フィデリティ・ターゲット・デート・ファンドの評価!バランス型の進化形?

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個人型確定拠出年金で投資できる投資信託に多く採用されているターゲットイヤー型ファンド。

そのターゲットイヤー型ファンドで、驚きの低コストを実現しているのがフィデリティ・ターゲット・デート・ファンドです。

賛否両論あるようですが、バランス型ファンドよりさらにほったらかし投資ができますので紹介したいと思います。

参考 個人型確定拠出年金(iDeCo)の記事は下記を参考にしてみてください。

⇒ 個人型確定拠出年金のおすすめ金融機関って?ポイントは手数料以外?

フィデリティ・ターゲット・デート・ファンドの基本情報

フィデリティ・ターゲット・デート・ファンドにはインデックスを主に投資対象とする「ベーシック」と、フィデリティがグローバルに展開する運用商品から選択される「アクティブ」がありますが、ここでは「ベーシック」を対象に紹介します。

基本情報

買付単位 金額は1万円以上、
積立はSBIは500円、その他は1,000円から
買付手数料 なし
信託報酬 ※下記参照
実質コスト ※下記参照
信託財産留保額 なし
決算 9月25日
信託期間 2031年9月25日(2030)
2041年9月25日(2040)
2051年9月25日(2050)
為替ヘッジ なし
運用会社 フィデリティ投信
再投資 金額、積立ともに可能

信託報酬

【2030】

第1期~
第5期
第6期~
第14期
第15期
以降
信託報酬
(税抜)
0.266% 0.246% 0.126%
実質的な信託報酬
概算値(税込)
0.38%~
0.40%
0.35%~
0.40%
0.13%~
0.23%

【2040】

第1期~
第15期
第16期~
第24期
第25期
以降
信託報酬
(税抜)
0.266% 0.246% 0.126%
実質的な信託報酬
概算値(税込)
0.37%~
0.41%
0.35%~
0.40%
0.13%~
0.23%

【2050】

第1期~
第26期
第27期~
第35期
第36期
以降
信託報酬
(税抜)
0.266% 0.246% 0.126%
実質的な信託報酬
概算値(税込)
0.38%~
0.40%
0.35%~
0.40%
0.13%~
0.23%

当初設定時の資産配分

2030 2040 2050
国内株式 9% 12% 15%
先進国株式 42% 57% 68%
新興国株式 9% 12% 14%
世界債券 40% 19% 3%

ポートフォリオの状況

下記は2016年8月末のポートフォリオの状況です。

2030 2040 2050
フィデリティ・インデックス・
US・ファンド
27.2% 36.8% 45.4%
フィデリティ・インデックス・
ジャパン・ファンド
8.5% 12.1% 14.0%
フィデリティ・インデックス・
エマージング・マーケッツ・ファンド
8.0% 11.7% 13.7%
フィデリティ・インデックス・
ヨーロッパ(除くUK)・ファンド
7.1% 9.7% 12.0%
フィデリティ・インデックス・
UK・ファンド
3.1% 4.2% 5.1%
フィデリティ・インデックス・
パシフィック(除く日本)・ファンド
1.9% 2.6% 3.3%
バンガード・トータル・
インターナショナル債券市場ETF
22.9% 11.6% 2.7%
バンガード・米国トータル債券市場ETF 17.4% 8.8% 2.1%

こちらを見てわかるように「2050」とターゲットイヤーが遠いファンドは、株式の比率がかなり高く、債券の比率は当初ごくわずかといった構成となっています。

分配金

「2030」「2040」「2050」どれも分配金はまだ出ていません。

もちろん分配金が出ているということは、税金の問題もあり複利効果が落ちるため長期投資には向きませんので、このまま分配金は出さないでほしいですね。

評価

フィデリティ・ターゲット・デート・ファンド(ベーシック)は、必要な準備資金を準備することに着眼を置かれていて、「2030」「2040」「2050」と3つのファンドが準備されています。

「2030」などはそのままですが、2030年にまとまった資金を必要とする方に向けたファンドです。

どのファンドもターゲットとする年に向けて自動的に徐々にリスク資産を減らして運用してくれるファンドで、以下のようなイメージとなります。

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このように株や債券を全世界に分散投資できる投資信託として、バランス型ファンドがあります。

参考 おすすめバランス型投資信託ファンドはこれ!初心者の方におすすめ!

バランス型ファンドも、株や債券などを全世界に分散投資が手軽にできるので人気がありますが、年代とともに株式などのリスク資産は減らすのが理想的ではありますが、バランス型ファンドではそのような調整を行うことができないため、年代によってはリスク資産が少なかったり多かったりしてしまうので、個別インデックスファンドとうまく調整する必要があります。

ターゲット型ファンドはそのような調整は自動で行われるため、ほったらかしでリスク資産の調整を行う必要がないというメリットがあります。

また、信託報酬が安い点も注目で、例えば「2030」の場合の実質の信託報酬は0.40%前後とバランス型ファンドと比較しても非常に低コストです。

その一方、長期的な視点では全世界株式市場(特に米国市場)は右肩上がりで推移しているため、債券の比率を高くすることによって利益を取り損なう恐れがあります。

また、途中でリーマンショックのような株式の大幅な下落となった場合には、その後株式市場が取り戻すまで時間が必要ですが、その間に債権の比率を大きくしてしまうと取り戻せない可能性もあります。

フィデリティ証券では仮に投資を終了する2015年に、リーマン・ショックのような大きな相場変動があった場合とうい条件での検証を行っていますが、投資後半は債券比率が高いので株式が暴落しても影響は限定的になるのは当然で、投資の前半や中盤の時に暴落した時にどうなるかが知りたいところです。

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まとめ

個人型確定拠出年金で投資できる投資信託に多く採用されているターゲットイヤー型ファンド。

そのターゲットイヤー型ファンドでも信託報酬が低コストに抑えられているのが、フィデリティ・ターゲット・デート・ファンド(ベーシック)です。

フィデリティ・ターゲット・デート・ファンド(ベーシック)ではターゲットとして「2030」「2040」「2050」と3つラインアップから選ぶことができます。

ターゲットイヤー型ファンドは、ターゲットとしている年に向けて自動で徐々に株式の比率を下げ、債券の比率を上げていくのでほったらかしでも過度なリスク資産を持たないというメリットがあります。

またフィデリティ・ターゲット・デート・ファンドは、同じように株式や債券を全世界に分散投資できるバランス型ファンドと比較しても、信託報酬は低コストに抑えられています。

ただ、ターゲットイヤー型ファンドは債券比率を徐々に高めるため、株式が上昇していってても、株式を売却し債券を購入することになるので最終的なリターンが抑制されてしまう懸念があります。

また、フィデリティ・ターゲット・デート・ファンドの純資産残高が一番多い「2050」でも約2億円と販売会社が限定されていることもあり資金が集められてないのが気になります。

長期にわたりほったらかしで資産運用を行いたい方には、このファンドは低コストなので一つの選択肢になりえると思いますが、メリットだけでなくデメリットも考えたうえで購入を検討してみてください。

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