JPMザ・ジャパンってどう?国内株式に投資する優良ファンド?

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JPMザ・ジャパンはその名の通り日本株式に分散投資ができるアクティブファンドで、1999年12月15日から運用されている国内の投資信託では古株のファンドの一つです。

多くのアクティブファンドはインデックスファンドに負けている中、このファンドはどのような内容で、インデックスファンドより成績がいいのか確認してみました。

※JPMザ・ジャパンは年1回決算型と年4回決算型がありますが、明記してない箇所は年1回決算型をベースに記載しています。

JPMザ・ジャパンの特徴

投資対象

TOPIX(配当込)をベンチマークとし、中長期的にベンチマークを上回る投資成果の実現を目指すアクティブファンドです。

投資対象銘柄は53銘柄(2017年10月末時点)で「利益成長性が高く、株主を重視した経営を行っており、かつこれらの状況を市場が株価に織り込んでいない企業」に投資を行い、下記のような調査・分析を行い企業を選定します。

(引用元:JPMザ・ジャパン「目論見書」)

特徴的なのは、ファンドの運用担当者を含めた運用チームによる約2,000社(2016年実績)の経営陣との企業取材をもとに分析を行い、銘柄の選定を行っています。

市場別構成比率

TOPIXは東証一部上場銘柄を対象にしていますが、JPMザ・ジャパンは下記の様に東証二部やマザーズ・JASDAQ銘柄にも投資をしているという特徴があります。

(引用元:JPMザ・ジャパン「月報(2017年10月31日)」

組入上位10銘柄

銘柄名 市場 業種 比率
ペプチドリーム 東証1部 医薬品 4.9%
アルバック 東証1部 電気機器 4.9%
ローム 東証1部 電気機器 4.9%
任天堂 東証1部 その他製品 4.8%
古河電気工業 東証1部 非鉄金属 4.8%
トクヤマ 東証1部 化学 4.6%
SUMCO 東証1部 金属製品 4.5%
東京都競馬 東証1部 サービス業 4.4%
インベスターズクラウド 東証1部 建設業 3.9%
メガチップス 東証1部 電気機器 3.0%

※JPMザ・ジャパン「月報(2017年10月31日)」より

コスト

買付手数料 (SBI証券の場合)なし
信託報酬 1.7%
実質コスト 1.82%
※2016年12月14日決算ベース
信託財産留保額 なし

純資産残高

JPMザ・ジャパンの年1回決算型の純資産残高は約790億円となっていて、年4回決算型は約163億円となっています。

分配金

年1回決算型は2004・2005年に100円の分配金が出ましたが、それ以外の期間では分配金は出ていません。

年4回決算型はまだ決算を迎えていませんが、「基準価額が1万円 (1万口当たり)を超えている場合、分配対象額の範囲内で分配します」となっているので分配金を積極的に出す方針のようです。

当ファンドの情報のまとめ

  • ベンチマーク:TOPIX(配当込)
  • 買付手数料:(SBI証券の場合)なし
  • 信託報酬(税抜):1.7%(実質コスト1.82%)
  • 信託財産留保額:なし
  • 純資産残高
    年1回決算型:約790億円
    年4回決算型:約163億円
  • 分配金利回り:-
  • 決算
    年1回決算型:年1回(12月14日)
    年4回決算型:年4回(3、6、9、12の14日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券)
  • 償還日
    年1回決算型:なし
    年4回決算型:2022年12月14日

所感

JPMザ・ジャパンは、東証一部・二部・マザーズ・JASDAQの銘柄で「利益成長性が高く、株主を重視した経営を行っており、かつこれらの状況を市場が株価に織り込んでいない企業」を厳選して投資を行うアクティブファンドです。

設定日が1999年12月と20年近く運用されている実績があり、モーニングスターのFund of the Yearで最優秀賞2回(2011・2012年)、優秀賞3回(2003・2008・2009年)を受賞し過去には第三者機関による評価も高かったファンドです。

2017年10月からは年4回決算型が設定され、1ヶ月で約160億円も集める人気となっていますが、そもそも信託報酬は高く償還日が5年と、中長期的にベンチマークを上回る投資成果を目指しているファンドとしては期間が短いように思えるので、期待する成果が上げられるのか疑問が残ります。

過去の成績は?

期間別騰落率

ファンド ベンチマーク
1ヶ月 +9.1% +5.4%
3ヶ月 +16.4% +10.0%
6ヶ月 +27.5% +16.4%
1年 +46.9% +29.4%
3年 +44.4% +40.9%
設定来 +531.2% +46.7%

※JPMザ・ジャパン「月報(2017年10月31日)」より
※ファンド設定日は1999年12月15日
※分配金を再投資した収益率で、購入時手数料および分配金にかかる税金は考慮されてません
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産の推移

(引用元:JPMザ・ジャパン「目論見書」)

※基準日:2017年7月10日

評価

ファンドが設定されてから約18年が経過し、設定来の騰落率が531.2%となっているので、単純な年率平均は約29.5%となっています。(分配金を再投資し、税金などが考慮されていないので、実際のリターンはより少なくなります)

設定来では、ベンチマークであるTOPIX(配当込)を大きく上回る成績となっているので、優良なアクティブファンドであると言えます。

2013年に大手証券会社が販売会社に加わったことによって大きく資金が流入し、約3,000億円まで純資産残高が増加しましたが、人気が集まりすぎて一次販売中止となりました。

その後は逆に資金流出が起きて、運用がうまくまわっていなかったように思えますが、再度基準価額は上昇基調となっています。

また、他の国内株式に投資するアクティブファンドと比較したトータルリターンのチャートは下記の様になっています。

【3年】

【1年】

(引用元:モーニングスター

オレンジがJPMザ・ジャパン赤がSBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ緑がDIAM新興市場日本株ファンド青がひふみ投信紫がTOPIXの過去のトータルリターンのチャートです。

過去3年のチャートでは「JPMザ・ジャパン」が成績は振るわなかったようですが、過去1年では大分復活し、大人気の「ひふみ投信」などよりも成績は良くなっています。

それにしても「ジェイリバイブ」の成績がいいのが目につきます。

参考 上記で比較したファンドについては下記も参考にしてみてください。

⇒ SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(jrevive)ってどう?

DIAM新興市場日本株ファンドってどう?過去のリターンは?

⇒ ひふみ投信の評判は?株の初心者に組み入れ銘柄は勉強になる?

まとめ

JPMザ・ジャパンは、TOPIX(配当込)をベンチマークとし、東証一部・二部・マザーズ・JASDAQの銘柄で「利益成長性が高く、株主を重視した経営を行っており、かつこれらの状況を市場が株価に織り込んでいない企業」53銘柄(2017年10月末時点)に厳選して投資を行うアクティブファンドです。

過去の成績は約18年運用されていて、単純な年率平均は約29.5%となっていて、ベンチマークであるTOPIX(配当込)を大きく上回る成績となっている優良なアクティブファンドです。

一時期成績が低迷していましたが、最近では成績も上昇傾向となっています。

2017年10月より年4回決算型が設定され、1ヶ月で約160億円も集める人気となっていますが、そもそも信託報酬は高く償還日が5年と、中長期的にベンチマークを上回る投資成果を目指しているファンドとしては期間が短いように思えるので、期待する成果が上げられるのか疑問が残ります。

他の国内株式を投資対象とするアクティブファンドでは「ジェイリバイブ」「DIAM新興市場日本株ファンド」「ひふみ投信」などもTOPIXより成績はよかったのでこちらも検討してみてください。

⇒ SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(jrevive)ってどう?

⇒ DIAM新興市場日本株ファンドってどう?過去のリターンは?

⇒ ひふみ投信の評判は?株の初心者に組み入れ銘柄は勉強になる?

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