LM・オーストラリア高配当株ファンドの評価!徐々に人気が高まってる?

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SBI証券で純資産増加額で1位と資金を集めているのが、LM・オーストラリア高配当株ファンド(毎月分配型)です。

2016年に入ってから大きく純資産残高を伸ばしていて、約1年間で約10倍近くも増やしています。

どのような内容の投資信託でなぜここまで純資産残高を伸ばすことができたのか確認してみました。

LM・オーストラリア高配当株ファンド(毎月分配型)の基本情報

基本情報

買付単位 10,000円以上1円単位、
積立は500円以上1,000円単位
買付手数料 500万円未満 2.16%
500万円以上1,000万円未満 1.08%
1,000万円以上 0.54%
信託報酬 年率1.66%(税抜)
実質コスト 1.78%(税抜)※決算日 2016年3月22日ベース
信託財産留保額 なし
決算 毎月20日
信託期間 2021年9月21日
為替ヘッジ なし
運用会社 レッグ・メイソン・アセット・マネジメント
再投資 金額、積立ともに可能

組入上位10銘柄

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業種別構成比率

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ポートフォリオの概況

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分配金

毎月分配型なので毎月分配金が出てます。

直近では200円となっており、分配金利回りは22.9%です。(2016年11月8日)

もちろん分配金が出ているということは、税金の問題もあり複利効果が落ちるため長期投資には向きません。

分配金200円の内訳をみてみると、

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「当期の収益」部分が当ファンドが運用で稼いだ金額となりますが、分配金の約20%しか稼げてなくそれ以外はたこ足配当(元本取り崩し)となっています。

結局ファンドで上げてる利益で分配金はまかなえてませんので、自己資産から分配金を出して純資産残高減ってるから、表面上の分配金利回りがよく見えてるだけにすぎないですね。

もう一点気になる点は、翌期繰越分配対象額が5,624円なので今の分配金を続けると2年半持たない状態なので、近い将来減配するのではないのでしょうか。

評価

オーストラリアの株式市場に上場している高配当株式や不動産投資信託(REIT)に投資を行うのが、LM・オーストラリア高配当株ファンド(毎月分配型)です。

44銘柄にしか投資していないので分散性は低いですが、予想平均配当利回りが5.5%と高いです。

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米国と比較してもオーストラリア株やオーストラリアREITの利回りがわかりますし、特にLM・オーストラリア高配当株ファンドでは高配当株式などを選別するためにより利回りは高くなっています。

ただ、分配金利回りは予想平均配当利回りを大きく超え20%以上と明らかに過剰な分配金を出していて問題なファンドです。

それでも下記の様に2016年に純資産残高が大きく伸びています。(下のチャートのvolumeが純資産残高のチャートです)

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2015年11月の純資産残高は約232億円だったのが、1年後には約2,129億円にまで膨れ上がっています。

分配金は2015年7月に150円から200円に増配していますが、増配時の基準価額は14,000円くらいだったので分配金利回りとしては15%弱位だったと思われますが、基準価額が下がっていくにつれて分配金利回りが大きく見えて行くのと同時に純資産残高が増えていってるように思われます。

あくまでも仮説ですが、過剰な分配金を出し続けて基準価額を下げ、分配金利回りを大きくすることにより純資産残高を増やした可能性があり、もしそうだとしたら買付手数料と高い信託報酬狙いでカモとされた投資家が多くいるといことでしょうか・・。

オーストラリア株式やREITといった利回りが高い資産に投資しているのに、このファンドもたこ足配当を続けて見た目上の分配金利回りを高くしているファンドです。

参考 投資信託の分配金利回りランキングに日本証券業協会から注意喚起!

実際の利回りは?

基準価額騰落率

期間 ファンド
1ヶ月 ー1.74%
3ヶ月 +6.23%
6ヶ月 ー2.94%
1年 +8.83%
3年 +6.06%
設定来 +95.27%

※分配金を再投資し、税金は考慮してません
※2016年9月30日の月次レポートより

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(引用元:モーニングスター社)

オレンジがLM・オーストラリア高配当株ファンド赤がS&P500(配当込み)緑がTOPIX(配当込み)の過去3年間の分配金込みのチャートです。

評価

当ファンドは2011年9月29日が設定日なので約5年運用されて、単純な平均年率は19.5%となります。

随分利回りが良く見えますが、実際には設定当初2年間は大きく値を上げたのですが、その後3年間は分配金を再投資しても横ばいといった状況です。

投資対象が異なるので単純比較はできませんが、S&P500やTOPIXと比較しても直近3年間は成績は伸び悩んでいる状況です。

まとめ

純資産残高は2,000億円を超え、純資産増加額で1位と資金を集めているのが、LM・オーストラリア高配当株ファンド(毎月分配型)です。

オーストラリア株式やREITに投資をし、米国株式やREITなどと比較しても高い利回りが期待できる投資先ですが、過剰な分配金を出しているので基準価額が下がり分配金利回りが大きく見えています。

純資産残高が大きく伸びているのも、分配金利回りが大きくなっていくに伴って増えていってるのが気になりますし、信託期間が2021年までとなっているので投資するのにおすすめできるファンドではないです

オーストラリアへの投資であれば、REITであれば国内ETFですが「(1555)上場インデックスファンド豪州リート(S&P/ASX200 A-REIT)」が信託報酬0.45%と格安で購入できます。

参考 上場インデックスファンド豪州リート(1555)の評価!分配金の利回りは?

オーストラリアの株式投資では、「i-mizuhoオーストラリア株式インデックス」がオーストラリアの株式市場を代表するS&P/ASX200指数をベンチマークとして信託報酬0.57%で購入できますが、下記の直近3年間のチャートを見る限り直近では成績はあまり良くなかったようです。

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(引用元:モーニングスター社)

オレンジがLM・オーストラリア高配当株ファンド赤が上場インデックスファンド豪州リート緑がi-mizuhoオーストラリア株式インデックスの過去3年間の分配金込みのチャートです。

LM・オーストラリア高配当株ファンドは株式:REIT=8:2くらいの比率で投資してますが、オーストラリア株式市場は低迷しているので、若干高配当狙いが成功して通常のインデックスよりいい成績が残せているように思えます。

LM・オーストラリア高配当株ファンドほどではないですが、オーストラリア株式やREIT自体は高利回りが期待できる投資先ですので、8:2の比率で「i-mizuhoオーストラリア株式インデックス」「(1555)上場インデックスファンド豪州リート(S&P/ASX200 A-REIT)」を購入すればLM・オーストラリア高配当株ファンドと似たようなポートフォリオとなり、信託報酬は0.55%(税抜)と約1/3の低コストで運用できます。

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