eMAXIS JPX日経中小型インデックスの評価ってどう?今後のリターンに期待!

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eMAXIS JPX日経中小型インデックスは、国内の中小型株200銘柄に分散投資を行うJPX日経中小型株指数をベンチマークとするインデックスファンドです。

JPX日経中小型株指数はJPX日経インデックス400と同じコンセプトを中小型株に適用した新しい株価指数で、それに連動するeMAXIS JPX日経中小型インデックスはどのような内容のファンドなのか確認してみました。

eMAXIS JPX日経中小型インデックスの特徴

投資対象

eMAXIS JPX日経中小型インデックスは、国内の中小型株200銘柄で構成されるJPX日経中小型株指数に連動する成果を目指すインデックスファンドです。

JPX日経中小型株指数は、JPX日経インデックス400で導入した「投資者にとって投資魅力の高い会社」を構成銘柄とするというコンセプトを中小型株にも適用し、東証一部・二部・マザーズ・JASDAQ上場銘柄から時価総額や売買代金、ROE等を基に200銘柄を選定し、算出される株価指数です。

JPX日経中小型株指数の構築プロセスイメージは下記となります。

(引用元:SBI証券「投資魅力の高い企業を投資対象に!新指数「JPX日経中小型株指数」に注目!」)

特徴として、基準日における時価総額順位が上位20%以内となる大型銘柄を除外し、JPX日経インデックス400と比較するとROEを重視したスコアリングの付け方をしています。

ROEとは、自己資本利益率のことで、株主が投資した資本でどのくらい企業が利益を上げられているかを表す指標で、ROEが高いほど株主資本を効率よく使い、利益を上げられていることを示します。

組入上位10業種

サービス業 19.54%
小売業 9.99%
電気機器 8.90%
情報・通信業 8.74%
建設業 8.14%
化学 6.50%
機械 6.32%
卸売業 6.30%
不動産業 5.14%
輸送用機器 3.66%

※eMAXIS JPX日経中小型インデックス「月報(2018年3月)」より

組入上位15銘柄

(引用元:eMAXIS JPX日経中小型インデックス「月報(2018年3月)」)

購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

購入時手数料 なし
信託報酬(税抜) 0.40%
実質コスト(税抜) 0.40%
※決算日:2018年1月26日ベース
※期間:2017年6月12日~2018年1月26日
信託財産留保額 0.3%

また、信託報酬はファンドの純資産残高に応じて段階的に引き下がるようになっています。

純資産残高 信託報酬(税抜)
500億円未満の部分 0.40%
500億円以上1,000億円未満の部分 0.38%
1,000億円以上の部分 0.36%

分配金

決算は一度ありましたが分配金は出されなかったので効率よく運用されています。

つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況

つみたてNISA、iDeCoともに対応していません。

過去の運用成績・利回り

基準価額騰落率

ファンド ベンチマーク
1ヶ月 ー1.90% ー2.64%
3ヶ月 ー3.22% ー3.93%
6ヶ月 +6.06% +5.19%
設定来 +17.96% +16.57%

※eMAXIS JPX日経中小型インデックス「月報(2018年3月)」より
※ファンド設定日は2017年6月12日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産の推移

所感

ファンドが設定されてから約1年が経過しましたが、ベンチマークより若干成績が良くなっています。

ベンチマークより成績が良くなっていますが、ベンチマークには配当が加味されていない分、配当金等の受け取りによりプラス乖離しています。

また、純資産残高はまだ6.5億円と少なく人気とはなっていないようで、マザーファンドも当ファンド専用となっているようです。

ただ、主に国内株式に投資する人気のひふみ投信の最高投資責任者である藤野英人氏が下記のようなことをおっしゃってます。

インデックスの中でもアメリカや新興国のインデックスはいいと思います。ただ日本のインデックスに関しては、そうは思っていません。TOPIXが不良品なわけです。例えばJPX日経中小型はいい商品で、 あれに「ひふみ」が勝つのは結構大変だと思います

(引用元:SBI証券「第2部 座談会」)

まだ、約1年と期間が短いのですがひふみ投信やTOPIX、日経平均と比較すると下記となります。

(引用元:モーニングスター)

オレンジがeMAXIS JPX日経中小型インデックス赤がひふみ投信緑がTOPIX青が日経平均の過去1年のチャートです。

eMAXIS JPX日経中小型インデックス、ひふみ投信ともにTOPIXや日経平均は大きく上回っていて、ひふみ投信が最も成績が良くなっています。

しかし、eMAXIS JPX日経中小型インデックスの方が上回っている時期もあり、比較した期間もまだ短いのでこれだけで優劣はつけられませんが、ひふみ投信にインデックスファンドが勝てる日が来るのかもしれません

参考 ひふみ投信の評判は?株の初心者に組み入れ銘柄は勉強になる?

ひふみ投信は信託報酬も約1%と高く、ファンドマネージャーが代わっても過去同様のパフォーマンスが維持できるかといった懸念事項がありますが、eMAXIS JPX日経中小型インデックスでは信託報酬はひふみ投信より安い0.4%で、ファンドマネージャーの交代などによる影響もないので、長期投資するには適しています。

当ファンドの情報

  • ベンチマーク:JPX日経中小型株指数
  • 為替ヘッジ:なし
  • 購入時手数料:なし
  • 信託報酬(税抜):0.40%(実質コスト:0.40%(半年))
  • 信託財産留保額:0.3%
  • 純資産残高:約6.5億円
  • 分配金利回り:なし
  • 決算:年1回(1月26日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券)
  • 償還日:無期限(設定日:2017年6月12日)
  • つみたてNISA・iDeCo:対象外

JPX日経中小型株指数をベンチマークとする投資信託の比較

名称信託報酬
(税抜)
実施コスト
(税抜)
純資産総額
(百万円)
eMAXIS JPX日経中小型インデックス0.40%0.40%※2644
SMT JPX日経中小型株インデックス・オープン※10.40%0.40%※3371
インデックスファンドJPX日経中小型株0.50%171
※1:ベンチマークはJPX日経中小型株指数(配当込み)
※2:対象期間は2017年6月12日~2018年1月26日
※3:対象期間は2017年6月27日~2017年10月20日

信託報酬は「eMAXIS JPX日経中小型インデックス」と「SMT JPX日経中小型株インデックス・オープン」がともに最も低くなっていますが、信託報酬0.40%は国内株式に投資するインデックスファンドとしては若干高く感じます。

ちなみに3ファンドを比較したチャートは下記となり、今のところは「eMAXIS JPX日経中小型インデックス」が成績が若干一番いいようです。

(引用元:モーニングスター)

オレンジがeMAXIS JPX日経中小型インデックス緑がSMT JPX日経中小型株インデックス・オープン赤がインデックスファンドJPX日経中小型株の2017年6月末からのチャートです。

同じコンセプトのJPX日経インデックス400に連動するインデックスファンドでは、「ニッセイJPX日経400インデックスファンド」「iFreeJPX日経400インデックス」が信託報酬0.195%となっているので、他の低コストインデックスファンドシリーズでもJPX日経中小型株指数をベンチマークとするファンドが登場したら低コスト競争が起きるかもしれません。

評価・まとめ

eMAXIS JPX日経中小型インデックスは、JPX日経中小型株指数に連動する成果を目指すインデックスファンドで、東証一部・二部・マザーズ・JASDAQ上場銘柄から時価総額や売買代金、ROE等を基に選定された200銘柄で構成されます。

主に国内株式に投資を行う人気の高いひふみ投信の最高投資責任者でカリスマファンドマネージャーである藤野英人氏も「JPX日経中小型はいい商品」というように今後注目されるインデックスです。

そんなJPX日経中小型をベンチマークとし、信託報酬が最安水準なのが「eMAXIS JPX日経中小型インデックス」で、運用期間はまだ短いですがTOPIX、日経平均よりは成績は良く、ひふみ投信といい勝負をするほどの成績となっているので、信託報酬はひふみ投信より安い0.4%で、ファンドマネージャーの交代などによる影響もないので、長期投資するのに適しています。

ただ、同じコンセプトであるインデックスの「JPX日経インデックス400」に連動する「ニッセイJPX日経400インデックスファンド」が信託報酬0.195%となっているので、信託報酬0.4%というのはちょっと割高感があります。

参考 ニッセイJPX日経400インデックスファンドってどう?過去の成績は?

販売会社が他のeMAXISシリーズより少なく、ネット証券のみとなっているので当ファンドの信託報酬引き下げは行いやすいのではないかと勝手に期待し、eMAXIS Slimシリーズとして内容が同じ低コストな別の新規ファンドを設定しないことを望みたいです。

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