スパークス・新・国際優良日本株ファンドの評価!投資して大丈夫?

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モーニングスターのファンド オブ ザ イヤー2014・2015の国内株式型部門で最優秀賞を2年連続受賞したのがスパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)です。

国内の株式の中で今後グローバルに活躍が期待できる銘柄を厳選して投資をするファンドですが、どのような点が評価されて数あるファンドの中から最優秀賞を2年連続で受賞できたのか内容を確認してみました。

スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)の基本情報

基本情報

買付単位 10,000円以上1円単位、
積立は500円以上1,000円単位
買付手数料 下記のネット証券なら無料
SBI証券
楽天証券
マネックス証券
フィデリティ証券
信託報酬 年率1.64%(税抜)
実質コスト 1.85%(税抜)※決算日 2016年3月28日ベース
信託財産留保額 0.3%
決算 年1回(3月27日)
信託期間 2028年3月27日
為替ヘッジ
運用会社 スパークス・アセット・マネジメント
再投資 金額、積立ともに可能

株式市場別構成

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組入上位5銘柄(銘柄総数:18銘柄)

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株式業種別構成上位5業種(%)

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分配金

2014年から分配金が出ていて、直近では500円となっており、分配金利回りは1.85%です。(2017年1月17日)

もともと分配金を出すファンドではないのですが、基準価額が高くなりすぎたから分配金を出し始めたのでしょうか。

もちろん分配金が出ているということは、税金の問題もあり複利効果が落ちるため分配金を出さずに運用してもらいたいものです。

評価

スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)特徴としては、下記の3つです。

  • 高い技術力やブランド力があり、今後グローバルでの活躍が期待できる日本企業を中心に投資します
  • ベンチマークは設けず、20銘柄程度に厳選し投資を行います
  • 短期的な売買は行わず、長期保有することを基本とします

投資対象としては、国内でシェアを獲得し海外売上比率が拡大していて世界的ブランドを形成している企業で、特に新興国などの世界経済の成長から恩恵を受けられる企業に投資を行うようです。

ただ、20銘柄にまで厳選するということは、1銘柄への依存度が高くなるので、リスクは高くなります。ファンドの目論見書にもそのような記載がありますのでこういう点は見逃さないでおきたいものです。

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ちなみにこのファンドを運用するスパークス・アセット・マネジメントはあまり馴染みがないかもしれませんが、リッパー・ファンド・アワード・ジャパン2016で「最優秀運用会社(株式部門)」を受賞しこれで3年連続の受賞と第三者機関からも高く評価されてます。

年間約2,500回の企業訪問を行い徹底して企業リサーチしたうえで投資を行うスタイルを創業以来行っているようで、リサーチ力に相当の自信があるようで「過度な分散投資はせず、徹底的に調査をした信頼度の高い銘柄に厳選」するため20銘柄程度となっているようです。

親会社であるスパークス・グループ株式会社は、2001年12月にJASDAQに上場しています。

実際の利回りは?

基準価額騰落率

期間 ファンド TOPIX(配当込み)
1ヶ月 +3.82% +3.47%
3ヶ月 +9.03% +14.95%
6ヶ月 +15.12% +23.15%
1年 +7.37% +0.31%
3年 +60.51% +23.96%
設定来 +189.30% +47.64%

※分配金を再投資し、税金は考慮してません
※2016年12月30日の月次レポートより

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(引用元:モーニングスター社)

オレンジがスパークス・新・国際優良日本株ファンド赤がひふみ投信緑がTOPIX(配当込み)の過去3年間の分配金込みのチャートです。

評価

当ファンドはベンチマークはありませんが、参考指標としてTOPIX(配当込み)の記載があったのですが、概ねTOPIX(配当込み)より成績がよく優良なアクティブファンドだということが言えます。

国内株式のアクティブファンドとしては、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2016」で6位に入る人気・実力ともにあるひふみ投信とも比較してみましたが、そのひふみ投信よりも成績がいいことがわかります。

参考 【2016年】投資信託ランキング!個人投資家が選ぶ人気のファンドは?

当ファンドは2008年3月28日が設定日なので約9年運用されて、単純な平均年率は21%となります。

2008年といえばリーマンショックがありましたが、その暴落込みでこの成績はすごいですね。

また、ちょっと気になるのが純資産残高の推移で、下記の様に2015年6月あたりに急激に純資産残高が増えています。

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そのタイミングで起きたことを調べたのですが、約款変更があって信託期間が2018年までだったのが10年伸びて2028年までに変更されています。

それだけでここまで伸びたのかは正直不明ですが、現在は純資産残高は800億円を超え投資するのに十分安全な残高を集められています。

まとめ

純資産残高は800億円を超え、今後グローバルでの活躍が期待できる日本企業を20銘柄程度に厳選して投資を行うアクティブファンドです。

分配金は直近で出ていますが、分配金狙いというよりは今後の基準価額の成長を期待するファンドで、過去9年間の単純な平均年率は21%と立派な成績を残しています。

2008年のリーマンショックで参考指標とするTOPIX(配当込み)と比較しても下落幅は小さく、その後のアベノミクスでの上昇時には、TOPIX(配当込み)と比較して大きく上昇している優良なアクティブファンドです。

信託報酬は若干高いですが、ここまでのパフォーマンスが出るのであれば、投資妙味はありそうです。

ただ、信託期間が設定されているので長期投資には向かず、投資対象銘柄数も20程度と分散性は低く、1銘柄への依存度が高くリスクが高いので、あくまでサテライト投資として資産の一部を投資するにとどめておくのが無難です。

このファンドは下記ネット証券で購入すれば買付手数料は無料となりますが、他の金融機関だとコストがかかる場合があるので、スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)を購入するなら下記の証券会社で購入しましょう。もちろん口座開設・維持費は無料です。

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>> 楽天証券
>> マネックス証券
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