三井住友・DC全海外株式インデックスファンドってどう?過去の成績は?

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三井住友・DC全海外株式インデックスファンドは、もともと確定供出年金(DC)専用だったファンドが一般販売された商品で、これ一本で日本を除く先進国・新興国の株式市場へ分散投資できます。

どんな内容のファンドで、過去の成績はどのくらいだったのか確認してみました。

三井住友・DC全海外株式インデックスファンドの特徴

投資対象

「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、配当込み、円ベース)」をベンチマークとするインデックスファンドで、為替ヘッジは行いません。

「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)」は先進国22ヵ国と新興国24ヵ国の46ヵ国の大型株・中型株約2,500銘柄(2017年7月)で構成されるインデックスで、国別の構成比率(2017年6月末)は下記の様になっています。(三井住友・DC全海外株式インデックスファンドの構成銘柄数は2,180銘柄(2017年7月末時点)となっています)

※三井住友・DC全海外株式インデックスファンド「目論見書」より

三井住友・DC全海外株式インデックスファンドでは下記の様に2つのマザーファンドを通じて投資を行います。

(引用元:三井住友・DC全海外株式インデックスファンド「目論見書」)

「外国株式インデックス・マザーファンド」がMSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円ベース)をベンチマークとし、「エマージング株式インデックス・マザーファンド」がMSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円ベース)をベンチマークとしています。

それぞれのマザーファンドに対する資産構成比率は下記の様になっています。

外国株式インデックス・マザーファンド 86.3%
エマージング株式インデックス・マザーファンド 11.3%
現金等 2.4%

コスト

買付手数料 無料
信託報酬(税抜) 0.25%
実質コスト(税抜) 0.33%
※決算日:2016年11月30日ベース
信託財産留保額 なし

純資産残高

純資産残高は約50億円(2017年8月)となっていて、右肩上がりに成長しています。

(2011年4月~2017年8月まで)

また、マザーファンドである「外国株式インデックス・マザーファンド」の純資産残高は約1,655億円(2016年11月末)、「エマージング株式インデックス・マザーファンド」の純資産残高は約68億円(2016年11月末)となっています。

分配金

本ファンドは設定来一度も分配金が出ていませんので、ファンドの運用で得た利益はファンド内の原資として効率よく運用されています。

当ファンドの情報のまとめ

  • ベンチマーク:MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、配当込み、円ベース)
  • 買付手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):0.25%(実質コスト0.33%)
  • 信託財産留保額:なし
  • 純資産残高:約50億円
  • 分配金利回り:なし
  • 決算:年1回(11月30日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券)
  • 償還日:無期限(設定日:2011年4月18日)

所感

三井住友・DC全海外株式インデックスファンドは、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、配当込み、円ベース)に連動する成果を目指した運用を行うインデックスファンドです。

これ一本で先進国22ヵ国と新興国24ヵ国の46ヵ国の大型株・中型株2,180銘柄(2017年7月末時点)に分散投資が行えます

ただ、投資対象となっているマザーファンドのエマージング株式インデックス・マザーファンドは、ほぼ100%先物で運用されているので、ベンチマークとのかい離(トラッキングエラー)が過去下記の様に発生しています。

決算期 基準価額
期中騰落率
MSCIエマージング・
マーケット・インデックス
(配当込み、円ベース)
期中騰落率
純資産総額
(百万円)
2期(2012年11月30日) +18.4% +19.5% 119
3期(2013年12月2日) +25.2% +30.2% 132
4期(2014年12月1日) +16.2% +17.7% 166
5期(2015年11月30日) ー12.9% -12.7% 993
6期(2016年11月30日) ー2.2% ー2.3% 6,806

※エマージング株式インデックス・マザーファンドの運用実績
※三井住友・DC全海外株式インデックスファンド「運用報告書(2016年11月30日)」より

上記の様に2期~4期ではベンチマークと1%以上かい離していて、特に3期は5%もかり離してしています。

純資産総額が増加したこともあってか、徐々にかい離率は小さくなりましたが運用報告書で「ベンチマークである現物株のリターンと株価先物のリターンの差異が下方かい離要因となりました」と記載があるように先物での運用をしている限り、ベンチマークとのかい離が発生すると思われるので注意が必要です。

過去の成績は?

基準価額騰落率

ファンド ベンチマーク
1ヶ月 +1.1% +1.2%
3ヶ月 +4.3% +4.6%
6ヶ月 +8.1% +8.7%
1年 +23.7% +25.2%
3年 +25.1% +28.7%
設定来 +103.6% +117.2%

※三井住友・DC全海外株式インデックスファンド「月報(2017年7月末)」より
※ファンド設定日は2011年4月18日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額の推移

(引用元:三井住友・DC全海外株式インデックスファンド「月報(2017年7月末)」

評価

ファンドが設定されてから約6年が経過し、+103.6%となっているので単純な平均年率は約17.3%となっています。

ただ、ベンチマークとのかい離が6年で14%も発生してしまっているのは残念な気がします。

まとめ

三井住友・DC全海外株式インデックスファンドは、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、配当込み、円ベース)に連動する成果を目指した運用を行うインデックスファンドで、これ一本で日本を除く先進国・新興国46ヵ国2,180銘柄(2017年7月末時点)に分散投資が行えます。

過去の成績も約6年で単純な平均年率は約17.3%となっていますが、新興国のマザーファンドの先物運用が現物株式の運用に切り替わらないとベンチマークとの乖離は拡大し続けるかもしれません。

純資産残高が急増中ですので、この点が解消されると日本を除く先進国・新興国に幅広く分散投資ができ信託報酬も低コストなので魅力的なファンドとなりそうです。

ベンチマークは異なりますが、海外ETFなら個人投資家の方に人気の高い「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」は経費率0.11%で先進国・新興国47ヵ国の大型・中型・小型株約8,000銘柄に分散投資ができますのでこちらも検討してみてください。

参考 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)ってどう?過去の成績は?

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