クラウドバンクの評価・評判!行政処分を受けたけど怪しいの?

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日本クラウド証券株式会社が運営するクラウドバンクは、2015年7月に3ヵ月間業務停止の行政処分を受けました。

ただ、日本クラウド証券は他のソーシャルレンディング会社より厳しい法規制がかけられている第一種金融商品取引業を持つ会社ですので、本当に怪しい会社で、投資するのは避けたほうがいい会社なのか確認してみました。

参考 ソーシャルレンディングって何という方は下記も参考にしてみてください。

⇒ ソーシャルレンディングとは?高利回りだけどどんなリスクがある?

クラウドバンクはどんな会社?

基本情報

社名 日本クラウド証券株式会社
設立日 2013年12月(クラウドバンク開始日)
代表者 橋村 純
資本金 1億4,240万円
従業員数 18名(連結)
金融商品取引業 第一種・第二種金融商品取引業:
関東財務局長(金商)第115号
加入団体 日本証券業協会
ユーザ数 非公開
成立ローン総額 約105.9億円(2017年2月12日)

その他、主要株主にクラウドバンク株式会社、関連会社にクラウドバンク・フィナンシャルサービス株式会社、クラウドバンクCA株式会社、クラウドバンク・インキュラボ株式会社があります。

貸金業登録されてないみたいだけど?

ソーシャルレンディングを行うには、第二種金融商品取引業と貸金業の登録が必要となっていますが、クラウドバンクの運営元である日本クラウド証券会社は貸金業の登録がありません。

参考 ソーシャルレンディングとは?高利回りだけどどんなリスクがある?

金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」で検索すると日本クラウド証券ではなく、クラウドバンク・フィナンシャルサービスが登録されているようです。

おそらく実際の貸し付けや、投資家と匿名組合出資契約を結ぶのはクラウドバンク・フィナンシャルサービスの方だと思うのですが、説明が書かれていないので正直どのようなスキームなのかがよくわかりません。

国内最大手のソーシャルレンディング会社であるmaneo(マネオ)もmaneoマーケット株式会社が第二種金融商品取引業者として投資家を募集し、投資家と匿名組合出資契約はmaneo株式会社で行うといった事業形態となっていますが、ホームページ上で説明があるのでスキームがわかりますが、クラウドバンクは実態がよくわからないというのが正直なところです。

参考 maneoの評価・評判!ソーシャルレンディング最大手だから安心?

それに日本クラウド証券、クラウドバンク・フィナンシャルサービスの株主はクラウドバンク株式会社となっていて、この3社の関係性の説明がないので詳細な説明をしてほしいところです。

他のソーシャルレンディング会社より法規制が厳しい第一種金融商品取引業者なので、その分信頼度も高いと思いますが、ちょっと情報開示にかける会社という印象がぬぐえないので、投資するにしても注意が必要かなと思います。

クラウドバンクが受けた行政処分って?

2015年6月に行政処分を受け、3ヵ月間の業務停止命令を受けています。

参考 当社に対する関東財務局の行政処分について

クラウドバンクが行政処分になった原因

  • 分別管理を適切に行っていない状況
  • 顧客に対し必要な情報を適切に通知していないと認められる状況

「分別管理を適切に行っていない状況」とは業務拡大によって、取引データを発生当日内に、既存の証券システムに取り込むことが追いつかない状態となり顧客預り金残高を正確に把握できず、一時的に適切な分別管理ができていなかったようです。

また、「顧客に対し必要な情報を適切に通知していない状況」については、上記の証券業務システムへのデータ取込が遅れたことによって、一部の顧客の預り金の情報が不正確な状態にある中で取引残高報告書が交付されていたとのことです。

金融系システムを作っていた立場からすると正直あり得ないというのが率直な感想です。

もちろん業務内容や規模、システムにかけてる投資額などいろいろな条件がありますが、金融で最も大事な顧客の預かり金残高を正確に把握できず、その不正な状態のまま取引残高報告書が交付されるなんて絶対に許されないので、業務停止命令は当然です。

その後クラウドバンクもこの業務停止を受け、原因となったシステムをアップグレードしていて、投資家もその安心感から融資は伸びていて、今では成立ローン総額は100億円を超える規模にまでに成長しています。

金融機関に対するは、過去には三大メガバンクや楽天証券、マネックス証券なども業務停止命令を受けていますが、それによって業界がより健全に成長してきている経緯もあるので、ソーシャルレンディングもこのような行政処分を経て全体的により健全な運営となっていくといいですね。

クラウドバンクの特徴は?

クラウドクバンクの案件の特徴とは?

  • 案件は中業企業支援型を中心に不動産担保型ファンドなど4種類
  • 案件は平均実績利回りが6.78%と高利回り
  • 最低投資額が1万円からと少額投資が可能
  • 毎月分配金がもらえ、運用期間は2ヶ月からなど短期間なものがある
  • 貸し倒れは今まで発生していない

案件は中業企業支援型を中心に不動産担保型ファンドなど4種類

クラウドバンクでは以下の案件を扱ってます。

  • 中小企業支援型ローンファンド
  • 不動産担保型ローンファンド
  • 代替エネルギー特化型ローンファンド
  • 新興国マイクロファイナンスファンド

中でも中小企業支援ローンファンドの案件が一番多く234件取り扱っていて、次に不動産担保型ローンファンドが125件、代替エネルギー特化型ローンファンドが92件となっています。

新興国マイクロファイナンスファンドはまだ3件しか取り扱いがなく、すべて運用終了しているのですが、目標利回りを5%としてますが、いずれも実績では目標利回りを上回っていて、中には12.6%の利回りだったといった案件もありました。

マイクロファイナンス(小規模金融) とは、貧しい人々に小口の融資や貯蓄などのサービスを提供し、彼らが零細事業の運営に役立て、自立し、貧困から脱出することを目指す金融サービスです。

(引用元:Positive Planet Japan

また、新興国マイクロファイナンスファンド以外は基本的には担保または保証がついているので、保全を図る案件が多いと言えます。

案件は平均実績利回りが6.78%と高利回り

2016年に運用終了した案件の実績値として、平均利回りは6.78%だったようです。

目標利回りは6%前後が多いので、実績としては目標よりも上回る利回りを残せているので、目標利回りは堅めの設定となっていそうです。

最低投資額が1万円からと少額投資が可能

1万円からの少額投資が可能なので、初心者の方でも投資しやすいです。

ソーシャルレンディングはもし案件の貸し倒れなどが発生しても、投資した金額以上のリスクはないのも安心です。

毎月分配金がもらえ、運用期間は2ヶ月からと短期間なものがある

運用終了時に一括して振り込まれるよりは、毎月分配金がもらえたほうが運用されているという実感がわくのでうれしいですね。

また運用期間は2ヶ月といった短期間な案件もあり、特に代替エネルギー特化型ローンファンドは6ヶ月以内といった案件が多いです。

期間が短ければ予期せぬ環境の変化などのリスクも低減されるので、ソーシャルレンディングへの投資初心者の方などは、まずは短期の案件から投資してみるのがおすすめです。

貸し倒れは今まで発生していない

クラウドバンクは運用開始して3年が過ぎ、約450案件中約300案件が運用終了していますが、貸し倒れは今までは発生してません。

今後も発生しないという保証はありませんが、今まで発生してなかったので今後発生するとしても確率は低いと思われます。

クラウドバンクの注意点は?

  • 貸し倒れはないが、遅延は数件発生している
  • 関連会社など含め情報開示がいまいちなされていない
  • 案件説明が不明確な部分がある
  • 口座開設・維持費は無料だが入金手数料は必要

貸し倒れはないが、遅延は発生している

今までの案件で貸し倒れはないのですが、過去に回収が遅延している案件が発生しています。

例えば、「中小企業支援型ローンファンド第79号」ですが、償還予定日が2015年9月7日となっていますが、実際に運用終了した日は2015年11月9日となっていて約2ヶ月の遅延が発生していました。

いろいろな情報を見る限り20~30件程度過去に発生していたようで、今まで約450件程度の案件があったので、約7%くらいの割合で遅延が発生していました。

ただ、元本割れしている案件はなさそうなので、損をした方はいなかったようですが資金が遅延期間中は拘束されるので使う予定のない資金を投資することが重要です。

関連会社など含め情報開示がいまいちなされていない

上部にも記載しましたが、関連会社含めてどのようなスキームでどの会社がどのような役割で案件の運用を行っているか少なくともHP上では情報が開示されてません。

一度行政処分を受けているので、そんなに変なことはしてないと信じたいですが他のソーシャルレンディング会社と比べるとは情報開示がされていない印象があります。

案件説明が不明確な部分がある

他のブログなどでは案件説明が明確と記載されているのをよく見るのですが、案件の説明を見ると「複数の貸付先に分散」していると記載してありますが、何社くらいに投資するのか、投資金額の割合などの情報は記載がありません。

ここら辺は情報開示がされていない以上、クラウドバンクを信用するしかないというリスクはあります。

例えば業界最大手のmaneoも、1つの案件で複数の貸付先に分散投資していますが、何社に分散していてどのくらいの比率で投資をするか記載があるので、情報開示ができないということはないんだと思われます。

参考 maneoの評価・評判!ソーシャルレンディング最大手だから安心?

口座開設・維持費は無料だが入金手数料は必要

どこのソーシャルレンディング会社も一緒なのですが、クラウドバンクも入金時に手数料が必要となります。

入金時の手数料は、振込手数料が無料(回数制限あり)となり普通預金金利が最高値レベルの「0.12%のイオン銀行」や「0.10%の楽天銀行」を利用して振込みするのがおすすめです。

参考 イオン銀行の普通預金金利は三大メガバンクのなんと120倍に!

参考 楽天銀行のマネーブリッジで普通預金の金利を100倍に!

出金時は手数料は無料で、最低出金金額は1,000円ですが、残高が1,000円未満の場合は全額出金に限り可能です。

まとめ

クラウドバンクは過去に行政処分をうけましたが、その後原因を解消したことにより人気が出て今は成立ローン総額は100億円を超える規模にまで成長しています。

クラウドバンクの主な特徴は下記のとおりです。

  • 案件は中業企業支援型を中心に不動産担保型ファンドなど4種類
  • 案件は平均実績利回りが6.78%と高利回り
  • 最低投資額が1万円からと少額投資が可能
  • 毎月分配金がもらえ、運用期間は2ヶ月からなど短期間なものがある
  • 貸し倒れは今まで発生していない

逆に注意点としては下記のような点が挙げられます。

  • 貸し倒れはないが、遅延は数件発生している
  • 関連会社など含め情報開示がいまいちなされていない
  • 案件説明が不明確な部分がある
  • 口座開設・維持費は無料だが入金手数料は必要

情報開示部分に不安は残りますが、2ヶ月からと短期で1万円から投資ができるというのはリスク低減ができますし、約300案件弱が運用終了してますがまだ貸し倒れが発生してないので、元本割れする確率も低いと考えられます。

ソーシャルレンディングで人気の高い不動産担保付きの案件も多く扱っているので、初心者の方でもリスク低く投資ができるのでお試し投資も気軽にできます。

本格的にソーシャルレンディングへ投資したい方は、ソーシャルレンディング会社や案件は分散して投資してリスクを軽減させましょう。

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もちろん口座開設・維持費は無料なので下記の公式サイトで詳細を確認してて見ください。

>> クラウドバンク(公式サイト)

参考 ソーシャルレンディング会社の比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ ソーシャルレンディング会社を比較!利回りや安全性はどうなの?