フィデリティ・USハイ・イールド・ファンドの評価・特徴!リスクは高い!

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フィデリティ・USハイ・イールド・ファンドはフィデリティ証券で常に販売上位に入るファンドで純資産残高は8,500億円を誇る大型ファンドです。

投資対象は債券なのですが、米ドル建て高利回り事業債を中心に分散投資を行い、高水準の利息等の収入を確保しながら値上り益も狙うというファンドです。

ここまで純資産残高を集めたファンドということで、内容が気になったのでチェックしてみました。

フィデリティ・USハイ・イールド・ファンドの基本情報

基本情報

買付単位 金額は1万円以上、
積立はSBI証券は500円、楽天証券は1,000円から
販売手数料 500万円未満 2.16%
500万円以上1000万円未満 1.08%
1000万円以上 0.54%
信託報酬 年率1.58%(税抜)
実質コスト 1.62%(税抜)※決算日 2015年11月24日ベース
信託財産留保額 なし
決算 毎月22日
信託期間 無期限
為替ヘッジ なし
運用会社 フィデリティ投信
再投資 金額、積立ともに可能

組入上位10銘柄

銘柄名 クーポン 償還日 セクター 格付 比率
アリー LLC 8% 2031/11/01 自動車ローン BB/Ba 1.6%
HCAホールディングス・
インク
5.875% 2022/03/15 健康サービス BBB/Baa 1.3%
シティグループ 5.35% 2049/12/31 金融/投資 BB/Ba 1.2%
アルティス 7.75% 2022/05/15 メディア-
放送
B 1.1%
エナジー・フューチャー 11.75% 2022/03/01 公益 格付なし 1.1%
SLM 8.45% 2018/06/15 金融/投資 BB/Ba 1.1%
ニュメリカブル・
グループ
6% 2022/05/15 メディア-
ケーブル
B 1.1%
インターナショナル・
リース・
ファイナンス
8.625% 2022/01/15 金融/投資 BB/Ba 0.9%
バークレイズ・バンク 7.625% 2022/11/21 銀行 BB/Ba 0.9%
スプリント・
キャピタル・
コーポレーション
6.9% 2019/05/01 通信 B 0.8%

格付別組入状況(対投資債券比率)

A以上
BBB/Baa 6.1%
BB/Ba 42.9%
B 35.1%
CCC/Caa 12.8%
CC/Ca以下 0.0%
格付なし 3.2%

分配金

毎月分配型なので毎月分配金が出てます。

直近では70円となっており、分配金利回りは20.04%です。(2016年3月11日)

もちろん分配金が出ているということは、税金の問題もあり複利効果が落ちるため長期投資には向きません。

分配金70円の内訳をみてみると、

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毎月分配型投信によくある、分配金に比較して当期の収益が結局2~4割くらいしか出てないたこ足配当(元本取り崩し)です。

USリートやグローバルリートなどと比べると、まだファンドでの収益率は高いです。

それでもファンドで上げてる利益だけで分配金はまかなえてませんので、自己資産から分配金をだして自己資産残高を減らし続ける構造です。

特徴

米ドル建て高利回り事業債を中心に分散投資を行い、高水準の利息等の収入を確保しながら値上り益も狙うというファンドです。

高利回り事業債を「ハイ・イールド・ボンド」と呼びますが、Ba(ムーディーズ社)以下または、BB(S&P社) 以下の格付けの事業債、および格付けされていないが、それらと同等の信用力と考えられる事業債のことを言います。

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要は信用度が低い事業債なので高利回りで、その高利回りを得ながら信用度が高くなったら手離してその差益を得ようというのが目的ですね。

債券投資のように見えますが、今後債務不履行になる可能性が高い企業への投資をしているということです。

国債に例えると以下のような国に投資をしているということですね。

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ギリシャとかももちろん投資不適格ですね。

それ以外にも債務不履行がささやかれている国が入ってますね。

このような国を中心に投資しているということなので、かなりリスクは高いと言わざるを得ないです。

ただ、ファンドの運用期間は長く1998年4月1日から運用が開始され、純資産残高約8,500億円を集める国内でも大規模といえるファンドの一つです。

実際の利回りは?

基準価額騰落率

ファンド ベンチマーク
1ヶ月 ー6.12% ー5.54%
3ヶ月 ー12.00% ー10.89%
6ヶ月 ー12.53% ー11.62%
1年 ー13.47% ー12.80%
3年 +20.81% +25.24%
設定来 +108.89% +141.20%

※分配金を再投資し、税金は考慮してません

分配金を再投資していますが、これには税金が考慮されていませんので、実際にはもっと低いリターンとなります。

評価

当ファンドは約18年運用されているので、単純な平均年率は6.05%となります。

ただし、分配金は再投資され、税金は考慮されていないので、実際の利回りはこれより低くなります。

毎月分配型には珍しくベンチマークが設定されていて「バンクオブアメリカ・メリルリンチ・USハイ・イールド・コンストレインド・インデックス(円換算)」というベンチマークです。

長すぎて何のことやらという感じのベンチマークですが、フィデリティ・USハイ・イールド・ファンドはそのベンチマークよりだいぶ下回ってます。

投資対象は異なりますが、毎月分配型のフィデリティUSリートファンドBとかの方がまだましって感じがしますね。

参考 フィデリティUSリートファンドBの評価・特徴!あなたは損してませんか?

まとめ

純資産残高8,500億円も集めた国内でも大規模なファンドですが、リスクが高いということを認識した上で投資をしなければいけないファンドです。

しかも利回りもあまりよくないので、これから選ぶようなファンドではないですね。

また、気を付けたいのが2014年11月に1兆3000億円あった純資産残高が右肩下がりに下がっていて資金流出が止まってないところです。

このまま右肩下がりを続けるのかは注視する必要があります。

フィデリティ・USハイ・イールド・ファンドはどの証券会社で購入するにしても買付手数料が高すぎます!

例えば100万円を一括投資したとすると、SBI証券でも買付手数料は21,600円となります。
これをフィデリティ証券で購入すれば0円になります!

しかもNISA口座にすれば、分配金に税金はかからないのでかなり有利に取引ができます。

ファンドの中身に対しては何もできませんが、コストを下げることは我々投資家ができることです。少しでも有利な証券会社で取引しましょう!

参考 フィデリティ証券で購入すれば買付手数料は0円になりますので以下の公式ページで詳細を確認してください。もちろん口座開設・維持費は無料です!

>> フィデリティ証券株式会社(公式サイト)

参考 フィデリティ証券の詳細を確認したい方は下記も参考にしてください。

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