のGMOクリック証券が多くの方に選ばれていて、低コストで取引でき、FTSE100のような株価指数はレバレッジ10倍までかけることができます。

 

CFDはあまりなじみがない方も多いかもしれませんが、注文は株式などより簡単ですし、FXをやったことがあれば仕組みやルールが似ているのですぐに馴染めると思います。

 

FTSE100に投資するのにおすすめの証券会社

 

また、FTSE100はリスクが小さいということは株価の変動値幅が小さいということなので、狭い範囲での値動きとなっているので自動売買という選択肢もあります。

 

FTSE100と同様に時価総額加重平均で算出される「TOPIX」「S&P500」と約20年を比較したのが下記のチャートです。

 

FTSE100とTOPIX、S&P500のチャート比較

※引用:TradingView(赤がFTSE100青がTOPIX緑がS&P500

FTSE100は右肩上がりとなってはいるものの、他の株価指数と比べると上昇率はあまり高くはないですが、上下の値動きも小さくなっています。

 

このように比較的狭い範囲での値動きとなっている場合は、自動売買でコツコツ利益を積み重ねる方法も有効に機能しそうで、CFDではくりっく株365を利用した自動売買を行えるサービスがありますので興味があればこちらも検討してみてください。

 

くりっく株365は取引手数料が必要となりますが、ひまわり証券はくりっく株365の手数料は業界最安値水準と低コストで取引できます。

参考 くりっく株365の手数料を比較!どの証券会社がおすすめ?