MHAM新興成長株オープン(J-フロンティア)の評価ってどう?利回りはどのくらい?

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アクティブファンド

MHAM新興成長株オープン(J-フロンティア)は、主に国内の新興企業の株式を中心に投資を行うアクティブファンドです。

設定日が2000年と長期にわたって運用されている実績を持つファンドですが、どのような内容のファンドなのか、主に国内株式に投資するアクティブファンドであるひふみ投信やジェイリバイブと過去の成績も比較してみました。

MHAM新興成長株オープン(J-フロンティア)の特徴

投資対象

MHAM新興成長株オープン(J-フロンティア)は、高成長が期待できる「新興企業」(取得時において創業25年以下または上場後10年以下の企業を目安)の株式を中心に投資を行い、TOPIXをベンチマークとし、中長期的にベンチマークを上回る運用成果を目指すアクティブファンドです。

 

(引用元:MHAM新興成長株オープン「目論見書」)

上記のように比較的若い企業を対象に、年間約3,500件の訪問(うち経営層約700回の面談)を行い足で稼ぐ企業調査により成長テーマを発掘し、中長期的に投資魅力が高いと判断される銘柄を厳選し、上場予定企業の株式(いわゆるIPO銘柄)の買付けを積極的に行うとしています。

 

また、主要投資対象は国内の株式ですが、純資産残高の30%を上限としNASDAQなどの主要先進国の新興企業向け市場の株式にも投資を行い、為替ヘッジを活用して為替変動リスクを低減させるように努めるとのことです。(2018年5月時点では日本株のみに投資をしています)

 

下記はMHAM新興成長株オープン「月次レポート(2018年4月)」からの情報です。

組入資産の状況

組入上位10業種

組入上位10銘柄

※国内株の組入銘柄数は109銘柄(2018年4月末時点)

 

組入上位銘柄は第18期(決算日2018年2月26日)によると期首と期末では下記の様にがらりと変わってる場合があるので、最新の月次レポートを確認してください。

購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

購入時手数料(SBI証券の場合)なし
信託報酬(税抜)1.70%
実質コスト(税抜)1.83%
※決算日:2018年2月26日ベース
信託財産留保額なし

分配金

決算は年1回で、ファンドの運用成績がよかったからか下記の様に分配金が出されていて、分配金利回りは4.59%(2018年5月)です。

また、分配金は下記の様にファンドの運用収益で賄えていて、たこ足配当とはなっていません。

(引用元:MHAM新興成長株オープン「運用報告書(第18期)」)

つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況

つみたてNISA、iDeCoともに対応していません。

過去の運用成績・利回り

基準価額騰落率

ファンドベンチマーク
1ヶ月ー2.4%+3.6%
3ヶ月ー2.1%ー3.2%
6ヶ月+17.4%+0.6%
1年+55.6%+16.0%
3年+117.6%+11.6%
5年+225.1%+52.5%
10年+393.4%+30.8%
設定来+189.7%+5.2%

※MHAM新興成長株オープン「月次レポート(2018年4月)」より
※ファンド設定日は2000年2月25日
※分配金を再投資した収益率で、購入時手数料および分配金にかかる税金は考慮されてません
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産の推移

(引用元:MHAM新興成長株オープン「月次レポート(2018年4月)」)

所感

ファンドが設定されて約18年が経過しているので、単純な年率平均は約10.5%と高い成長をしています。(分配金を再投資し、税金などが考慮されていないので、実際のリターンはより少なくなります)

 

しかも、ファンドが設定されてすぐにITバブル崩壊で大きく下落し、その後のライブドアショックやリーマンショックなどの時期を経て、2012年のアベノミクスまではTOPIXと比較しても勝ったり負けたりといった感じでしたが、ここ数年で大きく成長しています。

 

特に直近3年で主に国内株式に投資するアクティブファンドであるひふみ投信やジェイリバイブと過去の成績を比較したチャートが下記となります。

(引用元:モーニングスター)

オレンジがMHAM新興成長株オープン赤がジェイリバイブ緑がひふみ投信青がTOPIXの過去3年のトータルリターンのチャートです。

ひふみ投信や国内最強とも言われるジェイリバイブより過去3年ではMHAM新興成長株オープンが一番成績がよくなっています。

参考 ひふみ投信(ひふみプラス)の評価・評判ってどう?利回りや実質コストってどのくらい?

参考 SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(jrevive)ってどう?

 

ただ、より長い5年や10年でのトータルリターンで見ると、下記のような成績となっていてひふみ投信よりは成績は良かったようですが、ジェイリバイブには勝ててないようです。

MHAM新興成長株オープンジェイリバイブひふみ投信TOPIX
トータルリターン5年
(年率)
26.59%28.96%20.38%8.81%
トータルリターン10年
(年率)
17.31%21.44%2.72%

MHAM新興成長株オープンの直近の成績がたまたま銘柄選定があたったのか、それとも花開いたのか今後の値動きが注目されます。

当ファンドの情報

  • ベンチマーク:TOPIX
  • 為替ヘッジ:ー(外貨建て資産に投資する場合は為替ヘッジを行う)
  • 購入時手数料:(SBI証券の場合)なし
  • 信託報酬(税抜):1.70%(実質コスト:1.83%)
  • 信託財産留保額:なし
  • 純資産残高:約490億円
  • 分配金利回り:4.59%(2018年5月)
  • 決算:年1回(2月24日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券などのネット証券)
  • 償還日:無期限(設定日:2000年2月25日)
  • つみたてNISA・iDeCo:対象外

評価・まとめ

MHAM新興成長株オープンは、高成長が期待できる「新興企業」(取得時において創業25年以下または上場後10年以下の企業を目安)の株式を中心に投資を行い、TOPIXをベンチマークとし、中長期的にベンチマークを上回る運用成果を目指すアクティブファンドです。

 

ファンドが設定されて約18年が経過しているので、単純な年率平均は約10.5%と高い成長をしています。(分配金を再投資し、税金などが考慮されていないので、実際のリターンはより少なくなります)

 

特に直近3年では主に国内株式に投資するアクティブファンドで評判の高いひふみ投信やジェイリバイブを上回る成績となっていて、それに伴い純資産残高も大きく伸びています。

 

5年や10年でのトータルリターンで見るとジェイリバイブが最も成績がよく、安定して高成長をしてきたのはジェイリバイブと言えますが、MHAM新興成長株オープンも直近3年の成績が良くなってきているので今後も高い成長ができるか注目されます。

 

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