FTSE100はイギリスのロンドン証券取引所に上場されている株式のうち、時価総額の大きい100社を対象に構成された株価指数(インデックス)です。
イギリスはGDPで世界第5位で国債の格付けはムーディーズでAa1と21段階中上から2番目と日本より信用度が高い国です。
そんなイギリスに投資して配当を複利運用したら将来の配当はいくらくらいになるのか確認してみました。
参考 FTSE100については下記も参考にしてみてください。
⇒ FTSE100とは?投資するなら投資信託・ETF・CFDどれがいい?
FTSE100を複利運用する方法って?
なんでFTSE100なの?
FTSE100はイギリスのロンドン証券取引所に上場されている株式のうち、時価総額の大きい100社を対象に構成された株価指数で、イギリス企業というより全世界にグローバル展開している企業が多いため、世界で活躍する一流企業に分散投資をしているのと同じような効果が得られます。
しかも、銘柄の入れ替えも四半期に一度行われているので、FTSE100に投資をしていれば常に最新のグローバル企業に投資をしているのと同じ効果となり、世界経済の発展とともに成長していくことが期待できます。
もちろん株価指数への投資なので、個別株への投資のような倒産リスクは考える必要はありません。
FTSE100の構成銘柄で日本でも有名なのは下記のような銘柄があります。
- グラクソ・スミスクライン(製薬会社)
風邪薬「コンタック」、歯磨き粉「アクアフレッシュ」等 - ロールスロイス(製造業)
高級車以外に、航空用エンジンで世界2位 - バーバリー(ファッションブランド)
トレンチコートが有名が日本にも多くのファンがいるブランド - ユニリーバ(一般消費財メーカー)
紅茶「リプトン」、シャンプー「LUX」、石鹸「Dove」等
投資する金融商品は?
FTSE100で複利効果を狙った長期資産運用に適しているのがくりっく株365(取引所CFD)で下記のような特徴があります。
- 配当金相当額がもらえる
- 為替リスクがない
- レバレッジをかけられる
- 東京金融取引所で分別管理され原則全額保護+1,000万円を上限に補償
ETFなどでも配当金をもらえますが、くりっく株365は日本円での取引となるので、為替リスクを考慮する必要がないのでイギリスの通貨であるポンドの値動きなどは気にしなくて済みます。
また、FXのようにレバレッジをかけた取引をすることができるのもくりっく株365だけで、レバレッジを上げることによって配当金もその分増やすことができます。
ただ、長期資産運用する場合にはレバレッジは低く抑えて低リスク運用を行うことが重要です。
参考 レバレッジって何って方はFXと考え方は同じですので下記も参考にしてみてください。
⇒ FXのレバレッジとは?レバレッジ1倍でも借金することはある?
参考 また、CFDにはくりっく株365(取引所CFD)と店頭CFDがありますが、この資産運用の方法が使えるのはくりっく株365だけですので注意してください。
⇒ くりっく株365(取引所CFD)と店頭CFDの比較!取引するならどっち?
安全に運用するには?
FTSE100の1984年からの長期チャートは下記の様になっています。
(引用元:Yahooファイナンス)
リーマンショック前にも大きく下落していますが、実際には3年くらいかけてゆっくり下がっているので、短い時間で大幅に下落したリーマンショックの時にも耐えられる運用を目指すこととします。
その場合リーマンショック直後の高値が6700ポイントくらいだったのが、3800ポイントくらいまで値が下がったので、くりっく株365でFTSE100を1枚保有していた場合大体含み損としては29万円程度でした。
くりっく株365でFTSE100を1枚保有するのに必要な証拠金は1万円くらいなので、合わせて30万円程度あればリーマンショックの下落に耐えられたので、これを超安全な基準とします。
ただ、リーマンショック以降はBrexitなど一時的に下落した時もありますが、5000ポイントを割ってないので、積極的にいくなら直近のレートが7000ポイントくらいなので1枚大体20万円程度を基準にしてもうまくいく場合は多そうです。
また、どちらにしても1984年からどのタイミングで購入していたとしても必ず購入したレート以上になる時期が来ているので、ロスカットさえされなければ配当をずっともらいながら売却益もプラスとすることができています。
配当金はどのくらいもらえる?
2017年のFTSE100の配当金予想は下記の様に毎月配当金が出る予定で、1年間で28,514円と想定されています。
2016年の実績も25,653円だったので、25,000円前後の配当金となることが想定されます。
ただ、2017年12月にくりっく株365の仕様変更が行われ、金利相当額を支払う必要があり、12円/日の支払いが発生します。(2017年12月28日時点)
参考 くりっく株365の仕様変更により金利支払いが発生!配当はどうなる?
そのため、配当金は2016年12月~2017年11月の実績では28,796円となっているので、金利相当額を12円/日とすると24,416円がトータルで貰える配当となりそうです。
配当金を複利運用するには?
仮に120万円初期投資として、30万円で1枚購入するとすると初期は4枚購入でき1年目の配当収入は約9万7千円なのでまだ買い増すことはできません。
4年目には配当収入が約39万となるので、ここで1枚購入することができて5枚で運用することとなり、5年後の配当収入は、
=51万3千円
といった感じで運用することになります。
税金ってどうなる?
くりっく株365では決済したときに売買差益や配当相当額について利益が発生している場合に課税対象となるので、この運用方法の場合は購入したポジションは売却せずに保有し続けるため課税対象外となり確定申告も必要ありません。
また、下記の証券会社では配当相当額は発注可能額として加算されるため、配当相当額で複利運用が可能となっています。
くりっく株365は為替リスクは発生しませんし、下記のネット証券なら口座開設・維持費は無料で、手数料は業界最低水準です。
>> ひまわり証券【くりっく株365】(公式サイト)
>> auカブコム証券(公式サイト)
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特に岡三オンラインは投資情報や、EXCELを利用したシステムトレードを行うことも可能と取引ツールが充実していて、今なら当サイト限定で新規口座開設+5万円の入金で3千円がもらえるタイアップキャンペーンを実施中なのでお得ですよ。
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参考 くりっく株365の手数料を比較!どの証券会社がおすすめ?
FTSE100の配当を複利運用した場合の年間配当はどのくらいになる?
下記の2ケースで運用した場合どの程度の年間配当となるのか算出してみました。
- 初期投資金額:120万円、資金:30万円につき1枚購入
- 初期投資金額:100万円、資金・20万円につき1枚購入
初期投資金額:120万円、資金:30万円につき1枚購入
年間配当金額と累計の配当金額は下記の様になります。
※左の軸が「年間配当額」、右の軸が「累計配当残高」
20年目には年間配当額は約39万円、累計配当残高は約400万円。
30年目には年間配当額は約83万円、累計配当残高は約998万円。
30年運用すれば初期投資120万円で追加入金なしで、毎月約7万円の配当が入り配当だけで資産が1,000万円になっています。
初期投資金額:100万円、資金:20万円につき1枚購入
※左の軸が「年間配当額」、右の軸が「累計配当残高」
20年目には年間配当額は約97万円、累計配当残高は約810万円。
30年目には年間配当額は約310万円、累計配当残高は約2,760万円。
30年運用すれば初期投資100万円で追加入金なしで、毎月約25万8千円の配当が入り配当だけで資産が2,760万円になっています。
所感
資金20万円で1枚購入の時は、資金30万円で1枚購入した時と比べて配当金で4倍以上、累計配当残高は約3倍とかなり大きく資産を増やせていて、年金が減額となっても十分生活をまかなえるほどの収入と資産を築けています。
資金30万円で1枚購入の場合は、資産自体はかなり少なくはなってしまいますが、リーマンショック級の大幅下落があった場合にも耐えられるので安心は安心です。
この運用方法の場合FTSE100をドルコスト平均法のように買い付けるので、買付平均単価は一番高値で買い付けることはないので、大暴落が運用開始からどのくらいの年数で発生するかに依存しますが、資金20万円で1枚購入の場合でもロスカットとなる可能性は低いのではとも思いますが、ここら辺はリスクをどこまでとれるか次第で運用方法を調整してみてください。
また、どちらで運用してもFTSE100は過去30年で約4.6倍となっているので、上記の配当以外にFTSE100を売却した時の売却益も期待できます。
FTSE100の配当金を複利運用するならくりっく株365!
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参考 くりっく株365の手数料を比較!どの証券会社がおすすめ?
くりっく株365で運用するときの注意点
FTSE100での複利運用について試算しましたが、実際の運用では下記の点に注意してください。
- 年間配当金はあくまで予想値なので確定ではありません
- 1枚に必要な証拠金は一定ではなく変動します
- くりっく株365の仕様変更により金利調整額を支払う必要があります
- 配当金相当額は決済しないと引き出しできません
年間配当金は2017年の想定なので、毎年この金額とは限らず変動しますので想定より少ない場合もあります。
FTSE100を1枚購入するの必要な証拠金は2017年12月現在は1万500円くらいですが、くりっく株365の取引所である東京金融取引所が毎週算出されているので、固定ではありません。
くりっく株365では通常買いポジションでは配当相当金額を受け取れ、金利調整額を支払わなくてもよかったのですが、商品の仕様変更により金利調整額を支払はなくてはいけなくなりました。
参考 くりっく株365の仕様変更により金利支払いが発生!配当はどうなる?
ただ、12円/日程度なので、年間では4,400円程度の支払い負担が増えるだけと配当に比べると小さい額となります。
また、配当相当金額だけ引き出すことはできないので、実際に運用終盤などになったら、買いポジションを売却して引き出す必要があります。
まとめ
FTSE100はイギリスのロンドン証券取引所に上場されている株式のうち、時価総額の大きい100社を対象に構成された株価指数(インデックス)で、イギリスはGDPで世界第5位で国債の格付けはムーディーズでAa1と21段階中上から2番目と日本より信用度が高い国です。
そんな先進国のFTSE100の構成銘柄はイギリス経済というよりグローバル展開している企業が多いので、世界経済全体の景気動向に左右されるので世界の優良企業に分散投資をしているのと同じ効果となります。
そんなFTSE100に投資するならくりっく株365が最も長期資産運用に向いている商品で、下記のような特徴があります。
- 配当金相当額がもらえる
- 為替リスクがない
- レバレッジをかけられる
- 東京金融取引所で分別管理され原則全額保護+1,000万円を上限に補償
ETFなどでもFTSE100に投資ができますが、為替リスクがなくレバレッジをかけられるのは、くりっく株365だけです。
くりっく株365でFTSE100に投資して配当相当額を複利で運用した場合、下記の2ケースが考えられます。
- 初期投資金額:120万円、資金30万円につき1枚購入
(リーマンショックのような暴落にも耐えられる) - 初期投資金額:100万円、資金20万円につき1枚購入
(リーマンショック後の暴落にも耐えられる)
「資金30万円につき1枚購入」の場合、30年運用すれば初期投資120万円で追加入金なしで、毎月約7万円の配当が入り配当だけで資産が1,000万円になっています。
「資金20万円につき1枚購入」の場合、30年運用すれば初期投資100万円で追加入金なしで、毎月約25万8千円の配当が入り配当だけで資産が2,760万円になっています。
超安全に運用するなら資産額はかなり減ってはしまいますが、「資金30万円につき1枚購入」が安心です。
ただ、この運用方法の場合FTSE100をドルコスト平均法のように買い付けるので、買付平均単価は一番高値で買い付けることはないので、大暴落が運用開始からどのくらいの年数で発生するかに依存しますが、「資金20万円で1枚購入」の場合でもロスカットとなる可能性は低いと思います。
また、どちらで運用してもFTSE100は過去30年で約4.6倍となっているので、上記の配当以外にFTSE100を売却した時の売却益も期待できます。
FTSE100の配当金を複利運用するならくりっく株365!
くりっく株365は為替リスクは発生しませんし、下記のネット証券なら口座開設・維持費は無料で、手数料は業界最低水準です。
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特に岡三オンラインは投資情報や、EXCELを利用したシステムトレードを行うことも可能と取引ツールが充実していて、今なら当サイト限定で新規口座開設+5万円の入金で3千円がもらえるタイアップキャンペーンを実施中なのでお得ですよ。
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FTSE100含めくりっく株365を自動売買したいなら!
手数料は上記の証券会社より高くはなりますが、株価指数を自動売買できるコストと考えればそれほど高くはないかなと思います。
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コメント
お世話になっております。非常に参考になる記事をいつも拝見し勉強させていただいております。
本ブログ上での試算について、確定申告で20%の税金を納める額をくりっく株365の配当金で賄う場合のシミュレーションも載せていただくと大変参考になるのですが、可能でしょうか?
当方もエクセルであれこれやってみたんですが、スキル不足で出来ませんでした。
お忙しいところ申し訳ございませんが、もし計算可能でしたら載せていただけると嬉しいです。
長文失礼致しました。
くりっく株太郎様
コメントありがとうございます。
こちらの記事で記載した方法は、買いのポジションを持って決済をしない運用を想定しているので確定申告などは必要がありません。
くりっく株365では決済したときに売買差益や配当相当額について利益が発生している場合に課税対象となります。
また、こちらの記事で紹介している証券会社では、配当相当額は発注可能額として加算されるため、配当相当額で複利運用が可能となっています。