THEO+docomoは、ロボアドバイザーのTHEOを運営する株式会社お金のデザインとNTTドコモとの協業サービスです。
THEO+docomoでは、THEOで資産運用することによってdポイントが貯められ、ドコモユーザにはメリットが大きいサービスとなっていますが、どんなサービス内容なのか確認してみました。
THEO(テオ)とTHEO+(テオプラス)の違いとは?
THEO(テオ)はロボアドバイザーにより、資産運用のプロセスを自動で行ってくれる投資一任型サービスで、下記のような特徴があるサービスです。
- 1万円から国際分散投資を始められる
- 自分に合ったポートフォリオを提案
- 資産運用の全プロセスを自動化
- 1%の手数料で資産運用すべてを任せられる
- AIを活用してリスクを抑制
- 特定口座に対応
- 万が一の時でも預けた資産は守られる
参考 THEO(テオ)の評価・評判ってどう?投資初心者に人気が高いが運用実績は?
THEO+(テオプラス)は、ロボアドバイザーのTHEOと他社との協業ブランドで、運用方法に違いはありませんが、提携企業ごとに提携金融機関からの振込手数料が無料となったり、提携企業のアプリとのID連携、運用額に応じたポイントやマイルの付与といった様々な特典があるサービスとなっています。
THEO+docomoってどんなサービス?
THEO+docomoのサービスの特徴としては下記の点が上げられます。
- 運用額に応じてdポイントが貯まる
- dカード利用でおつり投資ができる
- ドコモ口座との連携でワンクリックで入金可能
- dアカウントとの連携で、初期登録もログインも簡略に
運用額に応じてdポイントが貯まる
THEO+docomoの最大の魅力は、運用額に応じてdポイントが貯まることにあり、預かり資産1万円につきドコモ回線を利用している方は、毎月1.5ポイント貯まります。
年間の還元率は0.18%ですが、他のネット証券で通常の投資信託保有時のポイント還元よりは高い設定となっています。
参考 知らなきゃ損!投資信託の購入はネット証券のポイントでお得に!
ただ、ドコモ回線を利用していない方は、毎月1ポイントとなるのでやはりドコモユーザの方の方がメリットがあります。
dカード利用でおつり投資ができる
dカードを利用している方向けのサービスとして、おつり投資ができるようになり、買い物の都度、設定した支払い金額単位(100円/500円)に対するおつり相当額を計算し、設定した金融機関の口座から「THEO+docomo」の証券口座に入金し、毎月自動で積立運用することができます。
上記で、例えば100円で設定した場合は、350円のコーヒー購入で400円ー350円=50円をおつりに見立てて積み立てることになります。
一つ昔前に、お財布に入ってる小銭を貯金箱にいれてコツコツ貯金するといった方法もありましたが、今ではこのようなサービスを利用すれば手間なく自動で積み立てることができるので、気付いたら馬鹿にできないほどの資産となってくれるかもしれません。
ドコモ口座との連携でワンクリックで入金可能
ドコモ口座は、ネット上で買い物や送金ができるバーチャルなお財布として利用できるサービスですが、入出金口座としてドコモ口座を利用することで、ドコモ口座からワンクリックで入金したり、THEOで運用中の資産の一部をドコモ口座に出金といった連携も可能です。
ドコモ口座を利用するなら、キャッシュゲットモールを経由してd払いを利用すると、dポイント、ストアポイント、キャッシュバックの3重取りが可能とお得です。
>> ドコモ口座キャッシュゲットモール(公式サイト)
dアカウントとの連携で、初期登録もログインも簡略に
dアカウントとTHEOの連携で、初期登録の申し込みも運用開始後のログインも簡単にできるようになります。
THEOとTHEO+docomoはどっちがお得?
THEOとTHEO+docomoでポイントなどの還元率だけを考えるとどちらを利用するのがお得でしょうか?
THEO単体では、THEO+docomoのように運用額に応じてずっとポイントが貯まるようなサービスはありませんが、「THEO積立応援プログラム」+定期的なキャンペーンで現金プレゼントを実施しています。
「THEO積立応援プログラム」は、新規で積立3ヶ月連続で自動積立を行うことで現金がプレゼントされます。
例えば、3ヶ月1万円を毎月積立したら500円が貰えるので、3万円の投資に対して約1.7%の還元率とこれだけでも、THEO+docomoのポイント還元の約9年分に相当します。
THEO+docomoでも期間限定(2018年12月3日(月)0:00〜2019年3月13日(木)17:00)で同様の積立キャンペーンを実施していてdポイントが貰えます。
30万円以上毎月積み立てするなら、THEOでの還元額と変わりませんが、それ以下の積立をするのであればTHEOでの「THEO積立応援プログラム」の方が還元額は高くなります。
また、THEOでは定期的にキャンペーンを実施していて入金額に応じた現金プレゼントを行っていて、例えば2018年11月1日~2019年1月31日までのキャンペーンだと入金額に応じて下記の現金をプレゼントしてくれます。
10万円入金すれば1%の還元率とこちらもお得なキャンペーンとなっていて、既に運用している方が対象なのでTHEOでキャンペーンを利用して運用するのがお得ですが、今後も継続的にキャンペーンが行われるのかは確約されてはいないのと、キャンペーン期間中にまとまった資金を入金をしないといけないといったデメリットがあります。
THEO+docomoでお得になる裏技とは?
THEO+docomoでは運用額に応じてdポイントが貰えますが、THEO単体でのTHEO積立応援プログラムや定期的なキャンペーンの方が還元率は高いです。
THEO+docomoも期間限定で積立キャンペーンを実施していますが、毎月30万円未満の積立であればTHEO単体でのTHEO積立応援プログラムの方が還元額は高くなります。
ただ、THEOの積立応援プログラムや定期的なキャンペーンはTHEO+で運用している場合は対象外なのでTHEO+docomoで入金しても現金のプレゼントは貰えません。
そこで、THEO+docomoでいきなり運用を始めるのではなく、まずはTHEO単体での積立応援プログラムや定期的なキャンペーンで現金のプレゼントをもらってからTHEO+docomoに切り替えすれば、切り替え後はdポイントを貯めることができます。
参考 THEOからTHEO+docomoへの切り替えについては下記を参照してください。
THEO FAQ「THEOからTHEO+ docomoへ切替できますか?」
現金プレゼントを付与する時点でTHEO+docomoへ切り替えが行われていると対象外となってしまい、例えばTHEO積立応援プログラムは下記のようなスケジュールでプレゼントが付与されるので、口座に現金がプレゼントされたのを確認してから切り替えを行ってください。
評価・まとめ
THEO+docomoは、ロボアドバイザーのTHEOを運営する株式会社お金のデザインとNTTドコモとの協業サービスで、下記のようなサービスの特徴があります。
- 運用額に応じてdポイントが貯まる
- dカード利用でおつり投資ができる
- ドコモ口座との連携でワンクリックで入金可能
- dアカウントとの連携で、初期登録もログインも簡略に
運用額に応じてdポイントが貯まり、ドコモ回線を利用していれば年間の還元率は0.18%となっています。
ただ、THEO単体でのTHEO積立応援プログラムや定期的なキャンペーンの方が還元率(現金プレゼント)は高いのですが、今後も継続的にキャンペーンが行われるのかは確約されてはいないのと、キャンペーン期間中にまとまった資金を入金をしないといけないといったデメリットがあります。
THEOの積立応援プログラムはキャンペーンと違って期限がないのでいつでも現金プレゼントされますが、新規で積立したときにだけ対象と継続的に現金プレゼントはされないので、長期での運用を考えた場合には、THEO+docomoで運用額に応じてdポイントが貯まるサービスの方がメリットがあります。
そこで、THEOからTHEO+docomoへ切り替えができることを利用し、運用当初はTHEO単体でのTHEO積立応援プログラム+定期的なキャンペーンで現金プレゼントをもらい、その後THEO+docomoへ切り替えすればdポイントが貯まるのでお得です。
まとめると下記のようになるので、ご自身に合ったやり方を検討してみてください。
- THEO単体での定期的なキャンペーンが今後も継続されると考えるならTHEOで運用
- THEO単体の現金プレゼントとTHEO+docomoのdポイントを両方得るなら最初はTHEOで運用しその後THEO+docomoへ切り替え
- dポイントを貯めたいが切り替えするのが面倒ならTHEO+docomoで運用
ドコモユーザで資産運用しながらdポイントを貯めるならTHEO+docomo
もちろん口座開設・維持費用は無料です。
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