投資のソムリエの評価ってどう?過去の実績はどうだった?

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バランス型ファンド

投資のソムリエは、主に国内外の公社債、株式および不動産投資信託証券(リート)に分散投資を行うバランス型ファンドです。

基準価額の変動リスクを4%程度に抑えて、中長期的に安定的なリターンを目指すとのことですが、どのような内容のファンドなのか過去の実績はどうだったのか確認してみました。

投資のソムリエの特徴

投資対象

投資のソムリエは、主に国内外の公社債、株式および不動産投資信託証券(リート)に分散投資を行い、外貨建資産は投資環境に応じて弾力的に対円での為替ヘッジを行い、一部または全部の為替リスクを軽減するバランス型ファンドです。

 

投資のソムリエの特徴

各投資対象資産は、下記のインデックスに連動するマザーファンドに投資を行います。

国内債券NOMURA-BPI総合
株式TOPIX(配当込み)
リート東証REIT指数(配当込み)
先進国債券FTSE世界国債インデックス
(除く日本、円ベース、為替ヘッジあり
株式MSCIコクサイ・インデックス
(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)
リートS&P先進国REITインデックス
(除く日本、円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)
新興国債券JPモルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス
(円換算ベース、為替ヘッジなし)
株式MSCIエマージング・マーケット・インデックス
(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)

 

各資産クラスへの配分比率は「基本配分戦略(月次戦略)」「機動的配分戦略(日次戦略)」によって決定されます。

 

【基本配分戦略(月次戦略)】

投資のソムリエの特徴

 

【機動的配分戦略(日次戦略)】

投資のソムリエの特徴

 

これらの戦略を用いて配分比率を見直すことにより、基準価額の変動リスクを年率4%程度に抑えながら、安定的な基準価額の上昇を目指すとのことです。

 

※下記は投資のソムリエ「月報(2019年8月)」からの情報です。

資産配分

投資のソムリエの特徴

資産配分の推移(直近1年)

投資のソムリエの特徴

通貨配分

投資のソムリエの特徴

通貨配分の推移(1年)

投資のソムリエの特徴

各マザーファンドの推移(設定来)

投資のソムリエの特徴

ファンドの仕組み

投資のソムリエはファミリーファンド方式で運用され、各資産クラスのマザーファンドで実質的な運用が行われます。

投資のソムリエの特徴

購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

購入時手数料(税込)3.3%
(SBI証券などのネット証券の場合はなし)
信託報酬(税込)1.54%
実質コスト(税込)1.549%※増税前
信託財産留保額なし

分配金

投資のソムリエは年2回決算型で、分配金の直近3年の実績は下記となっていて、分配金利回りは0.5%(2019年9月時点)となっています。

投資のソムリエの特徴

過去の運用成績(リターン・リスク)

リターン・リスク

1年3年(年率)5年(年率)
リターン6.31%(13位)2.64%(181位)2.62%(100位)
リスク(標準偏差)3.53(14位)2.80(9位)3.26(8位)
シャープレシオ1.79(7位)0.94(12位)0.80(5位)
対象ファンド数※339本284本205本

※:「安定成長」カテゴリ

基準価額騰落率

ファンド
1ヶ月+1.00%
3ヶ月+3.70%
6ヶ月+5.72%
1年+6.31%
3年+8.13%
5年+13.83%

※投資のソムリエ「月報(2019年8月)」より
※ファンド設定日は2012年10月26日
※分配金を再投資した収益率で、購入時手数料および分配金にかかる税金は考慮されてません
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産残高の推移

投資のソムリエの特徴

所感

月報によると過去5年で税引前の分配金を再投資したとして+13.83%なので、単純な年率平均は約2.8%となっています。

 

投資のソムリエは、8つの資産に為替ヘッジあり先進国債券を中心に配分比率が動的に変化するファンドですが、8つの資産への配分比率が均等で低コストなインデックスファンドである「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」と比較したのが下記となります。

参考 eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)の評価って?利回りや実質コストは?

投資のソムリエの特徴

(引用元:モーニングスター)

オレンジが投資のソムリエ赤がeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)の直近約2年半のトータルリターンのチャートです。

「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」と比較すると「投資のソムリエ」の方が波の上下が穏やかでリターンも低くなっているので、よりローリスク・ローリターンな動きとなっています。

 

基準価額の変動リスクを年率4%程度に抑えるとのことで、為替ヘッジあり先進国債券を中心に配分しているので大きく下落することはなさそうですが、世界経済が上昇するような局面ではリターンは抑制されることが想定されます。

当ファンドの情報

  • ベンチマーク:なし
  • 購入時手数料(税抜):3.3%(SBI証券などのネット証券の場合はなし)
  • 信託報酬(税抜):1.54%(実質コスト:1.549%)
  • 信託財産留保額:なし
  • 純資産残高:約1,450億円
  • 分配金利回り:0.5%
  • 決算:年2回(1、7月の11日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券などのネット証券)
  • 償還日:無期限(設定日:2012年10月26日)

評価・まとめ

投資のソムリエは、主に国内外の公社債、株式および不動産投資信託証券(リート)に分散投資を行い、外貨建資産は投資環境に応じて弾力的に対円での為替ヘッジを行い、一部または全部の為替リスクを軽減するバランス型ファンドです。

 

各資産クラスへの配分比率は「基本配分戦略(月次戦略)」「機動的配分戦略(日次戦略)」によって動的に変動され、基準価額の変動リスクを年率4%程度に抑えるとのことです。

 

そのため、配分比率は為替ヘッジあり先進国債券が約5割と債券中心の配分となっているので、リスクも抑制されますがリターンも抑制されます。

 

また、通貨配分で外貨は6%と少なく、為替ヘッジによる実質的な円貨が約77%と比率が高く、為替ヘッジもコストがかかるため実質的なリターンを圧迫する要因となりそうで、信託報酬は高く、購入時手数料も必要と高コストなファンドです。

 

正直投資妙味に欠けるファンドですが、それでもリスクが抑制されていることに魅力を感じて投資のソムリエに投資するなら、せめて購入時手数料が無料となるネット証券を利用することをおすすめします。

 

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>>  SBI証券(公式サイト)[詳細解説] >> 楽天証券(公式サイト)[詳細解説]
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