【2017年】投資信託ランキング!個人投資家が選ぶ人気のファンドは?

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一般の投資家目線で投資信託について情報を集め、ブログで情報発信をしている投信ブロガーの方たちが投票して、毎年すぐれていると思うファンドを選ぶイベントである「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017」の結果発表が行われました。

どのようなファンドが選ばれたのか確認してみたいと思います。

参考 「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017」の公式サイトで結果が発表されています。

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017(公式サイト)

参考 過去のFund of the Yearの結果は下記を参考にしてみてください。

⇒ 【2016年】投資信託ランキング!個人投資家が選ぶ人気のファンドは?

⇒ 【2015年】投資信託ランキング!個人投資家が選ぶ人気のファンドは?

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017の結果

投票は2017年11月の1か月間行われ、198名の投信ブロガーの方が投票され、結果は下記の様になりました。

第20位から第11位まで

第20位:三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

「三井住友・DC日本株式インデックスファンドS」から名称変更され、TOPIX(配当込み)に連動し、信託報酬は0.16%と最安値水準のファンドです。

もともと個人型確定拠出年金と兼用でしたが、その名の通りつみたてNISAにも対応したファンドで、既存のファンドの名称変更をし、信託報酬も引き下げを行ったのは既に投資している投資家にとって喜ばしいことで、今後も安心して投資が行えそうなファンドです。

参考 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドってどう?

第20位:世界経済インデックスファンド

国内、先進国、新興国の株式、債券に分散投資ができる人気のバランス型ファンドで、株式と債券の比率が50:50でGDP比率を参考に国内、先進国、新興国の構成比率を決めていて、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドとコンセプトが似てますが、新興国比率が高めなのが特徴です。

信託報酬は0.50%と世界経済の実態に即した構成比率となっていますが、8資産均等型のような単純な構成比率のバランス型ファンドが低コスト化されている中では信託報酬の引き下げも行われていないのでコストが高いように感じられ、昨年8位からランクダウンしてしまったようです。

参考 世界経済インデックスファンドシリーズってどう?何を選ぶ?

第19位:三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド

MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)に連動したインデックスファンドで、先進国22ヵ国と新興国24ヵ国の計46ヵ国の約2,200銘柄に分散投資ができ、信託報酬は0.25%と低コストのファンドです。

こちらも20位の「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」と同様に「三井住友・DC全海外株式インデックスファンド」から名称変更されました。

これ一本で日本を除く全世界の株式市場に投資ができるのですが、他にも同様の低コストファンドが登場したことによって人気が上がらなかったようです。

参考 三井住友・DCつみたてNISA・全海外株式インデックスファンドってどう?過去の成績は?

第18位:iFree8資産バランス

株式、債券、REITへこれ一本で分散投資ができるバランス型ファンドで、株式、債券については国内、先進国、新興国すべてに均等に投資でき、信託報酬は0.22%のファンドです。

昨年の4位から大分ランクダウンしてしまいましたが、信託報酬は低コストなのですが、実質コストが他の資産均等型ファンドと比較すると高い点が明らかになり敬遠されたのかもしれません。

第17位:セゾン資産形成の達人ファンド

セゾン投信のアクティブファンドでこれ一本で日本・先進国・新興国の株式市場に分散投資ができ信託報酬が1.35%のファンドです。

成績自体は悪くないのですが信託報酬が高コストなのは否めないせいか、昨年の10位から順位を落としています。

参考 セゾン資産形成の達人ファンドってどう?コストは高いか?

第16位:バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)

米国株式市場をほぼ100%カバーする約3,600銘柄に分散投資ができ、経費率0.04%と超低コストな海外ETFです。

昨年はランク外だったのですが、ランクインしてきました。

米国株式市場への投資といえばNYダウ平均やS&P500といったインデックスに連動したファンドもありますが、VTIは投資対象の銘柄が多く分散性に優れていて、設定来(2001年5月24日)ではNYダウ平均やS&P500を上回る成績となっています。

参考 バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)ってどう?過去の成績は?

第15位:バンガード米国高配当株式ETF(VYM)

米国の大型株の中でも予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄を約400銘柄に分散投資ができ、経費率0.08%と超低コストな海外ETFです。

景気に左右されにくいディフェンシブ株への比率が高く、配当利回り約3%を低コストで保有できるのが魅力で、去年はランク外だったのですが、ランクインしてきました。

参考 バンガード米国高配当株式ETF(VYM)ってどう?過去の成績は?

第14位:結い2101

日本株式を投資対象とした信託報酬1%のアクティブファンドで、「これからの社会にほんとうに必要とされる会社、 皆さまがファンとなって応援したくなるようないい会社に投資」する投資信託です。

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Yearではいつも人気があるファンドで6年連続トップ10入りしていて、去年は11位、今年は14位と若干ランキングが下がっているものの、根強い人があるファンドです。

第13位:eMAXIS Slim先進国株式インデックス

「MSCIコクサイ・インデックス」をベンチマークとし、日本を除く先進国22ヵ国の大型株・中型株約1,300銘柄に分散投資ができ、2018年1月30日から機動的に信託報酬を引き下げることによって、業界最低水準の信託報酬を目指すという通り信託報酬が0.189%→0.1095%に大きく引き下げられます

信託報酬の引き下げの発表が「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017」の投票後ということもあり順位はあまり伸びなかったようです。

投資対象となるマザーファンドの規模も大きいので、規模のメリットを生かした効果的な運用、売買コストの削減効果も期待できるので、今後も業界最低水準の信託報酬を維持していく可能性は高そうです。

参考 eMAXIS Slim先進国株式インデックスってどう?過去の成績は?

第12位:ひふみプラス

主に日本株式を中心に市場価値が割安と考えられる銘柄を選別して投資を行い、信託報酬は純資産総額に応じて0.98%から0.78%が適用されるアクティブファンドです。

2017年2月にテレビ東京のカンブリアン宮殿で取り上げられてから、急激に純資産残高を伸ばし、約5,000億円もの規模となっています。

急激に純資産残高が伸びると運用が難しくなり成績が低迷すると言われてますが、今のところ成績も順調に伸びているようです。

参考 ひふみ投信とひふみプラスの違いって何?どっちが人気がある?

第11位:セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

「世界経済インデックスファンド」と同じような構成で、国内、先進国、新興国の株式、債券の比率が50:50で分散投資するファンドで、国内、先進国、新興国の構成比率をGDP比率を参考にしている「世界経済インデックス」に対し、「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は各地域の株式および債券市場の時価総額を参考にしています。

信託報酬は0.68%±0.03%(税込)とセゾン資産形成の達人ファンドと同様に低コストインデックスファンドが登場している中では、コスト面だけではちょっと不利な状況となっています。

昨年の5位からランクダウンとなってしまってますが、まだ11位と根強い人気はありそうです。

参考 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドってどう?

第10位:iFree S&P500インデックス

その名の通り米国株式市場の動向を示す代表的な株価指数の一つであるS&P500に連動するファンドで、信託報酬は0.225%となっています。

S&P500に連動する投資信託が少ない中、低コストな投資信託として設定されたことが評価を受けトップ10入りとなっているようです。

まだ、決算を迎えていないので実質コストが不明な点が気がかかりです。

参考 S&P500に連動する投資信託やETFを比較!おすすめなのは?

第9位:バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)

先進国・新興国の約47ヵ国、約8,000銘柄から構成され、全世界の株式市場時価総額の98%以上をこれ一本でカバーした分散投資ができ、経費率0.11%と低コストな海外ETFです。

2009年より8年連続でトップ10入りしていて、2009・2012・2013年は1位、去年は3位と人気が高い海外ETFですが、今年はちょっとランクダウンしてしまったようです。

経費率の引き下げが断続的に行われている点は評価されてますが、他の投資信託に人気が集まったようです。

参考 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)ってどう?過去の成績は?

第8位:たわらノーロード先進国株式

「MSCIコクサイ・インデックス(配当込み)」をベンチマークとし、日本を除く先進国22ヵ国の大型株・中型株約1,300銘柄に分散投資ができ、信託報酬は0.20%となっています。

昨年の2位からランクダウンしてしまいましたが、信託報酬だけでなく実質コストも低コストなこと、マザーファンドの規模が大きく運用実績があることなどが評価されているようです。

信託報酬の引き下げも行われていて、安心して投資ができるファンドの一つです。

参考 たわらノーロード先進国株式ってどう?利回りはどのくらい?

第7位:eMAXIS Slim新興国株式インデックス

「MSCI エマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)」をベンチマークとし、新興国24ヵ国の大型および中型株式で構成され、市場全体の時価総額の85%をカバーする約800銘柄に分散投資ができ、信託報酬は0.19%となっています。

他の資産クラスより割高だった新興国株式で、大幅に信託報酬を引き下げたことが評価されたようです。

参考 eMAXIS Slim新興国株式インデックスってどう?

第6位:ひふみ投信

12位のひふみプラスと運用は全く同じで、主に日本株式を中心に市場価値が割安と考えられる銘柄を選別して投資を行い、信託報酬は0.98%です。

ひふみプラスでは多くの証券会社でも購入でき純資産総額に応じて信託報酬を低くしていますが、ひふみ投信は直販となっていて、保有年数に応じて5年以上だと0.2%、10年以上だと0.4%分が還元されるので10年以上保有する場合はひふみ投信の方が低コストとなります。

参考 ひふみ投信とひふみプラスの違いって何?どっちが人気がある?

純資産残高は約1,200億円なので、約5,000億円のひふみプラスの方が人気を集めています。

第5位:eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)

株式、債券、REITへこれ一本で分散投資ができるバランス型ファンドで、株式、債券については国内、先進国、新興国すべてに均等に投資でき、信託報酬は0.21%のファンドです。

eMAXIS Slimシリーズがまたランクインし、他の資産クラスと比較するとコストが高いバランス型ファンドで低コストであること、マザーファンドの規模も大きいことなどが評価されたようです。

資産均等型のバランス型ファンドは賛否両論ありますが、まずはこれから始めて、知識が付いたら資産クラスの比率を個別ファンドで調整するといったこともやり易いといったメリットがあります。

参考 eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)が新規に設定!どんな内容?

第4位:野村つみたて外国株投信

MSCI ACWI(MSCIオールカントリー・ワールド・インデックス)(除く日本、配当込み)をベンチマークとし、先進国22ヵ国と新興国24ヵ国の大型株・中型株約2,200銘柄に分散投資ができ、信託報酬は0.19%となっています。

日本の証券界のガリバーである野村證券の本気を感じる一本として高く評価されているようで、マザーファンドの規模が大きいことも評価が高かったようです。

参考 野村つみたて外国株投信ってどう?低コストで先進国・新興国に分散投資!

第3位:楽天・全米株式インデックス・ファンド

CRSP USトータル・マーケット・インデックスをベンチマークとし、米国株式市場をほぼ100%カバーする約3,600社に分散投資ができる16位の「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」へマザーファンドを通じて投資を行い、実質的な信託報酬は0.1696%(税込)となっています。(実質コストは別途監査費用などのその他費用も必要となります)

海外ETFであるVTIに直接投資するより、円建てで低コストで手軽に投資ができる点が評価されています。

今後の決算で実質コストがどの程度になるのかが注目されます。

第2位:<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

「MSCIコクサイ・インデックス(配当込み)」をベンチマークとし、日本を除く先進国22ヵ国の大型株・中型株約1,300銘柄に分散投資ができ、信託報酬は0.189%となっています。

昨年までは3年連続1位だったのですが、惜しくも4連覇とはなりませんでした。

信託報酬の低コスト化争いで、新規にファンドを設定している他社とは異なり、既存ファンドのコストを断続的に引き下げている運用会社の姿勢が高く評価されています。

ライバルファンドも低コスト化されていく中、更なる信託報酬の引き下げ競争にどのような動きをしてくるのか注目されます。

参考 ニッセイ外国株式インデックスファンドってどう?利回りは?

第1位:楽天・全世界株式インデックス・ファンド

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスをベンチマークとし、先進国や新興国を含む47ヶ国の約8,000銘柄で構成され、全世界の投資可能な市場時価総額の98%以上をカバーする9位の「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」へマザーファンドを通じて投資を行い、実質的な信託報酬は0.2396%(税込)となっています。(実質コストは別途監査費用などのその他費用も必要となります)

2017年9月に設定されたばかりですが、いきなり1位に輝きました。

もともと人気の高い「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」を低コストで手軽に投資できるようにした仕組みが高く評価されています。

次回には実質コストが判明してるかと思われるので、それでも人気を維持して連覇できるか注目です。

参考 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)ってどう?VTと比較すると?

まとめ・所感

ベスト10にランクインしたファンドをざっくり分類してみると、下記のようになっています。

  • 全世界株式:3つ
  • 先進国株式:2つ
  • 新興国株式:1つ
  • 米国株式:2つ
  • 日本株式:1つ
  • バランス型:1つ

楽天・バンガード・ファンドシリーズの登場がインパクトが強く人気を集め、「野村つみたて外国株投信」も設定され低コストで手軽に全世界株式に投資ができるようになりました。

そのため、昨年の1・2位であった先進国株式に低コストで投資ができ、信託報酬の引き下げも行われている「ニッセイ外国株式インデックスファンド」「たわらノーロード先進国株式」がランクダウンしてしまいました。

そんな中、業界最低水準の信託報酬を目指すという通り信託報酬の引き下げを行っているeMAXIS Slimシリーズはトップ10に2つランクインし、今回は間に合わなかった「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」が大幅に信託報酬を引き下げるなど低コスト化の競争は激しくなっています。

2018年からつみたてNISAが始まるということもあり、低コストなファンドが多く登場した年でもありましたが、どのファンドが人気を集めるのか、楽天・バンガード・ファンドシリーズのようなインパクトのあるファンドが設定されるのか注目です。

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