ふるさと納税は主にふるさと納税サイトを利用することが多いと思いますが、その中でもポイント還元が秀逸なのが楽天ふるさと納税です。
楽天ふるさと納税ではどの程度のポイント還元が得られ、実際利用してみて感じたメリット・デメリットについてまとめてみました。
参考 ふるさと納税については下記も参考にしてみてください。
⇒ ふるさと納税の仕組みって?本当にお得なの?面倒じゃないの?
楽天ふるさと納税のメリットって?
楽天スーパーポイントの還元が大きい
楽天ふるさと納税の最大のメリットは楽天スーパーポイントの還元が大きいことです。
楽天市場で買い物すれば通常1%のポイントが貰えますが、楽天ふるさと納税も楽天市場での通常の買い物同様にポイントが還元され、楽天市場のSPU(スーパーポイントアッププログラム)により、楽天グループの各サービスの条件を達成すればエントリー不要でポイントアップされていきます。
さらに、楽天市場のポイントキャンペーンと合わせて利用すればさらにお得になります。
例えば、楽天ふるさと納税で1万円の寄附を楽天カードで決済すると、下記のように3%のポイント(300円相当分)が還元されます。
- 楽天市場での通常購入1%(通常ポイント)
- 楽天カード利用ポイント1%(通常ポイント)
- 楽天市場での楽天カード利用ポイント1%(期間限定ポイント)
※通常ポイントと期間限定ポイントについては後述
さらに、5の倍数の日に決済すればさらに2%(期間限定ポイント)が上乗せされ5%還元されるといった仕組みとなっています。
投資信託の積立をするなら楽天カードクレジット決済を利用すれば1%のポイントが還元されるなどお得なサービスもあるので、楽天グループを利用するなら楽天カードは保有しておいて損はないカードです。
参考 楽天証券の投資信託積立では楽天カードを利用すればポイントが付与!デメリットは?
参考 年会費無料の楽天カードの詳細は下記の公式サイトでも確認してみてください。
>> 楽天カード(公式サイト)
楽天ふるさと納税の支払いに楽天スーパーポイントを利用可能
楽天ふるさと納税では、各自治体への寄附に楽天スーパーポイントを一部もしくはすべて利用することができます。
楽天スーパーポイントは、楽天市場での買い物を始め楽天グループのサービスの利用で貯まりやすいポイントですが、ふるさと納税の支払いに楽天で貯めたポイントを利用できるので、自己資金なしでふるさと納税を行うこともできます。
ふるさと納税は、収入や家族構成による上限額以内であれば実質自己負担2,000円で、各自治体からの特産品をもらえる非常にお得な制度ですが、最初に自己資金が必要な点に抵抗がある方には魅力的なサービスとなっています。
>> 楽天ふるさと納税(公式サイト)
楽天市場とIDが共通なのですぐに利用可能
楽天ふるさと納税は楽天市場の一部のサービスとして提供されているので、楽天IDを持っていればそのIDを利用することができるので、他のふるさと納税サイトのように個人情報の入力の手間が省けます。
楽天ふるさと納税も楽天市場での買い物のように寄附することができるので、楽天市場で買い物したことがある方ならスムーズに利用することができます。
口コミ件数が多い
楽天ふるさと納税では、各自治体のお礼品に対しての口コミが多く登録されているので、どのお礼品にしようか迷ったときには参考にすることができます。
また、特定のお礼品を検索しても多くの検索結果が表示されるような場合でもレビュー評価が高いお礼品だけを表示させるような絞り込みも行うことができます。
例えば「コシヒカリ」と検索しても1,000件以上の検索結果となっていても、
左サイドバーの「レビュー」でレビュー評価が4.5以上とすれば、
検索結果を50件程度まで検索結果を絞り込むことができます。
契約自治体数やお礼の品数も十分
楽天ふるさと納税は、契約自治体数は500弱、お礼品の数も50,000を超え、ソフトバンクグループのふるさと納税サイトである「さとふる」と同レベルと多くのお礼品が揃っています。
参考 さとふるの評価・評判ってどう?実際に利用して感じたメリット・デメリットとは?
ふるさと納税サイトで最大級の規模を誇る「ふるさとチョイス」の1,400超の自治体、お礼品の数が20万よりは劣りますが、ポイントの還元が多い楽天ふるさと納税で目的のお礼品を探して、なければ「ふるさとチョイス」のようなサイトで探してみるのがおすすめです。
参考 楽天ふるさと納税での人気ランキングは下記も参考にしてみてください。
楽天ふるさと納税のデメリットって?
楽天スーパーポイントの期間限定ポイントは有効期限が短め
楽天スーパーポイントには通常ポイントと期間限定ポイントがあり有効期限が異なります。
- 通常ポイント:ポイント獲得月を含め1年、期限内にポイントを獲得すれば有効期限は延長
- 期間限定ポイント:ポイントにより有効期限は異なり短い
通常ポイントは、獲得した月から1年以内に再度ポイントを獲得すれば有効期限が延長されるので、楽天のサービスを利用していれば実質有効期限は無期限となります。
ただ、楽天市場のSPU(スーパーポイントアッププログラム)は期間限定ポイントとなっていて、例えば楽天カード利用時に獲得できる「楽天市場での楽天カード利用ポイント1%」は期間限定ポイントでポイントが付与された翌月末日 23:59までが有効期限となっています。
期間限定ポイントは期限を過ぎると自動的に失効してしまうため、楽天PointClubの左上部にある「期間限定ポイント」を確認するか、楽天PointClubアプリをダウンロードし、通知機能を使うことで、ポイントの獲得の翌日/失効の前日にお知らせを受け取るなどの対応が必要です。
楽天スーパーポイントの獲得には上限がある
楽天市場のSPU(スーパーポイントアッププログラム)での獲得には上限があり、例えば上記の「楽天市場での楽天カード利用ポイント1%」は5,000ポイント/月が上限となっています。
ただ、「楽天市場での通常購入1%」「楽天カード利用ポイント1%」で獲得できる通常ポイントについては上限はありません。
検索窓が2つ表示される?
楽天ふるさと納税は楽天市場の一部のサービスとなっているため、一部わかりづらいと思う部分があり、楽天ふるさと納税のサイトで一度検索をすると検索結果画面では検索窓が2つ表示されます。
ページの最上部に表示されるのは楽天市場での検索窓のため、ここに検索キーワードを入れて再度検索するとふるさと納税のお礼品だけの検索ではなく、通常の楽天市場での検索結果も合わせて表示されます。
もちろんふるさと納税のお礼品以外の商品を購入した場合には、通常の楽天市場での買い物と同じなので節税効果などはありません。
ふるさと納税のお礼品は商品名の先頭のほうに【ふるさと納税】という文字が入っていると思われるので(一部入ってない商品も見かけましたが・・)、間違ってふるさと納税のお礼品以外の商品を購入しないように気をつけてください。
ふるさと納税のお礼品だけの検索をするならページ最上部の下の段の右側にある下記の検索窓で検索するようにしましょう。
まとめ
楽天ふるさと納税は、楽天市場のサービスの一部として提供されていて、メリット・デメリットは下記のような点が挙げられます。
【メリット】
- 楽天スーパーポイントの還元が大きい
- 楽天ふるさと納税の支払いに楽天スーパーポイントを利用可能
- 楽天市場とIDが共通なのですぐに利用可能
- 口コミ件数が多い
- 契約自治体数やお礼の品数も十分
【デメリット】
- 楽天スーパーポイントの期間限定ポイントは有効期限が短め
- 楽天スーパーポイントの獲得には上限がある
- 検索窓が2つ表示される?
還元されるポイントの有効期限が短かったり、獲得条件があるのはデメリットですが、ポイント還元が大きいので楽天ふるさと納税で目的のお礼品がないか探してあるようだったら楽天ふるさと納税で寄附するのがお得です。
お礼の品も以前よりは大分充実してきているので、大体のものは揃っていると思いますが見つからない場合はふるさと納税サイトで最大級の規模を誇る「ふるさとチョイス」などで探してみてください。
楽天スーパーポイントは楽天での買い物に使えるのはもちろんですが、ふるさと納税の支払いにも利用できますし、楽天証券で投資信託の購入もできるたり使えるサービスは多くあるので、ポイントが付与されたらすぐに使ってしまいましょう。
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ふるさと納税でポイント還元が大きい楽天ふるさと納税
もちろん口座開設・維持費用は無料ですし、楽天のサービスを利用するなら年会費無料の楽天カードも作っておくとお得です。
>> 楽天ふるさと納税(公式サイト)
>> 楽天カード(公式サイト)
楽天スーパーポイントで投資信託を購入するなら楽天証券の口座開設が必要です。楽天証券なら投資信託を保有しているだけで、年率0.048%のポイントが自動で還元されるのでお得です。
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