朝日Nvestグローバルバリュー株オープンってどう?過去の成績は?

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朝日Nvestグローバルバリュー株オープン(愛称:Avest-E(エーベスト・イー))は日本を除く世界各国の株式を投資対象とするアクティブファンドです。

過去数々の受賞実績があり非常に高い評価を受けているファンドですが、実際どの程度の成績なのか、内容や利回りなどについて確認してみました。

朝日Nvestグローバルバリュー株オープンの特徴

投資対象

日本を除く世界各国の株式にグローバルな視点で投資し、キャピタルゲインの獲得および配当等収益の確保を目指したアクティブファンドで、新興国の株式の投資割合は30%以内とするアクティブファンドです。

バリュー株投資で評価の高い米ハリス・アソシエイツ社に運用を委託し、企業調査による銘柄を厳選し、投資銘柄数は30~50程度に絞り込まれます。(2017年8月末時点では35銘柄)

下記の様に株価が適正株価の70%以下の銘柄を買入ターゲットとし、通常2~3年間ポートフォリオに組み入れた後、株価が適正価格の100%程度になった時に売却するようです。

(引用元:朝日Nvestグローバルバリュー株オープン「目論見書」)

地域別・国別・通貨別構成比

地域別構成比国別構成比通貨別構成比
北米53.8%アメリカ53.8%米ドル53.8%
欧州42.8%イギリス10.4%ポンド10.4%
ドイツ13.9%ユーロ18.9%
イタリア4.1%
オランダ0.8%
スイス13.5%スイスフラン13.5%
オーストラリア3.4%オーストラリア3.4%オーストラリアドル3.4%
合計100%合計100%合計100%

※朝日Nvestグローバルバリュー株オープン「マンスリーレポート(2017年8月)」より

組入上位10銘柄

銘柄名業種構成比
ダイムラードイツ自動車・自動車部品5.9%
ロイズ・バンキング・グ ループイギリス銀行5.4%
クレディ・スイス・グルー プスイス各種金融5.4%
バンク・オブ・アメリカアメリカ銀行4.8%
TEコネクティビティアメリカテクノロジー・ハード ウェアおよび機器4.7%
アリアンツドイツ保険4.6%
シティグループアメリカ銀行4.6%
アルファベットアメリカソフトウェア・サービ ス4.6%
ゼネラル・モーターズアメリカ自動車・自動車部品4.4%
CNHインダストリアルイタリア資本財4.1%

※朝日Nvestグローバルバリュー株オープン「マンスリーレポート(2017年8月)」より

コスト

買付手数料(SBI証券の場合)なし
信託報酬(税抜)1.8%
実質コスト(税抜)1.92%
※2017年3月16日決算ベース
信託財産留保額0.3%

純資産残高

朝日Nvestグローバルバリュー株オープンの純資産残高は約540億円となっていて、波はあるものの概ね右肩上がりに成長しています。

分配金

直近5期分の分配金実績は下記となっていて、直近の分配金利回りは9.07%(2017年10月)となっています。

(引用元:朝日Nvestグローバルバリュー株オープン「マンスリーレポート(2017年8月)」)

分配金が出ているということは、税金の問題もあり複利効果が落ちるため長期投資という観点では効率よく運用されているとは言えません。

それでも、設定時に購入した方は課税前ですが投資金額の約2倍近い分配金をすでにもらっているので、利益は結構出ているのではないでしょうか。

当ファンドの情報のまとめ

  • ベンチマーク:なし
  • 買付手数料:(SBI証券の場合)なし
  • 信託報酬(税抜):1.8%(実質コスト1.92%)
  • 信託財産留保額:0.3%
  • 純資産残高:約540億円
  • 分配金利回り:9.07%(2017年10月)
  • 決算:毎年1回(3月16日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券)
  • 償還日:無期限(設定日:2000年3月24日)

所感

日本を除く世界各国の株式の30~50銘柄に分散投資を行い、新興国へも30%の割合を上限として投資を行うアクティブファンドです。

投資対象銘柄が少なく、信託報酬も高いのですが下記に記載しているように過去の成績はかなりよく、設定時に購入して持ち続けていれば、投資信託自体の価値もプラスとなっていて、課税前ですが投資金額の2倍近い分配金を受け取っていることになります。

また、、過去には「モーニングスター ファンド オブ ザ イヤー」「リッパー・ファンド・アワード・ジャパン」「R&Iファンド大賞」を何度も受賞していて、第三者機関による評価が高いファンドでもあります。

参考 朝日Nvestグローバルバリュー株オープン「受賞歴

日本を除く世界各国の株式への投資と考えると投資対象銘柄は少ないので分散性はあまり高くはなく、分配金も出ていることから効率もあまり良くないのでコアな一本というよりは、サテライト投資としてバリュー株への投資で得られる売買益を期待するといった感じとなります。

過去の成績は?

期間別騰落率

ファンド参考指数
1ヶ月ー0.6%ー0.2%
3ヶ月+2.5%+2.1%
6ヶ月+5.8%+4.9%
1年+32.6%+22.1%
3年+19.8%+17.3%
設定来+426.9%+46.8%

※朝日Nvestグローバルバリュー株オープン「マンスリーレポート(2017年8月)」より
※ファンド設定日は2000年3月24日
※分配金を再投資した収益率で、購入時手数料および分配金にかかる税金は考慮されてません
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません
※参考指数はMSCI All Country World Index ex Japan(ドルベース)と当日TTM円/ドルレートにより算出

基準価額の推移

(引用元:朝日Nvestグローバルバリュー株オープン「マンスリーレポート(2017年8月)」)

※基準価額(税引前分配金再投資ベース)は信託報酬控除後であり、税引前分配金を再投資したものとして計算
※基準価額は信託報酬控除後

評価

ファンドが設定されてから約17年半が経過し、設定来の騰落率が426.9%となっているので、単純な年率平均は約24.4%となっています。(分配金を再投資し、税金などが考慮されていないので、実際のリターンはより少なくなります)

参考指標としている「MSCI All Country World Index ex Japan」よりもかなり成績はよく、過去の成績はかなり良かったようです。

参考指数のMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)をベンチマークとする「三井住友・DCつみたてNISA・全海外株式インデックスファンド」と過去1年と3年のトータルリターンを比較したのが下記のチャートです。

【1年】

【3年】

(引用元:モーニングスター)

オレンジが朝日Nvest グローバルバリュー株オープン赤が三井住友・DCつみたてNISA・全海外株式インデックスファンド

過去1年では「朝日Nvest グローバルバリュー株オープン」の方が大分成績が良いですが、過去3年で見るとほとんど変わらない成績となっています。

特に過去3年では、一時期「朝日Nvest グローバルバリュー株オープン」の方が大分成績が下回ったにも関わらず結局同じくらいの成績となっていて、「三井住友・DCつみたてNISA・全海外株式インデックスファンド」より上下の変動幅が大きく、よりハイリスク・ハイリターンな動きとなっていると言えます。

参考 三井住友・DCつみたてNISA・全海外株式インデックスファンドってどう?過去の成績は?

まとめ

朝日Nvestグローバルバリュー株オープン(愛称:Avest-E(エーベスト・イー))は、日本を除く世界各国の株式の30~50銘柄に分散投資を行い、新興国へも30%の割合を上限として投資を行うアクティブファンドです。

ファンドが設定され約17年半が経過し、単純な年率平均は約24.4%と参考指標としている「MSCI All Country World Index ex Japan」よりもかなり成績は良かったようです。(分配金を再投資し、税金などが考慮されていないので、実際のリターンはより少なくなります)

また、参考指数のMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)をベンチマークとする「三井住友・DCつみたてNISA・全海外株式インデックスファンド」と過去3年のチャートで比較すると、上下の変動幅が大きく、よりハイリスク・ハイリターンな動きとなっている点は注意が必要です。

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