東京海上・円資産バランスファンド(愛称:円奏会)の評価!投資すべき?

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東京海上・円資産バランスファンド(毎月決算型)(愛称:円奏会)は、ゆうちょ銀行で販売金額ランキング1位と多くの資金を集めていて、窓口などですすめられた方も多いのではないでしょうか?

純資産残高も約2,500億円と人気があり、名前の通り国内に投資をする投資信託ですが実際どのような内容で、投資して問題ない投資信託なのか内容を確認してみました。

東京海上・円資産バランスファンド(毎月決算型)の基本情報

基本情報

買付単位 金額は1万円以上、
積立はSBI証券は500円、楽天証券は1,000円から
買付手数料
(※1)
500万円未満 1.296%
500万円以上 1.08%
1,000万円以上 0.756%
5,000万円以上 0.216%
信託報酬 年率0.84%(税抜)
実質コスト 0.86%(税抜)※決算日 2016年7月25日ベース
信託財産留保額 なし
決算 毎月23日
信託期間 2032年7月23日
運用会社 東京海上アセットマネジメント
再投資 金額、積立ともに可能

※1:ゆうちょダイレクト(ダイレクトサービス)・ゆうちょ投信WEBプレミアによる申し込みの場合

基本資産配分比率

マザーファンド 資産 基本資産
配分比率
資産配分比率
の調整範囲
東京海上・円建て投資適格債券
マザーファンド
日本債券 70%
東京海上・高配当低
ボラティリティ日本株マザーファンド
日本株式 15% 2.5%~15%
TMA日本REITマザーファンド 日本REIT 15% 2.5%~15%

※当ファンドの基準価額の変動リスクが大きくなった場合には、基準価額の変動リスクを年率3%程度に抑制することを目標として、株式とREITの資産配分比率をそれぞれ引き下げ、その引き下げた部分は短期金融資産等により運用します。

各マザーファンド組入比率の推移(%)

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各マザーファンドの組入上位銘柄

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分配金

分配金は毎月分配となっており、分配金実績は下記となります。(1万口当たり、税引前)

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2014年7月に20円から30円に増配してからは変動はありません。

もちろん分配金が出ているということは、税金の問題もあり複利効果が落ちるため効率よく運用されているとは言えません。

分配金利回りは3.05%(2016年10月26日)と分配金利回りを非常に高く見せているわけではなさそうですが、実際の分配金の内訳は下記の様になっています。

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ファンドで稼いだお金で分配金を出せてる月もありますが、分配金の1割にも満たない金額しか稼げてない月もあり、結局たこ足配当(元本取り崩し)となっています。

しかも翌期繰越分配対象額を見ると、2,093円となっているので今の分配金を支払える余力は69.8ヶ月です。

特徴

日本債券:日本株式:日本REIT=70%:15%:15%を基本的な配分比率とした国内のみに投資をするバランス型ファンドです。

投資対象が国内のみなので、為替リスクはなく国債だけではなく社債などにも投資しているのが特徴です。

国債と比べ、社債の発行体は企業となるので倒産リスクが高くなるので信頼度はかなり落ちますが、東京海上・円建て投資適格債券マザーファンドの組入上位を見てみると1債券あたり0.3%しか投資していないので、1社や2社倒産してもあまり影響がないような感じがします。

ただ、債券中心に投資ししているのでリターンはあまり期待できないのに、信託報酬0.84%は高いし、買付手数料までかかるのはいただけません。

それでも、モーニングスター社が選ぶ「Fund of the Year 2015」のバランス(安定)型部門 最優秀ファンド賞を受賞し、ゆうちょ銀行で販売金額ランキング1位となっているため、純資産残高は2,500億円と資金を集めています。

下記は、ゆうちょ銀行の販売金額ランキング(6か月)(期間:2016年04月01日~2016年09月30日)です。

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(引用元:ゆうちょ銀行)

また、当ファンドは信託期間が設定されているので、その設定期間直前に大きな相場変動があった場合、それを取り戻すことができないので、そもそも信託期間が設定されているファンドに投資をすべきではありません

実際の利回りは?

基準価額騰落率

ファンド
1ヶ月 +0.42%
3ヶ月 ー1.09%
6ヶ月 ー0.08%
1年 +4.47%
3年 +14.65%
設定来 +29.97%

※分配金を再投資し、税金は考慮してません。

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評価

当ファンドは2012年11月9日より運用されているで、約4年運用されているので、単純な平均年率は7.5%となります。

ただし、分配金は再投資され、税金は考慮されていないので、実際の利回りはこれより低くなりますので気を付けてください。

このチャートを見ると特に直近1年間で大きく純資産残高を伸ばしていて、円高になればなるほど東京海上・円資産バランスファンドの純資産残高が伸びているようにみえます。

この4年間は円安・円高、アベノミクスでの日本株上昇、マイナス金利導入など国内での出来事はいろいろありましたが、手堅く伸びてきているのかなという感じはしますが、単純な平均年率7.5%は出来すぎな気がします。

まとめ

日本債券:日本株式:日本REIT=70%:15%:15%の基本的な比率で日本に分散投資をするのが東京海上・円資産バランスファンド(毎月決算型)(愛称:円奏会)です。

2015年の日本株が不調時期に比較的安定的な運用ができたので、モーニングスター社が選ぶ「Fund of the Year 2015」のバランス(安定)型部門 最優秀ファンド賞を受賞し、ゆうちょ銀行では販売金額ランキング1位と売れている投資信託です。

国内への投資なので為替リスクがなく、直近4年間では単純な平均年率は7.5%と出来すぎというくらいのリターンでした。(本来ならこの投資信託でここまでの年率は期待できないでしょう)

ただ、国内にいるとあらゆる資産(家や預貯金など)を円で持っているので、投資まで円で持つというリスクがあり、本来投資は分散化されるべきと考えると円への依存度が高すぎると思います。

現役世代の方は、円への依存度を低くしよりグローバルな資産運用を行うべきかとは思いますが、引退している世代の方などは様々な理由からこのような毎月分配型で、比較的手堅い投資信託への投資を行うのは選択肢の一つといえると思います。

ただ、東京海上・円資産バランスファンドは、信託期間が決められていること、今の分配金を支払える余力は69.8ヶ月ということには注意が必要ですし、債券を中心に投資する割には信託報酬が0.84%と高く、買付手数料まで取られる高コストファンドです。

ゆうちょ銀行を始め多くの金融機関で100万円を投資すれば、買付手数料は約15,000円前後必要と無駄な費用がかかりますので、このファンドを購入するなら買付手数料が無料となるフィデリティ証券株式会社で購入することをおすすめします。

しかもNISA口座にすれば、分配金に税金はかからないので実質過去実績の平均年率7.5%とほぼ同等の環境で取引ができます
(ただし、特別分配金はもともと税金はかからないのに再投資するとその分NISA枠を使ってしまうので注意してください)

参考 初心者のNISA口座入門!メリット、デメリットを理解して有効に使おう!

信託報酬を下げることはできませんが、買付手数料という無駄なコストを下げることは我々投資家ができることです。少しでも有利な証券会社で取引しましょう!

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(※フィデリティ証券の口座開設手順

参考 フィデリティ証券の詳細を確認したい方は下記も参考にしてみてください。

⇒ フィデリティ証券の評価・評判は?手数料あり投信がほしい人は必見!

参考 既に東京海上・円資産バランスファンド(毎月決算型)(愛称:円奏会)を持ってる方は、フィデリティ証券に口座開設後に移管することもできます。

⇒ 投資信託の移管とは?手数料はかかる?知らないあなたは損してる?