楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)ってどう?つみたてNISAやiDeCoの対象?

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楽天・全米株式インデックス・ファンドは楽天投信投資顧問とバンガード社が立ち上げた楽天・バンガード・ファンドシリーズの全米の株式に分散投資できるインデックスファンドです。

米国株式市場をほぼ100%カバーするバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)に当ファンドを通じて投資するファンドですがどんな内容か確認してみました。

楽天・全米株式インデックス・ファンドの特徴

投資対象

楽天・全米株式インデックス・ファンドは米国株式市場の動きをとらえることを目指して、「CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)」に連動する投資成果を目指し、米国株式市場の大型・中型・小型株に分散投資を行うのと同等の成績が期待できるインデックスファンドです。

「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」は、米国株式市場の大型・中型・小型株約3,600銘柄で構成され、米国株式市場をほぼ100%カバーするインデックスです。

米国市場のインデックスと言えば、NYダウやS&P500がありますが、NYダウは30銘柄、S&P500は500銘柄で主に大型・中型銘柄を対象としていますが、「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」は構成銘柄数が多く小型株までカバーするのが特徴です。

楽天・全米株式インデックス・ファンドは、そんな「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」をベンチマークとするバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)へマザーファンドを通じて投資を行います。

(引用元:楽天・全米株式インデックス・ファンド「目論見書」)

参考 バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)ってどう?過去の成績は?

業種別構成比

金融 20.3%
テクノロジー 18.8%
資本財 13.4%
消費者サービス 13.2%
ヘルスケア 12.7%
消費財 8.7%
石油・ガス 5.6%
公益 2.8%
素材 2.7%
通信サービス 1.8%
その他 0.0%

※楽天・全米株式インデックス・ファンド「月次レポート(2018年2月)」より

組入上位10銘柄

APPLE INC テクノロジー 2.7%
MICROSOFT CORP テクノロジー 2.5%
AMAZON.COM INC 消費者サービス 2.1%
FACEBOOK INC-A テクノロジー 1.5%
BERKSHIRE HATH-B 金融 1.4%
JPMORGAN CHASE 金融 1.4%
JOHNSON&JOHNSON ヘルスケア 1.3%
EXXON MOBIL CORP 石油・ガス 1.3%
ALPHABET INC-A テクノロジー 1.2%
ALPHABET INC-C テクノロジー 1.2%

※楽天・全米株式インデックス・ファンド「月次レポート(2018年2月)」より

コスト

購入時手数料 なし
信託報酬(税込) 0.1296%+0.04%(VTIのコスト)=0.1696%
実質コスト(税抜)
信託財産留保額 なし

※実質コストは別途監査費用などのその他費用も必要となります

VTIは過去に何度も経費率の引き下げを行っている実績もあるので、今後も引き下げの期待が持てます。

分配金

まだ決算を迎えてないので分配金実績はありません。

VTは3ヶ月ごとに分配金が出ますが、複利効果を得るために当ファンドでは分配金を出さずに運用してもらたいところです。

つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況

楽天・全米株式インデックス・ファンドはつみたてNISA対象商品で、つみたてNISAやiDeCoを利用して購入ができる主なネット証券は下記となっています。

ネット証券 つみたてNISA iDeCo
SBI証券
楽天証券
マネックス証券
カブドットコム証券
松井証券

参考 NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoを比較!結局どれがおすすめでお得?

過去の成績・利回り

基準価額騰落率

ファンド ベンチマーク
1ヶ月 ー4.0% ー3.9%
3ヶ月 ー0.2% +0.0%
設定来 +3.0% +3.8%

※楽天・全米株式インデックス・ファンド「月次レポート(2018年2月)」より
※ファンド設定日は2017年9月29日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産残高の推移

(引用元:楽天・全米株式インデックス・ファンド「月次レポート(2018年2月)」)

所感

ファンドが設定されてから約半年が経過しましたが、ベンチマークとの乖離が発生しているようで運用報告書がまだ出ていないので原因については不明ですが、今後の動きは注視が必要そうです。

それでも「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017」で3位に入り人気があるファンドで、純資産残高は約80億円と右肩上がりに成長しています。

参考 【2017年】投資信託ランキング!個人投資家が選ぶ人気のファンドは?

当ファンドの情報

  • ベンチマーク:CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)
  • 為替ヘッジ:なし
  • 購入時手数料:無料
  • 信託報酬(税込):0.1696%
  • 信託財産留保額:なし
  • 純資産残高:約80億円
  • 分配金利回り:なし
  • 決算:年1回(7月15日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券)
  • 償還日:無期限(設定日:2017年9月29日)
  • つみたてNISA対応
  • iDeCo対応(楽天証券)

楽天・全米株式インデックス・ファンドとVTIとの違いは?

楽天・全米株式インデックス・ファンドは、海外ETFであるバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)を主要投資対象としていますが、海外ETFとしてVTIを直接購入することも可能で、下記のような点が異なります。

VTI 楽天・全米株式インデックス・ファンド
最低投資金額 約15,000円
(2018年3月時点)
100円
自動積立 〇(SBI証券のみ)
手数料 売買手数料+為替手数料 なし
通貨 ドル建て 円建て
保有時のコスト 0.04% 0.1696%+その他費用
分配金再投資 × (分配金がでなければ)
ファンド内で自動で再投資
外国税額控除の適用 ×

※SBI証券の「米国株式・ETF定期買付サービス」なら米国ETFも自動積立が可能となりました。

参考 米国株式・ETF定期買付サービスとは?NISAを有効に活用するには?

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)の方は、手数料がかかるので低額からの投資では不利となりますが、一括である程度購入するのであれば保有時のコストは安いので、分配金をもらいながら株価上昇に期待するのに向いています。(分配金は米国での課税(10%)と国内での課税(20.315%)の二重課税となっているので外国税額控除を行えば米国での課税(10%)は、所得に応じて一定の金額を所得税から差し引くことができます)

楽天・全世界株式インデックス・ファンドは保有時のコストは高いですが、100円から自動積立でき、分配金がでなければファンド内で分配金も運用されるので手間がかからず投資ができるのがメリットです。

評価

楽天・全米株式インデックス・ファンドは、海外ETFであるバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)を通じてCRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指し、米国株式市場の大型・中型・小型株約3,600銘柄で構成され、米国株式市場をほぼ100%カバーするインデックスファンドです。

海外ETFのVTIへ直接投資することも可能ですが、楽天・全米株式インデックス・ファンドは100円から投資可能で自動積立にも対応し、(分配金がでなければ)ファンド内で自動で再投資してくれるメリットがあります。

デメリットは、保有時のコストはVTIと比較すると割高で分配金の外国税額控除が適用できない点があります。(まだ決算を迎えていないので実質コストが不明というリスクもあります)

ただVTIへ投資する際には、売買手数料+為替手数料が必要となるので、低額での投資では手数料が割高となってしまうので、ある程度の金額を一括投資し分配金を再投資しないといった方以外は楽天・全米株式インデックス・ファンドの方が手間がかからないといったメリットがあります。

楽天・バンガード・ファンドシリーズでは、米国だけでなく先進国や新興国を含む47ヶ国の約8,000銘柄で構成され、全世界の投資可能な市場時価総額の98%以上をカバーする「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」というファンドもあります。

参考 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)ってどう?VTと比較すると?

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