SMBC日興証券の評価・評判ってどう?IPOや手数料などの特徴は?

SMBC日興証券

SMBC日興証券は野村證券、大和証券とともに日本の三大証券と呼ばれる国内大手証券会社で、三井住友フィナンシャルグループが100%出資する証券会社です。

大手証券会社だけあり、IPOの割り当て数が一番多い主幹事を引き受ける回数も多くIPOでは必須の証券会社ですが、手数料など含めどんなサービス内容か確認してみました。

SMBC日興証券ってどんな会社?

野村証券、大和証券とともに日本の三大証券会社の一角で、国内に140以上の店舗を持ち、預かり資産残高は約50兆円と国内屈指の大手証券会社です。

 

1918年川島屋商店として創業し、アメリカ金融大手のシティグループの傘下となっていた時期もありますが、今は三井住友フィナンシャルグループが100%出資する子会社となっています。

 

SMBC日興証券は、「総合コース」「ダイレクトコース」という2つの口座タイプがあり、「総合コース」は支店の担当者からアドバイスや投資情報の提供を受けられますが、本記事では手数料の安い「ダイレクトコース」のみを対象とします。

SMBC日興証券の特徴は?

  • 株式売買手数料はネット証券の中では若干高め
  • 信用取引の手数料が無料
  • IPOの取扱数は多く、IPOの割り当て数が一番多い主幹事数も多い
  • どんな株でも100円から投資が可能なキンカブが利用できる
  • 投資信託の積立ならどんなファンドも買付手数料が無料

株式売買手数料はネット証券の中では高め

大手証券会社と聞けば株式の売買手数料が非常に高いイメージがあると思いますが、SMBC日興証券のダイレクトコースは大手証券会社の手数料よりは格安ですが、ネット証券と比較すると若干高めとなっています。

 

下記は現物株式手数料の比較(ワンショット)です。

 5万円
まで
10万円
まで
20万円
まで
30万円
まで
50万円
まで
100万円
まで
300万円
まで
むさし証券75円75円95円175円175円320円440円
SBI証券50円90円105円250円250円487円921円
楽天証券※150円90円105円250円250円487円921円
ライブスター証券50円80円97円180円180円340円600円
GMOクリック証券88円88円98円241円241円436円834円
auカブコム証券90円90円180円250円250円990円2,790円
岡三オンライン証券99円99円200円350円350円600円1500円
マネックス証券100円100円180円250円450円1,000円
※2
3,000円
※2
SMBC日興証券125円125円180円250円400円800円2,000円
※上記は税抜です
※1:超割コースでの手数料です
※2:成行の場合で指値の場合は1.5倍

大手証券会社の中では比較的頑張った手数料体形ではありますが、やはり他のネット証券と比較すると若干高めとはなってしまいます。

 

手数料だけで選ぶなら一日低額コースで約定代金が50万円まで手数料無料の SBI証券楽天証券岡三オンライン証券などを選んだ方が低コストで取引はできます。

参考 おすすめネット証券比較(国内株式・ETF編)!手数料だけで選ぶ?

信用取引の手数料が無料

信用取引には「制度信用取引」「一般信用取引」がありますが、どちらの取引でも、対象となる銘柄に関しては約定代金に係わらず無料となります。

 

信用取引とは?
現金や株式を担保として証券会社に預けることで、その担保の約3倍の取引が可能となる株式取引です。信用取引には、返済期限が6ヶ月と決められている制度信用取引と、証券会社が自由に返済期限を決められる一般信用取引があります。

信用取引を行う方には非常にメリットがありますが、現物株式の購入をする方にもメリットがある方法があります。

 

現物株式の購入すると手数料がかかりますが、その代わりに信用取引で買い建てをした後「現引き」を行うと現物株式の購入と同じことになるので、手数料無料で現物株式を購入することができます

 

ただ、信用取引で買い建てすると年2.5%の金利を支払う必要があるので完全に無料とはならないのですが、約定したその日に現引きを行えば1日分の金利しか発生しないので、非常に小さなコストで現物株式を購入できます。

 

例えば、約定代金が10万円なら金利は7円、50万円なら34円、100万円なら68円と約定代金が大きくなればなるほど節約できる金額は大きくなります。

 

現引きは、買い建てが約定した後に建玉の返済画面で「現引き」というボタンをクリックするだけで現物株式に交換ができるので簡単です。

現引きとは?
信用取引の決済方法のひとつで、買い建てた株式を決済するときに、反対売買により差額決済をするのではなく、自分の手元にある現金で、株式を引き取ることを「現引き」といいます(「品受け」とも呼ばれます)。制度信用取引の場合、6カ月という決済の期限がありますが、その間に思い通りに株価が上がらなかった場合などに、引き続きその株式を保有するために利用する方法です。
(引用元:SMBC日興証券)

IPOの取扱数は多く、IPOの割り当て数が一番多い主幹事数も多い

IPOの幹事実績は下記のとおりです。

 2019年 2018年 2017年 
幹事実績主幹事実績幹事実績主幹事実績幹事実績主幹事実績
SBI証券8278811838
楽天証券26117
マネックス証券4550491
松井証券21914
岡三オンライン証券374523
野村351737233827
大和432133124318
SMBC日興証券612066217113

さすがに大手証券会社だけあってIPOの幹事実績は毎年トップクラスと非常に多く、IPOの割り当て数が多い主幹事数も多いのでIPO投資をするなら必須の証券会社です。

参考 株初心者でも利益が出やすいIPO投資とは?誰でも稼げるって本当?

 

ダイレクトコースの配分比率は10%と配分は少ないものの、 マネックス証券などと同様に100%完全平等抽選なので、預けている資産や取引実績などは関係なく誰でも当選する可能性があります

 

IPOは高確率で儲かるものの、なかなか当たらないので当選確率を上げるには口座数を増やす対策は必須ですが、中でも100%完全平等抽選を行ってくれる証券会社は必ず押さえておきたい証券会社です。

 

さらに、SMBC日興証券ではダイレクトコース限定でIPO優遇特典があり、預かり残高に応じて設定された4つのステージで、当選確率が変動するステージ別抽選が行われます

 

ステージ別抽選は、一般投資家に販売する数量の10%を目処とした同率抽選に外れた場合に、最大5%を目処としてステージ別抽選が行われるので、敗者復活戦のような感じとなり、ステージが高いほど当選確率が上がっていきます。

 

そのため、IPO優遇特典で高いステージの方が当選確率は上がりますが、もし条件を満たせなくても最初の100%完全平等抽選の対象にはなります。

 

参考 口座開設・維持費無料のSMBC日興証券の詳細は下記の公式サイトで確認してみてください。

>>  SMBC日興証券(公式サイト)

どんな株でも100円から投資が可能なキンカブが利用できる

こちらもSMBC日興証券のみが行っているサービスで、キンカブ(金額・株数指定取引)とは、東京証券取引所に上場している銘柄のうち定められた銘柄を対象に、「金額」もしくは「株数」を指定して100円から株式投資ができるサービスです。

 

対象銘柄は、東証一部もしくは二部、マザーズ、JASDAQに上場している株式、ETF、REITなどのうち振替機関等に参加する銘柄が対象となっています。(外国株式はすべて対象外)

 

株式は銘柄ごとに決められた単元株単位で注文する必要があるので、投資したい銘柄があっても最低投資金額が数十万~百万円以上かかる銘柄などあり、なかなか投資できないような場合があります。

 

少額投資ではミニ株というのもありますが、ミニ株は単元未満株の10分の1単位でしか取引することができないのに対して、キンカブの場合は100円以上100円単位で自由に投資金額を設定できるのが最大のメリットで、議決権や株主優待の権利は単元株未満では取得できませんが、配当金は持ち分に応じて入金されます。(単元株数以上になったら「単元株振替」機能を使えば通常の単元株として取り扱われます)

 

また、NISA口座などでは120万円までの非課税枠を使い切りたい場合に、キンカブで余っている分の株式を購入するなどの利用方法もできます。

 

キンカブでは手数料は無料となっていますが、実質的なコストとして、「スプレッド(売買価格の差)」で調整される仕組みとなっています。

投資信託の積立ならどんなファンドも買付手数料が無料

SMBC日興証券の投資信託の取り扱い本数は約1,000本で購入時手数料無料の投資信託も約500本ほど取り扱っています。

 

eMaxis Slimシリーズや、ニッセイの〈購入・換金手数料なし〉シリーズ、たわらノーロードシリーズなどの低コストインデックスファンドも取り扱いはありますが、SBI証券や楽天証券などのようにすべてを取り扱っているわけではないようです。

 

それでも、毎月分配型やアクティブファンドなどで購入時手数料が必要なファンドを積立する場合、すべて1.08%(税込)の購入時手数料で購入でき、さらに「バンク&トレード」に申込すれば、購入時手数料は無料となります。(毎月の引き落とし金額10万円までの場合)

 

バンク&トレードは、楽天証券と楽天銀行のマネーブリッジのようなもので、SMBC日興証券と三井住友銀行の口座連携サービスです。

参考 楽天証券と楽天銀行の連携で金利をメガバンクの100倍に!ポイントも貯まる!

 

楽天証券と楽天銀行の連携サービスであるマネーブリッジのように普通預金金利が優遇されるなどの特典はありませんが、SMBC日興証券と三井住友銀行間での入出金が即時反映されたり、不足金や追加保証金が発生したら自動で三井住友銀行から振り替えてくれます。

 

その他SMBC日興証券で投資信託を積み立てるときの特徴は下記のとおりです。

  • 1,000円以上1,000円単位で積立てることができる
  • 銀行からの自動引き落としに対応しているので自動で積立て
    対応金融機関

 

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一般信用取引で売建できる銘柄数が多いので、株主優待のつなぎ売りに有利

SMBC日興証券では、2019年3月よりダイレクトコースにて一般信用取引の売建てが開始し株主優待のつなぎ売り(クロス取引)ができるようになっています。

 

株主優待をお得に獲得できるつなぎ売りは現物株式の買いと信用取引の売りをセットに注文することにより、株価変動リスクを低減しながら株主優待をお得に獲得できる手法です。

参考 株主優待におすすめの証券会社ってどこ?お得に獲得できるつなぎ売り(クロス取引)って?

 

信用取引では「制度信用取引」と「一般信用取引」がありますが、逆日歩が発生する「制度信用取引」では株主優待の価値より逆日歩のコストが高くなる可能性もあるため、つなぎ売りをする際には逆日歩が発生しない「一般信用取引」がおすすめです。

 

ただ、「一般信用取引」の売建てできる銘柄は証券会社によって異なっていて、auカブコム証券などが取扱銘柄が多かったのですが、それを上回る約2,000銘柄をSMBC日興証券で取り扱っていますので、株主優待のつなぎ売り(クロス取引)を行うならSMBC日興証券は抑えておきたい証券会社です。

>>  SMBC日興証券(公式サイト)

SMBC日興証券のデメリットは?

  • 株式の売買手数料は約定代金が大きいと割高感が目立つ
  • NISA口座は特典がない

株式の売買手数料は約定代金が大きいと割高感が目立つ

上記に主要な証券会社の株式の売買手数料一覧を記載しましたが、大手証券会社の中では珍しくネット証券と張り合えるくらい低コストではあるのですが、約定代金が50万円を超えてくると割高感が目立ちます。

 

ただ、信用取引の手数料は約定代金に関係なく無料となっているので、信用取引で買い建て、現引きを行えば現物株購入と同じ効果が得られ、若干の金利を支払うだけで済むので手数料を節約することができます。

NISA口座は特典がない

SBI証券楽天証券など、他のネット証券ではNISA口座は株式の売買手数料が無料となったりしますが、SMBC日興証券ではそのようなサービスはありません。

まとめ

SMBC日興証券は、日本の三大証券の一角で三井住友フィナンシャルグループが100%出資する国内大手証券会社で、特徴としては下記のような点が挙げられます。

 

SMBC日興証券の特徴

  • 株式売買手数料はネット証券の中では若干高め
  • 信用取引の手数料が無料
  • IPOの取扱数は多く、IPOの割り当て数が一番多い主幹事数も多い
  • どんな株でも100円から投資が可能なキンカブが利用できる
  • 投資信託の積立ならどんなファンドも買付手数料が無料
  • 一般信用取引で売建できる銘柄数が多いので、株主優待のつなぎ売りに有利

 

また、デメリットとしては下記のような点が挙げられます。

SMBC日興証券のデメリット

  • 株式の売買手数料は約定代金が大きいと割高感が目立つ
  • NISA口座は特典がない

株式の売買手数料などはネット証券並みの低コストに設定されてはいますが、他のネット証券と比較すると、特に約定代金が50万円以上の場合は割高感が目立ちます。

 

それでもIPOはさすが国内大手証券といった感じで、幹事実績数は多く主幹事数も多いですし、100%完全平等抽選で誰でも当選する可能性があるので、IPO投資をする方は必須の証券会社です。

 

また、信用取引の手数料が無料なので、現引きで決済すれば約定代金に係わらずどの証券会社より安く現物株式の購入することができますし、キンカブで100円から株式を購入することができます

 

投資信託は低コストインデックスファンドはあまり扱ってませんが、購入時手数料が必要なアクティブファンドなどなどを10万円以下で積立てる場合、購入時手数料が無料となるのでお得に積み立てることができます。(三井住友銀行と口座連携した場合)

 

国内大手証券だけあってサポートも充実していて、チャットやLINE、メールサポートもありますが、サポートサービス業界の国際機関Help Desk Instituteの日本法人HDI-Japanが提供するサポートサービスの2016年度格付け調査において、電話窓口を評価する「問合せ窓口」部門およびホームページを評価する「WEBサポート」部門において、最高評価となる三つ星を取得しています。

 

三つ星はコンタクトセンターは11年連続、ホームページは6年連続の取得と第三者から長年高い評価を受けているので、投資を始めるのにちょっと不安な方も手厚いサポートがあるので安心です。

 

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もちろん口座開設・維持費は無料ですので公式サイトで詳細を確認してみてください。

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