SBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)が強化!どんなサービス内容?

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2017年の法改正で個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入できる対象者が大幅にふえ、加入するだけで、年利30%の利回り同様の節税効果がある投資方法ということもあり、投資をしたことがない方にも注目されています。

楽天証券がコスト最安値で参入してきたと思ったら、すでにサービスを始めているSBI証券も負けじとサービス強化をしてきましたので、内容を確認してみたいと思います。

参考 楽天証券が確定拠出年金(401K)に参入!SBI証券を一歩リードか?

個人型確定拠出年金って?

個人型確定拠出年金(愛称:iDeCo)は自分で決めた額を自分で決めた金融商品に毎月積立を行い、将来の自分の老後の資産形成のために貯めていく年金のことです。

「支払った掛金」「運用利益」「将来受け取る一時金や年金」それぞれで税制上の優遇があり非常にメリットがある制度で、2017年より制度が変更され専業主婦の方や、企業年金に加入してる方や公務員の方などでも加入できる仕組みに生まれ変わります。

年利30%前後と非常に大きな節税効果が見込めて、投資信託などリスクがある商品だけでなく、定期預金といった元本保証の商品もあるのでリターンは見込めませんが、節税効果の恩恵だけ受けるといった活用方法も可能です。

参考 メリット・デメリットについては下記も参考にしてみてください。

⇒ 個人型確定拠出年金のメリット・デメリットは?年利30%の投資手法?

SBI証券の確定拠出年金のサービス内容とは?

加入時手数料・口座管理手数料

加入時手数料は国民年金基金連合会に、どの金融機関でも初回に2,777円を支払う必要があり、SBI証券はこれに運営管理機関(SBI証券)に対して別途1,080円必要でしたが、これが必要なくなりました。

この費用は他の証券会社や銀行ではとられない手数料なので、なくて当然といった感じです。

また、口座管理手数料は今までのSBI証券は年金資産残高50万円未満の場合、月額324円(税込)必要だったのですが、キャンペーン(2017年3月まで)によってその費用は無料となりました。

これによってライバルの楽天証券と肩を並べたって感じです。

投資対象ファンド(元本変動型)

投資対象ファンドは50本から選べますが、同じベンチマークで信託報酬が高いものなどは除いてみました。

資産クラスファンド名インデックスファンド実質的な
運用管理費用(税込)
国内株式三井住友・DC日本株式インデックスファンドSTOPIX
(配当込み)
0.2052%
DCニッセイ日経225インデックスファンドA
※1
日経平均0.2052%以内
SBI TOPIX100・インデックスファンド<DC年金>TOPIX1000.2592%
野村DC・JPX日経400ファンドJPX日経4000.27%以内
ニッセイ日経225インデックスファンド日経平均0.27%
ひふみ年金0.8208%
三井住友・バリュー株式年金ファンド
TOPIX(配当込み)
1.404%
SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ1.62%
フィデリティ・日本成長株・ファンド1.6524%
国内債券三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)NOMURA-BPI総合0.1296%
国内REITDCニッセイJ-REITインデックスファンドA
※1
0.27%以内
DCニッセイJ-REITインデックスファンド東証REIT指数
(配当込み)
0.594%
J-REITアクティブファンド(DC年金)東証REIT指数
(配当込み)
1.08%
海外株式DCニッセイ外国株式インデックスMSCI コクサイ インデックス
(配当込み、円換算ベース)
0.2268%
iFree NYダウ・インデックス
※1
NYダウ平均0.243%
インデックスファンド海外株式ヘッジあり(DC専用)MSCIコクサイ・インデックス
(円ヘッジベース)
0.3024%
EXE-i先進国株式ファンド0.3244%程度
EXE-iグローバル中小型株式ファンド0.3584%程度
海外株式(新興国)EXE-i新興国株式ファンド
(参考指標:FTSE・エマージング・インデックス(円換算ベース))
0.3904%程度
シュローダーBRICs株式ファンド2.0304%
ハーベスト アジア フロンティア株式ファンド2.0972%程度
海外債券三井住友・DC外国債券インデックスファンドシティ世界国債インデックス
(除く日本・円換算ベース)
0.2268%
インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用)シティ世界国債インデックス
(除く日本・円ヘッジベース)
0.2808%
グローバル・ソブリン・オープン(DC年金)
シティ世界国債インデックス(円ベース、日本を含む)
1.35%
海外REIT三井住友・DC外国リートインデックスファンドS&P先進国REIT指数
(除く日本、配当込み、円換算ベース)
0.3024%
EXE-iグローバルREITファンド
(参考指標:S&Pグローバルリート指数(円換算ベース))
0.3624%程度
コモディティ三菱UFJ 純金ファンド0.972%程度
ダイワ/RICIコモディティ・ファンドRICI
(ロジャーズ国際コモディティ指数/円換算)
1.9049%程度
バランス型DCインデックスバランス
(株式20)
0.1836%
DCインデックスバランス
(株式40)
0.1944%
DCインデックスバランス
(株式60)
0.2052%
DCインデックスバランス
(株式80)

0.216%
SBI資産設計オープン(資産成長型)0.7344%
SBI-セレブライフ・ストーリー20250.6819%
SBI-セレブライフ・ストーリー20350.6884%
SBI-セレブライフ・ストーリー20450.6932%
SBI-セレブライフ・ストーリー20550.6688%

※1:2016年11月8日より取扱開始

国内株式

国内株式で注目は「三井住友・DC日本株式インデックスファンドS」「DCニッセイ日経225インデックスファンドA」「ひふみ年金」といったところでしょうか。

TOPIX、日経平均といったベンチマークに連動したインデックスファンドが追加され、信託報酬もかなり低コストとなっています。

実績という意味では、ニッセイ日経225インデックスファンドが信託報酬も安く純資産残高も1,000億を超える規模ですし、過去10年のリターンも日経平均やTOPIXといったベンチマークよりいい成績でした。

参考 ニッセイ日経225インデックスファンドの評価・特徴!利回りは?

他にアクティブファンドとなりますが、「ひふみ年金」が注目です。

ひふみ年金は実際には国内株式のアクティブファンドで成績がいいので人気の高い「ひふみプラス」と同様の運用を行うファンドのようです。

ひふみプラスはひふみ投信というファンドの姉妹ファンドで同一の運用となっているので、利回りもひふみ投信の成績が参考となります。

過去7年間で平均利回りは約10%と非常にいい成績を残しているファンドです。

参考 ひふみ投信の評判は?株の初心者に組み入れ銘柄は勉強になる?

国内債券

国内債券は「三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)」が信託報酬が安いのでこれがいいでしょう。

国内REIT

普通に考えたら「DCニッセイJ-REITインデックスファンド」の方が信託報酬が安くていいのですが、直近3年間のトータルリターンはJ-REITアクティブファンド(DC年金)の方が良かったようです。

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悩みどころですが、長期で考えればやはり信託報酬が安いファンドの方が有利ではないかと思いますので「DCニッセイJ-REITインデックスファンド」の方がいいかなと思います。

今後新規で追加される「DCニッセイJ-REITインデックスファンドA」はかなり信託報酬が安いので期待できます。

海外株式

これは「DCニッセイ外国株式インデックス」が一番信託報酬が安く、MSCI コクサイインデックスの配当込みをベンチマークとしているのでこれが一番いいかなと思います。

新規で追加される「iFree NYダウ・インデックス」とNYダウ平均に連動するインデックスということなので、米国の成長性に期待している方はこれを選択してみても面白いかもしれませんね。

海外株式(新興国)

この資産クラスに投資するかは微妙なところです。

長期的に考えれば新興国が大きく成長してくれる可能性はありますが、それなりにリスクもあるので、投資するにしても比率は10%以下に抑えておくのが無難そうです。

投資するなら「EXE-i新興国株式ファンド」が信託報酬が一番安いのでこれが一番いいでしょう。

海外債券

債券というと比較的安定的に思えるかもしれませんが、為替などの影響もあり下落もそれなりに発生します。

下記は「三井住友・DC外国債券インデックスファンド」を2002年からのチャートですが、このようにそれなりに下落することがありますので認識しておきましょう。

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こちらは「インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用)」の2003年からのチャートですが、為替ヘッジをしているので波が穏やかになっていて、リターンも抑えられますが、リスクも抑えられているのがわかると思います。

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リターンが低くてもリスクを押さえたい方は「インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用)」、多少リスクがあってもリターンを狙いたい方は「三井住友・DC外国債券インデックスファンド」といった選択になるかと思います。

海外REIT

この資産クラスは、ベンチマークとしているインデックスが異なるので何とも言えませんが、信託報酬が安くより全世界に投資するなら「EXE-iグローバルREITファンド」、投資対象は先進国だけでいいなら「三井住友・DC外国リートインデックスファンド」といった感じでしょうか。

コモディティ

コモディティは分散性を増やしたいなら取り入れてもいいかとは思いますが、ここは好き好きな感じがします。

バランス型

バランス型は「DCインデックスバランス」シリーズがかなり信託報酬が安いですね。

投資対象は国内株式、海外株式、国内債券、海外債券となっていて、海外は先進国のみなとなるので、新興国やREITにも投資したい場合は個別のファンドを組み合わせるといいでしょう。

あとは株式の比率をどれくらいにするかというところですが、一般的に株と債券の比率として「100-自分の年齢=株の比率」と言われていますので、こちらを参考にしてみてください。

セレブライフ・ストーリーというファンドは、ETF等を通じて国内株式、先進国株式、新興国株 式、オルタナティブ資産(ヘッジファンド、コモディテ ィ、リート(不動産投資信託))及び日本債券及び世界 の国債等かなり幅広く分散投資ができるファンドです。

下記のように年齢に応じて自動で株式等の比率を変更してくれるのでほったらかし投資をしたい方に向いてます。

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手間はかかりませんが、その分信託報酬はちょっと高く、リターンを追求するわけではないのでそれなりの成績でよければこのファンドを選んでもいいかもしれませんね。

投資対象ファンド(元本確保型)

元本が確保されている商品としては下記の商品があります。

  • スルガ確定拠出年金スーパー定期1年
  • スミセイの積立年金保険(5年)
  • 第一のつみたて年金保険(5年)

個人型確定拠出年金は節税対策だけでも非常に有効なので、元本変動型はちょっとリスクが高いなと思うのであれば、上記のような元本保証型に投資してもいいと思います。

利率は、2016年9月時点では下記のようになっています。

  • スルガ確定拠出年金スーパー定期1年:年0.01%
  • スミセイの積立年金保険(5年):年0.005%
  • 第一のつみたて年金保険(5年):年0.05%

利率は当然のことながら期待できませんので、そこは認識しておく必要があります。

まとめ

2017年1月から法改正に向け、楽天証券も新規で参入してきた個人型確定拠出年金ですが、SBI証券はすでに10年の運用実績があります。

SBI証券も個人型確定拠出年金のサービス強化を行い、2017年3月まで

  • 加入・移管時手数料は1,080円 ⇒ 無料
  • 口座管理手数料は資産残高50万円未満の場合、月額324円(税込) ⇒ 無料

と、いずれも楽天証券と並んで無料としてきました。

参考 楽天証券が確定拠出年金(401K)に参入!SBI証券を一歩リードか?

投資対象ファンドも「ひふみ年金」のようにすでに実績を上げているファンドにも投資できるように拡充しています。

DCインデックスバランスのように、一つのファンドで複数の資産に分散投資ができ、信託報酬もかなり安いので十分資産運用できそうなラインアップになっているのではないでしょうか。

個人型確定拠出年金の節税効果は年利30%!

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