おつり投資の「トラノコ」「マメタス」を比較!資産運用に使える?

もし何かのご参考になりましたら、SNSでシェアして頂けたら嬉しいです。

日々の買い物で発生するおつりで資産運用できるサービスが「おつり投資」といわれるサービスで、資産運用というとある程度の資金が必要だと考えている方でも、気軽に投資ができるということで注目されているサービスです。

おつり投資とはどういうサービスで、おつり投資ができる「トラノコ」と「マメタス」ではどのような違いがあるのか確認してみました。

おつり投資とは?

おつりといえば、帰宅後に財布に入ってる小銭を貯金箱に入れるおつり貯金といった方法で貯蓄して意外に貯めることができたといった経験がある方も多いと思います。

おつり投資はおつり貯金のような感覚で貯蓄したおつりを、自動で投資に回してくれるサービスです。

電子マネーやクレジットカードで支払った「おつり相当額」を1ヶ月分まとめ、指定した金融機関の口座から毎月引き落とされ投資が行われます。

「おつり相当額」は、例えば280円の買い物をした場合には下記のような金額となります。

  • 100円基準:20円
  • 500円基準:220円
  • 1,000円基準:720円

投資対象は、投資信託やETFとなり自動積立で国際分散投資を行うことができるサービスとなっています。

投資である以上、元本保証はされずリターンを期待すればリスクはつきものですが、個々のリスク許容度に応じてどの程度のリターンとリスクで運用するかは選択することができます。

トラノコとマメタスを比較

おつり投資ができるサービスとしてTORANOTEC株式会社が提供する「トラノコ」とウェルスナビ株式会社が提供する「マメタス」があります。

この2つのサービスを下記の点で比較したいと思います。

  • 買い物データ
  • サービス利用料・初期費用
  • 投資対象
  • 投資対象のコスト
  • 最低投資金額
  • 入出金にかかる費用
  • 出資・業務提携等

買い物データ

両サービスともにおつりの基準は「100円」「500円」「1,000円」の3つから選ぶことができます。

おつり相当額の算出元となる買い物のデータは下記より取得します。

「トラノコ」

  • トラノコおつり捕捉サービス(よく利用するクレジットカードなどを登録する)
  • 家計簿アプリ(マネーフォワード、Zaim、マネーツリー)

「マメタス」

  • 手動設定(毎月100円貯金するといった設定)
  • 家計簿アプリ(マネーツリー)

「トラノコ」では買い物のたびに発生したおつり相当額を投資に回すか承認が必要ですが、毎月の上限額を設定してその範囲内での承認を自動化させる設定を行うこともできます。

サービス利用料・初期費用

「トラノコ」のサービス利用料は投資額に関わらず固定で300円/月(税抜)が必要で、口座開設・維持費などは無料です。

「マメタス」自体のサービス利用料は無料で、口座開設・維持費も無料ですが、ウェルスナビで口座を保有(もしくはWealthNavi for 住信SBIネット銀行)し、資産運用を開始し、自動積立の申込をしている必要があります。

そのため、ウェルスナビで運用するために必要な手数料が、預かり資産の評価額に対し3,000万円まで1%(3,000万円を超える部分は0.5%)が必要で、初期費用として30万円必要です。

投資対象

トラノコ

「トラノコ」ではリスク許容度に応じた下記の3つの投資信託(子会社のTORANOTEC投信投資顧問株式会社が運用)から選択して投資を行うことになります。

  • 安定重視の「小トラ」(純資産残高:2百万円)
  • バランス重視の「中トラ」(純資産残高:7百万円)
  • リターン重視の「大トラ」(純資産残高:14百万円)

これらのファンドは、ETFを通して国内外の株式、債券、不動産投資信託(REIT)、コモディティに投資をするバランス型ファンドで、平均分散アプローチを用いて最適なポートフォリオを構築し、原則為替ヘッジを行い為替リスクの低減を図ることとしていて、2017年8月末時点では3つのファンドともほぼ100%為替ヘッジを行っています。

またそれぞれのファンドの資産配分比率は下記の様になっています。(2017年8月末時点)

子トラ 中トラ 大トラ
株式 21.7% 34.7% 55.4%
債券 73.0% 56.0% 32.9%
REIT 2.9% 3.9% 6.2%
コモディティ 0% 5.0% 4.0%
現金等 2.4% 0.4% 1.5%

純資産残高はトラノコ経由でしか投資できないこともあり、小トラ:2百万円、中トラ:7百万円、大トラ:14百万円とまだまだ少ない状況です。

また、これらのファンドを運用している「TORANOTEC投信投資顧問株式会社」はもとは「ばんせい投信投資顧問株式会社」という会社で、親会社もトラノコを運営する「TORANOTEC株式会社」に変更され、内部体制は変更されていると思いますが、「ばんせい投信投資顧問株式会社」は問題があった会社だけに不安が残ります。

参考 金融庁、ばんせい証券に業務改善命令 ファンド管理不適切で

マメタス

「マメタス」での運用先は、ロボットアドバイザーのウェルスナビとなり、6つの質問に答えることによって、リスク許容度を診断しポートフォリオ理論に基づき国内外の株式、債券、不動産投資信託(REIT)、コモディティ(金)などに投資するETFの最適な資産配分比率を構築してくれます。

参考 口座開設前でも無料診断できるので、下記より試してみてください。

>>  Wealthnavi(ウェルスナビ) (無料診断)

「トラノコ」とは異なり「長期の国際分散投資においては、基軸通貨である米ドル建てで資産を効率的に増やすことが重要である」との考えに基づき為替ヘッジは行わずに運用されます。

ウェルスナビは運用実績が公開されていて、サービス開始後のパフォーマンスは下記の様になっています。(サービスを開始した当初に100万円、その翌月から毎月3万円ずつ積み立てながら投資した場合)

2016年1月から2017年8月までのパフォーマンス(ドル建て

2016年1月から2017年8月までのリスク許容度別リターン(ドル建て)

(引用元:WealthNaviの運用実績

この期間円建ての場合は下記の様になっています。

2016年1月から2017年8月までのパフォーマンス(円建て)

2016年1月から2017年8月までのリスク許容度別リターン(円建て)

(引用元:WealthNaviの運用実績

まだ期間は短いですが、順調に資産が伸びているようです。

また、1992年1月から2017年1月までの過去25年間をWealthNaviの推奨ポートフォリオを用いて資産運用をした場合、25年間のリターンはドル建てでも円建てでも+151%、1年あたりのリターンは6.1%というシミュレーション結果も出ています。

ウェルスナビでは、資産運用のすべてのプロセスを自動化してくれるので、完全ほったらかし運用が可能となっていて、特定口座にも対応し自動リバランスや自動税金最適化なども行ってくれます。

参考 ウェルスナビ(WealthNavi)の評価・評判!SBI証券と同じサービス?

投資対象のコスト

「トラノコ」の投資対象となる投資信託のコストは下記の様になっています。

  • 買付手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):0.3%
  • その他費用(税抜):0.1%(監査費用等)+0.06%~0.1%(ETF売買手数料等)
  • 信託財産留保額:なし

そのため、約0.5%/年の実質コストがかかりそうです。(実際のコストについては決算後に運用報告書で確認する必要があります)

「マメタス」の投資対象となるウェルスナビではETFが投資対象となりますが、ETFの経費率(投資信託の実質コストと同じ意味)が0.11~0.14%/年必要となります。

最低投資金額

「トラノコ」の最低投資金額は5円以上で、「マメタス」は現金残高が2万円以上(目安)となった場合にETFの購入が行われます。

入出金にかかる費用

「トラノコ」はおつり相当額の引き落としに係わる費用は無料で、多くの金融機関に対応しています。

参考 三菱UFJファクターの利用可能金融機関リスト

出金する場合は、出金額から控除される形で300円/件(税込)が必要となります。

「マメタス」もおつり相当額の引き落としに係わる費用は無料で、メガバンクや住信SBIネット銀行やイオン銀行などのネット銀行、地方銀行や信用組合、信用金庫など多くの金融機関に対応していますが、「新生銀行、セブン銀行、楽天銀行」には対応していません。

出金手数料は無料となっています。

出資・業務提携等

「トラノコ」は主要資本提携・資本業務提携先企業として下記のような企業があります。

「マメタス」というかウェルスナビは下記のような大手金融機関・政府系ベンチャーキャピタルから出資を受けつつ、SBI証券・住信SBIネット銀行と業務提携を行っています。

まとめ・評価

「トラノコ」と「マメタス」の比較をまとめると下記の様になります。

 トラノコマメタス
買い物データトラノコおつり捕捉サービス
マネーフォワード、Zaim、マネーツリー
手動設定
マネーツリー
サービス利用料・
初期費用
300円/月(税抜)預かり資産の評価額に対し1%
(3,000万円を超える部分は0.5%)
初期費用は30万円
投資対象バランス型ファンド
(大トラ、中トラ、子トラ)
ウェルスナビ(ETF)
投資対象のコスト約0.5%/年0.11~0.14%/年
最低投資金額5円以上2万円以上
入出金にかかる費用入金:無料
出金:300円/件(税込)
入出金:無料

「トラノコ」は、連携できる家計簿アプリも多く、おつりの設定も細かくできるのはメリットですが、固定で300円/月の利用料がかかるのと出金手数料も300円/件かかるのはデメリットです。

投資対象となる投資信託は、株式や債券だけでなくREITやコモディティも投資対象として信託報酬0.3%は低コストかと思いますが、実質コストは0.5%程度とそれなりにかかりそうで、原則為替ヘッジを行うのでリスクは低減されますが、為替ヘッジコストがかかるためリターンを押し下げる要因になる点は注意が必要です。(投資対象のファンドでは米ドル建ての資産に対して対円での為替ヘッジを行うため、為替ヘッジコストは「米ドルの短期金利ー円の短期金利」となります)

参考 トラノコの詳細については下記の公式サイトでも確認してみてください。今なら3ヵ月間利用料は無料です。

>> トラノコ (公式サイト)

「マメタス」は、連携できる家計簿アプリも少なく、設定もあまり細かな設定はできませんが、利用料がかからず入手金手数料がかからないのはメリットです。

投資対象となるロボアドバイザーのウェルスナビは、預かり資産の評価額に対し3,000万円まで1%(3,000万円を超える部分は0.5%)+ETFの経費率が0.11~0.14%/年が必要となるので、純資産残高が大きくなると「トラノコ」よりコストがかかるのがデメリットです。

ただ、ウェルスナビは既に預かり資産200億円、申込件数34,000件を超えており(2017年7月25日現在)、今のところ資産が順調に伸びている実績があり安心感があります。

参考 マメタスはウェルスナビの口座開設および自動積立の申込をしている必要がありますので、下記のウェルスナビの公式サイトを確認してみてください。今なら3ヵ月間手数料の半額がキャッシュバックされます。

>>  Wealthnavi(ウェルスナビ) (公式サイト)

元手資金ゼロで投資を始めるなら!

おつり投資では、おつり相当額を算出して結局口座から引き落としがされるので、普通に投資するのとそれほど変わりはありません。

それであればクレジットカードで買い物をしたときに付与されるポイントで投資ができる「マネーハッチ」であれば現金を減らさずに投資ができますのでこちらも検討してみてください。

参考 元手資金ゼロでETFの積立投資ができる「マネーハッチ」とは?自動売買も!

元手資金ゼロから資産運用を始めるならマネーハッチ!

マネーハッチはトライオートETFの口座開設が必須ですので、下記の公式サイトで詳細を確認してみてください。

今ならインヴァストカード発行者全員に1,000円が貰えるので、クレジットカードを発行するだけで運用が開始できます

もちろん口座開設・維持費は無料です。

>> トライオートETF(公式サイト)