ロボット・テクノロジー関連株ファンドってどう?過去の成績は?

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ロボット・テクノロジー関連株ファンド ーロボテックーは、日本を含む世界のロボット関連企業の株式に投資をするアクティブファンドです。

ロボット関連株に投資する投資信託は人気があり既に4,000億円近い純資産残高となっていますが、実際どのような内容のファンドで過去の成績はどうだったのか確認してみました。

※ロボット・テクノロジー関連株ファンドは年1回・年2回決算型のそれぞれに為替ヘッジあり・なしのファンドがありますが、下記は特に明記しない限り最も純資産残高の多い年2回決算型為替ヘッジなしについて記載しています

ロボット・テクノロジー関連株ファンドの特徴

投資対象

日本を含む世界のロボット関連企業56銘柄(2018年1月末時点)の株式に投資し、値上がり益を追求するアクティブファンドです。(外国株式45銘柄、日本株式11銘柄)

ロボット関連企業とは、ロボット・テクノロジーの開発や製造などにより、ビジネスを展開する企業と位置付けられていて、一例として下記のようなテーマに投資を行います。

(引用元:ロボット・テクノロジー関連株ファンド「目論見書」)

株式の運用は、国内でもCM等で知られているアクサグループの「アクサ・インベストメント・マネージャーズ」が担当しますが、実際には下記の様にファンドオブファンズの形式で「アクサ・インベストメント・マネージャーズ」が運用する「アクサ IM・グローバル・ロボット関連株式ファンド(為替ヘッジなし)(適格機関投資家専用)」のファンドへの投資となります。

(引用元:ロボット・テクノロジー関連株ファンド「目論見書」)

国・地域別構成

米国 49.4%
日本 22.6%
ドイツ 9.5%
オランダ 4.4%
ケイマン諸島 2.8%
フランス 2.7%
台湾 1.9%
ジャージー 1.7%
スイス 1.6%
イスラエル 0.7%

※ロボット・テクノロジー関連株ファンド「月報(2018年1月)」より

組入上位10銘柄

銘柄 国名 比率
キーエンス 日本 3.4%
ファナック 日本 3.1%
アマゾン・ドット・コム 米国 3.0%
アルファベット 米国 3.0%
シーメンス ドイツ 2.7%
SMC 日本 2.4%
IPGフォトニクス 米国 2.3%
インテュイティブサージカル 米国 2.3%
シスコシステムズ 米国 2.2%
ヴァレオ フランス 2.2%

※ロボット・テクノロジー関連株ファンド「月報(2018年1月)」より

規模別構成

時価総額 比率
大型株(時価総額100億米ドル超) 79.4%
中小型株(時価総額100億米ドル以下) 17.9%

※ロボット・テクノロジー関連株ファンド「月報(2018年1月)」より

コスト

買付手数料 (SBI証券の場合)
500万円未満 3.24%
500万円以上1,000万円未満 1.62%
1,000万円以上3,000万円未満 1.08%
3,000万円以上 0.54%
信託報酬(税抜) 1.65%
実質コスト(税抜) 1.77%
※2017年9月13日+2017年3月13日決算ベース
信託財産留保額 なし

※信託報酬と実質コストは「アクサ IM・グローバル・ロボット関連株式ファンド」の分も含みます

純資産残高

ロボット・テクノロジー関連株ファンドは年1回と年2回決算型があり、それぞれ為替ヘッジあり・なしの4種類のファンドがありますが、それぞれの純資産残高は下記の様になっています。

  • 年1回決算型(為替ヘッジなし):約184億円
  • 年1回決算型(為替ヘッジあり):約50億円
  • 年2回決算型(為替ヘッジなし):約3,850億円
  • 年2回決算型(為替ヘッジあり):約220億円

年2回決算型(為替ヘッジなし)が突出して純資産残高が多く、右肩上がりで成長しています。

分配金

ロボット・テクノロジー関連株ファンドの年1回決算型では分配金は出ていませんが、年2回決算型の為替ヘッジあり・なしのファンドではそれぞ下記の様に分配金が出ています。

【為替ヘッジなし】

分配金利回り:9.61%(2018年2月)

(引用元:ロボット・テクノロジー関連株ファンド「月報(2018年1月)」)

【為替ヘッジあり】

分配金利回り:7.08%(2018年2月)

(引用元:ロボット・テクノロジー関連株ファンド(為替ヘッジあり)「月報(2018年1月)」

当ファンドの情報のまとめ

  • ベンチマーク:なし
  • 買付手数料:(SBI証券の場合)500万円未満:3.24%
  • 信託報酬(税抜):1.65%(実質コスト1.77%)
  • 信託財産留保額:なし
  • 純資産残高
    年1回決算型(為替ヘッジなし):約184億円
    年1回決算型(為替ヘッジあり):約50億円
    年2回決算型(為替ヘッジなし):約3,850億円
    年2回決算型(為替ヘッジあり):約220億円
  • 分配金利回り(2017年12月29日時点)
    年1回決算型(為替ヘッジなし):ー
    年1回決算型(為替ヘッジあり):ー
    年2回決算型(為替ヘッジなし):9.61%
    年2回決算型(為替ヘッジあり):7.08%
  • 決算
    年1回決算型:9月13日
    年2回決算型:3、9月の13日
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券)
  • 償還日
    年1回決算型(為替ヘッジなし):2025年9月12日(設定日:2016年2月8日)
    年1回決算型(為替ヘッジあり):2025年9月12日(設定日:2016年9月30日)
    年2回決算型(為替ヘッジなし):2025年9月12日(設定日:2015年12月7日)
    年2回決算型(為替ヘッジあり):2025年9月12日(設定日:2016年9月30日)

所感

日本を含む世界のロボット関連企業で、中長期的にロボット関連事業が業績に対して大きな影響を有することが期待される企業に着目し、「高度な技術力」「強力な経営陣」「価格決定力」「業績上方修正の可能性」などを考慮し銘柄を選定するアクティブファンドです。

ファンドオブファンズ形式となっているので、投資対象となるファンドの信託報酬が必要で税抜で年率0.525%(実質コスト0.63%)がかかります。

ロボット関連銘柄に投資するファンドで同程度の純資産残高を集めている「グローバル・ロボティクス株式ファンド」での中小型株への投資比率は約11%に対して、ロボット・テクノロジー関連株ファンドは投資比率が約20%と若干高めとなっているの一つの特徴です。

参考 グローバル・ロボティクス株式ファンドってどう?投資して大丈夫?

ロボティクス産業は、2015年から20年後には6倍に成長するといった市場予測がでていて、今後大きな成長が期待されていますが、テーマ株に関してはすでに期待が価格に織り込まれていることも多く、償還日が2025年に設定されており、市場がまだ成長途中で運用終了となってしまうかもしれません。

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(引用元:経産省・NEDO 2035年に向けたロボット産業の将来市場予測

ロボット・テクノロジー関連株ファンドは、買付手数料も必要で信託報酬も高く、償還日も設定されているといったあまりいいところがないファンドなので投資するにしても、短中期的にロボット市場の更なる成長に見込みがあると考えている場合のみ投資対象となり得るといった感じです。

過去の成績は?

騰落率

年1回決算型
(為替ヘッジなし)
年1回決算型
(為替ヘッジあり)
年2回決算型
(為替ヘッジなし)
年2回決算型
(為替ヘッジあり)
1ヶ月 +3.9% +6.1% +3.9% +6.2%
3ヶ月 +6.0% +7.7% +6.0% +7.8%
6ヶ月 +19.9% +19.5% +19.8% +19.6%
1年 +37.4% +37.7% +37.6% +38.0%
設定来 +74.8% +42.9% +52.7% +43.6%

※年1回決算型(為替ヘッジなし)「月報(2018年1月31日)」
※年1回決算型(為替ヘッジあり)「月報(2018年1月31日)」
※年2回決算型(為替ヘッジなし)「月報(2018年1月31日)」
※年2回決算型(為替ヘッジあり)「月報(2018年1月31日)」
※分配金を再投資した収益率で、購入時手数料および分配金にかかる税金は考慮されてません
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

トータルリターン比較

(引用元:モーニングスター)

オレンジが年2回決算型(為替ヘッジなし)赤が年1回決算型(為替ヘッジなし)緑が年2回決算型(為替ヘッジあり)青が年1回決算型(為替ヘッジあり)紫がNYダウ(配当込み)の2016年9月30日からのチャートです。

評価

年2回決算型(為替ヘッジなし)は約2年が経過しているので、単純な年率平均は約26%となります。(分配金を再投資し、税金などが考慮されていないので、実際のリターンはより少なくなります)

上記は2016年9月30日からのチャートなので1年ちょっとの運用期間での比較ですが、年2回決算型(為替ヘッジなし)はNYダウと同じくらいの成績となっていて、この期間ではロボット関連だからといって特段成績がいいという風には見られませんが、年2回決算型(為替ヘッジなし)のみ設定来で米国株式市場のインデックスと比較すると下記の様になっています。

(引用元:モーニングスター)

オレンジが年2回決算型(為替ヘッジなし)赤がNYダウ(配当込み)緑がナスダック総合指数青がS&P500(配当込み)の2015年12月7日からのチャートです。

年2回決算型(為替ヘッジなし)が米国株式市場のインデックスを上回った成績となっています。

ただ、下落幅がインデックスよりは若干大きそうなので、約3年くらいの期間ではハイリスク・ハイリターンな動きとなっていそうです。

まとめ

ロボット・テクノロジー関連株ファンドは、日本を含む世界のロボット関連企業で、中長期的にロボット関連事業が業績に対して大きな影響を有することが期待される企業に着目し、「高度な技術力」「強力な経営陣」「価格決定力」「業績上方修正の可能性」などを考慮し銘柄を選定するアクティブファンドで、56銘柄(2018年1月末時点)に分散投資ができます。

ファンドオブファンズ形式となっているので、投資対象となるファンドの信託報酬が必要で税抜で年率0.525%(実質コスト0.63%)がかかります。

ロボット関連銘柄に投資するいわゆるテーマ株への投資となりますが、すでに期待が価格に織り込まれていて割高となっている場合も多く、また、償還日が2025年に設定されており、市場がまだ成長途中で運用終了となってしまうといったリスクもあります。

過去3年では年2回決算型(為替ヘッジなし)が米国株式市場のインデックスを上回った成績となっていますが、下落幅がインデックスよりは若干大きそうなのでハイリスク・ハイリターンな動きとなっている点は注意が必要です。

ロボット・テクノロジー関連株ファンドは、買付手数料も必要で信託報酬も高く、償還日も設定されているといったあまりいいところがないファンドなので投資するにしても、短中期的にロボット市場の更なる成長に見込みがあると考えている場合のみ投資対象となり得るといった感じです。

ロボット・テクノロジー関連株ファンドでは4種類のファンドが設定されていますが、4大ネット証券ではマネックス証券のみ4種類のファンドすべての取扱いがあり、一番純資産残高が高い年2回決算型(為替ヘッジなし)は4大ネット証券で取扱があります。

特にSBI証券とマネックス証券では積立で投資するなら買付手数料はすべてキャッシュバックされるのでお得です。

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