FANTAS funding(ファンタスファンディング)の評価・評判って?どんな特徴がある不動産クラウドファンディング?

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不動産投資型

FANTAS funding(ファンタスファンディング)は、最近増えてきている不動産特化型のクラウドファンディングで、不動産特定共同事業法の認可を受けているサービスです。

1万円からの低額から不動産投資ができることから人気の高いサービスですが、FANTAS fundingはどのような特徴があるのかサービス内容を確認してみました。

FANTAS funding(ファンタスファンディング)とは?

FANTAS funding(ファンタスファンディング)は、FANTAS technology(ファンタステクノロジー)株式会社が運営する不動産クラウドファンディングサービスです。

FANTAS technology株式会社の基本情報

社名FANTAS technology(ファンタステクノロジー)株式会社
設立日2010年2月22日
代表者國師 康平
資本金1億円
上場証券取引所未上場
免許不動産特定共同事業許可番号 東京都知事 第103号
宅地建物取引業 国土交通大臣(1)第9375号
マンション管理業者 国土交通大臣 (01)第034294号

代表の國師氏は近畿大学卒業後に大手不動産会社を経て2010年2月、PLSプレセデンシャル株式会社を創業しています。

 

PLSプレセデンシャル株式会社は、2015年12月に株式会社Fan’sに、2018年9月にFANTAS technology株式会社に社名変更してきています。

 

PLSプレセデンシャル株式会社、株式会社Fan’sは、迷惑電話で検索するといろいろと出てきていて、過去にはいろいろ不動産投資勧誘電話を掛けていたようです。

他の会社からの出資者って?

株式会社Fan’s時代に「株式会社エボラブルアジア」「株式会社オークファン」「スガシタパートナーズ株式会社」の3社が出資を行っています。

FANTAS technology株式会社のその他サービス

FANTAS technology(ファンタステクノロジー)株式会社では、FANTAS funding以外に下記のようなサービスやメディアを運営しています。

  • FANTAS Check(ワンルームマンション査定サービス)
  • FANTAS navi(不動産投資メディア)
  • マネカツ(女性向け資産運用メディア)
  • infy(看護師向けメディア)

FANTAS funding(ファンタスファンディング)の特徴とは?

投資する物件情報の詳細が開示されている

FANTAS funding(ファンタスファンディング)は、出資を募って不動産を売買・賃貸等し、その収益を分配する事業を行う「不動産特定共同事業」というスキームのサービスとなっていて、ソーシャルレンディングとは異なるスキームとなっています。

参考 ソーシャルレンディングって何?という方は下記も参考にしてみてください。

⇒ ソーシャルレンディングとは?高利回りだけどどんなリスクがある?

 

「不動産特定共同事業」というスキームのため、ソーシャルレンディングでは貸金業法に違反しないように投資家から融資先の詳細が開示できないといったデメリットがあったのですが、「不動産特定共同事業」というスキームのため物件情報の詳細が開示可能となり、投資家が物件を見て投資できるという特徴があります。

 

FANTAS funding(ファンタスファンディング)では、詳細情報を確認するには会員登録(無料)が必要ですが、物件の所在地や立地環境はなどを確認することができます。

>> FANTAS funding(公式サイト)

1口1万円からの少額から投資でき利回りは3~4%が中心

FANTAS funding(ファンタスファンディング)では、1口1万円からと少額からの投資ができ、募集している案件の利回りは3~4%が中心となっています。

 

募集している案件は大きく下記の2つのパターンがあります。

  • FANTAS check(中古不動産流通)
  • FANTAS repro(空き家再生)

空き家再生の案件は、出資額上限がありますが8~9%といった高い利回りの案件となっている場合があります。

FANTAS check

FANTAS checkは、ワンルームマンション査定サービスである「FANTAS Check」というAI(人工知能)による独自の自動査定サービスで取得した物件をFANTAS funding(ファンタス)へ展開しています。

 

「FANTAS Check」では通常間に入る仲介会社をなくし、直接マンションのオーナーから買い取るラインを作ることで、仲介手数料がない分、マンションオーナーは相場より高めに売れて、FANTAS technology(ファンタステクノロジー)株式会社は安めに仕入れることができるというスキームを構築しています。

 

FANTAS checkの物件は保有期間中の家賃収入及び売却益が配当原資となっていて、予定分配率3~4%が中心で半年前後と運用期間が短いのが特徴的です。

 

運用期間が短いほど、想定外のリスクが発生する可能性は低いので初心者向きの案件といえます。

>> FANTAS funding(公式サイト)

FANTAS repro

FANTAS reproは、何らかの事情で空き家となってしまった住宅を引き取り、再び利用可能な状態へ再生(機能回復修繕、リフォーム、リノベーション)し、入居者を募集し運用を行う案件です。

 

治安や景観の悪化など社会問題となっている空き家を、投資用不動産として再生する事業といことで社会貢献につながるといった側面も持ち合わせています。

 

募集した出資金は、空き家の取得費用、リフォーム、リノベーション費用に充当し、入居後の賃料及び売却益を配当原資としていて、予定分配率は8%を中心として半年前後の運用期間となっています。

>> FANTAS funding(公式サイト)

優先/劣後出資方式で元本の安全性を高める仕組みを採用

FANTAS funding(ファンタス)では、投資家(優先出資者)から集めた出資金と、FANTAS technology(ファンタステクノロジー)株式会社(劣後出資者)が出資する出資金を合算して投資対象の不動産を取得し、その不動産から得られた利益を出資者に分配する仕組みとなっています。

 

そのため、仮に損失が出てしまったような場合は、20%まで(案件によって変わる可能性あり)の下落であれば劣後出資者であるFANTAS technology(ファンタステクノロジー)株式会社が損失を負担し、それでも補填できない場合には、優先出資者の元本が減少します。

もちろん元本が保証されているわけではないですが、なるべく元本の安全性が保証されるような仕組みとなっています。

口座開設・維持費用は無料で申込・解約手数料も無料

FANTAS funding(ファンタス)では、他の類似のサービスと同様に口座開設・維持費用は無料で案件申込時や解約時も手数料はかかりません。

 

ただ、入金時の振込手数料は投資家負担となるので、ネット銀行などをうまく活用して手数料を節約したいところです。

解約は原則不可

ソーシャルレンディングなども同様ですが、FANTAS funding(ファンタス)でも原則途中解約は不可となっています。

 

ただ、事業者の信用が低下したことが明らかになった場合などやむを得ない場合は解約は可能です。

1案件の募集金額はあまり大きくないのですぐ売り切れる場合も

1案件の募集金額が数百万円から2千万円くらいまでと募集金額があまり大きくないので、すぐ売り切れる場合があります。

 

空き家再生案件であるFANTAS reproで7案件、総額約1億円の募集が30秒で終了となるなどすでに人気となっています。

参考 FANTAS technology「news

 

今後は新築物件の開発にも活用し、年間120ファンド以上の組成を目指すようなので、クリック競争が少し落ち着いてくれるといいですけど・・。

参考 日本経済新聞「ファンタス、ネットで不動産投資 1口1万円から

物件の評価額などの情報はない

募集されている物件の住所など詳細な情報は掲載されてますが、例えば同様のサービスを展開しているCREAL(クリアル)のように第三者の不動産鑑定会社による物件の評価額のような情報は開示されてません。

参考 CREAL(クリアル)の評価・評判ってどう?不動産特化のクラウドファンディングサービス!

評価・まとめ

FANTAS funding(ファンタスファンディング)は、FANTAS technology(ファンタステクノロジー)株式会社が運営する不動産クラウドファンディングサービスで、下記のような特徴が挙げられます。

  • 投資する物件情報の詳細が開示されている
  • 1口1万円からの少額から投資でき利回りは8~10%と高利回り
  • 優先/劣後出資方式で元本の安全性を高める仕組みを採用
  • 口座開設・維持費用は無料で申込・解約手数料も無料
  • 解約は原則不可
  • 1案件の募集金額はあまり大きくないのですぐ売り切れる場合も
  • 物件の評価額などの情報はない

特に募集されているファンドは、ワンルームマンション査定サービスである「FANTAS Check」というAI(人工知能)による独自の自動査定サービスで取得した物件や、空き家再生案件で社会貢献という側面も持つFANTAS reproといったファンドが特徴的です。

 

利回りは3~4%が中心で運用期間が短いので、投資はしやすいかと思いますが、元本は保証されていないことや、まだ実績も少ない点などを考慮するとあくまで余剰資金ないでの投資にとどめておくの無難かと思います。

 

口座開設・維持費用はもちろんかかりませんので、この機会に検討してみてください。

>> FANTAS funding(公式サイト)

 

同様の不動産特化型のクラウドファンディングでは、CREAL(クリアル)というサービスもあります。

参考 CREAL(クリアル)の評価・評判ってどう?不動産特化のクラウドファンディングサービス!

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