GMOコインは、その名の通りGMOグループの会社で同じグループ会社にはFXで有名なGMOクリック証券があり金融サービスを提供している実績があり安心感があります。
そんなGMOコインは金融庁に認可された仮想通貨の取引所の一つでもありますが、手数料などどのようなサービスが提供されているか内容を確認してみました。
参考 暗号資産(仮想通貨)の取引所で金融庁の認可を受けてるのはどこ?それだけで安心?
GMOコインって?
基本情報
社名 | GMOコイン株式会社 |
設立日 | 2016年10月 |
代表者 | 石村富隆 |
資本金 | 17億5800万円(資本準備金含) |
登録 | 仮想通貨交換業者登録(登録番号 関東財務局長 第00006号) |
主要株主
東証一部上場の「GMOインターネット株式会社」やFXで取引高7年連続世界一(※)であるGMOクリック証券などを傘下に持つ「GMOフィナンシャルホールディングス株式会社」が株主となっていてGMOインターネットグループの仮想通貨取引所を担うのがGMOコインです。
※ファイナンス・マグネイト社調べ(2012年1月~2018年12月)
参考 FXプライムbyGMOとGMOクリック証券の違いって?スプレッドやスワップは?
セキュリティ施策
GMOコインでは下記のセキュリティ施策がとられていて、GMOクリック証券などを運営するGMOインターネットグループで培われた金融サービスのノウハウが生かされています。
【分別管理】
仮想通貨交換業者は、利用者から預かった金銭・仮想通貨と、事業者自身の金銭・仮想通貨とを明確に区分して管理することが義務づけられているので、もちろん分別管理がされています。
【仮想通貨の盗難対策】
仮想通貨は取引所は、外部や内部の盗難対策として即時送付に必要な分以外の仮想通貨は、インターネットから隔離された「コールドウォレット」にて保管しています。
コールドウォレットからホットウォレットに仮想通貨を移動する際には、複数部署の承認が必要な体制となっていて、複数名によって厳重に監視された状態でのみ、コールドウォレットからの移動が可能となっていて、仮想通貨送付の際に複数の秘密鍵を必要とする「マルチシグ(マルチシグネチャ)」についても、セキュリティ基準を満たす各仮想通貨に導入していて、秘密鍵をセキュリティ構成の異なる複数の場所に保管することでリスク低減を図っているようです。
【サイバー攻撃対策】
悪意のある第三者によるサイバー攻撃に対し、「アカウントの乗っ取り」「システムへの侵入」の2つの観点から対策がされています。
「アカウントの乗っ取り」に対しては、下記の対策を実施しています。
- 日本円出金や仮想通貨送付の際に、2段階認証を必須化
- ログイン実績のない環境からログインがあった際に、2段階認証を必須化
- ログイン履歴の記録とメールによるお客様への通知
「システムへの侵入」に対しては、下記の対策を実施しております。
- システムの24時間365日監視
- 外部のセキュリティ専門家による定期的なシステム脆弱性診断
- グループ会社と連携した脆弱性情報の収集
本人確認の徹底として下記の一般的な対策がとられていて、特に日本円の出金・仮想通貨の送付を行う際には「2段階認証」による本人確認を必須としている点は設定漏れなどなく安心です。
入出金
日本円の入金方法は「即時入金」「振込入金」に対応していて、「即時入金」の場合は手数料無料となり、「振込入金」の場合は手数料が必要となります。
「即時入金」に対応している金融機関は下記となり、最低入金額は1,000円となります。
- GMOあおぞらネット銀行
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
- ジャパンネット銀行
- ペイジー
ペイジーを利用すれば下記の金融機関のネットバンキングが利用できますが、ペイジー入金額相当の仮想通貨の送付が7日間制限される点は注意が必要です。
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- 三菱東京UFJ銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
日本円の出金は手数料無料で、最低金額は10,000円/回(全額出金の場合、出金額に制限はなし)となります。
また、仮想通貨の預入・送付の手数料は無料となっています。(預入時のマイナーに支払う手数料は発生する)
GMOコインのサービスって?
GMOコインが提供する主なサービスは下記となります。
- 仮想通貨取引所:仮想通貨を板で取引(現物、レバレッジ)することができる
- 仮想通貨販売所:手軽に仮想通貨を購入することができる
- 仮想通貨FX:アルトコイン含めレバレッジ取引も可能仮想通貨の証拠金取引
仮想通貨取引所の特徴とは?
取引所(レバレッジ)取引の銘柄数が多い
現物取引、レバレッジ取引ともに、GMOコインで取り扱う下記の銘柄の取引をすることができます。
- ビットコイン
- イーサリアム
- ビットコインキャッシュ
- ライトコイン
- リップル
売買の気配値を見ながら取引が可能
株式の取引と同様に仮想通貨も板(注文内容)を見ながら取引することができます。
買いたい数量と売りたい数量がすべて見えるため、自分以外の投資家の売買の需要を読み取りながら取引することができます。
API活用による自動売買
GMOコインのAPIは認証不要のPublic APIとAPIキーによる認証が必要なPrivate APIを提供しています。
プログラミンができる方なら取引の自動化や取引価格の自動取得といった、取引環境の構築が可能です。
レバレッジは4倍まで取引が可能
即時入金ですぐ反映される入金の手数料、出金の際に発生する手数料は回数を問わず、すべて無料です。
またレバレッジ取引では、4倍のレバレッジで資金効率のよい取引を行うことができます。
取引手数料は、現物の場合は「Maker:-0.01%」「Taker:0.05%」で、レバレッジ取引の場合は注文手数料無料ですが、下記の手数料が必要となります。
- レバレッジ手数料:評価レート × 建玉数量 × 0.04% / 日
- ロスカット手数料:建玉レート × 建玉数量 × 0.5% / 回
- 現引き/現渡し手数料:建玉レート × 建玉数量 × 20% / 回
24時間365日、土日も取引可能
仮想通貨は株式やFXとは異なり24時間365日取引が可能です。
土日も取引することができるので、お休みの合間にちょっと取引をするといったことも可能です。
取引所取引、対応ツール
【GMOコイン仮想通貨ウォレット】
仮想通貨の売買(購入・売却・レバレッジ)、日本円の入出金、仮想通貨の預入・送付、口座情報の確認・更新、お客様へのお知らせなど、仮想通貨取引のために必要な機能が網羅されています。
移動平均、一目均衡表、MACD、RSI、ボリンジャーバンドといったテクニカル指標を搭載し、複数銘柄を分割表示したりすることもできます。
【取引所(レバレッジ)取引専用ツール『WebTrader』】
取引所(レバレッジ)取引に特化したPC専用の高機能ツールもあり、ひとつの画面で取引が完結できるように板、高性能なチャート、歩み値、注文機能など、様々な機能を備えています。
81種類のインジケーターを搭載するなどテクニカル分析をする方向けの機能が備わってます。
>> GMOコイン(公式サイト)
仮想通貨販売所の特徴とは?
仮想通貨取引所は、投資家間での取引となりますが、販売所はGMOコインとの取引となります。
取引所の場合は買いたいもしくは売りたい金額の数量の注文がないと取引は一部しか成立しませんが、販売所であればGMOコインを相手に売買できるので常に提示されている金額で取引することができます。
取扱銘柄が少額で取引することが可能
仮想通貨を取引するいは高額な資金は必要なく、数百円程度から取引することが可能です。
仮想通貨の代表的な銘柄であるビットコイン以外にも上記の銘柄が少額から取引することができます。
提示された価格で取引でき、取引画面はシンプル
販売所でビットコインやアルトコインを売買する場合、数量に関係なく提示されている価格で売買が成立するので、そのため「自分の意図した価格で取引したい」 場合には利用しやすいサービスになっています。
また、販売所の取引画面は「買値」と「売値」だけが表示されるシンプルでわかりやすい2Wayプライスとなっており、「板取引は情報が多い、板が上下に大きく動いて難しい」という方であっても、直感的に利用することが可能です。
売買の成立と同時に受渡しが行われるため、売買代金は即時に口座残高に反映されるため、購入・売却により口座に反映されるビットコイン・アルトコイン・日本円は、即時に送付・出金が可能です。
GMOコイン 仮想通貨ウォレットで簡単取引
販売所での取引や資産管理は、GMOコインから提供される「GMOコイン 仮想通貨ウォレット」で行うことができます。
取引するのは下記のように簡単に取引することが可能です。
参考 GMOコインの口座開設・維持費用はもちろん無料です。
>> GMOコイン(公式サイト)
仮想通貨FXの特徴とは?
仮想通貨FXとは、実際に仮想通貨を売買するのではなく、将来の値上がり・値下がりを見込んで買い注文または売り注文により「建玉」を保有し、建玉を決済することで価格変動の差額分だけ受け取る証拠金取引です。
ビットコイン、アルトコイン、人気の5銘柄が取引可能
仮想通貨取引所と同様にビットコインを始め人気の5銘柄を取引することができます。
24時間365日、土日も取引可能
仮想通貨FXも仮想通貨取引所同様に、24時間365日取引が可能なので、土日も取引することが可能です。
シンプルな価格表示と、多彩な注文方法
仮想通貨FXでは、「買うことができる価格」と「売ることができる価格」の2種類を同時に提示する2wayプライスが採用されていて、非常にシンプルな価格提示で、注文タイプ、売買の区分、取引数量を指定すればすぐ注文可能なわかりやすい取引画面です。
複合注文は3種類(IFD、OCO、IFD-OCO)を利用でき、相場急変時に備えた取引にも活用できます。
下落相場でも利益を狙える
仮想通貨FXでは「相場の下落を見込んで高値で売り注文を出しておき、安値となったら買い戻す」といった、現物取引ではできない、下落相場の局面でも収益を狙える取引が可能です。
ビットコインを始め仮想通貨は値動きが大きい局面があり、上昇するときも下降するときどちらでも利益を狙うことができます。
仮想通貨FXでは各種手数料はかからない
仮想通貨FXでは、注文・約定手数料、またはロスカット手数料、すべて無料なので取引コストを意識せずに、トレードすることができますが、買値と売値の差であるスプレッドが実質的なコストとはなります。
即時入金ですぐ反映される入金の手数料、出金の際に発生する手数料は回数問わず、すべて無料で、4倍のレバレッジで取引することができるので資金効率のよい取引が可能です。
仮想通貨FX専用アプリ「ビットレ君」
新規・決済・ドテン・同一銘柄の全決済注文も1タップで操作でき、相場急変時の変化にもスピーディーに対応することができ、スピード注文以外にも、OCO、IFD、IFD-OCO注文も利用可能です。
もちろんテクニカル指標も搭載していて、チャートからの注文も可能です。
追加証拠金制度はない
GMOコインではロスカット制度を採用していて、追証(追加証拠金)制度はありませんが、ロスカットの執行が行われ、口座に不足金が発生した場合には不足分が請求されます。
追証は、信用取引や先物取引・FXといった証拠金取引の場合、追証判定時に保証金維持率が一定の比率を割り込んだ場合に期日までに追加で入金するか、ポジションの全部または一部を決済し、追加証拠金(追証)を解消する必要があります。
そのため、追証制度がない場合は、保証金維持率が一定の比率を割り込んでも追加入金する必要がなくなるだけで、ロスカットされて口座がマイナスとなった場合には追加入金が必要となります。
参考 先物証拠金取引になりますが、ビットバンクトレードはロスカットされて口座がマイナスとなっても追加入金が必要ない仕組みとなっています。
⇒ ビットバンク(bitbank)の評価・評判!手数料とかどんな特徴がある?
GMOコインでは、証拠金維持率が100%を下回った場合ロスカットアラートが発生し、証拠金維持率が75%〜85%を下回った場合ロスカットとなります。
ロスカットはレバレッジによって、自動ロスカットが執行される証拠金維持率が下記の様に異なります。
- 5倍:75%
- 15倍:80%
- 25倍:85%
まとめ
GMOコインは、GMOインターネットグループで培われた金融サービス提供のノウハウを活かし、安心して取引ができる環境を提供している、金融庁に認可された仮想通貨の取引所の一つです。
GMOコインでは、仮想通貨の販売所、取引所、仮想通貨の証拠金取引(仮想通貨FX)ができるサービスを提供しています。
販売所は取引所と比較すると取引コストが大きくなりますが、購入金額が高額の場合は販売所の方が有利となる場合もあり、アルトコインのような流動性が低い仮想通貨の場合は、販売所であれば確実に売買できるメリットがあります。
ビットコインを始めアルトコインをレバレッジをかけて取引ができる証拠金取引(仮想通貨FX)のサービスもあるので、取引スタイルによって使い分けてください。
東証一部上場のGMOインターネットグループの仮想通貨取引所はGMOコイン!
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