フィデリティUSリートファンドAの評価・特徴!為替ヘッジありはどう?

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フィデリティのUSリート言えばフィデリティUSリートファンドBが純資産残高約1兆3000億円と国内でも屈指の大型ファンドで、SBI証券や楽天証券などの投資信託ランキングでTOP3の常連と人気もあります。

フィデリティUSリートファンドBの為替ヘッジありがフィデリティUSリートファンドAなのですが、内容について確認してみたいと思います。

参考 フィデリティUSリートファンドBの評価・特徴!あなたは損してませんか?

フィデリティUSリートファンドA(為替ヘッジあり)の基本情報

基本情報

買付単位 金額は1万円以上、積立はSBI証券は500円、楽天証券は1,000円から
販売手数料 販売会社による。
SBI証券 楽天証券フィデリティ証券株式会社なら無料
信託報酬 年率1.4%(税抜)
実質コスト 1.49%(税抜)※決算日 2016年3月15日ベース
信託財産保留額 0.3%
決算 毎月15日
信託期間 無制限
為替ヘッジ あり
運用会社 フィデリティ投信
再投資 金額、積立ともに可能

業種別組入状況

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組入上位10銘柄(組入銘柄60)

銘柄名 業種 比率
パブリック・ストーレッジ 倉庫 5.3%
サイモン・プロパティー・グループ 小売 4.9%
プロロジス オフィス・工場 3.8%
デューク・リアルティー オフィス・工場 3.8%
エクイニクス データセンター 3.8%
ホスト・ホテル・アンド・リゾート ホテル・リゾート 3.6%
ベンタス ヘルスケア 3.5%
ウェルタワー ヘルスケア 3.3%
UDR 住宅 3.2%
ボストン・プロパティーズ オフィス・工場 3.2%

分配金

毎月分配型なので毎月分配金が出てます。

直近では60円となっており、分配金利回りは6.58%です。(2016年6月20日)

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分配金は2009年から7年間60円で据え置きです。

もちろん分配金が出ているということは、税金の問題もあり複利効果が落ちるため効率よく運用されているとは言えません。

分配金60円の内訳をみてみると、

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あれ?

たこ足配当には変わらないのですが、他の毎月分配型と比べるとだいぶ利益を上げていますね。特に第147期は、自己資産を削らずに分配金がだせてますね。

実にこの期間の分配金183円はファンド自体が儲けた利益を分配できていて分配金全体の51%を賄うことができています

同時期のフィデリティUSリートファンドBの分配金100円の内訳をみてみましょう。

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この期間のファンド自体が儲けた利益は96円で、分配金全体の16%にしかすぎません。

なので、この期間はフィデリティUSリートファンドAの方が利益が倍近く多かったので為替ヘッジの効果があった期間だと言えます。

実際ドル円の日足を確認してみましょう。

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赤い縦線は2015年9月13日と2016年3月13日に引いてあります。

確かに横這いから円高に向かってる局面なので為替ヘッジなしでは不利な局面でした。

特徴

FTSE NAREIT Equity REITs インデックス(税引前配当金込/円ヘッジ指数)をベンチマークとする米国REITへ投資するアクティブファンドです。

また、いわゆる毎月分配型の投資信託です。

為替ヘッジありのファンドはコストがかかるため不利だと言われていますが、フィデリティUSリートファンドAの実質コストが1.49%に対して、フィデリティUSリートファンドBは1.47%でしたので、0.02%で為替ヘッジができていたと言えます。

分配金利回りはファンドAのは6.56%に対して、ファンドBは24.92%と驚くほどの差がありますが、ファンドBの方は実際ファンドが稼げてる利益に対して自分の資産を切り崩す比率を高くしすぎて分配金利回りを高く見せてるにすぎません

ただ、ファンドAの方も結局は分配金の5割しかファンド自体では稼げてないので、たこ足配当ということには変わりはないです。

実際の利回りは?

基準価額騰落率

期間 ファンド ベンチマーク
1ヶ月 +1.29% +1.30%
3ヶ月 +9.52% +9.71%
6ヶ月 +6.61% +7.34%
1年 +10.36% +9.85%
3年 +28.19% +32.41%
設定来 +134.52% +164.66%

※分配金を再投資し、税金は考慮していない

※設定日は2003年12月9日

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(引用元:フィデリティ証券のHPの月報より

こちらのグラフは、フィデリティUSリートファンドAの月次運用レポートからの抜粋です。

これを確認する限り、直近1年は頑張りましたがトータルでは大きくベンチマークを下回ってますので決していい成績とは言えません。

しかも累積投資ですので分配金を再投資していますが、これには税金が考慮されていませんので、実際にはもっと低いリターンとなるでしょう。

評価

当ファンドは約12年運用されているので、単純な平均年率は11%となります。

ただ、分配金は再投資し、税金は考慮されていないので、実際の利回りはこれより低くなります。

為替ヘッジなしのフィデリティUSリートファンドBが単純な平均年率が14%だったので、為替で儲かったのは年間3%くらいだったということです。

また、純資産残高は130億円くらいでフィデリティUSリートファンドBの1/00と大分少ないですが、ここのところ右肩上がりで増えているので注目され始めてるという感じです。

ベンチマークを大きく下回っているので、アクティブファンドとしては決していい成績を残しているとは言えませんが、リーマンショックを経験しながら平均年率11%というのは驚きの利率です

リーマンショックの時の原因はサブプライムローンという不動産関連が一気に冷え込んだ時期なので、それを乗り越えてのこのリターンは米国リート市場というか米国自体の経済が復活していったといえます。

まとめ

国内屈指の人気ファンド「フィデリティUSリートファンドB(為替ヘッジなし)」の為替ヘッジありが「フィデリティUSリートファンドA(為替ヘッジあり)」です。

為替ヘッジありはコストが高いというイメージはありますが、実質コストでは0.02%しか違いませんでした。

しかし、純資産残高はフィデリティUSリートファンドBが約1兆3000億円に対して、フィデリティUSリートファンドAは約130億円と大きく差がついていますが、最近では右肩上がりに純資産残高は増えているので徐々に人気が出ているように思えます。

分配金利回りはフィデリティUSリートファンドAが6.56%に対して、フィデリティUSリートファンドBは24.92%と大きく差がついてますが、実際の内容はフィデリティUSリートファンドBの方がたこ足配当が大きいだけなので、実際投資した時に手元に入る金額はここまで大きな差はでません。

フィデリティUSリートファンドAへの投資ですが、毎月分配型でUSリートに投資をしたいと思うけど、為替リスクを回避したいと思う方は検討してみてください。(そもそも毎月分配型は現役世代の方には資産運用的には非効率なのでおすすめしませんが、引退世代の方が生活費に足しにするのに投資をするのは否定しません)

ただ、円高から円安に向かっていそうな時期は、フィデリティUSリートファンドBの方がリターンは良くなるので、為替相場が多少わかる人は相場の局面によってうまくこの2つのファンドを使い分けるとリターンはよくなります。

フィデリティUSリートファンドAは一部の証券会社では手数料無料!

下記の証券会社で購入すれば手数料無料なので、下記から選んでください。

フィデリティUSリートファンドBも購入予定であれば、フィデリティ証券が手数料がもっともお得なのでおすすめです。

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>> 楽天証券(公式サイト)

参考 フィデリティ証券の詳細を確認したい方は下記も参考にしてみてください。

⇒ フィデリティ証券の評価・評判は?手数料あり投信がほしい人は必見!

参考 既にフィデリティUSリートファンドB(為替ヘッジなし)を持ってる方は、フィデリティ証券に口座開設後に移管することもできます。

⇒ 投資信託の移管とは?手数料はかかる?知らないあなたは損してる?