NISAといえば今年から120万円まで枠が拡大し、その枠の中では通常20%課税されるところが非課税となるということで利用している方も多いでしょう。
ただこのNISAですが、設定を間違っていると株式の配当が非課税とならず、実に70%もの人が損する設定をしているらしいです。
3月末は配当が確定する銘柄が多いので、事前にチェックしておきましょう!
NISA口座のおさらい
NISA口座は投資で得た利益を非課税にしますよっていう制度です。
参考 初心者のNISA口座入門!メリット、デメリットを理解しよう!
参考 初心者のNISA口座入門2!NISA口座で買うおすすめの商品は?
2016年からは非課税となる枠が120万円まで広がり、利用している方も多いと思います。
株式や投資信託の売買益や配当、分配金などが非課税になるので使い方によってはかなりお得な制度となります。
ただ、そんなお得な制度なNISA口座にも関わらず設定によって、配当金が非課税とならないのです。
ちょっと古い記事ですが、ZAIオンラインの記事によると70%の人が非課税の恩恵を受けれない設定となっているようなので、今一度設定がどうなっているか確認しておきましょう!
NISA口座での非課税の設定とは?
各証券会社では配当金受領サービスというのを展開していますが、この配当金受取サービスの設定によってはNISAでの非課税の対象とならないのです。
NISAで非課税の対象となる設定は、「株式数比例配分方式」の設定とする必要があります。
株の配当金受け取り方法には銀行口座への振り込みや、郵便局での現金受け取りなどもできますが、これだと20%課税されることになります。
この設定にすることによって配当金の入金は証券口座に振り込まれることになり、非課税となります。
3月末は配当が確定する銘柄が多いので、非課税となる設定となっているか確認しましょう!
SBI証券での確認方法
SBI証券での確認方法を説明します。
- ログイン後右上の口座管理を選択します
- 登録情報一覧を選択します
- お取引関連・口座情報を選択します
そのページにある配当金受領サービスの欄を確認してください。
上記のように株式比例配分方式になってない場合は、右側の変更リンクを押下して変更してください。
楽天証券での確認方法
楽天証券での確認方法を説明します。
- ログイン後右上にある設定・変更を選びます
- 上記のようなメニューが表示されるので、配当金受け取り方法を選択します。
そのページ内の配当金受け取り方法欄を確認してください。
株式数比例配分方式になってない方は右にある変更ボタンで変更してください。
まとめ
NISAで非課税を期待していても、設定によっては非課税にならないというのは気を付けないといけませんね。
株式の配当金のみに影響がありますが、それでも配当金を狙ってNISAにしておいたのに課税されていたなんてことになったらもったいないですもんね。
変更も簡単ですので、3月末の配当確定前には設定を確認して、損しない設定にしておきましょう!
NISA口座をまだお持ちでない方は、各社キャンペーンをやっているので今口座開設するのがお得です!
もちろん口座開設・維持費は無料ですよ。
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