マネックス証券がついにトレードステーションの日本株対応版をリリースします。
トレードステーションというトレードツールは米国ではすでに高い評価を得ていて、マネックス証券が2011年に買収後、米国株の取引にはすでに使えたのですが、日本株対応版が遂に登場します。
前評判高いトレードステーションですが、内容について確認してみました。
目次
トレードステーションとは?
トレードステーションは、ビルとラルフという兄弟が自らの投資の失敗から、自分たちの投資戦略を実践するための個人用のトレーディングツールを開発しようとしたのが始まりです。
1991年の発売以来、トレーダーや業界の専門家から高い評価を得て支持され、金融先進国の米国で数々の賞を受賞してます。
ダウ・ジョーンズ社が発行する、米国で最も著名な週間金融専門誌「バロンズ」で、アクティブトレーダー部門で6年連続最高評価を受け、インターナショナルトレーダー部門やオプショントレーダー部門でも高い評価を得ています。
ダウ・ジョーンズ社といえば、米国の株式市場のインデックスで有名なダウ平均を算出し、アメリカの経済新聞「ウォールストリート・ジャーナル」の発行元としても有名ですよね。
このような権威ある金融専門誌から「実用的で自在にカスタマイズできるものだ」という評価を得ているほどすぐれたトレーディングツールです。
参考 早速米国で高評価のトレーディングツールで日本株を取引したい方は公式サイト確認してみてください。なんと利用料は無料です!
>> マネックス証券TradeStaion(公式サイト)
トレードステーション日本株版の特徴は?
トレードステーションの様々な機能についてこちらで動画で見れますので下記説明と合わせて視聴してもらえば理解も深まります。(公式サイトの動画説明)
- 2000株の銘柄を1つのボードで一括管理!
- チャート分析では100種類を超えるテクニカル指標を標準搭載!
- 出来高も同時表示できる板画面!
- 日本株式でシステムトレード!もちろんバックテスト機能付き!
2000株の銘柄を1つのボードで一括管理!
2000銘柄を1つのボードに登録して一括で管理ができ、銘柄登録は日経平均(225銘柄)などの指標の構成銘柄をまとめて登録もできます。
登録した画面では現在値や前日比などはもちろん、PER、PBRといったファンダメンタル情報、テクニカル分析なども表示できますので、これ1画面でほとんどの情報が表示できちゃいますね。
また、200種類を超える分析指標を標準搭載していて、各指標にメールやポップアップなどのアラートを登録することができるので、チャンスを見逃さずにトレードできます。
チャート分析では100種類を超えるテクニカル指標を標準搭載!
ボリンジャーバンドやMACD、RSIなどよく使われているもの以外にも、100種類のテクニカル指標が標準搭載されています。
私もテクニカル分析が好きなのでいろいろと試してきましたが、市場の状況の把握や投資タイミングを計るのには便利なことも多いですよね。
ただ、あまり数多く設定しすぎて何が何だかわからないといったようなチャート画面にはならないように注意しましょう。
出来高も同時表示できる板画面!
一昔前は板情報はプロのトレーダーしか見ることができませんでしたが、今やだれでも無料で見ることができるようになりました。
しかもトレードステーションでは、価格ごとの出来高まで表示することができます。
もちろん注文も設定次第でワンクリックで注文もでき、取り消しもできます。決済や注文の訂正もドラッグアンドドロップで簡単に行えますので、取引が非常にスムーズに行えます。
板情報も制限値幅内のすべての板が表示されるというフル板情報が標準装備です。
日本株式でシステムトレード!もちろんバックテスト機能付き!
一番驚きだったのがこのシステムトレード機能です。
今まで株式のシステムトレードは、有料のものはありましたが無料で利用できるものはほとんどありませんでした。
FXには世界標準となっているMT4でシステムトレードが盛んにおこなわれていますが、遂に日本株でもMT4にも負けないシステムトレード環境が無料で手に入ることになります。
バックテスト機能もついてるし、売買ルールとなるストラテジーも100種類以上搭載されてるし、EasyLanguageでオリジナルの売買ルールも作成することができます。
例えば「移動平均がゴールデンクロスになったら買い注文を出す」といったものも簡単に作成できます。
ただ、難点はトレードステーションが動作していないと注文が出せない点です。デイトレーダーの方は普段相場が開いているときにはPCの前で構えてるので問題ありませんが、働いてる方などは市場が開いてる時間帯は通常仕事をしてるので、トレードステーションを動作させているPCを動かしていないといけません。
そのような場合でも、システムトレードをやりたいという方は、下記のようなWindowsデスクトップサービスを利用すれば、家のPCの電源を落としていても勝手に売買してくれて便利ですよ。
トレードステーションの基本情報
取引対象 | 国内上場銘柄、ETF、REIT、信用取引 |
ツール利用料 | 無料 |
取引手数料※ | 1日定額手数料 前月取引日数:14日以下なら3,500円 前月取引日数:15日以上なら3,250円 前月取引日数:全営業日なら3,000円 |
※一日の約定代金が1000万円ごとに31,500円です
まとめ
トレードステーションは米国で非常に高い評価を得ているツールで、今まで米国株では利用できたのですが、ついに日本株でも利用できるようになりました。
日本語版では下記の特徴を持つツールとなっています。
- 2000株の銘柄を1つのボードで一括管理!
- チャート分析では100種類を超えるテクニカル指標を標準搭載!
- 出来高も同時表示できる板画面!
- 日本株式でシステムトレード!もちろんバックテスト機能付き!
非常によくできたツールで、中でも個人的に最も注目しているのは、日本株でのシステムトレード機能です。
日本株のシステムトレード環境はいまいちの状態が続いていましたが、今後は国内で日本株を取引したい場合には(特にシステムトレードを実践したいかた)、トレードステーション一本になっていくでしょうね。
ここで大きな注意点があるのですが、実はトレードステーションを利用するための口座開設は、マネックス証券の証券総合口座を解約する必要があります。
システムが別なのかもしれませんが、是非同時に口座を持てるようにしてもらたいですね。今後マネックス証券さんの動向に注意が必要です。
日本株でシステムトレードもできる最強のツールが登場!
これだけの機能を持ちながらツールの利用料は無料というのは太っ腹です。取引しなくても高度な分析ツールとしての利用価値も非常に高いので、マネックス証券でアクティブに取引してないなら是非利用してみてください。
>> マネックス証券TradeStaion(公式サイト)
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