iFree JPX日経400インデックスの評価ってどう?実質コストや利回りは?

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インデックスファンド

iFree JPX日経400インデックスは、低コストインデックスファンドシリーズiFreeシリーズで国内の株式市場に分散投資ができるインデックスファンドです。

JPX日経400インデックスに連動する投資成果を目指した運用を行うとのことですが、どんな内容のファンドなのか確認してみました。

iFree JPX日経400インデックスの特徴

投資対象

iFree JPX日経400インデックスは、JPX日経400インデックスの動きに連動させることを目指すインデックスファンドです。

 

JPX日経400インデックスは、東証一部、東証二部、マザーズ、JASDAQに上場する銘柄から、時価総額、売買代金、ROE(自己資本利益率)などをもとに、東京証券取引所および日本経済新聞社が選定した400銘柄で構成されています。

参考 国内株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

 

※下記はiFree JPX日経400インデックス「月報(2020年9月)」からの情報です。

資産別構成、株式市場・上場別構成

iFree JPX日経400インデックスの特徴

業種別構成

iFree JPX日経400インデックスの特徴

組入上位10銘柄

iFree JPX日経400インデックスの特徴

ファンドの仕組み

iFree JPX日経400インデックスはファミリーファンド方式で運用され、実質的な運用はダイワJPX日経400マザーファンドにて行われます。

iFree JPX日経400インデックス-ファンドの仕組み

購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

購入時手数料なし
信託報酬(税込)0.2145%
実質コスト(税込)0.222%
信託財産留保額なし

分配金

本ファンドは設定来一度も分配金が出ていないので効率的な運用がされています。

 

ファンドで投資している株式や債券などから得られた利子や配当、売買益などを分配せず、さらに運用に回すことにより複利効果が期待できます。

つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況

iFree JPX日経400インデックスはつみたてNISAの対象商品で、つみたてNISAやiDeCoを利用して購入ができる主なネット証券は下記となっています。

ネット証券つみたてNISAiDeCo
SBI証券
楽天証券
マネックス証券
auカブコム証券
松井証券

参考 NISAとiDeCoの違いの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISAとiDeCoの違いを比較!どっちがいい?

過去の運用成績(リターン・リスク)

リターン・リスク

1年3年(年率)
トータルリターン10.86%(113位)2.86%(85位)
リスク(標準偏差)19.64(173位)16.25(136位)
シャープレシオ0.55(106位)0.18(75位)
対象ファンド数※366本337本

※:「国内大型ブレンド」カテゴリ

基準価額騰落率

ファンドベンチマーク
1ヶ月+0.0%+0.0%
3ヶ月+4.8%+4.0%
6ヶ月+17.3%+16.3%
1年+5.2%+2.9%
3年+5.5%ー1.1%
設定来+32.4%+0.0%

※iFree JPX日経400インデックス「月報(2020年9月)」より
※ファンド設定日は2016年9月8日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産の推移

iFree JPX日経400インデックス-基準価額・純資産の推移

所感

ファンドが設定されてから約4年が経過しているので、単純な年率平均は約6.1%となっていて、ベンチマークより上方乖離しています。

 

ベンチマークの差異については運用報告書では、ベンチマークが配当を考慮していないのに対して、ファンドには配当金が計上されているためとの記載があり、本来はJPX日経400インデックス(配当込み)をベンチマークとするべきファンドで、特段当ファンドの成績がいいわけではありません。

類似ファンドとの比較

「JPX日経400インデックス」をベンチマークとする低コストなインデックスファンドを比較したのが下記となっています。

ファンド名信託報酬
(税込)
実質コスト
(税込)
マザーファンド規模
(百万円)
純資産残高
年間増加額
(百万円)
1年間の
リターン
ニッセイJPX日経400
インデックスファンド
0.2145%0.226%8,818+71310.37%
iFree JPX日経400インデックス0.2145%0.222%15,297+39110.86%

参考 国内株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

 

信託報酬は「iFree JPX日経400インデックス」が最安値で、実質コストも調査時点では低コストとなっていて最もベストなファンドと言えそうです。(ただし、実質コストは毎年変わります)

 

ベンチマークが配当込みの指数ではないため、気になる方は配当込み指数をベンチマークとする「ニッセイJPX日経400インデックスファンド」も検討してみてください。

参考 ニッセイJPX日経400インデックスファンドの評価って?利回りや実質コストは?

当ファンドの情報

  • ベンチマーク:JPX日経400インデックス
  • 購入時手数料:なし
  • 信託報酬(税込):0.2145%(実質コスト:0.222%)
  • 信託財産留保額:なし
  • 純資産残高:約12億円
  • 分配金利回り:なし
  • 決算:年1回(3月22日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券などのネット証券)
  • 償還日:無期限(設定日:2016年9月8日)
  • つみたてNISA:対象
  • iDeCo:マネックス証券

評価・まとめ

iFree JPX日経400インデックスは、東証一部、東証二部、マザーズ、JASDAQに上場する銘柄から、時価総額、売買代金、ROE(自己資本利益率)などをもとに、東京証券取引所および日本経済新聞社が選定した400銘柄に分散投資するのと同じ効果が期待できるインデックスファンドです。

 

信託報酬、実質コストともに類似ファンドと比較しても低コストなインデックスファンドで、JPX日経400インデックスに投資するなら検討したいファンドです。

 

ただ、「JPX日経400インデックス」をベンチマークとしているので、株式の配当も加味した「JPX日経400インデックス(配当込み)」とは乖離が発生してもおかしくないので(可能性は低いとは思いますが)、気になる方は「JPX日経400インデックス(配当込み)」に連動すると明記している「ニッセイJPX日経400インデックスファンド」も検討してみてください。

参考 ニッセイJPX日経400インデックスファンドの評価って?利回りや実質コストは?

 

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⇒ 特定口座とは?証券会社の口座種類のまとめ!結局どれがいい?

 

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