【最新】投資信託ランキング!個人投資家が選ぶ人気のファンドは?

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【最新】投資信託ランキング!個人投資家が選ぶ人気のファンドは?投資信託

一般の投資家目線で投資信託について情報を集め、ブログで情報発信をしている投信ブロガーの方たちが投票して、毎年優れていると思うファンドを選ぶイベントである「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2022」の結果発表が行われました。

どのようなファンドが選ばれたのか確認してみました。

参考 「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」の公式サイトで結果が発表されています。

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year(公式サイト)

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2022の結果

第1位:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

投票結果170pt(65名)
信託報酬(税込)0.1144%
つみたてNISA対象
iDeCoマネックス証券松井証券
昨年順位1位(4年連続)

「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)」をベンチマークとし、日本を含む先進国23ヵ国と新興国24ヵ国の大型株・中型株約3,000銘柄に分散投資ができるインデックスファンドです。

 

これ一本で日本を含む先進国、新興国の株式市場に分散投資ができ、信託報酬も低コストな点や、eMAXIS Slimシリーズの「業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続ける」というコンセプトも長期投資をする上での安心感があるファンドです。

 

参考 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の評価って?利回りや実質コストは?

第2位:<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

投票結果61pt(26名)
信託報酬(税込)0.1023%
つみたてNISA対象
iDeCo SBI証券
昨年順位2位

「MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)」をベンチマークとし、日本を除く先進国22ヵ国の大型株・中型株約1,300銘柄に分散投資ができるインデックスファンドです。

 

「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」では、2014年~2016年は1位、2017、2018年では2位、2019は4位、2020年~2021年は2位と今年で8年連測で上位にランキングされている人気のファンドです。

 

数度の信託報酬の引き下げを積極的に行い、インデックスファンドの低コスト化を牽引してきたファンドで、5位の「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」と同等レベルの業界最低水準の低コストなファンドです。

 

純資産残高も約4,500億円と規模も大きいので、安定的な運用が期待できます。

参考 ニッセイ外国株式インデックスファンドの評価・評判は?利回りや実質コストは?

第3位:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

投票結果44pt(22名)
信託報酬(税込)0.0968%
つみたてNISA対象
iDeCo SBI証券マネックス証券松井証券
昨年順位4位

米国の代表的な株価指数である「S&P500(配当込み、円換算ベース)」をベンチマークとし、ニューヨーク証券取引所、アメリカン証券取引所、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄に分散投資ができるインデックスファンドです。

参考 S&P500に連動する投資信託を比較!おすすめは?

 

S&P500に投資できる投資信託が少ない中、低コストな信託報酬で投資ができるようになり、他社がより低コストなファンドを設定したり、信託報酬を引き下げても追随して引き下げが行われる可能性が高いため将来にわたって業界最低水準のコストで運用できるといった特徴があります。

参考 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の評価って?利回りや実質コストは?

第4位:バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)

投票結果38pt(17名)
総経費率0.07%
つみたてNISAー(一般NISAは対象)
iDeCo
昨年順位3位

「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」をベンチマークとし、先進国や新興国を含む47ヶ国の大型・中型・小型株約8,000銘柄で構成され、全世界の投資可能な市場時価総額の98%以上をカバーする海外ETFです。

 

「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」では2009年からトップ10入りしている長期にわたって人気のある海外ETFです。

 

これ一本で全世界の株式市場に投資ができ、既に経費率が低いにもかかわらず、更に低コスト化さているETFです。

参考 【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストックETFの評価って?利回りや配当金はどのくらい?

第5位:eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

投票結果32pt(16名)
信託報酬(税込)0.1023%
つみたてNISA対象
iDeCo SBI証券マネックス証券松井証券
昨年順位6位

「MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース)」をベンチマークとし、日本を除く先進国22ヵ国の大型株・中型株約1,300銘柄に分散投資ができ、機動的に信託報酬を引き下げることによって、業界最低水準の信託報酬を目指すインデックスファンドです。

 

「業界最低水準の運用コストをめざす」と宣言し、実際に他社に追随し信託報酬の引き下げがスピーディーに行われ、常に業界最低水準の低コストとなっていることが特徴的なファンドです。

 

マザーファンドの規模も大きく安定的な運用が期待でき、ベンチマークも配当込みの指数に変更するなどの改善もされていて順調に純資産残高を増やし、信託報酬がファンドの純資産残高に応じて段階的に引き下がるようになっていますが、すべての条件をクリアしより低コストなファンドとなっています。

参考 eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの評価・評判は?利回りや実質コストは?

第6位:セゾン・グローバルバランスファンド

投票結果24pt(11名)
信託報酬(税込)0.56%±0.02%
つみたてNISA対象
iDeCo SBI証券楽天証券
昨年順位7位

株式と債券の比率を50:50とし、国内、先進国、新興国の構成比率は各地域の株式及び債券市場の時価総額を勘案して決定され、これ一本で世界30ヶ国以上の株式と10ヶ国以上の債券に分散投資ができるバランス型ファンドです。

 

2022年9月よりセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドからセゾン・グローバルバランスファンドに名称が変更されています。

 

「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」では2007年からトップ10入りしている長期にわたって人気のあるファンドです。

 

低コストインデックスファンドの登場で影が薄くなっているものの、情報開示に積極的な点などが評価されている人気のファンドです。

参考 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの評価ってどう?

第7位:ひふみ投信

投票結果19pt(8名)
信託報酬(税込)1.078%
つみたてNISA対象
iDeCo SBI証券マネックス証券松井証券
昨年順位13位

※:同じマザーファンドの「ひふみ年金」の取り扱いあり

 

国内外の上場株式を主要な投資対象とし、市場価値が割安と考えられる銘柄を選別して長期的に投資を行うアクティブファンドです。

 

「顔の見える運用」で情報開示の姿勢について評価が高いファンドで、姉妹ファンドであるひふみプラスと合わせる純資産残高は約6,000億円を超える規模にまで成長したファンドです。

参考 ひふみ投信(ひふみプラス)の評価・評判ってどう?利回りや実質コストってどのくらい?

第8位:楽天・全米株式インデックス・ファンド

投票結果18pt(9名)
信託報酬(税込)0.132%+0.03%(VTIのコスト)=0.162%
つみたてNISA対象
iDeCo楽天証券松井証券
昨年順位8位

「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」をベンチマークとし、米国株式市場をほぼ100%カバーする大型・中型・小型株約4,000銘柄に分散投資ができるインデックスファンドで、実質的には海外ETFであるバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)に投資を行っています。

参考 【VTI】バンガード・トータル・ストック・マーケットETFの評価・評判って?利回りはどのくらい?

 

海外ETFであるバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)に直接投資したほうが信託報酬は低コストですが、日本円で100円から積立投資ができる特徴があります。

参考 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)の評価って?利回りや実質コストは?

第9位:結い2101

投票結果18pt(8名)
信託報酬(税込)1.1%
つみたてNISA対象
iDeCo
昨年順位12位

日本株式を投資対象とし、「これからの社会にほんとうに必要とされる会社、 皆さまがファンとなって応援したくなるようないい会社に投資」するアクティブファンドです。

 

「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」ではいつも人気があるファンドで2010年から6年連続トップ10入りしていて、昨年は12位でしたが再度トップ10入りしています。

 

「いい会社に投資しよう」という投資哲学・運用スタイルに共感する声が多く、目標とするリスク・リターンを掲げ、きちんと達成していることなどが特徴のファンドです。

参考 結い2101の評価ってどう?個人投資家に人気があるけど過去の成績は?

第10位:農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね

投票結果16pt(8名)
信託報酬(税込)0.99%
つみたてNISA
iDeCo SBI証券
昨年順位15位

米国の上場株式を対象に、付加価値の高い産業、圧倒的な競合優位性、長期的な潮流の3つの条件を満たす「構造的に強靭な企業」に厳選して投資を行うアクティブファンドです。

 

「価値を生むものに投資する」「売る必要のない企業しか買わない」といった長期投資の運用哲学を実際に海外の現地に訪問するなどの地道な活動により企業を選別し、得られた知見を投資家に対して月次・年次レポートや運用報告会などを通して情報開示してることなどが特徴のファンドです。

 

購入時手数料が必要なファンドですが、ネット証券で取り扱いがあるSBI証券、楽天証券、松井証券で購入すれば購入時手数料は無料です。

参考 農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶねの評価って?利回りはどのくらい?

第11位:楽天・全世界株式インデックス・ファンド

投票結果15pt(7名)
信託報酬(税込)0.132%+0.067%(VTのコスト)=0.199%
つみたてNISA対象
iDeCo楽天証券松井証券
昨年順位17位

「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」をベンチマークとし、先進国や新興国を含む49ヶ国の大型・中型・小型株約8,000銘柄で構成され、全世界の投資可能な市場時価総額の98%以上をカバーするインデックスファンドで、実質的には海外ETFであるバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)に投資を行っています。

参考 【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストックETFの評価って?利回りや配当金はどのくらい?

 

バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)は小型株も含めて世界全体の株式市場に投資ができる海外ETFで、今年の「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2022」で4位と人気が高い「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」に日本円で100円から積立投資ができるといった特徴があります。

参考 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)の評価って?利回りや実質コストは?

第12位:たわらノーロード 先進国株式

投票結果14pt(7名)
信託報酬(税込)0.10989%
つみたてNISA対象
iDeCo楽天証券
昨年順位9位

「MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)」をベンチマークとし、日本を除く先進国22ヵ国の大型株・中型株約1,300銘柄に分散投資ができるインデックスファンドです。

 

信託報酬の大幅な引き下げによって、ライバルファンドである「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」に並ぶ業界最低水準の低コストなファンドです。

 

「たわらノーロード 先進国株式」はネット証券だけでなく銀行や信金など多岐にわたる販路があるといった特徴があります。

参考 たわらノーロード先進国株式の評価ってどう?利回りや実質コストは?

第13位:SBI・V・全米株式インデックス・ファンド

投票結果12pt(6名)
信託報酬(税込)0.0638%+0.03%(VTIのコスト)=0.0938%
つみたてNISA対象
iDeCo
昨年順位10位

「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」をベンチマークとし、米国株式市場をほぼ100%カバーする大型・中型・小型株約4,000銘柄に分散投資ができるインデックスファンドで、実質的には海外ETFであるバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)に投資を行っています。

参考 【VTI】バンガード・トータル・ストック・マーケットETFの評価・評判って?利回りはどのくらい?

 

8位の「楽天・全米株式インデックス・ファンド」とほぼ同様の内容となっていて、「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」の方が信託報酬や実質コストは低コストですが、順位はやや低くなっています。

第13位:SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド

投票結果12pt(6名)
信託報酬(税込)0.0638%+0.07%(VTのコスト)=0.1338%
つみたてNISA対象
iDeCo
昨年順位10位

「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」をベンチマークとし、先進国や新興国を含む49ヶ国の大型・中型・小型株約8,000銘柄で構成され、全世界の投資可能な市場時価総額の98%以上をカバーするインデックスファンドで、実質的には海外ETFであるバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)に投資を行っています。

参考 【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストックETFの評価って?利回りや配当金はどのくらい?

 

11位の「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」とほぼ同様の内容となっていて、「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」の方が信託報酬は低コストです。

第15位:MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信

投票結果12pt(5名)
信託報酬(税込)0.0858%
つみたてNISAー(一般NISAは可能)
iDeCo
昨年順位11位

「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス」をベンチマークとし、日本を含む先進国23ヵ国と新興国24ヵ国の大型株・中型株約3,000銘柄に分散投資ができる国内ETFです。

 

これ一本で日本を含む先進国、新興国の株式市場に分散投資ができ、信託報酬も投資信託で同じベンチマークで1位の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」より低コストといった特徴があります。

 

国内ETFは通常売買手数料が必要となりますが、「MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信」はSBI証券、楽天証券、マネックス証券(キャッシュバック)なら手数料無料で売買することができます。

参考 MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559)の評価ってどう?

第16位:コモンズ30ファンド

投票結果11pt(6名)
信託報酬(税込)1.078%
つみたてNISA対象
iDeCo楽天証券
昨年順位

コモンズ30ファンドは下記のような基本方針のもと運用を行っているアクティブファンドです。

  • 投資の目線は30年とする
  • 投資対象は、原則として30銘柄程度とする
  • 企業との対話を重視する
  • 生活者(個人投資家)の参加する場を数多く提供する
  • 直接販売を主とする
  • 信託報酬の一部を社会貢献に活用する

 

アクティブファンドなので信託報酬は高めですが、それを加味しても過去10年で日経平均やTOPIXを上回るパフォーマンスであったり、セミナーが多く開催されていて親近感がわくような投資信託です。

第17位:eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)

投票結果10pt(6名)
信託報酬(税込)0.154%
つみたてNISA対象
iDeCo SBI証券マネックス証券松井証券
昨年順位14位

株式(国内・先進国・新興国)、債券(国内・先進国・新興国)、リート(国内・先進国)の8つの資産へ均等に12.5%の比率で分散投資を行うバランス型ファンドで、各投資対象資産のベンチマーク均等比率で組み合わせた合成ベンチマークの動きに連動する投資効果を目指します。

投資対象ベンチマーク
株式国内TOPIX(配当込み)
先進国MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)
新興国MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円換算ベース)
債券国内NOMURA-BPI総合
先進国FTSE世界国債インデックス(除く日本、円換算ベース)
新興国JPモルガンGBI‐EMグローバル・ダイバーシファイド(円換算ベース)
リート国内東証REIT指数(配当込み)
先進国S&P先進国REITインデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)

 

これ一本で株式(国内・先進国・新興国)、債券(国内・先進国・新興国)、リート(国内・先進国)と幅広い資産に分散投資ができ、しかも低コストで投資初心者でも手軽に国際分散投資ができるファンドとなっています。

 

もちろんeMAXIS Slimシリーズの業界最低水準の信託報酬を目指すという点や、信託報酬はファンドの純資産残高に応じて段階的に引き下がるようになっているので、更なる低コストとなる期待も持てます。

参考 eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)の評価って?利回りや実質コストは?

第18位:SOMPO123 先進国株式

投票結果10pt(5名)
信託報酬(税込)0.077%
つみたてNISAー(一般NISAは可能)
iDeCo
昨年順位11位

日本を除く先進国の金融商品取引所に上場している株式の中から信用格付けが投資適格未満の企業を除いた概ね123銘柄に分散投資ができるアクティブファンドです。

 

アクティブファンドなのに先進国株式のインデックスファンドよりも信託報酬が低コストな点が特徴的な投資信託です。

 

多くのアクティブファンドがインデックスファンドよりパフォーマンスが劣るといわれる中で、投資適格未満の企業を投資対象から除くなどを行っていますがインデックスファンドより良いパフォーマンスとなるかは注視する必要があります。

第19位:eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

投票結果9pt(4名)
信託報酬(税込)0.1144%
つみたてNISA対象
iDeCo SBI証券松井証券
昨年順位16位

「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、円換算ベース)」をベンチマークとし、日本を除く先進国22ヵ国、新興国24ヵ国の大型・中型の約3,000銘柄に分散投資ができるインデックスファンドです。

 

1位にランクインした「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」と同じ信託報酬ですが、「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」は投資対象から日本株が除かれているといった特徴がありますが、このファンドでも十分に低コストで世界の株式市場に分散投資ができます。

参考 eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の評価って?利回りや実質コストは?

第20位:eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

投票結果8pt(4名)
信託報酬(税込)0.187%
つみたてNISA対象
iDeCo SBI証券マネックス証券松井証券
昨年順位16位

「MSCI エマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円換算ベース)」をベンチマークとし、新興国24ヵ国の大型および中型株式約1,400銘柄に分散投資ができるインデックスファンドです。

 

中国やインドといった経済成長率が高い国の株式に分散投資ができ、業界でも信託報酬は最低水準と低コストで投資ができる一本です。

1位にランクインした「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」と同じ信託報酬ですが、「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」は投資対象から日本株が除かれているといった特徴がありますが、このファンドでも十分に低コストで世界の株式市場に分散投資ができます。

参考 eMAXIS Slim 新興国株式インデックスの評価・評判は?利回りや実質コストは?

まとめ・所感

ベスト10にランクインしたファンドを分類してみると、下記のようになっています。

  • 全世界株式:2本
  • 先進国株式:2本
  • 米国株式:2本
  • バランス型:1本
  • アクティブファンド:3本

全世界株式に一本で投資できるファンドや、バランス型ファンドのように複数の資産に一本で投資できるファンドなど手間がかからず分散投資ができるファンドが多くランクインした一方で、アクティブファンドが3本も入るなど健闘しました。

 

また、業界最低水準の信託報酬を目指す「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」が4年連続1位で2位と大きく引き離して1位となるなど人気を集めました。

 

他にも「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」「ひふみ投信」といった「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」では長年人気のあるファンドがベスト10に入るなど根強い人気となっています。

 

投資信託は数多くありますが、投資信託選びに迷ったら「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2022」で選ばれた投資信託を参考にファンド選びを検討してみてください。

 

資産運用始めるならネット証券がおすすめ!

各ネット証券では投資信託に関して保有残高に応じたポイント還元と、クレジットカード積立によるポイント還元があります。(保有残高によるポイント還元もクレジットカード積立もNISA口座も対象)

参考 投資信託でポイントが貯まるネット証券を比較!おすすめはどこ?

 

クレカ積立を利用する

  • クレカ積立でほぼ条件なく年会費無料のカードを利用するなら「マネックス証券
  • クレカ積立で最高水準の還元率を得たいなら「 SBI証券

 

クレカ積立を利用しない

  • 低コストな投資信託を中心に投資するなら「松井証券」か「 SBI証券
  • その他の投資信託やどちらのファンドにも投資するなら「松井証券

松井証券(公式サイト)はクレカ積立に対応していませんが、投資信託保有時のポイント還元率は最高水準となっています。

 

クレジットカード積立のポイント還元率は、年会費がかかるカードであれば SBI証券が最高水準ですが、実質年会費がかからない一般カードであればマネックス証券が最高水準です。

 

トータルのポイント還元率が業界最高水準のマネックス証券

マネックス証券×マネックスカード

  • 保有残高によるポイント還元率(低コストファンド):0.03%(一部0.03%未満もあり)
  • クレジットカード積立によるポイント還元率:1.1%

クレジットカード積立を利用し、トータルのポイント還元率が業界最高水準なのがマネックス証券です。

 

クレジットカード積立で必要なマネックスカードは、マネックス証券を口座開設すれば作ることができ、1回以上クレジットカードの利用があれば無料となり、投信積立でも対象となるので、積立している間は費用は掛かりません。

 

貯まったポイントは株式手数料や暗号資産に交換することや、他のポイントサービス(dポイント・Tポイント・Pontaポイントなど)に交換することも可能です。

 

>> マネックス証券(公式サイト)「詳細解説

 

保有残高によるポイント還元率が高くクレカ積立もできるSBI証券

SBI証券×三井住友カード

  • 保有残高によるポイント還元率(低コストファンド):0.0175%~0.063%
  • クレジットカード積立によるポイント還元率:0.5%(一般カード)
    ゴールドカードなら1%・プラチナカードなら2%・プラチナプリファードなら5%

投資信託の保有残高によるポイント還元率は高水準で、低コストな投資信託にクレジットカード積立を利用しない場合にはおすすめです。

 

クレジットカード積立で一般カードだと還元率は低いですが、ゴールドカードは年間で100万円以上利用すれば翌年以降の年会費永年無料となるので条件クリアできそうであればゴールドカードの方がおすすめです。(ただしクレジットカード積立は集計対象外です)

 

>> 三井住友カード(NL)

>> SBI証券(公式サイト)「詳細解説

 

保有残高によるポイント還元率が業界最高い水準の松井証券

松井証券

  • 保有残高によるポイント還元率:0.01%~1%
  • クレジットカード積立によるポイント還元はなし

松井証券は投資信託の保有残高によるポイント還元率がどの投資信託も業界最高水準です。

 

クレジットカード積立によるポイント還元がないので、クレジットカード積立を利用しない方にはおすすめです。

 

松井証券では、他の金融機関で保有している株式や投資信託を待つ証券に移管する際に、移管元の金融機関に支払った手数料を全額負担してくれるので実質無料で移管することができ、移管後は投資信託の保有残高によるポイント還元を受けることができます。

 

>> 松井証券(公式サイト)「詳細解説

 

Pontaポイントが貰えるauカブコム証券

auカブコム証券×au Pay カード

  • 保有残高によるポイント還元率(低コストファンド):0.005%(一部0%)
  • クレジットカード積立によるポイント還元率:1%

投資信託の保有残高によるポイント還元は低いのですが、クレジットカード積立によるポイント還元率は1%と高めの還元率です。

 

スマホでauを利用していると貯めやすいPontaポイントが貯まり、auじぶん銀行と連携すれば普通預金の金利が年率0.1%となり、au Payなどとも連携すれば0.2%になる点もメリットがあります。

 

またauマネ活プランに入ればauじぶん銀行の普通預金の金利が最大0.3%になったり、クレジットカード積立によるポイント還元率が最大3%とさらに優遇されます。

 

>> auカブコム証券(公式サイト)「詳細解説

 

楽天ポイントが貰える楽天証券

楽天証券×楽天カード

  • 保有残高によるポイント還元率:ー(4つのファンドのみポイント還元あり)
  • クレジットカード積立によるポイント還元率:0.5~1%(一般カード)
    ゴールドカードなら0.75%~1%・プレミアムカードなら1%・

楽天証券では、保有残高によるポイント還元率が「一定の残高をはじめて達成した場合」のみポイントが還元されるルールに変更され、実質保有残高によるポイント還元はほぼなくなりました。

 

クレジットカード積立は一般カードで低コストなファンド(※)は0.5%でその他のファンドは1%となっています。

※代行手数料が年率0.4%(税込)未満のファンド

 

楽天ポイントは楽天経済圏では貯めやすく、様々なサービスで利用できるので、楽天ポイントを貯めたい方は楽天証券という選択肢もあるかと思います。

 

>> 楽天証券(公式サイト)「詳細解説

>> 楽天カード(公式サイト)

 

 

投資信託は実質無料で他の証券会社に移管できます!

今利用している証券会社から他の証券会社に投資信託などは移管することが可能です。
通常は移管元の証券会社で手数料が必要になりますが、下記のネット証券なら移管元で支払った移管手数料をキャッシュバックしてくれるので実質無料で移管することができます

 

参考 投資信託の移管のメリットやデメリットとは?手順などを解説!

 

投資信託に投資するのにおすすめの証券会社は?

ネット証券では投資信託に関するポイント還元など様々なサービスを行っていますが、どのような違いがあるのか、おすすめはどこかは下記も参考にしてみてください。

参考 【投資信託】ネット証券おすすめ比較ランキング!お得な口座は?