FXを初心者が始めるチャンスは円高の時?注意したいポイントは?

FX

円高になるとFXで外貨投資を始めようかなと思ってる方も多くいると思います。

確かに円高の時にFXを始めるのはチャンスなのですが、まったく勉強もせずにいきなり投資をすると大損することがあります。

初心者の方には長期運用の視点で積立投資をおすすめしたいのですが、せっかくFXに投資するならすぐに稼ぎたいと思う方もいらっしゃるかと思うので、そんな方のためにFXで投資を始める際の注意点を解説したいと思います。

FXを始めるのは円高の時がいい?

FXを始めるのは実は円高でも円安でも構いません。というのもFXは買いからでも売りからでも取引ができるからです。

 

ただ心情心理上、下がったらそろそろ底だと思い買い取引をする方が多いです。

 

通貨ペアにもよりますが、低金利である日本円が絡む通貨ペアを買えばスワップポイントも得られるし、実際外貨が安く買えるチャンスですので円高になった時は外貨に投資するには非常に有利なタイミングです。

 

 

例えばドル円でいえば、2012年ころは80円を割り込んでいましたが、2015年は120円を超えていたので、2012年に80万円投資していれば、スワップポイントや手数料を考慮しないで120円で売却すれば40万円の利益です。

 

約3年で1.5倍に資産が増えたわけですから、年率平均16.6%で資産が増えたということになります。

 

しかもFXの特徴的な取引であるレバレッジをかけると、例えばレバレッジ5倍で取引していたら、年率平均83%という非常に高い利益を得られたことになります

 

ただ、レバレッジをかければかけるほどハイリスクですので、スキャルピングと言われる超短期(数十分とか)取引ならレバレッジを高くして取引する方も多いと思いますが、より投資時間が長くなれば長くなるほど高いレバレッジをかけているとロスカットされてしまう可能性も高くなってしまいます。

 

FXで投資を始める時に注意したいポイントは?

円高、円安の流れ(トレンド)は継続する

円高になれば外貨を安く買えるチャンスなので外貨を買いから入りたくなるところですが、円高や円安の流れ(トレンド)はそう簡単には変わりません。

 

こちらは2016年5月30日ころのドル円15分足のグラフです。

fx-endaka1

 

これを見ると買い優勢とみて買いたくなりますよね。

赤い縦線が2016年5月30日15時なのですが、これを日足のグラフで見てみましょう。

fx-endaka2

あれ?実はこの値上がりを頂点として、値が下がり始めてるんですね。

では週足という長いグラフを見てみましょう。

fx-endaka3

 

グラフの一番左は2013年9月ですが、ずっと円安局面が続いていましたが、赤い横線の116円あたりで丸印のように下げ止まっていましたが、その116円のラインを下回ったことで、円高局面に入っていることがわかると思います。

 

先ほどの日足をもう一度見てみましょう。

fx-endaka4

赤い横線は先ほど週足で見た円高局面に入ったと思われる線です。

これより下の丸印でつけたところは円高局面ですので売りで入らないと、損してしまう箇所ですね。

 

このように円高局面に入ると継続して円高が続く可能性が高いので、投資をする場面がどのような局面なのかを把握することが重要です。

円安より円高の方が動きが速い

先ほど見た日足をもう一度見てみましょう。

fx-endaka5

黄色の丸は5月3日から5月31日までの約1ヶ月をかけて値が上がり続けました。

 

しかし青色の丸は、5月31日を頂点として6月4日までの間一気に下がり、今まで1ヶ月かけて上がった値を1週間弱で元に戻してしまいました。

 

このように円安はじりじり上がっていくのに対して、円高のように値が下がるときは一気に下がる傾向にあります

 

うまく円高の流れに乗れると大きく稼げるのですが、逆に買いで入っていて想定と異なり円高の流れになってしまうと大きく損をしてしまうことになるので、損切りはきっちり行いましょう!

トレードスタイル別のおすすめ通貨は?

FXで投資するにはトレードスタイルを決めておく必要があります。

 

スキャルピングやデイトレのように保有期間を短くして、価格変動が小さいところで売買回数を積み重ねて利益を積み重ねていくような手法もあれば、スイングトレードなどのように期間を長くスワップ金利を狙った手法もあります。

 

短期取引で短期に大きく稼ぎたい!

FXといえば短期取引でレバレッジをかけて大きく利益を得られる可能性があるところが魅力の1つですが、そんな短期取引(スキャルピングやデイトレード)に向いている通貨ペアの特徴としては下記のような点が挙げられます。

 

スキャルピング・デイトレード向き通貨ペアの特徴

  • 取引量(流通量)が多い通貨ペア
  • 値動きが大きい通貨ペア
  • スプレッド(取引コスト)が狭い通貨ペア

取引量が多く、スプレッドが狭い「米ドル/円」「ユーロ/米ドル」がおすすめの通貨ペアで、値動きは大きくはありませんが、特にFX初心者の方には利益を優先するより安定的な値動きで、比較的テクニカル分析もし易い通貨ペアでやってみることをおすすめします。

 

ただ、「ユーロ/米ドル」はクロス円と比べると直感的にわかりにくい面もあるので、「米ドル/円」が分かりやすいかと思います。

 

「米ドル/円」「ユーロ/米ドル」では値動きが小さすぎるのであれば、「ユーロ/円」ならスプレッドも狭く値動きは「米ドル/円」と比較しても大きくなるのでより利益を狙うこともできます。

 

他にも値動きが大きいことで有名な「英ポンド/円」といった通貨ペアも短期取引をするなら注目の通貨ペアですが、「英ポンド/円」のような値動きが大きい通貨ペアを取引してみたいなら、SBIFXトレードのように1通貨から取引できるようなFX会社ならレバレッジ1倍でも150円くらいから値動きの大きさを体験できます。

今なら口座開設すればFX取引が体験できるように500円もらえます!

もちろん口座開設・維持費は無料ですのでこの機会にぜひ試してみてください。

>> SBIFXトレード(公式サイト)[詳細解説]

 

また、スキャルピングやデイトレードといったトレードスタイルの場合に選ぶFX会社は、スプレッドが狭く、特にスキャルピングをするならスキャルピングOKと明言しているFX会社であれば取引するのも安心です。

 

ただ、スプレッドが狭いだけで約定力が弱いとスリッページや約定拒否などで思うように為替レートで約定しない可能性もあるので、約定力が強いFX会社を選択することも検討してみてください。

 

 

スキャルピングOKと公言していて、スプレッドも狭く約定力が強いFX会社に下記のようなFX会社があります。もちろんどのFX会社も口座開設・維持費用は無料です。

>>マネーパートナーズFX(公式サイト)
>> FXプライムbyGMO(公式サイト)[詳細解説]
>> サクソバンク証券(公式サイト)[詳細解説]

 

 

特にサクソバンク証券は、米国雇用統計のような指標発表時でも約定率100%でスプレッドも最狭水準であったとの実態調査(矢野経済研究所)もありスキャルピングするなら注目のFX会社です。サクソバンク証券

長期投資で長期にわたって資産を増やしたい!

FXで金利が高い通貨を買って金利が低い通貨を売ることによって、その金利差であるスワップポイントを得ることができますが、長期投資ではスワップポイント狙いの投資といのも人気があるトレードスタイルの一つです。

 

そんなスワップポイント狙いのトレードは、長期にわたってポジションを保有し、スワップポイントをもらい続けることを目的としているので、下記のような特徴がある通貨ペアが適しています。

スワップポイント狙いのトレード向き通貨ペアの特徴

  • 金利差が大きい通貨ペア

低金利の日本円を売る「米ドル/円」やクロス円の通貨ペアは分かりやすく人気があり、くりっく365では「トルコリラ/円」「南アフリカランド/円」「メキシコペソ/円」といった高金利通貨の人気が高いです。

 

ただ、「トルコリラ」「メキシコペソ」「南アフリカランド」のような高金利通貨は、マイナーな通貨でもあるので価格変動リスクも大きく、FX初心者であればいきなり投資するにはリスクが高いです。

 

まずは、メジャー通貨で比較的政策金利の高い「米ドル/円」「豪ドル/円」「NZドル/円」当たりがおすすめですが、特に政策金利が先進国の中で高い「米ドル/円」がおすすめです。

参考 米ドル円のスワップポイント比較ランキング!スプレッドも比較!

参考 豪ドル円のスワップポイント比較ランキング!スプレッドも比較!

参考 NZドル円のスワップポイントとスプレッドの比較ランキング!おすすめのFX会社は?

 

また、SBIFXトレードが提供している積立FXを利用すれば、自動で外貨を積み立てることができるので相場が円高の時は多く、円安の時は少なく購入することによって長期的には平均購入価格を平準化させる効果が期待できます

fx-ドルコスト平均法

まめに手動で積み立てることができるかたは手動で取引した方がコスト面で有利なのですが、長く続けるには自動で行った方がメリットが大きいと思います。

 

 

長期投資の始め方ですが、円高トレンドの時はさらに円高に進む可能性が高いです。

 

特にスワップポイント狙いの場合は買いから入るので(売りから入ったらスワップ金利はマイナスとなるので気を付けてください)、円高がさらに進むと得られるスワップポイント以上に為替差益が大きくなり含み損となる可能性があります。

 

そのため、投資を始めるにもいきなり全資金を投資するのではなく、ドルコスト平均法のように投資タイミングを分散させることによってリスクを低減させることができます。

まとめ

円高局面になったら外貨が安く買えるので、FXで外貨投資をするチャンスです。

 

ただ、本格的な円高局面となると当面の間円高が続く可能性があります。(もちろんずっと下げ続けるわけではなく横ばいの状態も長く続く場面もあると思います)

 

そのため短期売買にしても長期投資にしても、今後まだ下がり続ける可能性があることを前提に投資することが重要です。

FXで短期売買をしたいなら!

スキャルピングやデイトレードといった短期売買のトレードスタイルの場合に選ぶFX会社は、スプレッドが狭く、特にスキャルピングをするならスキャルピングOKと明言しているFX会社であれば取引するのも安心です。

 

ただ、スプレッドが狭いだけで約定力が弱いとスリッページや約定拒否などで思うように為替レートで約定しない可能性もあるので、約定力が強いFX会社を選択することも検討してみてください。

 

スキャルピングOKと公言していて、スプレッドも狭く約定力が強いFX会社に下記のようなFX会社があります。もちろんどのFX会社も口座開設・維持費用は無料です。

>>マネーパートナーズFX(公式サイト)
>> FXプライムbyGMO(公式サイト)[詳細解説]
>> サクソバンク証券(公式サイト)[詳細解説]

 

特にサクソバンク証券は、米国雇用統計のような指標発表時でも約定率100%でスプレッドも最狭水準であったとの実態調査(矢野経済研究所)もありスキャルピングするなら注目のFX会社です。サクソバンク証券

FXで長期取引をしたいなら!

外貨の高金利を得るにはFXではスワップポイント狙いで投資する投資スタイルがありますが、スワップポイントはFX会社によって異なっています。

 

もちろん、通貨ペアによっても最もスワップポイントが高いFX会社は異なるので、「米ドル/円」「豪ドル/円」「NZドル/円」については下記も参考にしてみてください。

参考 米ドル円のスワップポイント比較ランキング!スプレッドも比較!

参考 豪ドル円のスワップポイント比較ランキング!スプレッドも比較!

参考 NZドル円のスワップポイントとスプレッドの比較ランキング!おすすめのFX会社は?

 

どの通貨ペアでもスワップポイントが比較的高いのはみんなのFX・LIGHT FX、くりっく365、SBIFXトレードとなります。

 

高金利通貨や先進国通貨のスワップポイントが高いみんなのFXとLIGHT FX

高金利通貨であるトルコリラ円の他にも米ドル円や豪ドル円といった先進国通貨のスワップポイントも高く、スワップポイント狙いの投資をするなら注目のFX会社です。

もちろん口座開設・維持費用は無料です。

>> みんなのFX(公式サイト)[詳細解説]

>> LIGHT FX(公式サイト)

参考 LIGHT FX(ライトFX)とみんなのFXの違いって?スプレッドやスワップポイントは異なる?

 

公的な国内唯一の取引所FXで「安心・透明・信頼」のくりっく365

くりっく365はどの通貨ペアもスワップポイントが高いです。ただ、最低取引数量が1万通貨(一部の通貨ペアは10万通貨)からなので投資金額が大きくなりがちなのがデメリットです。

 

くりっく365の預かり資産No1は岡三オンライン証券!トルコリラや南アフリカランド、メキシコペソなどのレポートも参照できます。

>> 岡三オンライン【くりっく365】(公式サイト)

 

参考 くりっく365は複数の取扱業者がありますが、手数料などの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ くりっく365の手数料を比較!おすすめの取扱業者ってどこ?

 

全体的に高いスワップポイントなのはSBIFXトレード

米ドル円や豪ドル円、NZドル円で常に上位のスワップポイントとなっていて、1通貨から取引ができるので投資金額も少なく済み、スワップポイントを再投資して複利効果を狙うのにも最適なFX会社です。

またSBI FXトレードでは、FXのメリットを享受しながら外貨を積立てることができる「積立FX」を利用することができます。

今なら口座開設すればFX取引が体験できるように500円もらえます!

もちろん口座開設・維持費は無料ですのでこの機会にぜひ試してみてください。

>> SBIFXトレード(公式サイト)[詳細解説]

 

 

 

また、高金利通貨やスワップポイント狙いの投資をするのにおすすめな通貨ペアについては下記も参考にしてみてください。

 

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