三井住友・配当フォーカスオープンってどう?過去の成績は?

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三井住友・配当フォーカスオープンは、東証一部・二部に上場する銘柄から配当に着目した銘柄選定を行う国内株式に投資を行うアクティブファンドです。

モーニングスター社などの第三者機関が発表する賞を数多く受賞していますが、実際どんな内容のファンドで、過去の成績はどうだったのか確認してみました。

三井住友・配当フォーカスオープンの特徴

投資対象

”配当”に着目した銘柄選定により、「中長期的な株価の上昇」と「配当収入」による信託財産の成長を目指すアクティブファンドです。

企業の事業活動の結果、獲得した利益を「配当等による株主還元」に積極的な企業は、収益の将来性と財務健全性を備えた企業であるとの観点より配当に着目した銘柄選定を行うとしています。

銘柄選定は、東証一部・二部に上場する企業の中から、配当政策の指標となる「配当性向」や配当水準の指標となる「予想配当利回り」に加え、収益性、財務健全性等を加味した組入銘柄群を抽出し、下記のポイントで組入銘柄が決定されます。

  • 配当政策に「積極的な株主還元姿勢」が示されている銘柄や増配余力があり積極的な配当政策への転換が期待される銘柄等と、「予想配当利回り」が相対的に高い銘柄の中から 総合的に評価を行い、銘柄を決定し投資することで中長期的な株式投資による収益の獲得を目指します。(約7割)
  • 委託会社独自の手法を用いて算出した「投資魅力度」の高い銘柄に投資し、追加収益の 獲得を目指します。(約3割)

(引用元:三井住友・配当フォーカスオープン「目論見書」)

組入上位10業種

サービス業 15.1%
情報・通信業 13.9%
卸売業 10.9%
建設業 10.6%
小売業 6.5%
その他製品 6.0%
化学 5.4%
銀⾏業 5.0%
機械 5.0%
輸送⽤機器 3.1%

※三井住友・配当フォーカスオープン「月次レポート(2018年1月)」

組入上位10銘柄

(引用元:三井住友・配当フォーカスオープン「月次レポート(2018年1月)」

ポートフォリオ特性値

ファンド 市場(TOPIX)
予想配当利回り 3.0% 1.9%

コスト

買付手数料 なし
信託報酬(税抜) 0.84%
実質コスト(税抜) 0.90%
※2017年1月25日決算ベース
信託財産留保額 なし

純資産残高

純資産残高は約47.7億円(2018年2月)で、一時期資金が流出し右肩下がりとなっていましたが、直近では少し持ち直して右肩上がりとなっています。

(引用元:三井住友・配当フォーカスオープン「月次レポート(2018年1月)」

分配金

当ファンドは年1回決算型ですが、直近(2018年1月)では410円となっており、分配金利回りは2.07%(2018年2月)となっています。

直近の分配金実績は下記の様になっています。

(引用元:三井住友・配当フォーカスオープン「月次レポート(2018年1月)」

分配金が出ているということは、税金の問題もあり複利効果が落ちるため長期投資という観点では効率よく運用されているとは言えません。

分配金の内訳は、

(引用元:三井住友・配当フォーカスオープン「運用報告書(2017年1月)」

分配金はファンドの運用で得た利益で賄えていて、特にたこ足配当とはなっていません。

当ファンドの情報のまとめ

  • ベンチマーク:なし(参考指数はTOPIX)
  • 買付手数料:(SBI証券の場合)なし
  • 信託報酬(税抜):0.84%(実質コスト0.90%)
  • 信託財産留保額:なし
  • 純資産残高:約47.7億円(2018年2月)
  • 分配金利回り:2.07%(2018年2月)
  • 決算:年1回(1月25日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券)
  • 償還日:なし(設定日:2004年6月22日)

所感

三井住友・配当フォーカスオープンは、東証一部・二部の銘柄で配当に着目した銘柄選定を行い「配当性向」や「予想配当利回り」などを参考に76銘柄に分散投資ができるアクティブファンドです。

「配当性向」や「予想配当利回り」などを参考に、既にある程度の利益が出ている企業を中心に銘柄選定されるため、配当をあまり出さずに事業成長に投資しているような成長中の企業などは投資対象とならず、比較的手堅い企業への投資ということになるかと思われます。

また、ファンドは2004年から運用されていますが、直近の成績が良かったからか2016、2017年にモーニングスターの「ファンド オブ ザ イヤー」やトムソン・ロイターの「リッパー・ファンド・アワード・ジャパン」の最優秀ファンド賞などを受賞して、第三者機関による評価も上がっています。

過去の成績は?

期間別騰落率

ファンド 参考指数(TOPIX)
1ヶ月 +0.9% +1.1%
3ヶ月 +5.8% +4.0%
6ヶ月 +17.2% +13.5%
1年 +32.9% +20.7%
3年 +81.2% +29.8%
設定来 +171.9% +57.6%

※三井住友・配当フォーカスオープン「月次レポート(2018年1月)」より
※ファンド設定日は2004年6月22日
※分配金を再投資した収益率で、購入時手数料および分配金にかかる税金は考慮されてません
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額の推移

(引用元:三井住友・配当フォーカスオープン「月次レポート(2018年1月)」

評価

ファンドが設定されてから約13.5年が経過し、設定来の騰落率が171.9%となっているので、単純な年率平均は約12.7%となっています。(分配金を再投資し、税金などが考慮されていないので、実際のリターンはより少なくなります)

設定来で、参考指数であるTOPIXを大きく上回る成績となっているので、優良なアクティブファンドであると言えます。

国内株式のアクティブファンドということなので、有名な「ひふみ投信」と、中小型株となりますが国内株式で成績が良好な「ジェイリバイブ」、TOPIX(配当込み)指数に連動する「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」と比較したチャートが下記となります。

オレンジが三井住友・配当フォーカスオープン赤がジェイリバイブ緑がひふみ投信青が三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド紫がTOPIXの過去3年のトータルリターンのチャートです。

さすがに「ジェイリバイブ」には届きませんが、ひふみ投信とは結構いい勝負をしていたようです。

また、TOPIX(配当込み)よりも成績は大分良く直近3年ではかなり良好な成績だったと言えますが、今後この成績が継続できるか注目です。

参考 上記で比較したファンドについては下記も参考にしてみてください。

⇒ SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(jrevive)ってどう?

⇒ ひふみ投信の評判は?株の初心者に組み入れ銘柄は勉強になる?

⇒ 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドってどう?

まとめ

三井住友・配当フォーカスオープンは、東証一部・二部の銘柄で配当に着目した銘柄選定を行い「配当性向」や「予想配当利回り」などを参考に76銘柄に分散投資ができるアクティブファンドです。

「配当性向」や「予想配当利回り」などを参考に、既にある程度の利益が出ている企業を中心に銘柄選定されるため、配当をあまり出さずに事業成長に投資しているような成長中の企業などは投資対象とならず、比較的手堅い企業への投資ということになるかと思われます。

それでも、ファンドが設定されてから約13.5年で単純な年率平均は約12.7%でTOPIXなどと比較するとだいぶ成績は良好で、特に直近3年ではひふみ投信といい勝負をするほどの成績となっています。(分配金を再投資し、税金などが考慮されていないので、実際のリターンはより少なくなります)

ただ、過去はTOPIXと比較してもほとんど成績が変わらない時期もあり、直近数年で成績が改善されているという感じなので今後もこのような成績が残せるかは注視が必要です。

また、分配金が出るので長期で資産運用する場合には不利となり(年1回なので毎月分配型よりはましですが)、分配金をもらいつつもTOPIXよりはいい成績を期待したい場合には当ファンドへの投資を検討してもいいかもしれません。

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