FXプライムbyGMOはその名の通り東証一部上場のGMOインターネットのグループ会社ということもあり信頼性が高く、口座開設者の約6割がFX初心者の方と初心者の方に人気が高いFX会社です。
なぜFX初心者の方がFXプライムbyGMOを選ぶのか、サービス内容について確認してみました。
FXプライムbyGMOとはどんな会社?
沿革
FXプライムbyGMOはもともとは2003年9月に総合商社大手の伊藤忠商事の子会社として設立されました。
2012年9月に株式公開買付けにより親会社がGMOクリックホールディングスおよびGMOインターネットに変更され、今はGMOクリックホールディングス(現在のGMOフィナンシャルホールディングス株式会社)の完全子会社となっています。
GMOフィナンシャルホールディングス株式会社はGMOクリック証券を子会社に持つ東証スタンダード上場の会社で、東証プライム上場のGMOインターネットグループということで信頼性は高いです。
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参考 FXプライムbyGMOとGMOクリック証券の違いって?スプレッドやスワップポイントは?
完全信託の一歩先行く100%+αの信託保全
各FX会社は、投資家の預かり資産とFX会社の資産を分けて管理する信託保全が義務付けられていて、万が一FX会社が破たんしても全額返還できるようにしています。
FXプライムbyGMOは、さらに一歩進んで投資資金だけでなく、評価損益やスワップポイント分も上乗せして保全してくれています。
また、証券会社やFX会社の健全性(安心して利用できる経営状態にあるか)を測る指標として自己資本規制比率というのがあり、この自己資本規制比率が120%を切ると、業務改善命令などが発動するので一つの目安となり、FX会社の場合一般的には200~300%と言われています。
FXプライムbyGMOの自己資本規制比率は「904.9%」(2022年8月末)と非常に安全な状態となっています。
落ちないFX取引システムで安心
FXプライムbyGMOでは、取引システムに力を入れていて過去9年間サーバダウンがないという実績を誇っています。
サーバがダウンしてしまうと、取引ができなかったり取引画面にそもそもログインできなくなることなどが発生してしまうので、特にポジションを持っていて決済しようとしたときに取引ができないのは非常に困るので、取引システムの安定性は非常に重要です。
参考 FXのポジションとは?ポジションを持ち続けることは可能?
FXプライムbyGMOでは、FXの専業会社では国内初となる情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格である「ISO / IEC27001 : 2005」の認証を2007年1月に取得し、安全なシステム運営を行っています。
FXのサービスは初心者から中上級に対応する3つのラインアップ
安全性、信頼性が高いFXプライムbyGMOでは下記の3つのFXサービスを提供しています。
- 選べる外貨
- 選べる外為オプション
- ちょいトレFX
選べる外貨
自由に外貨取引ができる最もスタンダードなFXサービスで、口座開設者の半数以上がFX未経験もしくは1年未満の経験者といったFX初心者の方です。
選べる外為オプション
為替レートが円安・円高どちらの方向へ動くのかを予測する、バイナリーオプションと言われる取引です。
FXで短期取引を行う場合、購入時のレートと決済時のレートの差益が利益となるため、なるべく差益が大きい時に取引をしないと利益は出ませんが、バイナリーオプションの場合は、ある時刻の為替レートが選択したレートを上回るか・下回るかの予測だけで利益を出すことができるので、相場があまり動いてないときでも利益を出すことが可能です。
取引に必要な金額は、1枚当たり50円~最大999円と超低額から利益を狙え、最長でも2時間で結果がわかるので、ゲーム感覚で取引ができます。
後述する「ぱっと見テクニカル」を併用して、ちょっとしたお小遣い稼ぎを狙ってみるのも面白いですね。
参考 FXプライムbyGMOは口座開設・維持費は無料ですので下記の公式サイトで詳細を確認してみてください。
>> FXプライムbyGMO(公式サイト)
ちょいトレFX
中上級者向けの機能となりますが、マウス操作だけで独自のストラテジー(売買を行う条件をプログラム化したもの)を作成し、FXの自動売買取引を行うことができる機能です。
作成したストラテジーを過去の為替レートをもとにしたバックテストを行い検証ができたり、過去の相場トレンドをもとにして、売買の条件を自動で最適化する機能があったりします。
売買ロジックを作れないって方でも、「ストラテジー広場」でFXプライムbyGMOのスタッフが厳選・作成したストラテジーを選ぶだけで運用することができ、2ヶ月で2,000pips以上の利益が出てるストラテジーもごろごろしてます。
参考 FXのpips(ピップス)とは?1pipsがいくらか簡単に計算するには?
FX初心者に選ばれてる理由とは?
1,000通貨からと少額から投資が可能
FXプライムbyGMOでは、1,000通貨から取引ができるので、米ドル円であれば4~5,000円からと少額からFXの取引をすることが可能です。(ただし、下記に記載していますが1万通貨未満の取引の場合は取引手数料が必要です)
1,000通貨取引できるFX会社も最近は多いので、それほど大きなメリットではありませんが、初心者の方はまずはFXプライムbyGMOのように少額から投資ができるFX会社を検討してみてください。
一部の通貨ペアのスワップポイントが高い
FXでは外貨預金の金利に相当するスワップポイントをもらうことができ、売買差益だけでなくスワップポイント狙いの投資というのも人気がある投資手法です。
参考 FXのスワップポイントとは?2国間の金利差を低リスクで日々もらうには?
FXプライムbyGMOと比較のために同じGMOインターネットのグループ会社でFX会社大手のGMOクリック証券の主要通貨ペアのスワップポイントを比較すると下記の様になっています。
FXプライムbyGMO | GMOクリック証券 | |
米ドル円 | 90円 | 92円 |
ユーロ円 | 5円 | 8円 |
ポンド円 | 83円 | 87円 |
豪ドル円 | 60円 | 59円 |
NZドル円 | 67円 | 69円 |
カナダドル円 | 97円 | 86円 |
南アフリカランド円 | 11円 | 10円 |
トルコリラ円 | 20円 | 22円 |
メキシコペソ円 | 14円 | 14円 |
※2022年9月9日前後適用分
FXプライムbyGMOは、カナダドル円、南アフリカランド円といった一部の通貨ペアのスワップポイントが業界でも高い水準となっています。
ただ、他の通貨ペアのスワップポイントはあまり高くないので他のFX会社を利用した方がいいでしょう。
各通貨ペアでスワップポイントが高いFX会社については下記も参考にしてみてください。
参考 スワップポイント狙いの投資をするのにおすすめな通貨ペアについては下記も参考にしてみてください。
⇒ FXのスワップポイントで稼ぐのにおすすめの通貨ペアとは?高金利通貨も比較!
為替のプロが提供する豊富なマーケット情報
初心者向けの取引アイデアから「チャート分析」、「市場動向」に基づいた売買戦略、動画による解説まで取引の手がかりとなる情報を提供していて、FX初心者の方や中上級者にも参考になる情報を幅広く提供しています。
チャットで講師と会話できる無料オンラインセミナー
無料のオンラインセミナーが週1程度行われていて、誰でもセミナーに参加ができ、チャットで講師に直接質問することもできます。
口座開設済の方は、事前に資料をダウンロードできたり、過去の映像を無料で見ることができるので、再度復習したい場合や、参加できなかったセミナーを見ることができるので便利です。
2022年9月のセミナー予定は下記のような感じですが、最新のセミナー状況については下記で確認してみて下さい。
為替の未来予測ができる「ぱっと見テクニカル」が利用できる
ぱっと見テクニカルは、最大約12年分(ローソク足3000本分)の過去チャートの中から、現在のチャートと形状が似ている時期を瞬時に探し出し、「過去の値動き」を参考にして「将来の値動き」を予測します。
プロの世界でも活用されているチャート分析方法が、FX初心者の方でもクリック一つで簡単に利用できるようになっていて、もちろんスマホでも利用することができます。
予測は、最近似~第3近似まで表示され、過去の値動きとの一致率まで表示されます。
選べる外為オプションなどのバイナリーオプションで利用する場合には、15分足など短い間隔のチャートを表示させて、最近似~第3近似までの予測を参考に、すべてが円高方向、円安方向のときのみ取引するなんて使い方も簡単にできます。
参考 FXプライムbyGMOは口座開設・維持費は無料ですので下記の公式サイトで詳細を確認してみてください。
>> FXプライムbyGMO(公式サイト)
FXプライムbyGMOのデメリットは?
スプレッド(取引コスト)は他社と比較すると広め
FXプライムbyGMOと比較のために同じGMOインターネットのグループ会社でFX会社大手のGMOクリック証券の主要通貨ペアのスプレッドを比較すると下記の様になっています。
FXプライムbyGMO | GMOクリック証券 | |
米ドル/円 | 0.1銭 | 0.2銭 |
ユーロ/円 | ー | 0.5銭 |
ポンド/円 | ー | 0.9銭 |
豪ドル/円 | 0.9銭 | 0.6銭 |
NZドル/円 | 1.6銭 | 1.2銭 |
カナダドル/円 | 1.7銭 | ー |
南アフリカランド/円 | 0.9銭 | 0.9銭 |
トルコリラ/円 | ー | ー |
メキシコペソ/円 | 0.5銭 | 0.2銭 |
※2022年9月時点
※両社のスプレッドは原則固定(例外あり)
※FXプライムbyGMOは9:00~翌4:00までで、1万通貨未満は+3銭
※1:1取引当たり10万通貨超の場合は0.8銭
ほとんどの通貨ペアでGMOクリック証券の方がスプレッドが狭くFXプライムbyGMOは、ややスプレッドが広くなっています。
参考 FX会社のスプレッドを比較!狭いだけでは低コストと言えない理由とは?
ただ、スキャルピングのような短期で取引する場合には、狙った為替レートで売買が成立する約定力が重要で、約定力が低いFX会社だと約定拒否されたり、FXには注文したレートと約定したレートとのずれが生じる「スリッページ」と呼ばれる隠れコストが発生する場合があります。
FXプライムbyGMOは、ややスプレッドが広いものの高い約定力に定評があり、プロトレーダーも利用しています。
1万通貨未満の場合スプレッド以外に手数料が必要
せっかく1,000通貨で取引ができるのですが、1万通貨未満の場合はスプレッド以外に取引手数料が1,000通貨で30円必要となります。
ということは、例えば1,000通貨で米ドル円を取引する場合はトータルで3.6銭の取引コストがかかってしまいます。
これは他のFX会社と比較しても自動売買系以外ではかなり高いコストとなるので、1万通貨未満で頻繁に取引する場合には他のFX会社を選択するほうがいいでしょう。
参考 FX会社のスプレッドを比較!狭いだけでは低コストと言えない理由とは?
ただ、1万通貨以上であれば取引手数料はかからないので、「南アフリカランド円」「メキシコペソ円」のように為替レートが低い通貨ペアであれば、少額からトレードすることができ、手数料もスプレッドだけで済みます。
まとめ
FXプライムbyGMOはGMOフィナンシャルホールディングス株式会社の完全子会社で、GMOクリック証券を子会社に持つ東証スタンダード上場の会社で、東証プライム上場のGMOインターネットグループということで信頼性は高いです。
参考 GMOクリック証券のFXネオやFXネオとの違いについては下記も参考にしてみてください。
⇒ GMOクリック証券(FXネオ)の評価・評判って?手数料やスワップポイントってどう?
⇒ FXプライムbyGMOとGMOクリック証券の違いって?スプレッドやスワップポイントは?
また、安全性・信頼性という点では下記のような特徴があります。
- 完全信託の一歩先行く100%+αの信託保全
- 自己資本規制比率は「920.4%」と健全
- 落ちないFX取引システムで安心
FXのサービスは3つあり、通常のFX取引以外に、ゲーム感覚で取引できるバイナリーオプションや、マウス操作だけでシステムトレードができるようなサービスも提供していて、初心者から中上級者に対応したサービスを提供しています。
そんなFXプライムbyGMOでは口座開設者の63%がFX未経験もしくは1年未満の経験者といったFX初心者の方に選ばれていて、その理由としては下記の点があげられます。
- 1,000通貨からの低額投資が可能
- 高金利通貨のスワップポイントが高い
- 為替のプロが提供する豊富なマーケット情報
- チャットで講師と会話できる無料オンラインセミナー
- 為替の未来予測ができる「ぱっと見テクニカル」が利用できる
特に為替の未来予測ができる「ぱっと見テクニカル」は人気が高く、FX初心者の方から、中上級者も参考になるツールとなっています。
ただ、下記のようなデメリットもあり、特に1万通貨未満の取引をする場合はFXプライムbyGMOで取引をするのはおすすめできません。
- スプレッド(取引コスト)が他社と比較すると広め
- 1万通貨未満の場合スプレッド以外に手数料が必要
それでもFX初心者の方や中上級者の方でも、「ぱっと見テクニカル」だけでなく為替のプロが提供する豊富なマーケット情報や、無料オンラインセミナーなど為替取引の参考となる情報が多く提供されているので、口座開設しておいて損はないと思います。
口座開設・維持費は無料ですし、「ぱっと見テクニカル」などのツールも無料で利用できます。
>> FXプライムbyGMO(公式サイト)