iTrust新興国株式の評価ってどう?今後の成長に期待できる?

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iTrust新興国株式は、主に新興国の株式に分散投資をするアクティブファンドですが、愛称が「働きざかり~労働人口増加国限定~」とあるように労働人口増加国に限定した国に分散投資するファンドです。

新興国は今後の成長余地が大きいと期待されていますが、その中でも特に労働人口に増加国に限定したiTrust新興国株式の内容について確認してみました。

iTrust新興国株式の特徴

投資対象

iTrust新興国株式は、主に新興国の中でも相対的に高い成長が期待される国の株式に投資を行うアクティブファンドです。

経済の潜在成長力において重要な要素のひとつである労働人口に注目し、若い労働力による生産性の向上や旺盛な消費によって高い経済成長が期待されるため、新興国の中でも労働人口の増加が予測される国に厳選して投資を行います。

労働人口の増減率と実質GDP成長率の関係は、下記の様に労働人口の伸び率が大きい国は実質GDPも高い傾向にあるようです。

iTrust新興国株式では、労働人口に注目し新興国株式のインデックスから投資対象国を厳選して投資を行います。

新興国の労働人口の推移は下記のような予測が出ているようです。

例えば中国では、中国の人事社会保障省が労働人口の減少を予測しています。

参考 AFPBB News「中国の労働人口、50年までに23%減少 当局予想

また、iTrust新興国株式はファンドオブファンズ方式で「ピクテ・グローバル・グローイング・マーケット・ファンド」(信託報酬0.6%)「ピクテ・ショート-ターム・マネー・マーケットJPY」(信託報酬0.3%)に投資をしていて、約98%を「ピクテ・グローバル・グローイング・マーケット・ファンド」に投資をしています。

※下記はiTrust新興国株式「月報(2018年5月)」からの情報です。

国別構成比

南アフリカ 23.9%
インド 18.8%
ブラジル 17.3%
メキシコ 11.6%
マレーシア 9.3%
その他の国 17.1%
コール・ローン等、その他 2.1%

※組入国数13ヵ国

通貨別構成比

インドルピー 18.8%
ブラジルレアル 16.7%
南アフリカランド 15.8%
メキシコペソ 11.6%
マレーシアリンギ 9.3%
その他の通貨 25.8%
コール・ローン等、その他 2.1%

※組入通貨数12通貨

業種別構成比

銀行 16.0%
情報技術サービス 8.4%
金属・鉱業 7.8%
石油・ガス・消耗燃料 6.9%
紙製品・林産品 6.2%
その他の業種 52.7%
コール・ローン等、その他 2.1%

組入上位10銘柄

購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

購入時手数料 なし
信託報酬(税抜) 1.125%程度
実質コスト(税抜)
信託財産留保額 なし

※実質コストは当ファンドや投資対象となる投資信託証券の、その他の費用・手数料などが別途必要となります

分配金

決算は1回ありましたが分配金は出されておらず、効率的に運用がされています。

過去の運用成績・利回り

基準価額騰落率

ファンド
1ヶ月 ー9.36%
3ヶ月 ー13.05%
6ヶ月 ー5.15%
1年 ー1.59%
設定来 ー0.89%

※iTrust新興国株式「月報(2018年5月)」より
※ファンド設定日は2017年4月28日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産の推移

所感

ファンドが設定されてまだ日が浅く、設定来ではなかなか苦戦しているようで、新興国株式のインデックスとして多く利用されているMSCIエマージング・マーケット・インデックスと比較しても、期間が短いですが、パフォーマンスはあまり良くない状況となっています。

(引用元:モーニングスター)

オレンジがiTrust新興国株式赤がMSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円ベース)の設定来(2017年4月28日)からのチャートです。

また、設定来での基準価額変動の内訳は下記の様になっていて、株式ではプラスとなっていますが、為替でマイナスとなっていて結局利益が相殺されているような動きとなっていました。

(引用元:iTrust新興国株式「月報(2018年5月)」)

特に米国の利上げ局面では、新興国への投資資金は引き上げられやすい懸念があり、特に経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)が脆弱な国は株式や通貨などの下落幅が大きくなりやすいので、その影響が出ているようです。

ただ、労働人口の増加といった長期的なテーマなだけに、短期のパフォーマンスだけで当ファンドがいいとか悪いとかといった判断はできないかとは思います。

また、純資産残高は約5億円で横ばい傾向となっていて、主な投資対象となる「ピクテ・グローバル・グローイング・マーケット・ファンド」の純資産残高は約30億円なので、安心という訳ではないですがなんとか運用はできるレベルではないかと思われます。

当ファンドの情報

  • ベンチマーク:なし
  • 為替ヘッジ:なし
  • 購入時手数料:なし
  • 信託報酬(税込):1.125%
  • 信託財産留保額:なし
  • 純資産残高:約5億円
  • 分配金利回り:なし
  • 決算:年1回(3月15日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券)
  • 償還日:無期限(設定日:2017年4月28日)

評価・まとめ

iTrust新興国株式は、経済の潜在成長力において重要な要素のひとつである労働人口に注目し、新興国の中でも労働人口の増加が予測される国に厳選して投資を行うアクティブファンドです。

国が経済成長するには人口だけでなく、工場・機械などの生産設備である資本や土地、技術進歩など様々な要因に影響を受け、成長するための基盤が整備されている必要があり、例えば失業率が人口増加とともに高くなっていてはせっかくの労働力が使えないなどの懸念もあるかとは思います。

それでも、労働人口の増減率と実質GDP成長率の関係は、労働人口の伸び率が大きい国は実質GDPも高い傾向にあるようなので期待したいところです。

ただ、高い経済成長をしている中国の様に将来の労働人口の減少が予想はされていますが、2030年くらいまでは人口の増加は維持されそうで、それまでは他の国と比較しても経済成長も期待できるので全く組み入れないというよりは徐々に投資比率を減らしていくといったアクティブな動きをしてもいいんじゃないかなと思ってしまいます。(コストが上がってしまうのかもしれませんが・・)

iTrust新興国株式は、労働力増加といった長期のテーマに対しての投資となるので長い目で投資を行う必要があるファンドで、過去は新興国株式より人口成長国+割安な新興国株式の方が高いパフォーマンスだったといったデータもあるようなので今後注目されます。

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