インヴァスト証券が提供するETFの自動売買サービスであるトライオートETFのETF自動売買セレクトがバージョンアップを行い新機能が追加されました。
また、金利コストの引き下げも行われサービス内容が拡充されましたがどのようなバージョンアップが行われたのか内容を確認してみました。
参考 トライオートETFについては下記も参考にしてみてください。
⇒ トライオートETFの評価ってどう?メリット・デメリットとは?
トライオートETFの金利コストが引き下げ!
トライオートETFではCFDを利用してETFの自動売買を行うことができる仕組みですが、買いの場合、配当相当額を受け取れますが、金利調整額として金利コストを支払う必要があります。
参考 CFDとは?取引の仕組みや投資する上でのメリット・デメリットは?
金利コストは今までも業界最低水準の「1.25%+Libor」だったのが2018年1月から「0.9%+Libor」とさらに引き下げられました。(Liborとはロンドンでの銀行間取引金利のことで、約350兆ドル(3京9千兆円)の金融取引の基準に用いられていて、短期金利の指標として注目度の高いものです)
例)100万円分の買い建玉にかかる1日当たりの金利コスト
- 米国ドルLiborを1.2%、日本円Liborをー0.05%
- 1ドルを100円
2018年1月から | 2017年12月まで | |
米国市場上場のETF | 58円 | 68円 |
日本市場上場のETF | 23円 | 32円 |
トライオートETFは基本的には短期で売買を自動で繰り返して利益を積み重ねることが目的ですが、なかなか決済されないポジションがある場合このようなコストが必要となるので、金利コストの引き下げは投資する側にとっては喜ばしいことです。
トライオートETFの「ETF自動売買セレクト」のバージョンアップ内容は?
「ETF自動売買セレクト」は、トライオートETFで自動売買をやってみたい、でも自分で設定するのは難しいというトライオートETF初心者の方に用意された機能です。
投資スタイルを選ぶと、「銘柄×自動売買ロジック」の組み合わせ(ストラテジー)が提案され、それを選べば運用を開始できるようになっています。
参考 トライオートETF「ETF自動売買セレクト」については下記も参考にしてみてください。
⇒ トライオートETFの評価ってどう?メリット・デメリットとは?
2018年1月より「ETF自動売買セレクト」に追加された機能は下記となります。
- カート機能
- コントリビューション機能
カート機能とは?
「ETF自動売買セレクト」では、「S&P500ETF_スリーカード」といったストラテジーを選択して運用を開始しますが、カートに複数のストラテジー追加してをまとめることができるようになりました。
これによって、複数のストラテジーを運用した場合のシミュレーションを確認することができるようになり、リスク・リターンの調整がしやすくなります。
例えば、50万円で「MSCIワールド_スリーカード」で全世界株式への投資をコアとし、「ETF自動売買セレクト」で最もハイリスク・ハイリターンな「ナスダック100トリプル_スリーカード」をサテライトとして投資したいといった場合、カートに両方のステラテジーを追加すれば下記のように表示されます。(デフォルトの口数から変更してます)
カートに入れたストラテジーの口数を変更すれば必要証拠金も算出してくれ、過去どのような損益となっていたかを簡単に確認できます。
期間変更も簡単なので、いろいろとシミュレーションしてみてると面白いと思います。
カートの内容はそのまま注文できたり、稼働させることなく保存することや下記の新機能であるシェア(コントリビュート)することも簡単にできます。
コントリビューション機能とは?
コントリビューション機能とは、上記のカート機能で作成した設定(ポートフォリオ)を「ETF自動売買セレクト」でシェアすることができる機能です。(2つ以上の銘柄が組み入れられている必要があります)
自分で作成した設定がシェアできるということはもちろん、他の人が作成した設定も参照することができるので、自分では気づかなかったストラテジーの組み合わせが発見できるかもしれません。
ただ、現在上位に表示されている設定は、直近1年で最も収益率が高い「ナスダック100トリプル_スリーカード」の比率をできるだけ高くしたものが並んでいるだけであまり参考にはなりません。
検索や並び替えなどもできないので、正直使い勝手はあまりいいとは言えず、今後の改良に期待したいところです。
2018年3月31日までコントリビュートイベントが開催されていて、自分の設定をシェアして人気数上位100位までに下記の対象商品(3,000円相当)の中から好きな商品がプレゼントされます。
- モバイル充電器
- カタログギフト
- VISAギフト券
作成した設定は最大5個まで稼働させなくても応募できるので、これだと思う設定があれば是非応募してみてください。
まとめ
インヴァスト証券が提供するETFの自動売買サービスであるトライオートETFのETF自動売買セレクトがバージョンアップを行い下記の機能が追加されました。
- カート機能
- コントリビューション機能
特にカート機能は、複数のストラテジーをカート内に追加でき、過去の損益のシミュレーションを簡単に確認でき、口数の変更もできるので、投資金額に合わせた推奨証拠金の確認も簡単にできるようになりました。
さらに、金利コストが引き下げられ、なかなか決済されないポジションがある場合でも保有時のコストが低減されます。
ETFの自動売買を行うならトライオートETF!
トライオートETFは、売買手数料や両替手数料、取引ツールも完全無料ですし、もちろん口座開設・維持費も無料です。
>> トライオートETF(公式サイト)
参考 トライオートETFの銘柄については下記も参考にしてみてください。
⇒ トライオートETFのおすすめ銘柄は?取り扱い銘柄をチェック!
参考 インヴァスト証券ではFXで下記の自動売買サービスも行っています。
>> インヴァスト シストレ24(公式サイト)[詳細解説]>> トライオートFX(公式サイト)
コメント